◆3月31日(月)の子どもたち
2023年03月31日 金曜日
◆一年間ありがとうございました(つぼみ)
今日は大聖堂に散歩に行きました。つぼみ組では初めて行く所。いつもより早めに外へ行く準備をしました。お散歩カーが準備されると、靴のことを忘れるくらい、早くお散歩カーに乗ろうとソワソワしながら、子どもたちも準備に積極的です。
今日は裏の通りを通って行きました。途中、道路工事をしている場所が多くあり、ショベルカーやトラックなどの真横を通ることになり。でも、大好きな車を間近に見ることが出来、一瞬ですが迫力満点でした。また、桜の木などまだまだきれいなお花もたくさん咲いていて、桜を見て「すごいねー」とお話しする〇くん。今日もあっちこっちでお話していました。
聖堂に着きました。仏様が見える所まで行き、一年間無事に過ごせたご挨拶をしました。子どもたちの中には大人の真似をして合掌する子もいたり、大人の様子をポカンと見ていたり。ゾウの絵が見えるのですが、それに気付いた◎くん、指差し反応していました。帰りの道も、バスやパトカーなど興味ある車が沢山通り、興奮して見ている子もいれば、揺れに気持ち良く立ちながらもウトウト眠る子もいたり。無事に散歩が終わりました。
今日でつぼみ組として最後の日となりました。初めての保育園、不安もあったことでしょう。そんな中、子どもたちは本当にすくすくと成長しました。来週からはふじ組になります。友達も増え、またどんな姿を見せてくれるでしょうか。楽しみです。一年間、本当に、ありがとうございました。(T.Y)
◆ふじぐみ最後の日の大冒険(ふじ)
今年度も最後の日となりました。
ふじ組最後の日ということで、みんなでお散歩に行く事にしました。
行き先は、大聖堂。
今年度は散歩で大聖堂に向かうことができず、年度末のご挨拶も兼ねて御仏様に会いに行くことにしました。
出発の際、「歩く人〜?」と聞くと「歩くー!」と駆け寄ってきてくれたわくわくの⭐︎ちゃん、○君ときらきらの◇君。散歩カーにも乗り込み、みんなで出発です。
道中は、満開の桜の木の下を通ったり、バスやパトカーに手を振る子どもたち。「おさんぽたのしいねー」と会話も弾んでいました。
無事に到着し、波羅蜜橋の坂道は走って駆け上がる児が殆どでした。この1年で本当に体力がついたなと感心します。
今日は大聖堂の中には入らず、階段の下で御仏様に手を合わせてきました。
「ふじ組です。1年間ありがとうございました。きく・たんぽぽ組になっても元気にがんばります。よろしくお願いします。」とみんなで御仏様に聞こえるようにお伝えすることができました。
ご挨拶の後は、波羅蜜橋のところで思いっきりかけっこをしてたくさん走りました。植え込みにたんぽぽの花も見つけて嬉しそうにお土産にする児もいました。
暖かい日差しの下で、子どもたちの笑顔もたくさん輝いていました。帰り道は少し疲れモードの子どもたち。散歩カーの中で立ちながらウトウト寝てしまう児もいましたが、これもまた良い思い出になったなと思います。
4月の頃を振り返ると、新しい環境の中での緊張や戸惑い、そして大好きなママやパパと離れて過ごす寂しさや不安から涙でいっぱいでした。
そんな中でも少しずつ心の拠りどころを見つけていき、楽しいな、面白いな、嬉しいなそんな笑顔あふれる日々が増えていったように思います。
歩けるようになったり、お話が上手になったり、園庭を思いっきり走ったり、太鼓橋に登れるようになったり、泣いている友だちがいると寄り添ってあげたり、本当に本当に心も身体も大きく成長したふじ組の子どもたちです。
そんな一人ひとりの成長を保護者の皆様と一緒に喜び合い、時には悩み、共に見守らせて頂いたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
明日から新年度。
いよいよきく・たんぽぽ組です。
子どもたちにとって笑顔あふれる毎日であると共に、益々たくましく成長していく姿をこれからも温かく見守っていきたいと思います。
1年間ありがとうございました。(O.Y)
◆今年度最後の日。お休み明けたら一つ上のお兄さんお姉さんになるんだよ (うみグループ/きく・たんぽぽ)
今日は、今年度最後の日。ゆり組の子どもたちがきく・たんぽぽの子とがペアを組み、手助けしてもらうようにしました。子どもたち同士で助け合いはとても大切です。保育者が声を掛けなくても、園庭から帰ってきてからの着替え、給食の席までの誘導、給食運び等色々な場面できく・たんぽぽを助けているゆりぐみのお兄さんお姉さん。ゆり組もとても嬉しそうにお世話しています。
そして園庭では、春になり虫も出てきて土に幼虫もいます。
土を掘り、ハサミムシや何かの幼虫やミミズ。子どもたちも大好きな虫に会えて嬉しい様子。
