◆3月3日(金)の子どもたち
2023年03月03日 金曜日
◆ひなまつり(つぼみ)
今日はひなまつり。朝の体操後、ホールへ行き、おひなさまを見ました。部屋から出ることだけでもウキウキの子ども達。まずは廊下へ出て、みんながクシュクシュっと花紙をちぢめて作ったおひなさまを見上げ、おひなさまを指差し、「〇〇の!」と自分のおひなさまを教えてくれたりして、まずはみんなの手作りおひなさまを見学しました。そして、ホール前へ移動。おひなさまの前に座って、おひなさまと写真撮影をしました。みんなとても上手にカメラを見て、お座りしていて。無事に写真撮影が終わり、今度は本物のおひなさまを見学しました。ホールの中が気になり、入って行こうとする子もいましたが、みんなじっとおひなさまを見つめて、中にはちょっと怖いのか真剣な表情で見つめる子もいました。
その後は園庭に出ました。最初は砂場でそれぞれ好みの砂場用具を取ってじっと遊んでいました。砂だけではなくどこからか石を持ってきて、大中小と色々な形の石を皿に並べたり、色々な容器を持ってきて入れてみたり、楽しんで遊んでいました。砂場や築山辺りの奥の方だけではなく、今日はプールサイドに上がって遊ぶ様子も見られました。時々プールの中を覗いたりしては、お友だちを追いかけるかのように、プールの周りをあっちこっちへと忙しく走り回っていました。また、新たな園庭遊びの楽しみ方をお友だちと知ったようです。(T.Y)
◆ひなまつり(ふじ)
今日はひなまつり。
朝の集まりで『うれしいひなまつり』の歌をみんなで聞いみました。廊下に飾ってあるお内裏様とお雛様も持ってきて歌に合わせて鑑賞。
「お目目とお口シールでペタペタしたよね」
「お洋服(着物)もお花紙でクシャクシャして作ったよね」
「冠やお帽子も被らせてあげたよね」と子どもたちと一緒に制作を振り返ってみました。「ぼくのー!」「○ちゃんのー!」「⭐︎ちゃんのお家にも(お雛様)あるよー」と嬉しそうに眺めていました。
廊下に飾られているお雛様は、今日の帰りにお持ち帰りいただきぜひお家でも飾ってみてください。
集まりの後は、ふわふわ、きらきら、わくわくの順番で、ロビーに飾られている大きなお雛様の前で写真を撮りました。
今までハロウィンやクリスマスなどで集合写真を撮ってきましたが、今回は保育者が入らずとも子どもたちだけで並んで撮れるようになったことに感心です。
わくわくの◇君。お雛様の前に来ると「こんにちは〜」とみんなで挨拶する中で、座って合掌して頭を下げて丁寧にご挨拶。「み仏様と思ってるのかな」とその場にいた保育者は笑ってしまいましたが、◇君の心の中に感謝する心が芽生えてきているのかなと想像すると喜ばしい姿でした。
◇君の姿だったり、子どもたちだけで写真が撮れたこと、ちょっとした事でも子どもたちが成長している姿を垣間見れるのは保育者として喜ばしい瞬間と感じます。
もちろん、撮る側の保育者たちは写真館のように子どもたちの目線を集めようと一生懸命でしたが、微笑ましい今の姿を感じていただければと思います。
写真の後は、玄関から園庭遊びに向かいました。
太鼓橋に登ったり、登ってみようとチャレンジしてみたり、築山に登り交番にいるお巡りさんに敬礼してみたり。
「△ちゃんどこー?」とお友だちを求めて一緒に遊んだりと園庭遊びが楽しくてなかなかお部屋に戻ろうとしない子どもたちでした。
3月に入り、いよいよ進級が目前となってきましたが、進級する最後の日まで子どもたちと一緒に楽しんでいきたいと思います。(O.Y)
◆待ちに待ちました (きく・たんぽぽ)
ひなまつり制作を通してひなまつりに興味・関心が高まっていた子どもたち。『あと何回寝たらお姫さま(お雛さま)?』とずっと楽しみにしていました。
朝の集まりや遊びの中でもその話題は尽きず、クイズ大会や会話を通して『お姫さま』と言っていた子どもたちがいつの間にか『お雛さま』と言い、『お内裏さま』も言えるようになり、日本の文化に子どもたちが楽しみながら触れ合っている様子が伺えて嬉しく感じました。
この日の為に準備したお内裏さまとお雛さまの変身グッズを目の前に『これやりたーい!』と目を輝かせる女児2人。2人がお雛さまの冠を付けると他の女児も身につけたいと集まってきましたが、男児たちは照れがあるようで『これやらないよー!』と笑顔で逃げたり、『なんだこれー!』と笑って誤魔化していました。なんとか盛り上げて説得に成功し、男女ペアになってきくぐみのお内裏さまとお雛さまが誕生しました。
写真を撮り始めたらさっきまで照れていた男児も意外とノリノリ。午後にはたんぽぽぐみにも可愛いお内裏さまとお雛さまが誕生する予感がしています。
撮影会が終わると次のブームはひなまつりの塗り絵でした。『これ可愛いよね〜やりたかった』と◯ちゃん。『そうだよねーこれ素敵だもんね!』と△くん。ひなまつりの塗り絵をベタ褒めしています。
『髪の毛って何色だろ?…あ、黒か!』と色にも注目。「なんで黒なの?」と聞いてみると『だってあれ(制作で作ったお内裏さまを指差しています)黒だから』と疑問を自分で解決する場面がありました。「よく見つけたねー」と驚くと『だって作ったし!分かったし!』と得意げでした。また、塗り絵をしながら流れているうれしいひなまつりの歌を聞いていた□くんが『ももの花ってなんだろう?』とふと疑問を口にしていました。その疑問を朝の集まりで皆に伝えると共に桃の花の意味を伝えるなどひなまつりをたくさん味わい、最後にはホール前の大きなひな人形の前でパシャリお今日一日ひなまつりを楽しんだ子どもたちでした。
