◆4月4日(火)の子どもたち
2023年04月04日 火曜日
◆満足です。(つぼみ)
静かな朝、2日目が始まりました。
ふじ組からはやや泣き声が聞こえるもののつぼみ組は静かです。
昨日は抱っこで過ごした子も今日はマットレスの上に座ってみました。
どうだろう・・・と思って見ているうちに「あれー・・・」と後ろに倒れていく、クッションを置いていたからひと安心ですが一人座りができるのはもう少しのようです。
それならばと座るのはやめてゴロンと転がってみました。
すると くるりと寝返りをする〇くん、ふーんふーんと頑張ってごっろーんと寝返る◇ちゃん。前のめりに遊びながら眠くなってしまった△ちゃん それぞれの様子をじっくり観察しました。
△ちゃんはそのまま午前寝することに・・・抱っこでゆらゆら眠りました。
ふじ組の子達の様子を見ていると今日はジャンバーを着ていません。すでに園庭はおひさまの力で温かいようす。
〇くんと◇ちゃんは二人乗りベビーカーに乗って園庭をぐるっと回ってくることにしました。レンガの道をずっと進んで、木々の芽吹いた新芽を見ながら今年はこんなことが出来るかな?あんなこともしたいよね・・・と保育者同士で話しているうちにわくわくしてきます。
朝の時間は低年齢の保障時間なので幼児達はまだ出てきていないのですが、進級した2歳児組の子達がベビーカーを覗き込んでいます。
「かわいい。」「赤ちゃんだね。」・・・お友だちとささやき合って2人の顔を覗き込んでいるのでお名前を教えてあげました。
次は進級したふじ組達がそろりそろりと近づいてきて、「あれ?これ乗ったことある。」って顔で覗き込んでいます。
そう、去年は確かに乗ったよね、と心の中で思い出しながらまたまたお名前を教えてあげました。
部屋に戻って着替えが済むと給食が出来ていて、ちょっと食べ始めたところでママが来て、続きはママとお代わりもして、ミルクを飲んだら帰る時間になりました。
寝てしまった△ちゃんもちょど同じ頃に目が覚めて一緒に給食がスタートです。
寝る、食べる、遊ぶ が揃うとみんな満足なんですね。
静かな一日の始まり、満足な笑顔で終わりました。(N・S)
◆みんなで園庭へ! (ふじ)
2日目の今日、お父さんお母さんと離れるんだ・・とすぐに分かって大泣きする子どもたち。それでも保育者が抱っこしているとペタッと身体を寄せてくれる姿が少しでもあると、こちらも嬉しくなります。
昨日はお部屋で過ごした子も、今日は時間も少し伸び、みんなで園庭に出ました。園庭でも涙・・はもちろんまだありますが、中には泣かずに遊べている子もいます。広い園庭をキョロキョロと見渡し、ここはどんな所なのか、どんなものがあるのか、じっくり見ながら探索をしています。
少しずつ慣れていきながら、楽しんでくれたらいいなと思います。
進級児の子どもたち、好きな場所へどんどん遊びに行く姿は頼もしい限りです。
外の景色や、乗り物がよく見える築山や固定車は大人気ゾーンで、お友だちと楽しそうに集まって乗り物を指差しています。
つぼみ組のベビーカーをのぞく姿もありました。一年前まではみんなが乗っていたベビーカーです。
誰がのってるの?と見つめる視線はすっかりふじ組のお兄さんです。
たっぷり園庭で楽しむと「ごはん食べよう」の声に笑顔を見せてくれて駆け足で向かう子どもたちでした。
I.S
◆できたよ!(きく.たんぽぽ)
園庭のクライミングに挑戦しようと今日も、すでに集まって並んでいました。
☆くんが、途中まで上っていて、「私も」「僕も」と隣には次の挑戦者が待機して待っていました。
☆くんが、頂上まで行くと更に周りの児のやる気にスイッチが入ります。
「⚪ちゃんも」と意気込んではみるものの、なかなか☆くんのようにはいきません。
途中まで行けても、「コワイ」と言い降りて困っていると、先に上った☆くんが戻ってきて、「こうやるんだよ」と顔をのぞかせて、手を貸してくれるのでした。
友だちを思いやれる、☆くんに嬉しくなりました。
次に水道の前に水道の蛇口から水をバケツに流し入れ、水が流れるのを観察している、*くんが。
*くんは日頃からタイヤのレールや、物の動きを観察するのが好きでした。
水道で「何を見てるのかな?」と聞くと「みず」と。
本当に水の動きを見ているのでした。流れ方や、どうやって出てくるか仕組みを、観察してるようです。
周りには水に吸い寄せられて、同じく見て観察する児が、バケツを持って次々と来ていました。
気候も暖かくなったので、今の時期は気持ちが良いようです。☆くんのバケツを、ふじ組の⚪ちゃんが欲しくなり、☆くんは少し困っていましたが、保育者と一緒にバケツを取りに行き、⚪ちゃんにバケツを貸してあげる、優しさも見る事ができました。
新年度スタートし、まだまだ発見の連続かと思うと、楽しみです。S/A
◆期待をもって(うみグループ)
新うみグループの生活が始まり二日目。
朝の集まりでは、子ども一人ひとりが期待をもって遊びに向かっていけるよう「今日、どのような遊びをしたいか」を発表してもらいました。
「おままごとするー」と少し緊張しながらも皆の前に立った年少の○○くん。
「園庭で鬼ごっこしたいです!」と嬉しそうに発表する年長の△△くん。
新入園児の◇◇くんも、友だちの発表を聞いた後「おままごとしたーい」と笑顔で発表してくれました。