見つけた幼虫を持ちながら、「ねえ、見て」と笑顔で見せてくれました。
暖かくなる時期ならではの子どもたちの遊びが増えています。
部屋だけではなく、園庭でも子どもたち同士で楽しく遊べるものを提供していきたいと思います。
★保護者の皆さま、1年間ありがとうございました。
この1年で子どもの成長、保育者も学ばせて頂いたことがたくさんありました。来年度もどうぞよろしくお願いいたします。(Y.H)
◆一年間ありがとうございました(にじグループ/きく・たんぽぽ)
きく・たんぽぽ組で、もも組で、ゆり組ですごす最後の日です。
月曜日からは、一つ大きな学年としてスタートします。
2年前、1年前はアリを見つけて足で踏んでいた児が、今日は弱ったアリを助けてあげていました。
砂場用具の片付けを忘れて帰っていた児が、最後まで一生懸命がんばっていました。褒める声かけをすると、にやっと笑い嬉しそうです。
花びらを集めるだけだった児が花びらをケーキに見立て見せてくれました。
園庭から部屋に入る時間になってもなかなか動かなかった児が、一度声をかけただけで入っていきました。
一人で遊んで保育士ばかりをもとめていた児がなかよしの友だちを見つけて仲良く遊んでいます。
3月31日というこの日に改めて立ち止まってみると、沢山の成長を感じました。
過ごしていくなかでちょっとずつ、でも確実に成長していく姿を日々に流されずしっかりと見守っていくことの大切さに気づかされます。
年長児や今日で育子園が最後の友だちに絵を描きました。
用意したのは真っ白な紙と、いつもより新しいペンです。◎ちゃんへ、◇くんへ一緒に過ごした時間を思い出しながら描いているのでしょうか。
今日最後の日を楽しんで、また4月から新しい友だちや環境での一歩を楽しんでほしいと思います。
一年間、保護者のみなさまとお子様の成長を喜んだり、時に悩んだり、共に見守らせていただきありがとうございました。
心からの感謝の気持ちでいっぱいです。
e.y
◆最後の日(そらグループ/きく・たんぽぽ)
とうとう今年度最後の日がやってきました。ゆりももの子たちはグループが変わることがないためあまり変化がないのですが、いなくなってしまう友達や担任が変わってしまうことでさみしさも感じているようです。朝「せんせー」といつもより照れくさそうに名前を呼んでくれた◎くん。朝来る前に「先生と最後だからさみしい」と言っていたそうです。△くんは「せんせいがいい~」と昨日の帰りも今日の朝も足にしがみついて離れず、そんな子どもたちの姿に「ああ、今日でこのそらグループで過ごすのも最後なんだな」と実感しました。でも、そうやって「先生がいい」「さみしい」と思ってくれることはさみしい気持ちもうれしい気持ちもあります。子どもたちが少しでも安心して過ごせていてくれたらうれしく感じます。
朝の集まりではお別れしてしまう子のプチお別れ会をしました。みんなへのメッセージが「わすれないでね」でした。◇ちゃんがとても悲しそうにいっていたのですが、心からそう思っているのだなとまたさみしくなりました。
春は別れの季節ともいいます。でも別れがありこれからたくさんの出会いも待っていることでしょう。それぞれが自分らしく楽しく育っていくことを心から願っています。
お別れしてしまうお友達ありがとう。また育子園に遊びに来てね。
そしてそらグループのみんなありがとう。最後まで楽しかったです。そらグループ最高。
(K.E)
◆凛と (ひまわり)
今日は育子園最後の日でした。
「先生これ…」と手紙をくれるこどもがいました。
「あ、先生、6年間ありがとうございました」と言ってくれたこどももいました。
「先生、1年間ありがとう」と言ってくれたこどももいました。
「先生、6年間ありがとうございました」と仰って頂いた保護者の方もいらっしゃいました。
大人の様に背が高くなっていた卒園児が顔を見せに来てくれました。
2022年度の卒園日にこども達と過ごせた事、本当に有り難く、嬉しく思います。
思えば、人見知りで泣いていたあの子やドアの前で動けなかったあの子や、泣いて泣いて泣いていたあの子や、ママにくっついていたあの子や、保育者に剥ぎ取られて暴れたあの子や、かみついたあの子や、かみつかれたあの子、「やだ」「ママが良い」のセリフしか言わなかったあの子を、
「かわりないです…」
と預けて下さった保護者の皆様。
大切なお子様を我々に託して下さり誠にありがとうございました。
後ろ髪を引かれる思いで我が子をお預けになられたことかと思います。
この先生(金谷)で大丈夫かな?と思われた事もあるかと思います。(今は違っていれば少しばかり安心です)
それでも預けざるを得ない中、我々は一日一日を大切にしました。
(変わらないですか?お預かり致します。いってらっしゃいませに心を込めて)
明日は泣かないかな?