数日前に読んだひなあられの紙芝居の影響もあり、おやつでひなあられが食べられるかもと楽しみにしている様子。みんなが美味しく食べられていますように…。
K・E
◆一緒が嬉しい(うみグループ)
今日はひな祭りです。子どもたちは歌をうたったり、ロビーのひな壇を見て「赤い顔の右大臣がどれだか分ったよ」と話したりと嬉しそうな表情を浮かべていました。
集りではひな祭りの由来を話し、ある病気がちだった女の子とひな人形の物語など、流し雛や日本の地域ごとに伝わる昔話を絡めながら伝えていくと興味を示していました。
お話に対する興味関心が強いうみグループの子どもたち。これからも様々な形で物語に触れていきたいです。
ひまわり組と本格的に別々に過ごすようになって3日目になりますが、さみしい気持ちはやはり強いようで、ひまわり組が卒園式の練習の為にうみグループにやって来ると、もも・ゆり組の子どもたちは抱き着いたり名前を呼んで笑顔を見せていました。照れ笑いを浮かべるひまわり組。
練習中は側にいきたいのを我慢してそっと見守る姿が可愛らしかったです。
練習が終わると「上手だった」と声をかけ拍手している子たちもいました。
園庭でも姿を見かけるとお互いにかけよったり、泣いている子に寄り添う姿がありました。
子どもたちが築きあげてきた関係性や絆を再確認する度に喜びを感じます。
今後またグループで散歩に行ったりと交流も考えています。残りの日々も嬉しさや楽しさをたくさん感じて過ごして欲しいです。
O・Y
◆うれしいひなまつり(にじグループ)
昨日はとても暖かく園庭でも“春”をたくさん見つけました。
見つけた沢山の春たちを写真におさめたので、今日はその写真の生き物たちがどんな名前なのかを図鑑を広げて調べてみることにしました。調べた名前は写真の下に書き込みます。
一冊目に持ってきた図鑑ですぐ名前を見つける児もいれば、何冊も何冊も見比べてそれでも名前がわからない児もいました。どうしてもわからなかった児は自分で考えた名前をつけることにしました。
“その生き物じゃないかもしれないけど、写真を見ると似ているから”
と、図鑑から似たものの名前を書く児もいました。
名前が正しいか よりも、生き物をよく見て観察することや、名前を見つけた達成感を大事にしたいと思います。
3月3日、今日はひなまつりです。
集まりでは、うれしいひなまつりの曲に合わせておしとやかな踊りをおどりました。子どもたちも、なんだかおもしろい踊りに顔が緩みます。
そのあとは、ひな人形を見ながらおひなさまの名前クイズです。お雛様、お内裏様、三人官女に五人囃子、左大臣の名前まで子どもたちよく知っていました。「お家でおしえてもらったんだ」と、ご家庭でひなまつりの話をしてくださっていることがよくわかります。
今日は女の子の節句なことも話しました。給食やおやつもひなまつりの特別なことを話すと楽しみにしていました。
ロビーのおひなさまの前で写真を撮ってから園庭に出ました。「家におひなさまあるよ」と女の子たち。これからも健やかで幸せな成長を願います。
e.y
◆ひなまつり(そらグループ)
今日はひなまつりです。昨日朝泣いてきた子に「今日は朝泣かなかった?」と聞くと「泣かなかった」との答えが返ってきました。理由を尋ねてみると「だってさー今日ひな祭りだからさー楽しみだったんだもん」とのこと。昨日とは違った気持ちにさせてくれたひな祭りに感謝です。
年長がいない部屋にも慣れてきた子ども達。保育室も少しずつ寂しさがなくなり子どもたちが盛り上がって遊んでいます。いつも一緒の組み合わせもあるのですが、ゆりのほとんどの子達が一緒にビー玉転がしで盛り上がっていました。環境が変化すると子ども達の遊びからいろんな姿が見られるのだなと感じます。
あと一週間今の生活が続き、13日からはきくたんぽぽの子ども達が一緒に過ごすことになります。変化があることで気持ちの変化もあるかと思いますが、子ども達に寄り添って過ごしていきたいなと思います。
(K.E)
◆あと〇日で・・・ (ひまわり)
ホール生活が始まって、5日目。子供たちの姿を見ながら、あれがあったほうがいいかな、これがあったほうがいいかなと少しずつ整えています。
カレンダーがなかったので、用意してみました。今日は何月何日?卒園式はいつ?3月生まれのお誕生日の子はいつ?など、カレンダーを一緒に見ながら話していくのは、先を見通すことができたり、これからの予定に期待を膨らませたりするのに、大切な時間かなと思います。
卒園式は11日だねと皆で確認。数えてみると、あと8日。カウントダウンの欄もホワイトボードに作りました。
キッザニア、誕生日、育子園最後の日まであと何日・・・?毎日を大切にしながらも、これからやってくるいくつかのカウントダウンを子供たちと一緒に楽しみながらしていきたいと思います。
給食は初めて、お待ちかねのお弁当箱を使って、食べることにしました。「やったー!!」と大喜びの子供たち。ひなまつりのメニューなので、お弁当箱は、華やかな色どりで、気持ちもさらに盛り上がり、とても楽しい給食の時間になりました。「今度は、園庭で食べられるかな~?」とまた次の期待にもつながっています。
ひなあられの由来についての紙芝居も見ました。そして、午後のおやつはひなあられ。楽しみがたくさんのひなまつりになりました。
(T.M)
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