◆3月8日(水)の子どもたち
2023年03月08日 水曜日
◆サッカーゴール? / ベンチの上で(つぼみ)
春の訪れが大分やって来て、おひさまに当たると、暑いくらいになってきました。今日も園庭で遊びました。
園庭へ出ると、みんなそれぞれに遊びを見つけ、散らばっていきました。滑り台に上がったり、多くの子達は、シャベルとカップなどの器を持って、砂場の中、他の場所など出歩いて行き、カップに色々な場所の砂をすくっては入れてと遊んでいました。しばらくそれぞれ遊んでいると、ボールとサッカーゴールがあることに気付いた子達が、ボールを持って遊び始めました。ボールを転がしたり蹴ったり、サッカーゴールに入れていたり、大人と上手にボールの蹴り合いが出来る子もいたり。サッカーゴール自体が気になり、網に顔を付けたり網越しに覗いて遠くを見る●ちゃんもいましたが、時々近くの排水溝の中を見たり、気になるところは気にしたりして、ボール遊びを楽しみました。
ふと、プールサイドを見ると、年長児が外ランチなどをするときのベンチが並んで置いてあり、そこにちょこんと座っている〇くんがいました。そばには、シャベルと砂の入ったカップが置いてあり、一人ランチをしているかのようにくつろいでいました。するとすぐに気になって近寄る他の子達。一気にベンチの上に子ども達が集まってきました。いつもと違うものにすぐに興味を持つ子ども達でした。(T.Y)
◆たんぽぽの花 (ふじ)
前回散歩に行かなかった子ども達中心にバス車庫まで散歩に行きました。
御仏様に挨拶をしてから、「歩きたい人いる??」と声をかけてみました。きらきらグループの◯ちゃんと◇ちゃんが「あるく!」と立候補してくれ、散歩がスタートしました。
立候補しただけあって、とっても歩くのが上手な2人。始めは保育者と手を繋いでいたのですが、「2人で繋がる?」と促してみると、喜んで繋いでくれました。
散歩カーに乗っていた子ども達もお喋りが止まりません。いつものようにバスを指差したり、停まっているバスの扉が開いているのをみて、「みて!あいてるよー!」と保育者や友達に教えたりご機嫌な様子。
橋を渡りかけた際に見えた川を指差して、「うみだー!」と盛り上がっている瞬間もあり、「あれは川なんだよ〜」と伝えると、「かわ?」と新たな言葉を知ったように「かわ、かわ」と言い直している子もいました。
秋に見つけたどんぐりがポツンと落ちていると、「どんぐりころころ〜♪」と歌い始めたり、道端にたんぽぽの花が咲いていて、「これがたんぽぽだよ〜」と話しながら、きく・たんぽぽ組に進級する期待も膨らみました。
歩いてみたい子がたくさんいたので、帰り道は少し遠回りをして育子園まで帰ってきました。
お留守番チームは園庭でたっぷり遊びました。ぽかぽか暖かいこともあり、身体をたくさん動かして太鼓橋にも挑戦している姿がありました。
M.S
◆優しいな… (きく、たんぽぽ)
きく、たんぽぽ組で過ごす日もあとわずか…と子どもたちと、話す機会が増えました。
大きくなるのは嬉しいけれど…ちょっと不安な様子を見せていた◎ちゃん。
「もも組さんになるの楽しみ?」と尋ねてみると首を振っていました。
みんなと一緒じゃないのはさみしいと教えてくれました。
そんな風に感じてくれた◎ちゃんのみんなへの気持ちがとっても嬉しいです。
◎ちゃんの気持ちを通して、みんなにも、「4月まではお部屋はバラバラだけどきく、たんぽぽさんの先生たちも一緒にいるからね。」と伝えました。少しでも、安心材料になれたらと思っています。
今日は、園庭でたくさん駆け回ってきました。あーぶくたったに誘ってみるとたくさんのお友だちがやってきてくれて、大きな輪になって楽しめました。
(U.A)
◆嬉しい言葉 (うみグループ)
今日から1ヵ月後の4月8日は降誕会で、み仏様の誕生日です。
集りでそのことを伝え、花祭りの歌を歌ってみました。
そして誕生日と聞いて何を思い浮かべるか聞いてみると・・・
「プレゼント。もらった時嬉しかったから」
「ケーキかな~」
「ご馳走を作ってくれることかな」
という答えが返ってきました。
ではどんな言葉を言われて嬉しかったか?まず保育者から話をしてみました。
「先生は毎年誕生日にお母さんから『生まれてきてくれてありがとう』って言ってもらえて嬉しかったんだ」と伝えてみると、子どもたちが手を挙げ次々と嬉しかった言葉を教えてくれました。
「誕生日の日にはママとパパが一緒に『おめでとう』って笑って言ってくれたんだよ」
「『生まれてきてくれてありがとう』って言われたことあるよ。嬉しかった」
「わたしは自分が『生まれてきて良かった』って思ったな~。ママやパパたちにお祝いしてもらったから」
「誕生会でみんなからのお祝いも嬉しいし、質問も嬉しかった」と笑顔いっぱいに話すゆり組の子どもたち。こんなにも素敵な言葉が出てきたことに感動し、涙が出そうになりました。
