◆3月27日(月)の子どもたち
2023年03月27日 月曜日
◆様々な(つぼみ)
今日はここのところ雨が多い天気でしたが、曇り空が広がり、朝の集まりが終わり保育士が「園庭に行こうか?」と子ども達に聞くと「はーい」と返事をしてくれる程園庭遊びを心待ちにしてくれていました。
園庭に出て少しするとトランポリンから楽しそうな声が聞こえてきました。○ちゃん、△くん、⭐︎くん、●ちゃんが保育士と一緒にジャンプをして笑い合っている姿があり、様子を見ていると一緒にジャンプしたいけど上手くいかなくてつい笑ってしまっている様でした。上手くいかなくても楽しいという雰囲気がとても伝わってきました。
園庭の築山の方に枝垂れ桜がまだ綺麗に咲いていて辺りには花びらが沢山落ちていました。保育士が桜の花を▲ちゃんに渡すと手に持っていたカップに入れて嬉しそうに見つめ、持ち歩いていました。今度は桜の花を◆くんに渡すと嬉しそうに持っては、差し出し、花びらを一枚一枚花占いのように取って楽しんでいました。
同じものを渡しても反応が様々でほっこりする時間でした。
築山では定番化している頂上に立って道路を走る車を観察するということも人数が増え、「あ、いた」「あか」「いたねぇ」と子ども達同士で会話をしながら楽しんでいました。言える色の種類を増えたり、「おおきい」「ちいさい」「かっこいい」「きれい」という言葉も単語の前や後につくことが多くなってきてよりおしゃべりが楽しくなってきました。
遊んでいる中で、子ども達の成長を日々感じます。子ども達の成長を大切にこれからも見守っていきたいと思いました。
(I.H)
◆砂・泥でできたものは・・・ (ふじ)
桜が満開になってきている時期ですが週末は生憎の雨で、お家で○○して楽しみました・・ゆっくり過ごしました・・というエピソードが多く見られました。
雨もあがり、青空・・までは見れませんでしたが、外に出れると分かるとやっぱり嬉しそうな子どもたちです。
きく組では、朝おやつ後好きな玩具でそれぞれ遊び始めますが、お友だちが何しているのか気になって、近くまで覗きに行く様子があります。
そして○ちゃんが持っているなら・・△くんが持っているなら・・と同じトミカやおままごとのセットなど手に握りしめ、おそろい〜♪と言っているように声をあげて笑い合っています。
ミッキー体操の音楽が流れると、「やったー!」とあちこちから集まってきて、「ねぇねぇ、一緒にやろう!」「手、つなご?」
互いに声を掛け合って、一緒に体操する姿がありました。
一緒にって何倍も楽しい、そんな気持ちが表情から伝わってきました。
園庭では、今日はふわふわの子どもたちの集合写真を撮りました。
10人全員がウッドデッキに揃うまで、みんなちゃんと座って待ってくれています。座り方、とっても上手で感激でした。
「おーい!☆くーん!」保育者の真似をして呼んでみたり、手招きしたり、隣のお友だちと顔を見合わせてみたり、手を触れ合ってみたりとお友だちと一緒だと待ち時間も楽しい時間になっていました。
今日も土山では泥遊びが盛り上がっています。そしてその泥を使って「麦芽コーヒー」を作っている子も。
「おうちでママが、ばくがコーヒーのんでるの」
そんな言葉が出てくるとは…!と驚きと、それを遊びに取り入れる表現の豊かさはさすがだなぁと感心するばかりです。
砂場でも、「あか〜あお〜きいろ〜」とバケツやふるいの色を見て言いながら、おままごとをするふわふわの◎ちゃん。
わくわくの□ちゃんやきらきらの●くんが、小さな木の実がたくさん砂場に落ちているのを見つけ、「たねだよ、たねあったよ」
とたくさんふりかけてトッピングしてくれました。
いろんなものを見つけ、見立てて使うことも上手になりました。
「これたべたことあるよ〜!」「おいしいんだよね」
そんな言葉が聞くと、どんなものをイメージしているのか、子どもたちの頭の中をのぞいてみたくなりました。
I.S
◆ありがとって思ってるんだー (うみグループ/きく・たんぽぽ)
週末は雨模様で外遊びは、大喜びの子どもたちでした。
今日は、保育室で簡単なゲームをやってみました。
「もうじゅうがりにいこう」です。
ひまわり組がホールに移動して、しばらく経ち、ゆり、もも、きく、たんぽぽのメンバーで過ごしていますが、安心できる事を大切に過ごしてきました。少しずつ、お互いに名前や顔に馴染みが出てきているようなので、一緒に楽しもうと思いました。このゲームは、動物の名前の文字の数だけ友だちとグループを作っていく遊びです。
「うま」は2人組です。
仲良しと2人になる子いました。小さい子を気にかけて、いる子もいました。
どちらも楽しそうです。仲良しがいる子も素敵ですし、小さい子を気にかけてくれる事も素敵です。
ゲームを通して、色々な姿を見せてくれた子どもたちでした。
きく、たんぽぽの子どもたちもお兄さんお姉さんに声を掛けてもらいながら照れてみたり、嬉しくなったり…いやだなと思ったり…どれも大事な今の気持ちです。どんな風に変化していくのかなと思っていますが、子どもたちにとっていい出会いにしていけるような振る舞いをしていきたいと思っています。
ゲームの後に、もも、ゆりさんに
「いつも、ありがとーって思ってるんだなんだと思う?」と尋ねてみると…
