◆3月23日(木)の子どもたち
2023年03月23日 木曜日
◆あっちにもいきたい (つぼみ)
今日から雨が続くようで大好きな園庭に行く事が少なくなり、子どもたちも窓から園庭を覗き、「あめ」と言って降っている様子を見てすこし残念そうな表情をしていました。
今日はつぼみ組最後の身体測定をし、以前までは計測器に乗ると泣いていた児が数人いましたが、今日は「ここに乗ってね」と保育士が説明しながら伝えると自ら計測器に乗ってくれたり、椅子に座って待ってくれている姿、少し緊張している表情をしていましたが泣かずに計測することが出来ていてふじ組になる頼もしさを感じました。
室内では隣の部屋を繋げていききできる様にすると嬉しそうに遊びにいき、机上遊び(パズル)やマグネット、おままごとに夢中になっていました。パズルをやっていて、一つはめることができると「あっ」と嬉しそうにしていました。
おひさま広場では肋木やボール、風船、ソフトクッションを出すといきたいーと言っているかの様にドアをガタガタと揺らしてアピールする子ども達。目をキラキラと輝かせてドアが開くと駆け足で広場の中に入ります。ボールや風船を投げて、追いかけたり、クッションの上に寝転んでみたり、肋木の滑り台を何度も登ったりおりたりして楽しんでいました。
今度は広場と廊下を繋げて遊び始めるとコンビカーに乗ってぶつかりそうになっても止まったり、軽やかに避けていく○くん。運転テクニックがより上手くなって来ています。廊下にある布団庫は、子ども達が中に入ってジャンプをしたり、大きな声を出してみたり、お友達と一緒に座っておしゃべりしたりと秘密基地の様な場所に変化していました。コンビカーに飽きてくると今度は走り始めます。「よーい、どん」の掛け声に合わせて端から端へ移動します。
気がつくとクラスの半分の子ども達が一緒に廊下を走るのを楽しんでいました。
一緒に楽しむ姿が増えてきて、お友達と過ごすのが当たり前の様になってきている様です。子ども達の笑顔を大切にこれからも見守って行きたいと思います。
(I.H)
◆廊下で遊びました(ふじ)
今日はあいにくの雨となり、ゆっくり過ごす事にしました。
朝の体操を終え「玩具のお片づけをしたら、お話しはじめるよ」と声をかけると、自然とテーブルとイスの方に集まり座って始まるのを、何人か待っていました。
そこで朝の集まりを試みることに。
「たんぽぽ組さーん」「はぁい」と言い何人か返してくれました。約2週間移行して過ごしていくうちに、ふじ組から新しい組に変わる事がわかってきているようでした。
1人ずつの名前を呼ぶと、自分の名前を呼ばれるのを心待ちにした表情で、手を挙げる用意をして待っていた、⚪くんも。
そして今日は初めて、廊下と部屋を解放して過ごしました。
廊下のロフトなど、ずっと気になっていた、あの遊具です。
ウェーブバランス、ロフト、クライミング、ジャンプ台。
目白押しの遊具を用意しました。
どれも喜んで遊んでいましたが、中でも1番人気はロフトとクライミング。
クライミングには、わくわくの児が力強く登り、何度も挑戦していました。
それを見たふわふわの◇くんも「⚪⚪ちゃんも」と言い、後ろを支えられ、チャレンジ。
何でも体験してもらいたいです。
前はジャンプ台から、怖くてジャンプではなく、ずり降りていた△ちゃん。
今日は1人で、ジャンプで降りていました。
保育士に向かって「ジャンプできた」と嬉しそうです。
1人1人の成長を、目の当たりに出来た喜びでお昼に向かいました。S/A
◆なーんでしょ、なんでしょ。(うみグループ/きく・たんぽぽ)
昨日の晴れが嘘のように、雨の一日となりました。
最近コマが回せるようになったもも組の☆君と〇君。登園するなり、「コマ貸してください」と練習に励みます。いろいろな技を見せてくれるゆり組男児たちの姿を真似しながら、一層熱が入っています。
伝承されていく姿です。
昨日、歌ったチューリップの歌を口ずさむゆり組女児達。
そこで、折り紙でチューリップを作る事にしました。
歌の通り、赤、白、黄色、そして人気のピンクの4色のチューリップが次々と出来上がりました。茎の部分も、自分で作ってみると意欲的な児もいます。
色とりどりのチューリップで、部屋が少し春らしくなりました。
ゆっくりと室内遊びを楽しんだ後、朝の集まりを行いました。
