◆3月20日(月)の子どもたち
2023年03月20日 月曜日
◆ふじ組っぽい(つぼみ)
7人の登園で更にお部屋が広く感じます。
広々としたスペースでのミッキー体操は今まで気づかなかった動きもしっかり確認することが出来ました。
片脚上げてひざとんとん、とか両肩の上下運動とか、最後の敬礼ポーズでくるりと回るとか・・・細部も良く覚えて動けるようになっていました。
関心します。
関心したのは他にもありました。
朝のおやつ時の手洗いです。
まだ蛇口に手が届かないから当然手助けが必要ですが、泡の石鹸を手のひらに乗せるとごしごしごし・・と手をこすり合わせて洗い出します。
流水で流し終えるとペーパータオルを一枚引き抜いてなんとなく拭く感じな仕草。
そしてゴミ箱へ。
自分のエプロンと口拭きタオルを見つけると両手に持って椅子に座ります。
もちろん保育者と一緒に動いているのですが、その一連の動作を見ていると本当にみんな大きくなって、なんだか眩しい姿です。
園庭は一番のりでした。
今日も思い思いの場所に向かって行きます。
コンビネーションの下や横にトンネルや空洞になっている場所があるのですが、最近そのちょっと秘密っぽい場所も知ってしまったようで人気の場所になっています。
一人二人・・・と募りだしいつの間にかみんな勢ぞろい。
入口スペースから一緒に覗き込む姿はとても可愛いです。
築山の下の車には三人で一緒に乗り込みました。
隣の子の顔を覗き込んでまるで楽しい相談でもしているかのような様子に、「ほ・ほ・ほ・・」と笑みがこぼれます。
2階に上がったふじ組達が太鼓橋を上り始めました。
上まで行くと得意げな顔で振り向きます。そんな勇まし姿もしっかり見ているからそのうち「やりたーい!」と挑戦する子が出てくると思います。
もうすぐ会える新入のお友達や次の小さなつぼみ組の子が「すごいなー・・とみんなを見ることでしょう。
一足先にふじ組になった気分が続きます。(N・S)
◆おおかみさーんいまなんじー?(ふじ)
移行2週目が始まりました。
たんぽぽ組では、先週おやつの時に読んだ『おおかみさんいまなんじ?』の絵本が子どもたちに好評です。
朝おやつを終えて、園庭に行く前にもわくわくの○君が先生役となり「おおかみさーん!いまなんじー?」とお友だちを前に読み聞かせをしてくれていました。
見ているお友だちも「おおかみさーん!いまなんじー?」と一緒に呼びかけます。
おおかみさんの返事がないと「あれー?」と言って見ているお友だちを笑かしてくれる○君先生。
お友だちも「あれー?」と一緒になって首を傾げている様子が何とも微笑ましい光景でした。
園庭に行く流れも随分とスムーズになり、
2階のテラスから外階段を降りる時も我先にと混雑しますが、ゆっくりゆっくり階段を降りて園庭に駆け出しています。
暖かい日差しの下、今日も園庭遊びが気持ちいい。
築山では、足が滑ってなかなか登れないお友だちの手を取って一緒に登ったり、太鼓橋では登りたい気持ちはあるものの途中までで断念。悔し涙が溢れる姿があったりと子どもたちは色々な感情を味わいながら遊んでいるなということを改めて感じる時間でした。
子どもたちの気持ちは既にきく・たんぽぽ組かもしれませんが、ふじ組として過ごすのもあと10日程。
遊びの中での子どもたち同士の繋がりをより一層大切に育んでいきたいなと思います。(O.Y)
◆もも・ゆりぐみと一緒に学ぶきく・たんぽぽぐみ(うみグループ/きく・たんぽぽ)
「はようございます」と元気な声で登園する子どもたち。
子どもたちの声で保育士も元気をもらっています。
今日は、先週も大人気だったジュース作りの続きをやりました。
ジュース作りに使うペットボトルや和紙を「私も行く」と言い、準備からお手伝いをしてくれるもも・ゆりぐみ。準備が整うと楽しそうにコップに何色か和紙を細かくちぎり、水を入れペットボトルに入れて作りました。
お兄さん、お姉さんの作っている姿を見て「私もやりたい」、「僕もやりたい」と集まって来てくれてきく・たんぽぽぐみ。
お兄さん、お姉さんの姿を見て先生に聞くことなく作っていました。
ジュースが出来上がると、とても嬉しそうに「出来た」と見せてくれます。
子どもたち同士での関わりが出来る制作や遊びをこれからも楽しく提供していきます。(Y.H)
◆パネルシアターを見て、みんなで唄ったり動いたりしました(にじグループ/きく・たんぽぽ)
パネルシアターをしました。パネルに保育士が魔法をかけると、絵がくっ付きました。きく・たんぽぽ組の子どもたちも好きな車がいっぱい出てくる『はたらくくるま』です。車を1つ1つ貼っていくと、よく知っていてみんなで車の名前を言い出しました。パネンルバン・カーキャリア・タンクローリーなど色々な車を貼ると、『はたらくくるま』の曲が流れてきました。「わー」という子どもたちの声の後、みんなで唄いだしました。「のりものあつまれ、いろんなくるま、どんどんでてこいはたらくくるま」と唄い出すと車が動いて働きだしました。みんなでノリノリで唄いながら沢山の車を見ていきました。