・きく、たんぽぽと遊んでくれてありがとう
・きく、たんぽぽのお世話してくれてありがとう
・きく、たんぽぽに教えてくれてありがとう
などなど…ぜんぶ全部正解です。
みんなそれぞれに、気にかけてくれてる気持ちを教えてくれた気がします。うまく、聞いてくれない事もあるだろうに…
自分も遊びたい時もあるんだろうに…と思うと、もも、ゆりの子どもたちへ迎え入れてくれて本当にありがとうの気持ちでいっぱいです。どんなうみグループになるのか楽しみです。
U.A
◆春を描く(にじグループ/きく・たんぽぽ)
今日も、朝からお花の便りが届くにじグループ。きくたんぽぽの◎くん、手のひらに何かを握りしめて登園。ちょっと恥ずかしそうに見せてくれた手のひらの中には、桜の花びらが2枚。先週、登園時に花を持って来てくれた子を紹介したのを見て、影響を受け、自分も持っていきたいと思ってくれたようです。水を入れたグラスに浮かべてあげると、やっぱり恥ずかしそうな表情の中に、嬉しいの感情も垣間見えました。朝の集まりでは、ももゆりの子たちに混ざり、皆の前に出て、「これは何の花かな?」の質問に「さくら。」としっかりこたえることができました。
集まりのあとは、広場では、春のお絵描きコーナーを用意しました。これまで、たくさんの春を見つけてきたので、今日は大きな紙に春を描いてみることに。「大きなおひさまを描くよ。」「ちょうちょを描く!」「桜!」「たんぽぽ!」これまで見つけてきた様々な春を描こうと意欲満々です。「たけのこも春だよ。」と言った子もいました。きっと、家庭でそんな話をしたのかな、食べたのかなと、色んな場面で色んなことに興味を持っている様子がうかがえます。
きくたんぽぽの数名も「やりたい!」と参加。「ここは春のものを描くところだよ。」と一応は言ってみたものの、まだちょっと難しいかなと思っていました。大きく何かを描き満足そうな▽くんに「なにを描いたの?」と聞いてみると、「はるまき!」。▽くんなりに「はる」を意識して描いたのかなと、笑いと共に感心してしまいました。
「春」からの連想はどんどん広がり、「あっ、おひなさまも描こう。」「見て、さんにんばやし描いたよ!」何かが惜しい。。。
笑いもありながら盛り上がった春のお絵描きは、大きな紙3枚の大作になりました。
元気に園庭に出ていった後も、やっぱりはるさがしをする子がちらほら。桜の花びらを瓶に入れてみたり、押し花にもチャレンジしました。「どうなるか楽しみ~。」と数日後の出来上がりを楽しみにしたいと思います。
(T.M)
◆こうすればいいんじゃない? (そらグループ/きく・たんぽぽ)
今週がやってきました。残りあと1週間。この言葉があっという間に「あと一日」となってしまうんだろうなと時間の早さを感じます。子どもたちともあと一週間ということを話すと「えっ」と驚きの声が聞こえました。
31日が終わると年長児とはお別れで、今の担任と過ごすのも最後になります。そんなことを話していると「なんか涙出そうになった」と言っている子もいました。31日のおやつは現ひまわり、ゆり、もものそらのメンバーでの最後のおやつを食べようと思っています。そのあとにお別れ会をしようと思っていることを話すと「一緒にお別れの歌をうたいたい」「折り紙をおってあげたい」と年長に感謝を伝えたいという気持ちがたくさんでてきました。
年長児ともお別れですが、ほかにもお別れになってしまう子もいるのでさみしくなります。今週は思い切り遊びたくさん思い出を作ってほしいなと思います。
桜がとてもきれいに咲いています。子どもたちと一緒に桜の木を作りました。
(K.E)
◆さようならまでにやりたいこと (ひまわり)
ひまわりぐみの子どもたちがホールで顔を合わせるのも残り5日。
今日は、改めて「今の気持ち」を子どもたちに聞いてみました。
「皆と遊べなくなるのが悲しい」「小学校は、楽しみだけどもっと皆で遊びたかった」
ホールでの生活がはじまり今日まで、就学前の子どもたちの気持ちの変化を見守ってきましたが、徐々に名残惜しいという気持ちが強くなってきたようです。
以前と変わらないのは、皆でという仲間意識。
本当に、強い絆で結ばれていたひまわりぐみだったのだなと感じさせられます。
今日は、ホールでの自由遊び、園庭遊びの他「育子園とさようならまでにやりたいこと」リストのなかの一つ、迷路遊びを行いました。
「迷路はじまるよ!」「皆で並ぼう」などと、嬉しそうに声を掛け合い遊びに向かっていく子どもたち。
印象的だったのは、ただゲームに参加するだけではなく、皆が楽しめるようにと率先して迷路の修正を行ったり、ルートが分からず悩んでる児に優しく寄り添ったりする姿です。
友だちと遊ぶことの楽しさや思いやりの気持ちを持って他者と接すること、遊びへの働きかけ方等。また、協同的な遊びの展開から責任感や頼もしさなど年長児ならではの、たくさんの成長に触れさせていただくことができ嬉しく思います。
今日も笑顔、笑顔の子どもたち。
お別れは寂しいですが「今」を精一杯生きる子どもたちを見ていると、本当にその瞬間、その瞬間を大切にしてあげるのが大人の役割なんだと感じさせられます。
(T.N)
Posted in 園のこだわり