◆3月14日(火)の子どもたち
2023年03月14日 火曜日
◆トランポリンへ集合(つぼみ)
園庭に出ると、以前はウッドデッキの周りや上に子どもたちが集まってきていましたが、最近はその集合場所がトランポリンに変わってきました。ウッドデッキは高さも低く、低月齢の子もみんながよじ登れ、誰かがいると、自然とみんなも寄ってきて、シャベルやザルなどの砂場用具を持ってきたりして遊んでいました。最近は体力がついてきてトランポリンにも登れる子も大分出て来たこともあり、誰かがトランポリンに登っていると、それに気付いた子たちがやってきてトランポリンの上にたくさん子どもたちが集まるようになりました。今日もジャンプの上手な子たちが揺らし、その揺れを楽しむ子がいて、また揺れている風に体を揺らしていたり、それぞれ楽しんでいました。そして、跳ねるだけではなく、トランポリンの裏側の隠れ家的な暗い所に入っては、ニコニコして登場。出て来て、また登ってとそれを繰り返したり、上り下り自体を楽しみ、その素早さにびっくりです。トンネルを見つけて入って行ったり、トランポリンを含め、コンビネーション遊具の下の方で大分楽しんで遊ぶようになりました。時々太鼓橋を登っていくお兄さんお姉さんの真似をしてロープを持って上に上がろうとする子もいますが、来年度今頃が楽しみです。(T.Y)
◆2階から園庭へ (ふじ)
今日は初めて2階のテラスから園庭に出ることに挑戦しました。
園庭に出る準備も少し変わり、帽子は自分のロッカーから自分で出してきます。
保育者の話をよく聞いていた◯くんはちゃんとロッカーから帽子を取ってきて被っていました。「◯くんすごいね!」と声を掛けられているのを見て近くにいた子ども達もロッカーまで移動。持っていた帽子をポイっと投げて友だちが拾ってくれたり、友だちのジャンパーを見つけるとその子のところまで持っていってあげたりしながらなんとか準備ができました。
部屋のコスメ玩具が気に入り、まだまだ遊びたがっていた◇ちゃんは、窓から見えた園庭の様子を見てハッとします。先に園庭に出ていたたんぽぽ組の子どもたちが楽しそうに遊んでいたのを見たのです。大好きな友だちの姿も発見し「☆くん!」と叫びます。いつの間にか「もっとお部屋で遊びたい!」気持ちが無くなり、慌てて準備を始めたのでした。
園庭に出るとたんぽぽ組と合流。
「わぁ!♡ちゃん!」と久しぶりに会ったかのように喜んだり、保育者の姿を見つけて「○○せんせー!」と顔を見せに行ったりしていました。
新しくできたコンビネーション遊具下の秘密基地を家に見立てて、「ただいま~」「おかえり~」のやり取りをしたり、枯葉や木の枝で料理を作ってみんなで食べたり(□ちゃんはお母さんになりきり、「ケチャップライスよ~♪」と家に帰って来る友だちに提供していました)もしていました。
3月に入りさらにごっこ遊びの幅が広がってきたので、子どもたちだけでのやり取りを聞いているとクスっと笑ってしまうことがあります。2歳児の部屋にいるだけでお兄さんお姉さん気分になっているのでしょう。大人びた言葉が面白くもあり可愛いです。
M.S
◆見て学ぶ (うみグループ/きく・たんぽぽ)
移行2日目です。昨日は、お互いにどんなふうに接したらよいのか探り探りの一日でした。
そして今朝、「もう、この子知ってるよ」と登園してきたきく・たんぽぽの児にそっと近づくゆり組の〇ちゃんの姿がありました。
室内遊びでは、「何作ってるの?」ともも組の△ちゃんの制作をじっと見つめる児がいます。
自分も作りたいというよりも、何が出来上がるのだろう?という興味が大きいようです。
『見て学ぶ』と言う言葉の通り、きっとこの先も上の児を姿を見て、興味を持ち、やってみたいという意欲に繋がっていくのではないかと思っています。
自分たちがお手本になりたいと意欲十分の今のもも・ゆり組の子ども達も、ついこの間まではひまわり組の姿に憧れ、真似をして一緒に遊ぶ中でお互いに大きな成長をしていました。
今後も、子どもたちにどんな関わり合いが見られるか楽しみです。
M.C
◆少しずつ慣れていこうね (にじグループ/きく・たんぽぽ)
新メンバーで過ごす2日目の朝。今日のきくたんぽぽさんの表情は・・・、ニコニコ笑顔で登園してきてくれた子が多くて、ホッとしました。数日すると、疲れなども出てくるかもしれないので、まだまだ油断はできないと気持ちを引き締める保育士です。
見たことのないおもちゃがあちこちにあり、忙しく遊ぶきくたんぽぽの子どもたち。たくさんのおもちゃがある分、たくさんのきまりや約束もあります。今日は、ハサミとのりの「造形セット」と色画用紙の使い方について、使いたいときは保育士に一声かけるという約束を、朝の集まりで一緒に確認しました。一生懸命聞いてくれました。これから、ゆっくり少しずつ、知っていけたらいいかなと思います。
