◆4月11日(火)の子どもたち
2023年04月11日 火曜日
◆全員集合しました!!(つぼみ)
ついに、つぼみぐみ5人が勢ぞろいしました。
朝はお父さんやお母さんと離れることがわかるようで、涙がポロポロとこぼれていた子どもたち。
友達の泣き声につられてしまうこともありましたが、園庭に出ると涙も止まり、少しずつ周りを見ることが出来るようになってきました。
そして、泣き疲れたのとカートに揺られて気持ちよくなったことが重なり、一人また一人と夢の中へ旅立っていきました。
今年のつぼみ組の子どもたちは食いしん坊がいっぱい。
起きた子から順番にご飯にしようと思っていたのですが、一斉に目を覚まし、みんなで一緒に「いただきます!」となり、おかわりもしっかりしてくれました。
まだカートに乗って園庭をお散歩することが多いのですが、もう少し慣れてきたら、カートから降りて遊んでみたいと思います。
そして、全員で本当のお散歩に出掛けられる日が来るのが今から待ち遠しいです。
やっと全員がそろったつぼみぐみ。
まだまだ生活リズムもそれぞれ違いますが、ひとりひとりの個性を大事にしながら、いろいろなことに挑戦していきたいと思います。(E.Y)
◆お友だちのそばで (ふじ)
朝は大泣きの登園ですが、お部屋の中をあちこち見渡して、見知った顔を探しています。まだ一週間と少ししか経っていませんが、ふじ組の担任の顔を覚えてくれて、泣きながらも手を伸ばして抱っこをアピールしてくれたり、駆け寄ってきてくれたりすると、少しでも安心する場所になってくれているのかなと嬉しくなります。
園庭遊びが大好きな子どもたちは、笑顔を見せてくれることも増え、進級児と新入園児で顔を見合わせ、お互いの様子をさぐりながら距離を縮めています。
目の前にきたらスコップや小石を渡してくれたり、隣にきたお友だちの顔をのぞきこんで笑いかけてみたり、ゆりかごスウィングに乗っている子がいたら自然と揺らしてあげたり、落とした帽子を渡してくれたり。
同じふじ組だから・・という感覚ではなく、周囲の子に対し自然とやさしく関わっていける子どもたちの生まれ持ったやさしさを感じました。
園庭では探検して楽しむ姿も見られています。
お友だちと一緒に固定車に乗って手を振ってくれたり、きく・たんぽぽ組のお兄さんお姉さんがすることが気になってついていってみたり・・それぞれのペースで楽しいことを見つけて過ごしています。
保育時間が伸びてきて、給食のあとにお昼寝までする子が少しずつ増えてきました。
園庭で笑顔だった子もお部屋に戻るとまた涙が出てしまうこともありますが、お部屋にも無理なく慣れていけるよう、寄り添って関わっていきたいと思います。
I.S
◆子ども達のやる気(きく・たんぽぽ)
ポカポカ陽気の今日は、◯ちゃんを早く園庭に行きたい気持ちにさせたようです。いつもならミッキー体操をしてから外へ行く準備をしていますが、おやつを食べた後、靴下を取りに行く姿がありました。「園庭に行きたいんだね。準備をしようか」と◯ちゃんの気持ちを受け止め、早目に支度を始めました。
園庭へ出ると気持ちの良い天気です。
今日は盛り沢山なことがありました。
たんぽぽ組では誰が速く走れるか、そんな話をしながらやる気満々の子ども達が園庭に集まっていました。きく組もかけっこ競争に仲間入りさせてもらい、皆で横に並んでよーいドンの合図で走ります。負けまいと頑張って走る姿が頼もしく感じました。
一番はたんぽぽ組の△ちゃん。二番はきく組の□君でした。□君は転ぶ真似をしている保育士に手助けする優しさまで見せてくれました。
最近流行りの虫探しも奮闘しています。前に見つけた場所を思い出しながら、ここ!あっち!と探し、カタツムリやダンゴムシ、アリなどを見つけて観察したり、手に触ってじっくり見たり虫の動きに一喜一憂する子供達でした。
昨日に引き続きクライミングや太鼓橋に挑戦する子供達も多く、顔を真っ赤にしながら頑張る姿がたくまく感じられました。
最後は水をバケツに汲んで、混ぜて遊んでいる☆ちゃん達。「何を作ってるの?」と尋ねると、「リンゴジュース!」と元気よく答えてくれました。リンゴジュース作りはすぐには出来ません。砂を入れて、水を入れて、よーく混ぜて…。じっくり時間をかけて納得がいくまで作れた☆ちゃんの表情はとても満足そうでした。