そして、今年度のうみグループ最後の誕生児のお祝いもしました。
4月にスタートし、38人のお祝いをしてきた△君はいよいよ自分の番だと嬉しそうに台に上りました。お友だちからの質問にもしっかりと答え、大きな成長を感じました。
最後にみんなで、フルーツバスケットも楽しみました。初めてというきくたんぽぽ組の児もいたため、ゆっくりとルールを確認しながら行いました。
真ん中でフルーツの名前を言いたくて仕方のない児、絶対に席に座りたいと急いで椅子を探す児、どのタイミングで動けばよいのか迷っている児、いろいろな姿は見られましたが笑顔でいっぱいのフルーツバスケットとなりました。
雨の1日、楽しく過ごすことができました。(M.C)
◆雨の日(にじグループ/きく・たんぽぽ)
朝から雨の一日です。外はしっとりですが、部屋の中はカラっと元気な声が響いています。
子どもたちが遊び込む姿を見てみると、さっきまで2歳児◎くんがバランス積み木を楽しんでいた場所には誰もいなくなっていました。遊んでいた玩具だけが片づけられないまま残っていました。
◎くんを探してみると絵本コーナーにいました。本の表紙をじっくり見ていました。
その横にはさっきまで使っていた積み木のお月様がありました。◎くんが見ていた本の表紙にもお月様の絵です。
◎くんは二つのお月様を重ねてみては、なにかを大きな発見をしたように嬉しそうでした。
◎くんの周りには、ゆり・ひまわり組のお兄さんが集まって来て「おんなじだね」と◎くんの気持ちに共感しあい、お互いに笑いあっていました。
その瞬間を大切に、あとで◎くんに声をかけて積み木は一緒に片づけました。
部屋の中で、身体を動かそうと風船を準備しました。
「わたしピンクがいい」「ぼくは青がいい」
一人に一つ風船がいきわたるほどの数は用意しませんでした。友だちと一緒にたのしく使ったり、譲り合う機会をもってほしいと思っていました。
2歳児▽ちゃんはどうしてもピンクの風船がほしいと譲りません。
そこへゆり組◇ちゃんが赤の風船を▽ちゃんに貸してくれました。でも▽ちゃんはいらないとばかりに大きく首を横に振ります。
◇ちゃんは残念そうに受け取ってもらえなかった赤の風船で遊び始めました。そんなとき、誰ももってないピンクの風船を保育士が見つけました。◇ちゃんは保育士にすぐにかけより「▽ちゃんにあげたいから」とピンクの風船を取りに来ました。
◇ちゃんから▽ちゃんへのピンクの風船は無事に受け取ってもらえました。
◇ちゃんは受け取ってもらえた、よろこんでもらえた、と嬉しそうです。
▽ちゃんは念願のピンクの風船を手にして満足そうです。
自由遊びの中でも、今日のような風船遊びの中でも、少しずつでも確実に異年齢での関わりが増えていっているように思います。
横にいる子の言ってることが気になって共感したり、さみしそうに困っている子がいたら助けてあげたり、にじグループの中でそんな姿があちらでもこちらでも見られてきています。その関わりの瞬間をこちらが壊してしまわぬよう丁寧に関わっていきたいと思います。
e.y
◆雨の日 (そらグループ/きく・たんぽぽ)
今日はランチタイムまで室内で過ごしました。
おままごとゾーンとロフトに人だかりが出来ています。
ロフトではきく・たんぽぽ組のこども達がわいわいきゃっきゃと人形を使ったり、友達とごっこ遊びをして楽しんでいました。
階段を登るワクワク感、天井の低い小さな場所が隠れ家の様なドキドキ感。
時折、「ドーン」と大きな音(おもちゃを落とす音)が聞こえますが、笑顔で遊ぶこども達に安堵しつつ様子を伺います。
おままごとゾーンでは床にブルーシート、その上に魚。パーテーションを並べて、その上に輪投げのセット。キッチン周りにはおはじきが色別に入れられたデザート。こども達の手には赤と青のポイントカード(チケット)。
「いらっしゃいませ〜お祭りでーす」
とお祭りごっこを展開する年中児。
構成遊びの広場では線路と電車と松ぼっくりが並んでいました。
廃材コーナーから持ち出し、荷物や建物に見立てています。
デュプロ(LEGOの大きいもの)ゾーンでは、デュプロをしまう棚の高さがこども達に丁度良いようで、棚の上でLEGOフレンズごっこをしています。
※家庭でも弟とやっているらしいです