明日遊んでくれるかな?
明日はご飯食べてくれるかな?
明日は寝てくれるかな?
明日はおやつ食べてくれるかな?
明日はお迎えの時泣いていないかな?
明日は笑うかな?
明日は笑って遊べるかな?
明日は笑ってご飯食べられるかな?
明日は笑って眠りにつけるかな?
明日は笑っておやつ食べられるかな?
明日はママが来る時笑っているかな?
明日は…etc
山の様な明日の希望を、今日のこの日まで絶えず絶やさず保護者の皆様が抱いたその希望を我々も共に抱きながら見守ってきました。
何故泣くのだろう?
何故食べないのだろう?
何故遊べないのだろう?
何故眠らないのだろう?
何故笑えないのだろう?
…etc
希望が要望に変わる瞬間です。
泣かないで保育園に行く事。
たったそれだけで幸せと安心を抱けていたはずが今度は…
・好き嫌い減らないかな
・イヤイヤやめないかな
・言葉遣いどうにかならないかな
・行儀良く出来ないかな
・友達関係うまくいかないかな
・自分の事は自分でやれないかな
・発表会ちゃんとやれるかな
etc。
明日への希望(要望)が尽きません。
それがこども達(個々)の発達課題であり、成長発達にとって大事な壁でもあります。
こどもだけで乗り切る所と保護者の力を借りる所と保護者と一緒に乗り切る所、時には保護者に少し離れて見守ってもらう事で乗り切る壁もあるかも知れません。
安心したのも束の間。
ある時は喧嘩したという報告で心配になったかも知れません。
ある時は意地悪されたという報告で心配になったかも知れません。
ある時は仲間に入れてくれないという報告で心配になったかも知れません。
ある時は一人で遊んでいるという報告で心配になったかも知れません。
ある時は泣いている所を目撃して心配になったかも知れません。
ある時は…etc。
そんな沢山のある時は…、を我々は保護者の皆様と同じ様に、いえ、烏滸がましいかも知れませんがそれ以上に心配しそれを不安に変えずに安心に変えられないかと試行錯誤させて頂いたのがつい昨日の様で…と言いたいところですが毎日でした。
肌を離さないこと(保)
手を離さないこと(小)
目を離さないこと(中)
心を離さないこと(高)
こどもが親の元を巣立つまでに必要な視点が目安として掲げられていたりもします。
とても大事な事です。
最後になりますが、親は港でこどもは船とすれば、保育者もまた港でありたいと思います。
我々はこども達の大きな船出を盛大に応援します。(保護者の皆様の船出も)
これからの大航海は時に後悔する事もあるかも知れません。(子育ても後悔はつきもの)
その時は是非、第二の港である我々の元にお立ち寄り下さい。
いつまで経ってもあなたはこんなに素晴らしかったと何度でもお伝えさせて頂きます。
PS
こども達の姿は今日も変わらず元気にしております。それだけです。
育子園です。楽しくないはずがない…そう思いたいです。
※こども達のやりたい事をやってみました
午後はお別れ会です。
本当に四月が来なければと思います。
保護者の皆様、育子園の保育にご理解ご協力頂き誠にありがとうございました。
今日、この様に明るくお別れが出来るのは保護者の皆様のお力添えのもとであります。
育子園に携わってくれた皆様、本当にありがとうございました。
幼児G職員一同より
k★y
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