もも組の子たちも元気に手を挙げ、もらって嬉しかった誕生日プレゼントの話をしていきます。ゆり組から「貰って嬉しかったものじゃなくて、嬉しかった言葉だよ」と言われた後も「ケーキが嬉しいです」「おもちゃを買ってもらえるのが嬉しい」と答えていました。
質問が難しかったと思いますが、自分なりに誕生日と嬉しい気持ちとを繋げ、喜びを表現してくれました。
こうした言葉から、これまで大切に育まれてきた年月が感じられました。
ご家庭での関わりには敵いませんが、園生活においても子どもたちが嬉しい言葉や気持ちで満ちる様な、居場所があり愛されていると感じられるような関わりを今後も大切にしていきたいです。
O・Y
◆魔法の目 (にじグループ)
朝からカードゲームにチャレンジする子どもたち。あまりやったことのなかったハリガリをやってみようとしたり、ナインタイルというお題の通りに、絵カードを並べていくゲームにチャレンジしたりする姿があります。すぐにできなかったり、勝てなくても、最後まで諦めずにやり遂げる〇ちゃんたち。「おー、頑張っているね。これなら、リレーも頑張れそうだね。」と保育士が言うと、「うん!」とさらにやる気が出てきて、何度も何度もチャレンジします。
登園した途端に、ラキューに直行して、今日の作品を作り始める▽くんたち。一見、黙々と一人でする遊びのように見えますが、友達と声を掛け合って、同じものを作ってみたり、「もっとこうしたらいいんじゃない?」とアドバイスし合ったり、友達が探している部品を一緒になって探してあげたり・・・。一つの空間で、子ども同士の色々な関わり合いが生まれています。
日々の遊びの中で育つものが、のちの活動に繋がっていくと信じて、その姿を大切に見守っていきたいです。
「今日もとても暖かいです。園庭に行って、暖かい園庭で何をしたいですか?」と聞いてみました。おいかけっこ、虫探し、と出て、「はるさがし!」と言った子が何人もいました。先日、園庭でたくさんの春を見つけたことが楽しかったようで、子どもたちの中で「はるさがし」という遊びになったようです。
今日、見つけたもの。お花、木の芽、ダンゴムシ、ミミズ・・・、ブロッコリーの根っこ(☆くんが持ってきてくれたブロッコリーの葉から、根っこが出てきているのを見つけました!)。
「見て、きめちゃんみたいな葉っぱ。」と見せてくれたのは、本当に蝶の羽のような形をした葉。
先週はるさがしをしたときは、まだつぼみだったプールの近くの白木蓮の花が咲いているのも発見。つぼみについていたふわふわした皮が、今日のお土産です。
今日のはるさがしでも、たくさんの発見がありました。子どもの目は、大切なものを見つけてくれる魔法の目です。
(T.M)
◆成長のあか「し」 (そらグループ)
今年度最後の身体測定。
「○○です。」
「ありがとうございました」
着替えの早さ、測定の仕方。
年長児までとかはいかないゆり組のこども達。
ゆり組までとはいかないもも組のこども達。
一か月後の測定では、
「さすが年長さん」
「さすがゆり組さん」
と言われているのだろうなとしみじみ感じます。
「こっちが前?」
「名札取ってください」
「手伝って」
保育者への頼み方、その内容。
その後のフォローも必要がない今。
「私がやってあげる」
「僕がやってアゲルヨ」
「これ忘れてるよ?」
友達同士で助け合う姿も成長を感じ、
「分かってる、し」
「自分でやる、し」
と、成長のあか「し」を見せてくれます。
園庭では砂場遊びで水を流す水路を作るこども達、ごっこ遊びをやる為に仲間集めをしているこども達、ボールを木にひっかけてそれを取ろうと必死になるこども達。
鉄棒が出来るようになったよ、太鼓橋を登れるようになったよ、つりばしを渡れるようになったよ、いつの間にか出来る事が増えてきています。もうそんなことはもうすでに出来ている子も「やったね」と喜んでいました。
そんな一瞬一瞬の思いやりの心や、見てみてのサインを大切にしていきたいと感じます。
K★Y
◆より一層 (ひまわり)
昨日はセレニティーホールでの練習があったためか「ねえ先生、卒園式まだ?」と卒園式の実感がわいてきたようです。さらに「ぼく、卒園式早くやりたいな」とあの緊張感さえ楽しみに変えてしまう子どもたちの姿はたくましく感じます。
卒園式まであと3日。明日もセレニティーホールへ行き予行練習があります。そして明日はゆりとももも見学に来ます。いつもとは違った雰囲気の中、練習道通りとは行かないかもしれませんが気持ちが伝わる時間になったらいいなと思います。
今日も青空ランチをしました。
弁当を広げ子どもたちの「特別感」をめいいっぱい感じながらおいしくミートスパゲッティを食べました。
(K.E)
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