◆3月24日(金)の子どもたち
2023年03月24日 金曜日
◆お花見ツアー (つぼみ)
今日は久しぶりにお散歩に行きました。外は桜の花もあちらこちらに咲いてきて、桜の花だけではありませんが、景色もとても素晴らしく、気候も良く心地よい春気分になります。
お散歩カーが出てくるだけでもソワソワする子ども達。靴も履き忘れてお散歩カーの周りに群がります。みんな散歩カーに乗っていよいよ出発です。
園外に出ると早速育子園の桜が見られます。みんなは花より通る車に夢中。時々強い風が吹いてくると、目を細め風に耐えるために険しい表情になりながらも、散歩を楽しんでいました。にぎわっているオオゼキの前を通りバス車庫まで行きました。言葉もたくさん出てきました。「バス」はもちろん、「かわ(川)」「カエル(表示を見て)」などなど。〇くんは桜の木のところにやってくると、「さくら」と言っていて、更に「すごいねー」という言葉も言い。親御さんとの会話でしょうか、〇くんの言葉で更にお花見が楽しいものになりました。
久しぶりのお散歩はいろいろな発見がありましたが、また、お散歩カーも座るタイプではなく、立つタイプのものでみんな行くことが出来、心身共に成長も感じました。(T.Y)
◆虫探しと泥んこ遊び(ふじ)
昨日の雨もやみ、段々と青空が広がってきました。「今日はお外に行けそうだね」と子ども達に話すと嬉しそうな表情で窓から見える青空を眺めていました。
帽子を取りに行ってかぶり、靴下を履いて…と外へ行く準備も少しずつ身についてきています。靴を履こうとベランダへ出ると、きく組とたんぽぽ組が顔を合わせました。自然と「おーい!」と呼びかけ合ったり、笑顔を交わして、朝保育でさっきまで一緒だった子同士で再会を喜び合う姿が微笑ましく感じます。
園庭では盛り沢山なことが起こりました。
まずは虫探し。保育士と一緒にダンゴムシを見つけた◯君。皆も興味津々で集まってきて、ダンゴムシの動く様子を見守ります。□ちゃんは持っていたシャベルでダンゴムシをすくってみようと奮闘していました。なんとか上手くシャベルに乗せられたものの、ちょこまか動くダンゴムシにびっくりして「こわい〜」と急に怖くなってしまいました。コロンと丸くなる様子や歩くダンゴムシの姿をじっくり観察出来ました。それを見ていた◯君が、「アリもいるよ!」と花壇まで案内してくれました。アリを見つけたり、ムカデまで発見したり…虫探しを堪能した子ども達でした。
門の近くの所では、先日お兄さんお姉さんが水を流して泥んこ遊びをしていたのを思い出した子ども達が、バケツに水を汲んで築山のてっぺんから水を流していました。ザバーっと流れる様子や泥んこが出来る様子が面白くて、次々に集まってきました。今までお兄さん達の迫力にあまり手を出さなかった子供達でしたが、今日は僕たち私たちの番!と、はりきって泥んこ遊びを楽しんでいました。泥水の中でジャバジャバ足を動かすとしぶきが上がる様や、バケツに泥水を上手にすくってみたりといろんな楽しみ方で満喫していました。
※泥んこ遊びをした子は軽く洗ってあります。いっぱい楽しんだのだなぁと想像しながらお洗濯をしていただけると幸いです。大変かと思いますが、よろしくお願いいたします。
I.Y
◆受け止めかたは色々 (うみグループ/きく・たんぽぽ)
今、歌をうたうことを楽しんでいるゆり組の女児たちから「花祭り」『チューリップ』
『きらきら星』を歌いたいとのリクエストが出ました。『さよならぼくたちのいくじえん』や『虹』もよく歌っています。
『さよなら~』は年長児の影響が大きく、一緒に歌っているうちに歌詞を覚えてしまった為か「早く本番で歌いたい」と気が早すぎる話をしていました。
1年後にどんな姿で歌っているのか、大人の考えを軽く超えていく子どもたちの成長に思いを寄せました。
歌だけではなく年長組からは、遊びや小さい子たちの関わり方、泣いている子にお水を持っていってあげることやルールの守り方等、多くの事を自然と継承している姿が見られます。
毎日一緒に過ごすことで身に付けていくものの多さに、集団の力の素晴らしさを感じました。