「仲間に入れて?」と保育者と保育者の隣にくっついていたきく・たんぽぽ組の◯君とでLEGOフレンズの二人に声をかけます。
「このお片付けが終わったら言うね」
との返事が返ってきました。
答えはNOなのかYESなのか分からない返答に戸惑いながら、待つ事数分。
「良いよ。じゃぁ、この本読んで下さい」と保育者に本を渡すLEGOフレンズの二人。
二人の世界観に圧倒されながらひとまず読んでみると次から次に絵本が運ばれ、絵本好きのこども達にとってパラダイスの様な時間となりました。
部屋の一角では造形遊びも設定しました。
紙コップを使った簡単な制作ですが、興味のあるこどもは参加し作成していきます。
デザインや装飾はオリジナルです。
ハサミやノリやテープを使っています。
※ご家庭でも遊びの一環として一緒に使ってみる事をおすすめ致します
午後は、体力が有り余っているこどもが多い為、運動遊びやゲーム遊びを行っていきたいと思います。
k★y
◆卒園までにやりたいこと、いっぱいやりました(ひまわり)
ホワイトボードに卒園までにやりたいことが書かれていました。「こんなにやりたいことあるんだね」と言いながら絵本やエプロンシアターを見せると「これも見たい」と声があがったので早速やることにしました。
絵本『おしくらまんじゅう』は、小さいときに診ていた絵本。初めて見る子もいて、次に何が出てくるのかを楽しみにしながら、一緒に「おしくらまんじゅう」という掛け声をして、お饅頭・あんこ・こんにゃく・納豆・お化けとおしくらまんじゅうをすると、こんにゃくに飛ばされたり、納豆とネバネバにくっついたり、最後にはお化けに食べられて一緒ににお化けになったりすると小さいときと同じように笑って楽しんでいました。
仕掛け絵本『幸せなら手を叩こう』では、「知ってる。やったことある」と言いながらもノリノリで、一緒に頭を叩いたり、足を叩いたり、ウインクしたりしました。さすがにウインクは上手でした。最後にみんなでバンザーイをすると、張り切って全員で「バンザーイ」。ひまわり組の全員がこれで幸せになりました。
ホワイトボードにやりたいことの1つとして書いてあった、かくれんぼをやることにしました。子どもたちは、「やったー!!」と大喜びです。始めに女児が隠れます。男児がロビーに出て50を数えます。女児はウロウロしてなかなか隠れません。やっと隠れたかと思うと、同じところに何人も隠れています。男児が「もういいかい」と聞いてきたので「もういいよ」になりましたが、あっという間に見つかりました。
でも、女児の数を数えてみると、なんと1人足りません。そこから男児がホール中を探しはじめました。探してもいません。どこいっちゃったのと思っているところに「みいつけた」という声、○ちゃんが、水の箱が積まれているところにかけてあったシートの下から出てきました。よく隠れていました。
次は男児が隠れる番です。「同じところに隠れると、すぐにみんな見つかるよ。違うと頃に隠れて」と声をかけても同じところに隠れます。あっという間に見つかりましたが「あと2人、いるはずだよ。見つけて」となり、女児も必死になって探しました。御宝前のカーテンのところに2人で隠れていました。
最後は2人の保育士が隠れます。子どもたち全員、ロビーに出て50を数えました。「もういいかい」「もういいよ」ということで全員がド~ッとホールに入っていきました。たくさん探し1人は見つけたものの1人が見つかりません。「ウロウロしているだけでなく、いろいろなところを覗いて。そろそろ見つけてあげないと大変だ」というと、子どもたちはいろいろなところを覗き込み、最後に跳び箱の中を覗くと「みつけた」と大きな声がして、保育士が出てきました。「やったー」子どもたちの喜びの声は鳴り止みません。「もっとやりたい」という声があがったので今度は『宝探し』をしました。
ブロックの箱3個とぬいぐるみ1つです。女児が隠します。最後の1個がみつからず、ヒントをもらったらすぐにみつかりました。男児が隠したものも、あと1個が見つからず、ヒントをもらっても分からず、なんと保育士が隠れていた跳び箱の中から出てきました。
盛り上がりすぎて、興奮冷めやらずでした。もっとやりたいと止めさせてくれない子どもたちでした。また、卒園していく前にやろうと約束しました。 M・K
Posted in 園のこだわり