◆2月20日(月)の子どもたち
2023年02月20日 月曜日
◆沢山動いて(つぼみ)
今日は日差しが温かく感じる日だったので園庭に出て過ごしました。
久し振りの園庭遊びなので準備をするときからウキウキなつぼみ組の子ども達。ジャンパーをまだ着ていない▽くんに〇ちゃんがジャンパーを渡しに行き、「早く園庭に出ようよ」と誘っているようでした。
園庭に出るとレンガのたたきの所でかけっこが始まります。保育士の「よーい、どん」というとみんなで駆け出し、大門まで駆け抜けます。大門に着くと今度は玄関目指してまた駆け出します。最初は2人程だったのが参加する児が増え最後は大人数でかけっこを楽しみました。
トランポリンや築山方面に向かうと築山から「あっ、バス」「バイバーイ」「トラック」と楽しそうなおしゃべりが聞こえてきました。▽くんが沢山おしゃべりしていて隣にいた◆くんは▽くんの話を聞き入るように静かに車を見ていました。車が通るたびに「あっ!」と嬉しそうな2人でした。
太鼓橋のところに何人か集まって上を見上げていました。ふじ組の児達が登っていたり、保育士が登っていたからです。同じように登ろうとする⭐︎ちゃんの姿をみて登った保育士が「がんばれー」「足が上手に上がってるね」と励ましながら応援します。まだ腕の力などが足りないので何度も挑戦しましたが、登ることはできませんでした。いつか「できたー」と登れる日が来るのが今から楽しみになる姿でした。
園庭遊びの道具がある倉庫裏のところが子ども達にとって狭くて隠れるのに丁度良いスポットになっていて今日もひっそりと隠れていた子ども達。保育士が「ばぁー」と言って顔を出すと驚きと楽しさで満面の笑みを浮かべていました。
沢山動き回ってお気に入りの場所がどんどん増えていき、より園庭遊びが楽しくなってきた子ども達です。
楽しい時間を過ごせるようにこれからも見守っていきたいと思います。
(I.H)
◆個々の触れ合い(ふじ)
週の始めの今日、朝からとても暖かく、過ごしやすい日となりました。
今日も新しい発見の連続です。
ふわふわの◎ちゃん、※ちゃんが、保育者と楽しそうに、手を繋ぎ砂場の木の周りを歩いていました。
それを見ていた、きらきらの◇くんは、後ろから続き1人で歩いてみようと。よろけながらも、両手をピンと伸ばし、バランスを取ろうと一生懸命です。
ズリっとよろけ落ちて、一瞬は泣いてまた、繰り返し。根気強く何周も回っていました。
定着してきた、黒板へのお絵描きも、集まっていました。
チョークで、サラサラッと描く児に聞くと、「アンパンマン」と教えてくれます。○の形が転々と描かれていました。
描きたい物をイメージしながら思い思いの時間を過ごしていました。
ログハウスの:カウンターはお店屋さん、お料理作ったりと、使い方は様々。
今日はふわふわ△くんが、カップに砂を入れて「ヨーグルト」隣の◇ちゃんも、「ヨーグルト」と教えてくれました。
想像する力が強くなってきたようです。
友だちとの関わりも、前までは意思の疎通がとれなくて、ケンカになっていた女児が、「○○だよ」「○○だね」とお互いに繰り返すのが、ただ楽しく、キャッキャッとして楽しく2人の時間を楽しんでいました。S/A
◆ひな祭りに向けて (きく・たんぽぽ)
朝の集まりを終え、遊びの場に移ったこどもたち。
3名の男児が手を繋いでくるくると回っているのを見つけたので「何してるの」と声をかけてみました。「かごめするんだけど、中の人がいない」とのことでずっとくるくると回っていたようです。お友達誘ってみたら?と伝えると「かごめやろー」と大きな声で誘いほぼ全員が参加してかごめかごめが始まっています。
お友達と一緒にという思いや仲間意識がますます強くなっていて朝から盛り上がりを見せています。
3月3日のひな祭りに向け、今日からおひなさま制作を始めました。
○顔のパーツ貼り(シール)ゾーン
○染め(金屏風)ゾーン
○折り紙(着物)ゾーン
やること盛りだくさんです。
たんぽぽ組と合流し、順番でやっていきます。
○パーツ貼り
ニッコリの目・ウインクの目など全部で5種類の目を用意して好きなものを選んでもらいました。
同じものを選んだり、違うものにしてみたり、よく考えて選択しています。鬼の顔も作っていた経験もあり目と口の位置関係もバッチリです。出来上がった自分の作品を見て、「かわいい〜」と口にしたり、ニッコリと笑う姿が印象的でした。
○染め
今年度はじめての「染め」を取り入れてみました。
