◆3月29日(水)の子どもたち
2023年03月29日 水曜日
◆開拓中(つぼみ)
いつもの園庭遊びです。大人から見たら本当にいつもの園庭遊びです。
でも、子ども達には毎日「新たな」園庭遊びのようです。
その勢いがすごい事といったら・・・今日も新たな開拓がありました。
ついに知ってしまった水道・・・先日は〇くんでした。 今日は◇くんです。
まだ蛇口は固く閉めてあり自由に水を出すことはできませんが、ジャージャーやり出すのも時間の問題です。
水と言えば次にくるのは泥んこです。
ふじ組の子たちがバケツに溜めた水を泥んこ山から流したようで、その場所に小さな水たまりが出来ていました。
これは幼児たちの十八番で、長い水路を作って展開している遊びですがこれをするには潔く泥まみれになる覚悟が必要です。
まだ初心者マークのつぼみ組達です。 「こんなつもりじゃなかったー・・・」と泣いてしまう子もいるものの興味の欲求には負けてしまうようでその場所から離れることは出来ないようです。
それならやっぱり泥んこまみれになってしまえ・・・と枝やらスコップやらで水たまりをつつき始めました。
足元がぬるぬるしているので、だんだん身体ごと水たまりの方に落ちていきます。
「いやー・・・」足場を整えようと少しずつ体制を変え場所を変え・・としているうちに足元がどんどんゆるゆるしてきます。
それならやっぱり泥んこまみれになってしまえ・・・とジャボンと入ってしまいました。
汚れたのは手や靴だけではありません。
顔にも髪の毛にも泥んこがついています。しまいにはどんなことをしたらこんな所が汚れたのかしら?と思う箇所もあって・・・
毎日全力で開拓中です。
服(ジャンバー)の汚れ方、靴の汚れ方、ズボン・帽子・・・と今までにない汚れ方にあららら・・と思いますが、汚れた分だけ学びがあったはず。楽しんだ子も嫌だった子も、洗うときれいになったことも体験して好きか苦手かがわかります。
園庭の開拓中とは自分の好きなこと、苦手なことを知るチャンスとなるでしょう。(N・S)
◆たくさん見つけたよ(ふじ)
今日は朝から気持ちの良い天気になり、子ども達も嬉しそうです。
ふわふわの⚪ちゃんの誕生日
なので、砂場でお祝いのケーキを作る事に。⚪ちゃんと一緒に作っていると、わくわくの△ちゃんが小枝をぎっしり手に握りしめ、「どうぞ」と持ってきてくれました。
保育者が、バケツで型を作り、△ちゃんは上に飾り付けです。
ご家庭で、いつもお手伝いしているからか、とても手際良く感心してしまいました。
⚪ちゃんも、とても嬉しそうで、おかげでお祝いもする事ができました。
そして、温かくなったと同時に虫探しに夢中になる児もたくさんいました。
「いないね」「大きいね」「いた」沢山の声が聞こえました。
男児も女児も、興味深く観察して、じーっと見ていました。恐る恐る、手のひらに乗せてみる児も。
築山の周りにはキレイな桜が咲いていて、シートを敷いて座ってお水を飲む、簡単なお花見です。
子ども達は、空を見上げ、「うわー」と喜んでいました。
積極的な姿を沢山、見る事ができ改めて今後の成長が、楽しみになりました。S/A
◆初めての公園 (きく・たんぽぽ)
今日はみんなでさくらの坂公園に行って来ました。
みんなで行くのは初めてで、友達と手を繋ぎ、歩いて公園に向かいました。
公園には長い滑り台があり、子どもたちにも大人気。
他の園も遊びに来ていましたが、ちゃんと順番を守って遊ぶことができ、中には鬼ごっこやしっぽ取りゲームなど一緒に遊ぶ姿も見られました。
滑り台は角度もあるので、とても勢いがありましたが、子どもたちは怖がることなく、歓声をあげながら笑顔で滑っていきます。
周りには桜の木など大きな木があるため、かくれんぼや木登りと次々に遊びが広がっていきますが、時々吹く風に気が揺れて、葉や桜の花びらが降ってきて、それを取ろうと一生懸命追いかけている姿がとても印象的でした。
帰りも「来るときにつないだお友達と一緒に手をつないでね」と話すと、自分たちで相手を探して手をつなぎ、園まで帰ってきました。
きくぐみ・たんぽぽぐみとしての散歩は今日が最後となります。
出発時から帰園するまでの時間を見ていても、全員が往復友達と手をつないで歩いたり、公園内のルールが守れたりと、大きな成長を感じます。
