◆2月22日(水)の子どもたち
2023年02月22日 水曜日
◆しあわせの瞬間(つぼみ)
保育者が間に入ることなく自分たちでお友だちと交流する姿が出てきました。
玩具の貸し借りはまだ難しいですが手をつなごうとすることがあるのです。
とても自然な流れで手をつないで歩き出します。
同じ遊びをしている時、たまたま近くにいる時、好き好き・・・・とその時の思いは色々みたいですが決まって2人は笑顔になります。
とても幸せな瞬間。その幸せはどうやら伝染するようで、次々幸せカップルが誕生します。
男の子と女の子、女の子と女の子、男の子と男の子・・色んな組み合わせがあってみんな幸せ笑顔です。
保育者たちもつられて笑顔になります。
そんな幸せの瞬間がこの先もっともっといっぱいありますように・・・・
日差しは暖かいものの今日も寒い日でした。
でも園庭遊びは久し振りだったせいかいつになくみんなアクティブです。
玄関から大門までのレンガの道を行っては帰っての往復を走り続けてみたり、サッカーボールを追いかけて見事にドリブルしながら進んで行ったり、玩具倉庫にしまわれているサッカーゴールに自分が入ってみたり。
「あれ?どこにいるのかな?」と思ってしまうほど次々と遊びを変えて動き回る様子に逞しさも感じます。
ログハウスのカウンター越しに何か呼び止められました。
どうやら美味しいもの屋のオープンの様子です。ところが今すぐ行けない事情があって、「あとで行くからね。」と伝えたのですが待っていてはくれませんでした。
気付くとすぐそばまで来ていて、デリバリーサービスを提供してくれました。
「いただきまーす。」勢い余って思わず本当に食べてしまいそうです。
そんな時もやっぱりしあわせ笑顔です。
お部屋のカップルは園庭でも手をつないでいます。
腕にバケツを掛けながら2人一緒にお買い物いに行く様子。
そんな二人を遠目に見ながらやっぱりしあわせ笑顔はこぼれていました。(N・S)
◆嬉しさいっぱい(ふじ)
今日は園庭で遊びました。
園庭に出るための身支度が上手になってきて、自分の靴下や上着を取ってきて自分で着ようとしたり、保育者に「やって」とお願いしたり各々頑張っている姿が見られています。
そんな中、きらきらグループの◯ちゃんが「ひとつしかないの〜」と困り顔で靴下を見せてきました。いつものように靴下ケースから靴下を取り出し、上着をさがしている間に靴下の片方が行方不明になってしまったようです。
◯ちゃんと一緒にあたりを見回しますが見つからず、「ないね~」「どこ行っちゃったんだろう・・・」と〇ちゃんも保育者も困り顔。
そんな姿を見てたきらきらグループの□くんが「あったよ~」ともう片方の靴下を持ってきてくれました。
「わぁ!ありがとう~」と伝えると、きょとん顔。
靴下を探してたから持ってきただけだよという表情で、こんなに保育者が喜んでいることに驚いているようでした。□くんのおかげで無事に靴下を履いて園庭にでることができ、一件落着でした。
そんなことしているとテラスから「◇せんせー、◇せんせー」と呼ぶ声が、室内から「はーい」と返事をすると「遊ぼうよー!」と保育者のことを待っていてくれた様子。
園庭に出てみると奥の方からは別の保育者を呼ぶ声が。
呼ばれていた保育者は本日午後からの出勤予定で、遊びたいのに姿が見えないので探していたのでした。
友達の存在が大きくなってきたな、と感じるこの頃で成長した姿に嬉しく感じていましたが、私たちを求めてくれる姿にはさらに嬉しさを感じます。
(M.S)
◆気になる存在 (きく・たんぽぽ)
ひなまつり制作が盛り上がっており、毎日誰かしらが制作に取り組んでいます。先にやり終えた児が様子を見に来ては『あ、それもうやったよ〜』『ぼくは青の洋服(折り紙で作った着物)で可愛いんだよ〜』等と自分のひな人形の現状報告をする姿が日課となっています。自分のひな人形を自慢する姿もあれば、友だちのひな人形を褒める姿もあったりと会話が弾み、楽しそうな様子が沢山伺えているこの頃です。
