◆3月22日(水)の子どもたち
2023年03月22日 水曜日
◆近況報告(つぼみ)
今日は園庭に長居しようと決めました。 こんなにいい天気、上着を着なくてもいい陽気に子ども達の身体も動きも軽やかです。
砂場のネットを開けて倉庫から園庭の玩具のワゴンをゴロゴロゴロ・・・
自然とお手伝いの子たちが一緒に園庭まで押してくれました。
この辺りかな?・・いつもの場所もちゃんとわかっています。
ボールが使いたい子はボールがはいっているカゴに近づいて精一杯身体を伸ばして目当てのボールを手に入れています。
黒板アートの子はチョークの色を2色使って腕をいっぱい動かしながらお絵描きを楽しんでいます。
ハンモックでゆらゆら・・・フープは青がいいからひとつづつ外して青が取れるまで粘ります。
プランターのお花を観察しているかと思ったら今度は通り沿いの木の幹をじーっと見ているので後ろからこっそり見てみると、アリです。
温かい陽気に誘われて働きアリが動き出したのでしょう。
築山で2階に上がったふじ組達が水を流し始めました。
幼児たちが水路を作って流す遊びを 「やってみたい。」と思っていたのでしょう。
バケツに水を溜めて築山まで運び ここだ、と思う所から流すのです。
流れきれない水が少しずつ溜まって小さな水溜まりが出来ていました。
そこでは泥んこ遊びが始まっています。
靴のまま ドボーン と入ってしまう子もいました。
その様子をつぼみ組達はしっかり見ています。
じーっと、ずーっと見ているのです。
そして心の中で「いつかきっと・・・・やる。」と思っている事でしょう。
休み明け、つぼみ組の皆は泣いてしまう事なく園庭を満喫しております。(N・S)
◆頼もしい姿がたくさん! (ふじ)
昨日は楽しいお休みを過ごせたようで、みんないい笑顔で「先生おはよう〜!」と気持ちの良い挨拶をしてくれました。
園庭準備もササッと完璧にこなすと、ベランダにきく組の子たちが出てきて、嬉しい再会です。
9時までは一緒に遊んでいた子どもたちですが、少しの時間離れているだけでも、「○ちゃんは?☆くんは?」とお部屋にいないお友だちを気にしているので、会えた時の笑顔、本当にキラキラしています。
今日は園庭でわくわく・きらきらの子たちがグループごとに集合写真を撮りました。
そのことを階段をおりる前に子どもたちに伝えていたので、子どもたちもすぐにウッドデッキの方へ走ってきてくれました。
「わくわくさーん!こっちだよー!」と呼び合ったり、「◎くんよんでくるねー!」と声を掛けに行ってくれたり。頼もしい姿がたくさん見られました。
なかなか撮るのが難しい集合写真。
誰かが顔を背けていたり下を向いていたり嫌がって泣き顔になってしまったり・・・
これまでの集合写真もそのような姿が多かったのですが、嫌がらずにカメラの方を見てくれたり、ポーズを決めてくれたり。
ふわふわの子どもたちもウッドデッキに集まっていましたが、今度撮ろうねと伝えると、上手に座ってお友だちのことを見ててくれました。
撮る時の姿、待っている時の姿、みんなの姿に一年の成長を感じる瞬間でもありました。
(ふわふわの子たちは全員集合したら撮りたいと思います。)
撮り終わるとそれぞれ行きたいところへ。気温が高くなってきて、バケツに水を入れて遊ぶ姿が見られました。
春や夏頃は靴も服もすぐに泥だらけのびちゃびちゃになるほどダイナミックだった子どもたちが、水溜りに足を入れないように気をつけながら遊んでいます。
それも、水を使ったやりたいことの目的がちゃんとあったからこそです。
土山のくぼみの水溜りの水をバケツの中にスコップですくって入れて、それをさらに別の場所のくぼみに入れに行き水を流したかったのです。
集中している姿につぼみ組の子どもも近くで釘づけになって見つめているほど。
すっかり憧れのお兄さんお姉さん、といった頼もしい後ろ姿でした。
I.S
◆まかせて。(うみグループ/きく・たんぽぽ)
「今日はジャンバーいらないよね?」という声が聞こえてくるほど、暖かい日になりました。
春といえばということで、ちょうちょやチューリップの曲を弾いてみました。
「知ってるよ」と歌い始める児もいれば、「わからいなぁ」と言いながらもピアノのリズムに乗ってからだを何となく揺らす児もいました。
ここ数年は、コロナ禍ということでみんなで一緒に歌う機会が少なくなりました。
季節の歌、童謡はじめ様々な歌がある事、みんなで歌う楽しさをこれからもどんどん伝えていきたいと感じます。
ゆり組の女児達は、4月8日の降誕会に向けてお花踊りの練習もスタートしました。
「まかせておいて」「きっと、すぐおぼえられるから」
とやる気に満ちた顔で練習に向かいます。
園庭に行く前には、一人でトイレに行けないという2歳児の手をそっと取り、一緒に連れて行ってくれるもも組の☆君の姿がありました。
ここでも「大丈夫、ぼくにまかせて」という頼もしい一言も聞こえてきました。
「まかせて」と張り切る児ばかりではない様子も感じられます。
まだ1か月ほどは、環境の変化に戸惑い、慣れようと頑張りすぎてしまったり、任せてと張り切りすぎてしまったり、様々な姿が見られると思います。
一人ひとりの小さな変化を感じられるよう、関わっていきたいと思っています。