もも、ゆりのメンバーは、今日は公園に行って、「はるさがし」をしてみることにしました。ひまわりぐみも一緒に散歩に行くことを伝えると、「やったー!」と声が上がります。少し肌寒い出発となりましたが、子どもたちは元気いっぱい、暖かい笑顔です。途中、間近で工事の様子を見て、匂いなども感じながら、「すごいね。」「くさいね。」と賑やかにおしゃべりして歩きました。
公園に到着すると、青空も出てきて、はるさがしも盛り上がりそうです。ペットボトルを持って行ったので、見つけた「春」を入れていこうということにしました。
さっそく、咲き始めていたしだれ桜に集まる子どもたち。「こっちももう少しで咲きそうだよ。」とつぼみや花びらを、じっくり観察することができました。
園庭にはなかった花も見つけました。なずな(ぺんぺん草)。保育士は名前を知っていましたが、あえて言わず、園に帰ってから調べることにしました。
しゃがみこんで花を見ていた〇くんが、「あっ、テントウムシ!」。上手に捕まえることができました。目で、手で、匂いで、春の訪れを感じ、楽しんでいます。
「桜がもっと咲くころに、またみんなで行こうね。」と話して、春のお土産をたくさん持って、帰ってきました。
お腹ペコペコで帰ってきたのですが、ゆりぐみさんは昨日から給食をもらうのが、一番最後。きくたんぽぽさんもまだ慣れなくて、時間がかかるので、待ち時間は長め。。
「まだかなあ?」「お腹空いて死にそう~。」と言いながら、頑張って待ってくれました。ありがとう、ゆりぐみさん。
(T.M)
◆新しい関わり (そらグループ/きく・たんぽぽ)
今日は、きく、たんぽぽ組が仲間に入り2日目。朝の集まりからももゆり組が「ここにすわるんだよ」「一緒に行こう」と手を繋いで案内してくれていました。
片づけを終えた子からランチルームのほうに集まってきているとミッキー体操の音楽が流れ自然とみんなでミッキー体操をやり始めました。今までのそらグループはミッキー体操が流れてもあまり興味を示さずやらないことの方が多かったのですが、きく。たんぽぽ組が体を動かし始めると一緒になって体を動かし大盛り上がり。子供たちのリクエストでファミリースポーツデーで行った『ジャングルぐるぐる』をダンシング。きく、たんぽぽ組も真似をしてダンスしていました。
園庭へ行く際や戻ってくる際にゆり組がきくたんぽぽ組に「一緒に行こうと」誘い遊びを切り上げ連れて上がってきてくれています。
ゆり組は、少しずつきくたんぽぽ組の子たちを受け入れお世話したいという気持ちが芽生え始めてきているようです。もも組も玩具の使い方や片づける場所などを教えてあげたりとそれぞれ一つ大きくなったことを意識し始めているようです。ゆり組の「やる~」「やってあげる~」が保育室に響きわたっています。
(k☆H)
◆素敵な思い出 (ひまわり)
今日は、朝の集まりで〇〇くん、△△ちゃんの誕生会を行いました。
「6歳になったんだよ」「プレゼントもらえるの?」と誕生会に期待を膨らませる〇〇くんと△△ちゃん。周りの児も「今日、〇〇くんと△△ちゃんの誕生日だ。おめでとう」「今日は、絵本見れるのかな」などと〇〇くん、△△ちゃんの誕生日をお祝いすることはもちろん、期待をもち参加していました。
初めは、少し緊張している様子もありましたが徐々に笑顔も増え、友だちからの質問にも元気に答える〇〇くん、△△ちゃん。プレゼントの色紙を見返し微笑んだり、嬉しそうに身体を揺らしてみたり。友だちに見守られるなか安心して一つ大きくなったことの喜びを表現していました。
皆で心一つに何かを行うこと。喜びや思いやりの気持ちを育むことのできる経験、学びの空間を自らつくりあげていく子どもたちの姿に感動させられました。
〇〇くん、△△ちゃんにとって育子園で迎える最後の誕生日。今日という日が素敵な思い出の1ページとなったら幸いです。
集まり後は、ホールと園庭に分かれて遊びました。
※にじグループの児は、散歩に行きました。散歩の様子は、にじグループのブログをご覧ください。
ホールでは、コマ回しやワーミー、ノート作りなど。園庭では、鬼ごっこやボール遊びなどが主体的に行われています。
遊びを通して印象的だったのは、ホール生活はじまり当初、同じグループの友だちと遊ぶことが多かった子どもたちも、今では、他グループの児同士誘い合い、遊びを見つけている姿です。日々の生活はもちろん、様々な活動を経て子どもたちの輪も驚くほど広がっています。
一人ひとりの成長を感じるとともに、小学校に行っても新しい友だちと楽しく遊んでいる…。そんな子どもたちの輝かしい姿が想像でき温かい気持ちにさせられました。
今日も、様々な場所で子どもたちの笑顔が広がっていました。
また一つ、素敵な思い出のページが増えたことと思います。
(T.N)
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