次のパネルシアターは、『大きな大根』です。みんなで大根抜きをしました。掛け声は、「うんとこしょ どっこいしょ よいこらしょ わんこらしょ にゃんこらしょ ちゅうこらしょ」おばあさんやまご、いぬ、ねこ、ねずみをみんなで呼んで、掛け声掛けて盛り上がっていきました。きく・たんぽぽさんも間違うことなく一緒に掛け声をかけていました。そして大きな長い大根が抜けると、「大きい」とびっくりしていました。抜けた大根で、カレー・お味噌汁・大根炒めを作って食べました。
次は『サファリパークに行こう』を見ました。バスに乗ってサファリパークに行きます。バス停では、色々な動物がバスを待っていました。バス停からバス停までの道のりは、でこぼこ道あり、急ブレーキアリで忙しい運転でした。キャアキャア言いながら右に曲がり左に曲がり、前に後ろにと揺れ動き、急ブレイも「キキキキ・・・」と掛かり運転も大変でした。
まだ、緊張気味の子どもたちも一緒に動き笑ったりしながら、緊張もほぐれてきました。M・K
◆介入とは (そらグループ/きく・たんぽぽ)
「先生見て〜」
とこども達の共有が今日も室内で行われています。
「先生見て、僕の車にウィングつけたの◯君が」
え、そうなんだ、かっこいいね?
「いやだよ、車なんだもん、ウイング要らないのに」
あ、そうなんだ、頼んでないのに?
「勝手につけたの。車なのに。」
そうだったんだね、どうして付けたんだろ?
「分かんない。」
そうか、じゃぁ、聞いてみようよ。
「ねぇ、何でつけたの?」
…etc。
保育者の介入が必要な代表的なシーンだと感じます。
他にも、友達を思わず叩いてしまった時や、ぶつかってしまった時、
「痛いよ」や「やめて」
と言われた後の返事が、
「いいよ」
である事。
本当にその場面に相応しい言葉であるか、言葉と行動、言葉と気持ちのズレが起きやすい幼少期に必要な丁寧な言葉遣いとは、「◯◯です」「◯◯ます」などの丁寧語ではなく、もっと別の何かがあるのではないかと感じます。
他の存在の認識、僕の気持ちと相手の気持ち。
お互いに持っている「気持ち(という器)」と「気持ち(その中身)」。
日本語の難しさでもありますが、心の育ちには必要不可欠な気づきや分別だと感じます。
また、
「先生、私◯◯もやってあげたんだよ」
と声もよく聞きます。
友達のお世話や、自分の身の回りのこと自分でやり遂げた話を報告してくれます。
「ありがとう」
と感謝すると満足した様にすぐ遊び始めます。
見えない所で頑張ってくれている事。
私って、僕って、こんなに頑張ってるんだよと他者に伝えられる事。
どんな方法でも感情でも、言葉を口に出して、相手に伝える事の大切さを感じます。
こどもの言葉を汲み取るがあまり代弁しすぎたり、決めつけたりはせず、出来る限り待つ事、大人が介入する場合にはこどもに提案する形を保つ事。
保育の中で改めて大切にしていきたいと感じた1日でした。
k★y
◆キッザニアの思い出(ひまわり)
朝の集まりで金曜日の卒園遠足で行ったキッザニアの話題で持ちきりでした。
一人ずつ前で沢山体験した中で何が一番楽しかったかを発表してもらいました。
「〇ちゃんと◇君と一緒にお昼にピザ食べたことが楽しかった」と誰かと何かを一緒にできたことを楽しかったと言ってくれる子、「〇〇ができて、こんなことができた」と体験できたことを喜んでくれている子とそれぞれの楽しみ方ができたようでもっともっと話したいという気持ちがあふれていた子どもたち。そのまま画用紙に絵で表現しようという方向になりました。「何描こうかな」「何個も描いていいの?」「字も描いていい?」と溢れる楽しかった思い出を画用紙に込めています。一人ずつ何を描いたのかを聞いてみるとみんなの前での発表では恥ずかしそうにしていた◎ちゃんが「これは□でこれは△でこれは...」と画用紙いっぱいに表現してくれていました。発表は緊張してしまうけれど絵ではおもいっきり表現することができ見せてくれる時の◎ちゃんの表情は楽しかったとキラキラと輝いていました。
給食は園庭に机を出して食べました。日向のところに机を設置しましたが風が少しあったので「寒い」というかな?と予想していましたが、なんとその逆ので「暑い」という子が続出。美味しい匂いに誘われてか虫たちも近くに寄ってきて「ホールで食べる」という子もちらほら。ほとんどの子はピクニック気分を味わえたようで楽しかったとの感想でした。
(K☆H)
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