先週から始まった色水あそびですが、今日は全部のジュースを混ぜてみました。
思った通りの色になったり思いがけない色になったりとそれぞれ色の変化を楽しみ、最後は洗って片付けをしました。
水に流れていく花紙を見て「紙って濡れると汚いと思ってたけどきれいだね」
「海みたい。貝殻がキラキラしてるように見える」と話す年中児たちがいました。
その言葉に「海?」と反応して見に来るきく・たんぽぽ組の〇くん。〇くんも一緒に洗い始め「お星さまみたい」とじっと見つめます。それぞれの素敵な感性に触れることができました。
園庭でも水の中に土を入れ「コーヒーとココアは色が違うからココアには水を多く入れよう」と話し、土や砂、水を入れて色の変化を楽しんでいました。
紙や自然物等、たくさんの素材に触れながら色々なことを感じている子どもたち。
一緒に楽しみ驚き共感しながら見守っていきたいです。
O・Y
◆たくさんの春をありがとう! (にじグループ/きくたんぽぽ)
今日も子どもたちのおかげで、朝からたくさんの春に出会えました。登園時に、お土産に花を持って来てくれた子が何人もいます。今日は、桜の花が多かったです。
至る所で桜が満開になり「昨日ね、帰りに桜の木の下でさくら餅を食べたんだよ。パパには内緒なの。」と教えてくれた子もいて、ますます春を満喫しているようです。
朝の集まりで、持って来てくれたお花を紹介しました。園庭に出ると、今まであまり興味を示していなかった子たちも、花を摘んで見せてくれました。
サツマイモを収穫した空中菜園に、たくさんの花が咲いているという情報をゲットしたので、行ってみることにしました。プール横の階段を上って、菜園に入ると、中はなんと「ほとけのざ」と「はこべ」と黄色いお花の花畑。子どもたちからも「わあー!」と声が上がります。虫メガネを使って見たり、似ている花を比べてみたり。たくさんの花を大きめの容器に集め、「お花のお風呂みたいだねー。」と本当に素敵なお風呂のようです。「こんなお風呂に入ってみたいね。」と笑い合う子どもたちの笑顔も、お花に負けず素敵です。
発見したものを子どもたちに見せたり、飾ったり、掲示したり、集まりの中で共有していくことで、「はるさがし」がにじグループの中で段々と広がり、浸透していっているのを感じます。押し花など、さらに遊びを広げていけたらと思います。
園庭に出る前には、椅子取りゲームもやってみました。もも、ゆりさんにはおなじみの人気の遊びですが、きくたんぽぽさんは、初めての子も多かったようです。それでも、なんだか楽しそう!と自ら椅子を持って来て、参加しようとする姿がありました。
大きな円を作って、ゲーム開始。音楽に合わせて、楽しく歩いていたと思ったら、音楽が止まり、空いている椅子を見つけて座らなければなりません。戸惑いながらも、すぐにルールを理解して、頑張るきくたんぽぽさん。空いているところがあると、「こっち空いてるよー!」とももゆりさんが教えてくれます。
段々と椅子が減ってきて、座れなかった子たちは応援に回ります。きくたんぽぽ、ももも検討しましたが、最後の3人に残ったのはやはりゆりぐみ。白熱する勝負の様子を、周りも応援しながら見守ってくれます。優勝して、満面の笑みの◎くん、負けて悔し涙の▽ちゃん、応援チームも最後はハイタッチでがんばったで賞。
今日も、色々な表情が見られて、にぎやかなにじグループでした。
(T.M)
◆感じ取る力 (そらグループ/きく・たんぽぽ)
「もう片付けといた」
その発言に驚きました。
週末の金曜日は片付けの日です。
整理整頓は日々の片付けや衣服の着脱、食器の片付け、トイレのスリッパなど生活の中に溢れていますが、金曜日は特に意識をそちらへ向けています。
家では片付けないのに園では片付けてるみたいで…との声もよく耳にしますが、周囲の子どもや大人達を見て真似てみたり、大人からではなく年上の子どもたちからの声かけが胸に響いたり、様々なアクションのきっかけが園には溢れています。
園ではわがままで、家ではしっかり者というこれとは真逆の図でなければ安心しても良いかもしれません。