日に日に友だちとのやり取りや会話が濃くなり、子どもたちのその姿を目にすることがとても楽しく感じています。
室内で何をして遊ぼうかな〜と考えていた○ちゃんに『○ちゃん、一緒にパズルしようよ!』と誘った△ちゃん。『うん、いいよ!じゃあー、これにする!』とパズルを選び、並んで仲良くそれぞれのパズルをする2人。『あ!もうできたの?凄いね!』なんてお互い気にしながら楽しんでいました。
椅子に座っていた□ちゃんがなんだかスッキリしない表情を浮かべていると、☆くんが何も言わずに頭をなでなで。□ちゃんの表情の理由は分かりませんでしたが☆くんのおかげてパッと笑顔が戻り、笑顔になった事を確認した☆くんは『元気になったね!』と安心した様子。優しい空気に包まれていました。
園庭から戻る際、まだ遊びたいという気持ちが溢れた◇くんを見た●くんが『まだ遊びたかったのかな?』と気にかけてくれたので「そうなの。もうお部屋に帰る時間だよって教えてあげてもらってもいい?」と保育士が助けを求めると●くんを筆頭に数人で『もう帰る時間だよ〜』と優しく声を掛けてくれました。◇くんの気持ちが落ち着くまでには少し時間が必要でしたが、その間『まだ園庭で遊びたかったの?』『でももうおしまいなんだよ〜』と気持ちを受け止めてあげ、『いちご(給食のフルーツ)一緒に食べようね』と沢山心配し、声を掛け続けてくれた●くん。まるで小さな保育士のようでとても頼もしく感じました。
大人が仲介したりやり取りの架け橋となる事ももちろんあり、そういった事が必要な場面も起こりますが子ども達が架け橋となって関わりを広げてくれる姿も見られるようになっています。そんな時は任せてみて、こっそり耳を傾けて見守ることもちらほら。そんな事が言えるようになったんだなぁ あんな風に受け止めてあげるんだなぁと驚かされることもあり、日々子ども達からの学びで溢れています。
『もうお兄さんだから!』『もうお姉さんだもん!』と日々奮闘している子ども達のやる気と頼もしさが毎日眩しく、もう少しで始まる移行期間がどんどん楽しみになっています。
K・E
◆まだまだブームは続きます (うみグループ)
ダジャレブームが続いているうみグループ。今日も「ダジャレ考えた」と次々にダジャレを披露してくれます。
以前はダジャレの絵本を見たり、お父さん・お母さんや兄弟と考えたというダジャレを言うことが多かったのですが、最近はどんな言葉ならダジャレになるかを夢中で考えるようになりました。
「これはどう?」とダジャレを言っては大笑いする子どもたち。中には全くダジャレになっていないものもありますが、言葉を考え繋げて楽しむ姿にこちらも笑みがこぼれます。
言葉遊びの面白さを感じている子どもたちですが、その興味関心事を引き続きどう広げていくか考えていきたいです。
そして劇遊びへの意欲も続いています。「てぶくろの劇でキツネ役やりたい」「ももたろうに出てくるキジをやるのが夢なの」と話す児たちがいます。そこで今日はオペレッタ『てぶくろ』を行いました。劇をしたい児がそれぞれ自分たちで好きな役を選び演じます。
お互いに劇を見せ合っていた為か振り付けや歌もよく覚えていました。
3学年が入り交じって演じるオペレッタはまた違った楽しみ方があるようで、役が足りないと先に出ている動物役の児が別の役を演じたり、歌声でカバーしたりと和やかな雰囲気の中行われていました。次回のももたろうや大きなかぶの劇も楽しみです。
「お話して」と毎日リクエストが出たり物語への興味が更に深まっている為、今後も劇遊びや絵本に紙芝居、素話やエプロンシアター等を通してたくさんの物語に触れる機会を増やしていきたいと思います。
O・Y