ご家庭でも、何か変化ありましたらお知らせください。
家庭と園で一緒に見守らせていただきたいと思います。(M.C)
◆お花踊りと園庭の花々と。(にじグループ/きくたんぽぽ)
お休み明け、今日も朝から子どもたちの笑顔にパワーをもらいます。もも、ゆりの遊ぶ姿を見て、同じことを一緒にやってみるなど、きくたんぽぽの子たちも、自然に馴染んできています。あれがやりたい、これがやりたいと、周りの保育士に伝えたり、自ら新しい環境に働きかけていく子どもたちのたくましさを感じます。
朝の集まりでは、久しぶりに「はらぺこあおむし」の大型絵本を観ました。きくたんぽぽの子たちも、馴染みのある歌を一緒に口ずさんだり、出てくる食べ物をぱくっと食べる真似をしたりと楽しんでいました。にじグループの越冬したさなぎも次々と羽化していて、残りは4匹。いつ出てくるかなあと楽しみに待っています。
集まりのあとは、ゆりぐみの女児は、秘密のミッション。「きっと、アレだ!」と言いながら、嬉しそうに集合場所のそらグループに向かっていきました。
しばらくして戻ってくると、保育士の周りに集まり、次々に報告してくれます。「あのね、(4月)8日はね、みほとけさまのおたんじょうびなんだよ。」「8日はおやすみだからね、7日に踊るんだよ。」「今日は、自分の立つ場所だけをかくにんしたんだよ。」4月7日の降誕会の式で踊る花踊りについて、教えてもらったこと、体験したことを、得意げに保育士に話してくれます。ひまわりぐみになるまで、あと少し。色んな事が楽しみ過ぎて、期待に満ち溢れているゆりぐみさんを見て、こちらまで嬉しくなります。
廊下に貼り出した「はる」の草花、また少し増えました。登園時に見つけた花を持って来てくれる子もいます。園庭に出ると、図鑑を手に花を探して探索。何か発見すると、その嬉しさを共有したくて、「せんせー!」「なんか面白いもの見つけたよ!」と保育士を呼びに来てくれます。
あちこち歩き回っていると、「あっ、ちょうちょ!」。アゲハ蝶が飛んでいます。「この前、にじグループにいた蝶かな?」と保育士が言うと、「育ててくれてありがとうって言いにきたんじゃない?」と素敵なコメント。季節の変わり目が、子どもたちの心をまた一段と豊かにしてくれています。
(T.M)
◆友達との関わり方(そらグループ/きく・たんぽぽ)
子どもたちも新しい環境に少しずつ慣れてきました。ゆり組は自然ときくたんぽぽ組の手を繋いで教えてくれたり、もも組は友達とのやりとりの中で困ったことがあるとすぐに「先生~」となっていたのですが自分たちでどうにかしようとする姿が見え始めています。
朝の集まりの前保育室で遊んでいるときもも組の〇ちゃんと◇ちゃんが一つの玩具を引っ張り合い取り合いが始まりました。周りにいたもも組の子たちも「〇ちゃんが先だよ」「違うよ◇ちゃんだよ」と言い合いに。その様子をそばで見ていた◎君が「先に〇ちゃんが使っていたけど◇ちゃんも使いたかったんだよ」と間を取り持ち、まず引っ張り合いを止め、お互いの話を聞くことを始めました。周りで「〇ちゃんが先」「◇ちゃんが使う」と話していた子たちも◎君の話を聞くと冷静になったようで「そっか」「一緒にやればいいだよ」と。最後にはみんなで納得し一緒に遊び始めました。保育者の介入がなくても今までの経験を通しどうすれば良いのかを考えられるようになった姿をみてこの一年間の大きな成長を感じました。それぞれ体はもちろん心も大きく成長しています。
園庭では築山に寝っ転がり「ぽかぽかする」と日光浴を楽しむ姿がありました。少し走っただけで「暑い」という子も。春の日差しを浴びたくさん吸収する元気いっぱいのこどもたちでした。
(K☆H)
◆さよならまであと、、、(ひまわり)
卒園式、キッザニアと育子園での大イベントを終え、育子園で過ごすのも今日を合わせて8日ほどになりました。
10日以内と思うときっとあっという間に時間は過ぎ、ひまわり組の子どもたちとはお別れの日がやってきてしまうんだろうなと寂しい気持ちになります。ですがその残りの時間も楽しく過ごそうと、子どもたちと「いくじえんとさよならするまでやりたいこと」を考えました。
子どもたちからは、しっぽとりやリレー、映画館、射的、お祭り、こおり鬼、たかおに、金魚すくい、かきごおり、お化け屋敷、散歩、料理対決、プール、どろけい、ハンカチ落とし、かくれんぼ、ターザンロープ、じゃんけん列車、オセロゲーム、ボーリング、大根抜き、めいろ、ダンスなどたくさんやりたいことが出てきました。
日頃やっていた遊びから、スポーツデーでやったオセロやソーラン節やリレー、お楽しみ会でやったおまつりが印象的だったこと、楽しかったことをもっとやりたい気持ちが伝わってきました。
自分たちでできる遊びは思い切りやって、園庭ではソーラン節など踊りを思い切り踊り汗だくの子どもたちです。
来週はミニお祭りや散歩をみんなで行ったり、子どもたちがやりたいことがなるべくできるよう過ごしていき、たくさんの楽しい思い出になってくれればいいなと思います。
(K.E)
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