子どもたちの笑顔。目を輝かせ発表する姿から、改めて、その時その時の気持ち、主体性を保障することはもちろん、やってみようという意欲を子ども同士の関わりの中で育んでいける場を大切にしていきたいと感じました。
室内遊びの時間、ロフト二階では、年中児が主となりお家ごっこが行われていましたが、気づくと一人、また一人と仲間が増え自然と異年齢の遊びの世界が広がっていました。
園庭でも、虫探しや砂場遊びなど年中、年長児が進んで遊びを展開させています。
つい先日まで、お兄さん、お姉さん(卒園児)から遊びのヒント、優しさをたくさんもらっていた子どもたちでしたが「今度は、自分たちが」と言うかのような自信に満ちた姿に変わってきています。
このような子どもの一つひとつの姿、成長にしっかり寄り添い安心感につなげていけたらと思います。
今日も昨日同様、子どもたちの笑顔溢れる一日となりました。
(T.N)
◆少しずつ(にじグループ)
おままごとコーナーはもも組の児でいつもにぎやかです。
布を広げてピクニックごっこをしたり、色水の入ったボトルでジュース屋をしたりとてもたのしそうです。
「集まりするよ」と声をかけると、片付けの時間です。おままごとコーナーには沢山の玩具が広がっています。もも組はお片付けそっちのけで、集まりの空間に集まって楽しそうに走り回っています。
そこへ登場してくれたのは、ひまわり組のお兄さんお姉さんです。
どこになにを片付けなければならないかしっかり分かっていて互いに協力し合って片づけていきます。
そんな姿を見て真似て、学んでくれるもも組さんがいてくれれば…遠い未来になるかもしれない淡い期待を持ちながら、でも子どもたちを信じて、私たち大人もお片付けの大切さを伝え続けていきたいと思います。
「お兄さんだもんね、お姉さんだもんね」そんな言葉かけがお兄さんお姉さんに張り切る年長児・年中児のプレッシャーや負担にならぬよう、頑張りすぎてしまわぬよう、年上の児にも丁寧に関わっていきたいと思います。
新入園児をはじめにじグループみんなの仲が深まるよう、集まりでは“キャンプだホイ!”をしました。全員で丸くなり、「今日から友だち、明日も友だち、ずーっと友達さ」の歌詞にあるように手を取り合った仲間がどんどん増えていき最後にはみんなで踊ります。
子どもたちがずっと楽しみにしていたベランダでも遊びました。
数に限りのある三輪車はみんなが乗りたいものです。“譲り合って”。難しいかな、と思いましたが、少しずつ互いに貸したり借りたりして使っていました。
始まったばかりの4月ですが、移行期間をふくめて少し疲れが出てくるころかもしれません。改めて丁寧に関わっていきたいと思います。
e.y
◆相互的に (そらグループ)
「なんか違うお部屋だ」
と昨日、休んでいたこどもが言います。
「このお部屋楽しい」
とふとした時にこども達が言います。
こども達の姿や呟きを目の当たりにし、
「ロフトの下には何があると良いと思う?」
と尋ねる保育者がおりました。
先日の帰りの集まりでは、アイス作りをしていたこども達に皆の前で発表をしてもらい、皆で大切に使って欲しい事を伝えました。
その時、「もっと作りたい」「僕、私はまだ作ってない」と言うこども達がいます。
中には、
「かき氷屋さんを作りたい」と言うこどもがおりました。
始まって2日です。
まだまだ時間はありますが、こども達の探求する気持ちや興味関心を取りこぼさない様、消失させない様、準備と考察を丁寧に大切に行っていきたいと改めて感じます。
ゆり組になった◯君は、もも組の時に興味を持たなかったボードゲームをやりたいと言いました。
勿論、やり方は見よう見まねだった為、保育者と共に行います。
すでに、「アイス作りしたい」と意気込んでいたこども達が隣で待っていたので、一回戦で終わりとなりました。
「えー、もっとやりたかったなぁ」と言う程、楽しかった様で、「またやろうね」と約束をして、次の遊びに向かっています。
つい先日まで譲れなかった自分の思い、満たされない自分の思いに踏ん切りをつけられなかった◯君が、変化しています。
ひまわり組の女児は花踊りの練習に行き、室内に戻ってくると、また花踊りをやりたいと言い、園庭に行きませんでした。
※それだけ楽しかった、やる気に満ち溢れていると言っても過言ではないです
男児は朝の集まりで一生懸命覚えたての「こどもはなまつり」の歌を歌ってくれました。
※皆の前で堂々としています
もも組のこども達は、様々な場所で玩具を見つけたり、道具を見つけては手当たり次第に触ってみます。
これはどう使うのか?こうやって使うのかな?どこで使うのかな?とまだ場所や使い方まで考慮するのは難しい様で、至る所に玩具が置かれていたりもします。
その都度、これはこうやって使うと面白いよ、これはここで使うと楽しいよと子どもの閃きの邪魔をしない程度のアプローチを意識しています。
部屋の一角では絵の具遊びを行ったり、少しずつ設定されている環境に働きかけられるようにしています。
※室内にカラフルな絵の具の瓶を置くと興味を示すこども達が出てきました
明日はどんな事がしたいかな?とこども達と見つけてみたり、予測していけたらと思います。
k★y
Posted in 園のこだわり