◆色々なゲームで触れ合いました(にじグループ)
朝の会では、いつもエプロンシアターは保育士がやるところ、今日は子どもたちにやってもらいました。『くいしんぼうのゴリラ』のエプロンを子どもに付けてもらい、みんなと握手会です。ギュッとしたりとゴリラと仲良しになりました。ゴリラを付けた子どもたちは、ニコニコでみんなと触れ合っていました。他の子も「握手したい人」というと「はーい」と言いながら並んで、ギュッとできる期待でウキウキしていました。みんなと触れ合ってちょっと力が抜けてダラダラしていました。
宝探しゲームをしました。小さなペットボトルを隠します。まずは、女の子が隠していきます。男の子は、ドアの向こう側で数を数えて待っていましたが、いくら聞いても「まあだだよ」と帰ってくるので、「階段を降りて、いつも身体測定をする部屋に行って「おはようございます」と言って帰って来てください」というミッションが言い渡されました。みんな、階段降りていきました。「おはようございます」という声が聞こえてきました。ちゃんとミッションをこなしているようです。全員帰って来てから「もういいかい」と聞くと、「もういいよ」という女の子からの返事が返ってきました。男の子たちは一斉に探しに行きました。「あった」とすぐに見つける子もいれば、ウロウロするだけで探していない子や「あった」と言う声がすると見つかった場所に行って探す子もいます。おままごとの中、布団の中、カプラの中などから次々と出てきました。
次は、男の子が隠します。男の子の方が人数多いのにすぐに隠してしましました。何人かは、さっき宝物が出てきた場所に隠しに行くので、すぐに見つかるものもありました。カプラの奥の方に押し込んでいたから探しに来ても上の方だけカプラをよけているだけなのでなかなか見つかりませんでした。柱の裏側の奥の方にも隠されていました。よく見つけたと思うほど奥から見つかりました。
これだけ遊んだのに「フルーツバスケットもしたい」というので、椅子をならべてやりました。人数が少ないのとスピードを上げて何回もやってたので、オニになる人もいっぱいいて、オニになれてニッコりする子も出てきました。短い時間でしたが、何回もできて満足したようでした。
色々と触れ合いながら楽しめたようです。また、ゲームなどで楽しんでいきたいと思いま。M・K
◆もうすぐ移行期間です。(そらグループ)
もうすぐひまわり組が小学校の準備段階としてホール生活になることを知ったゆりもも組。「どうする?」と聞いてみると「・・・」。まだ実感がないようです。来週の移行初日にどのような反応になるのか楽しみです。ひまわり組にも「もうすぐそらグループのお部屋ではなくなる」という事を話すと寂しさもありながら小学校への期待も膨らんでいるようです。
園庭ではひまわり組中心で『高おに』が流行っています。高いところに登ればセーフという鬼ごっこ。園庭にある少しの段差、色々な高いところを開拓しています。丸太の上、ウッドデッキやトランポリンの上、鉄棒等々自分たちでここは高いや他の場所に移動する時もルートを考えながら走っています。なかなかタッチすることができなかった〇君は鬼をしてるのに疲れてしまい、「もうやめる」と言いかけそうになると▽君がその様子を察し「鬼やるからタッチしていいよ」との発言が聞こえその優しさに〇君も「ありがとう」とタッチ。自分も以前同じような経験をしていた〇君だからこそ出た言葉でした。
ひまわり組は集団遊び。もも組は砂場で山作り。そしてプリン屋ごっこなどの各々の遊びを。ゆり組は築山でフープを転ばしたりトンネルの上でお喋りしたりと小さな集団で遊び、それぞれの年齢の特性が出てました。
子ども達は今日も寒さに負けず元気に走り回っていました。(K⭐︎H)
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