子ども達のやりたい!やってみたい!の気持ちが溢れた今日一日でした。子ども達の気持ちを受け止めながら、これからも子ども達のやる気を伸ばしていけたらいいなと思います。
I.Y
◆思いやりの連鎖 (うみグループ)
「お花やる~」と登園してくる子が数人いました。
「保育園に来る時に色んなお花を見つけたよ」と報告してくれる子もいます。
園庭で花を拾ったり摘んだり、その花で制作をしたりを通して自然物への興味関心が高まっているようでした。
今日も花を挿すために花探をしながら「この花は下を向いていて、もうすぐ枯れるね。枯れる花はとっても良いけどこっちの花はきれいに咲いてるからとっちゃだめだよね」「だって枯れてない花をとっちゃかわいそうだもんね」と言いながら摘み取っていました。
無造作に摘み取っているのではなくちゃんと自分たちで考えており、花を摘みながらもやさしさを感じることが出来ました。
年少児へのお世話などたくさんのやさしさを日常の中でも見ることができます。
そうした姿を通して『困ってないかな?』『大丈夫かな?』というアンテナへと繋がっていき、そのやさしさを受けた子たちもまた、助けを求める事や寄り添ってもらえる喜びを感じられるようになり、お互いに他者を気にかけ意識する姿が増えてきた気がします。
こうした関わりが次の世代へ受け継がれ、受けたやさしさを返していくという、毎年繰り広げられる思いやりの連鎖をこれからも大切にしていきたいです。
O・Y
◆わたしのワンピース(にじグループ)
暖かくなってきて園庭の草木も緑が深くなってきたように感じます。
園庭のプランターには、色とりどりの花がきれいに咲いていて、その花を摘んで水に浮かべてみたり、砂場遊びでケーキの上に添えてみたりと子どもたちを楽しませてくれています。
朝の集まりで『わたしのワンピース』の絵本を読みました。花模様や雨粒模様、鳥模様などさまざまなワンピースに変身していくお話。
絵本と同じように子どもたちに提案してみました。
「やるー!」と年中、年長児の女児を中心にまずは画用紙でワンピースを描いてみました。
絵本を見ながら「あ〜うまく描けるかな」と言いながらもステキなワンピースを描いていました。
洋服の部分を切り抜き、オリジナルのワンピースが完成。
ロッカーや包装紙などにくっつけて「英語のワンピース!」と早速見つけていました。
ちょうど園庭の時間になったのでワンピースを持って園庭へ。
「先生見てー!」「先生ー!」「良いところ見つけたよ」とあちこちから子どもたちが知らせてくれます。
お花につけてみたり、太鼓橋やカーテン、木や築山など色とりどりたくさんの種類のワンピースが出来上がっていました。
子どもたちの「見て」がたくさん聞こてきた園庭遊びでした。子どもたち自身もイメージを膨らませながら「森に落ちたうさぎ」とユニークな名前をつけて楽しんだりもしていました。
想像する楽しさ、友だちと発見する楽しさを感じているようでした。
自然物を使った遊び、これからも子どもたちとたくさん見つけて行きたいと思います。(O.Y)
◆虫への思いやりも忘れずに(そらグループ)
朝に登園して来てすぐに、「せんせー、今日も虫を探すんだ」と伝えてくれる〇ちゃん。
「今日は暖かいから虫がたくさんみんなに会いに来てくれるかもよ」
と保育者が言うと、「やったー、早く行きたい」と朝から張り切って元気な姿を見せてくれる子どもたち。
昨日見つけてお部屋でアリ飼育キットにいる山アリを見つめ、「おはよう」、「お腹空いてないのかな?」とアリへの思いやりの声をかける姿が見られました。
園庭へ出るとシャベルを持ってきて、さっそく土を掘ったり植木鉢の下を覗いたりと
虫探しに夢中になっています。指でアリを捕まえようとするお友だちに△くんが
「アリさん可哀そうだから優しくだよ」とここでも虫への思いやりを忘れません。
ハンモックでゆっくりしたり築山で寝転んで「暑―い」と日向ぼっこを
している子や虫探しと、暖かい日ならではの遊びを楽しんでいました。
虫までの思いやりも忘れない子どもたち。そして、子ども同士で思いやりを伝え合う
姿に保育士も心が温かくなりました。(Y.H)
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