お兄さんお姉さんという意識の芽生えが自然発生するこどももいれば、声かけによって「あ、そうだった」と芽生える子もいれば、困っているから助けよう…と目で見て気付くこども達もいます。
2歳児クラスの担任が、そらグループの新ひまわり、新ゆり組のこども達のお世話や心遣いに感銘を受けておりました。
※受け渡しの際に「本当にお兄さんお姉さんになりましたね」という声もちらほらあったかと思います
そらグループでは、「どんな時に助けて欲しいのか?」「どんな時に困ったか?」などと日常のあれこれをこども達と共有する事で、イメージの共有や、イメージそのものを頭に浮かべる事が多々あります。
※絵本の読み聞かせはこの様な力(想像力)を育みます
「ジスターを地面でやっていて困りました」
※踏みそうだったね
「お昼寝の時うるさいです」
※ゆっくり寝たいよね
「お部屋走らないでほしい」
※怪我しちゃうよね
「スプーンとフォークを反対にしまってた」
※混ざっちゃうと取り外し大変だよね
「色鬼の時、灰色って言われて困りました」
※それは…困ったね
「私は遊ぶのが大好きです。友達といっぱい遊びたいです」
※そんな事もあります
朝の集まりでは片付け後、昨日やったゲーム遊びがやりたいというこどもや、数字の歌のナンバーカードを手に持ち前にたいというこどもがいたりと集まりの特別感を味わっています。
今日はどんなことをするのかな?
みんなで集まるとこんな事が出来て楽しいよね?
今日は◯君は座ってるけど、元気ないね?
今日はノリノリの◯さんだね?
皆で顔を合わせる事、皆の気持ちや体調を目で見て話して感じ取る大切さがコミュニケーション能力を育みます。
友達が好きだからと言って過度なコミュニケーションをとったり、しつこくしてしまうと相手は怒ってしまいます。
そんなつもりじゃなかったのにと自分も怒ってしまいます。
距離感や、ボーダーラインは見えるものではありません。
感じ取る力。
こども達は子ども社会で学んでいるのだと室内で遊ぶ子どもたちを見ていると日々感じます。
k★y
◆あたたかい日のお散歩(ひまわり)
どんより天気だった空からお日様が見えてきたので、お散歩に行くことにしました。行先は桜が見ごろをむかえていそうな本五ふれあい公園です。
公園では、リレーもすることにしました。
先日子どもたちと“卒園までにやりたいこと”を話しあいました。リレーはそのやりたいことの中の一つです。
お散歩に行く前から、リレーに向けてやる気にあふれる子どもたちです。
公園までの道のり手をつなぐ相手は、自分たちで決めました。
グループの垣根を越えて、ホール生活の中でなかよくなった友だちと手をつなぎます。大好きな友だちとの行く道の時間は話が盛り上がって、ずっとおしゃべりをしてたのしい時間となりました。
公園では、桜が満開で綺麗に咲いていました。子どもたちも思わず「わぁー」と感動の言葉があふれます。
桜の木の下には花びらや花が落ちていて、その光景に花拾いが始まりました。特別綺麗な花を見るつけると、誰かとこの綺麗さを共有したくて友だちや保育士に見せにきていました。
感動をだれかと共有する大切な時間です。
公園では春らしく、白や黄色の蝶々が飛んでいてその蝶々を追いかけて遊ぶ姿がありました。
おにごっこをしたり、木登りをしたり、クローバー摘みをしたり、芝生にごろんと転がったり…思い思いにたのしみました。
そのあとは、おまちかねのリレーです。グラウンドに場所を移し、各グループで集まり走る順番を決めました。
グループのなかで仲間とそれぞれが主体的になって決めていく姿を見ると、子どもたちの成長を感じます。
始まる前に、「オー!!」と気合を入れて始まりました。
レース中は走る児も応援する児も夢中になって熱い戦いとなりました。
ゴールは接戦で…結果はお子様に聞いてみてください。
帰りは行きとちがう友だちと手をつないで帰ってきました。たくさんの児から「お腹すいた~」と給食を楽しみにする声が聞こえてきました。
給食を食べて、少しやすんだら…
ちょっと特別なたのしみを考えています。
そのお楽しみとは?! お家でお子様に聞いてみてください。
e.y
Posted in 園のこだわり