次の散歩は、1つ大きいクラスになってからで、お兄さんやお姉さんに助けてもらいながら、今以上に楽しい散歩が体験出来たらいいなと思います。
「きくぐみさん」「たんぽぽぐみさん」と呼ばれるのも、残り2日。
少し早いですが、保護者の皆様にはたくさんのご協力をいただき、ありがとうございました。
あと2日、子どもたちと楽しく過ごして、幼児グループへ送り出したいと思います。(E.Y)
◆特別な日 (うみグループ)
今日は、特別な日になりました。ひまわり組が一緒の最後の散歩です。
朝の集まり後、ひまわり組がホールからうみグループの部屋に来ました。
「わぁ~」「お~い」「やったぁ」大歓声が上がりました。
ひまわり組がホールに行ってからも、園庭では会っています。一緒に遊んでいます。
それなのに、なんでだろう・・・。とても嬉しくて仕方がないのです。
今日は、繋ぎたいお友だちと繋ぐこと。行きと帰りは違うお友だちと繋ぐこと。ということになりました。
誰と繋ごうかと悩む児、○○くん(ちゃん)繋ごうとすぐに相手が決まる児、なかなか面白い姿が見ることが出来ました。
道中、話が弾みます。桜など周りの景色を見ながら楽しむ余裕もあります。
それでも、4月の頃に比べて短い時間で到着することが出来ました。
夏ごろまではひまわり組の子ども達に手を引いてもらっていたもも組の子ども達が、逞しく歩いていました。
大聖堂では、御仏様に1年間のお礼をし、それぞれの伝えたい気持ちを心の中でお話し、しっかりとご挨拶をしてくることが出来ました。
その後のとっておきのお楽しみは屋上。
景色を眺めたり、氷オニをしたり、たんぽぽ探しをしたり、40分程たっぷりと遊んでくることが出来ました。
楽しい、嬉しい笑顔でいっぱいの散歩となりました。
☆きく、たんぽぽ組は、きく・たんぽぽ組のブログをご覧ください。
(M.C)
◆皆で一緒に。(にじグループ)
今年度の終わりまであと3日。10日ぶりくらいにホールの年長のところに行くと、「せんせい、コマが回せるようになったよ。」「ボク、あやとりができるようになったよ。これが納豆で・・・、これがブランコで・・・。」。「ほら、見て!」とルービックキューブの一面がそろったのを見せてくれる子もいます。少し会わないうちにどんどんできることが増えていて、その吸収力と成長に驚かされます。
あと3日、まだ3日。。楽しい思い出をまだまだ作りたいと思います。
今日は、にじグループ全員で散歩に行くことにしました。先に園庭に出て待っていた年長のもとに、もも、ゆりぐみが駆け寄っていきます。今年度最後の散歩です。
笑顔で出発です。交通ルールに気をつけながら、おしゃべりを楽しみ、歩きます。
大聖堂に到着しました。「最後の坂道かけっこ、いきまーす」と保育士が声をかけると、スタートラインに並ぶ子どもたち。「よーい、スタート!」一斉に走り出しました。
転んでしまった子がいました。「せんせー!〇くんが転んじゃったよ。」とすぐに教えてくれる子、「大丈夫?」と助け起こしてくれる子がいます。〇くんももう一度立ち上がって、自ら走り出します。子ども同士で助け合ったり、転んでも立ち上がる姿に、頼もしさを感じます。
大きなみ仏様に進級、進学のごあいさつをしたあとは、波羅蜜橋で遊びました。最近の「はるさがし」の影響か、草花に目を向ける子が多くいます。
「これ、保育園にあったやつと同じだね。」「ほとけのざでしょ。」
「先生、見て。バナナの皮みたいなお花があった。」「保育園に帰ったら、調べてみる!」探究心も育っています。
しっぽ取りも楽しみました。以前は、しっぽを取られるのが嫌で、参加したがらなかった子が参加して、「しっぽ取れた!」と嬉しそうに言っていたり、しっぽを取られると悔しくて、すぐに泣いてしまっていた子も、「あー、取られちゃった~。もう一回やる!」と、もう一度チャレンジします。
一人ひとりの成長を、また再確認した今日の散歩。最後は、方南公園まで足をのばし、綺麗に咲いた黄色のお花の前で皆でパチリ。また、思い出が一つ増えました。
(T.M)
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