金屏風ということで、黄色×オレンジか黄色×黄緑どちらかを選んでもらいました。
折った障子紙をゆっくりと絵の具水につけていきます。一人でやる子や保育者に手を添えてもらいながらやってみる子もいますが、みんな積極的に挑戦しています。
2色につけた障子紙を開き出てきた模様を見て「すごい」「きれい!」とナイスリアクションを見せてくれました。
○折り紙
折り紙も初めて制作に取り入れてみました。(遊びの一環で折り紙をしていたことはあります)
どんな柄の折り紙がいいのか選んでもらいましたが、パパッと第一印象で手にとる子とじっくりと悩み手にする子に分かれていてここでも個性が出ています。
まだ工程のひとつひとつを行っただけでどんなものが完成するのかイメージがつかない子も多いと思います。
出来上がったものをひとつずつ組み合わせていく中で完成したときの喜びを一緒に味わっていこうと思います。(I・K)
◆赤ちゃんじゃない(うみグループ)
『もうすぐ○○ぐみ』と進級を楽しみにしている声がちらほらと聞こえてくるようになりました。
そして、幼児組に進級してくる2歳児に対して、「あのあかちゃんがね○○なの。」という呟きも多く聞こえてくるようになります。
たった1歳しか変わらないもも組の子どもたちでさえ、「あのあかちゃんが・・・」と言うのです。幼児組に進級した途端、グンと大きく大人になったような気分になるのでしょうか。
その気持ちなんだか分かるような気がしてくると同時に、それほど背丈が代わらないのに赤ちゃんと大人という関係に思わず笑ってしまいます。
子どもたちには、2歳児は赤ちゃんではないこと、きちんと言葉で伝えればきっと理解してくれること、みんなも同じように相手にはしっかりと言葉で伝えていく事。そんな話をしてみました。
自分よりも年下の児が増える事で、思い通りにはいかないこと、我慢をすること、頑張ってみようとする気持ち、きっといろいろな気持ちが出てくるだろうと思っています。
成長が楽しみであるとともに、しっかりと受け止めていきたいと思います。
先日より順番に取り組んでいたおひなさま制作がほぼ完成しました。
2階廊下に並べられたおひなさまを見て、「可愛いよね」とにんまりの子どもたち。
自分たちの作った作品をきれいに飾る事の喜びを味わいながら、季節ごとの行事に触れる良い機会になっていると感じます。
そろそろ暖かくなってくる時期ですが、引き続き大人も子どもたち自身も体調管理に気をつけて過ごしていけたらと思っています。(M.C)
◆キラリ キラリ (にじグループ)
お休みの子が多く、ちょっと寂しい週明けとなりました。体調を崩している子もいるので、登園している子たちとも、改めて元気に過ごすことの大切さ、何か体調の変化を感じたら、お父さんお母さんや保育士に伝えることなど確認していきました。
年長児が卒園式で歌う歌に、「キラリキラリ」という歌があります。「友達と仲直りできた」「おかあさんにごめんなさいって言えた」「ころんでも立ち上がれた」・・・、一人に一つ みんなが持っているキラリとした力。
「みんなの中にも、一人に一つのキラリがあるよね。どんなキラリがあるかな?」
「お母さんにご本読んでもらってありがとうって言えた。」「落ちていたおもちゃを拾った。」「〇くんにごめんねって言えた。」・・・、色んなキラリが出ました。
園庭に出てからも、「※ちゃん、もう一つ、キラリがあるよ。」と教えてくれる※ちゃん。「お母さんのお手伝いしたんだ。」「それは、素敵なキラリだね!」一人に一つどころか、たくさんのキラリを持っている子どもたち。今日は、子どものキラリをたくさん見つけようと、改めて気合を入れた保育士。泣いている子に寄り添ってくれる▽くん、不安定な木に乗ってみようとした子に「それ、持っててあげようか。」とさりげなく声掛けできる☆くん、絵本を綺麗に整理してくれる◎ちゃん。
遊びの中にも、キラリはたくさん。木の切り株のかけらを拾ってきて、上に片足で立ち、バランスボードのように遊んだり、椅子にして座ってキャンプごっこをしたり、種のようなものを見つけて、「芽が出るかもしれないから、埋めてお水をあげてみる。」と嬉しそうに水をかけたり。。何気ない日常の中にあるキラリはあちらこちらにあって、キラリキラリと光っています。たくさんの、一人一人の「キラリ」に目を向けて、見つけられる自分でありたいと思います。
(T.M)
◆暖かい春?(そらグループ)
2月も半分が過ぎ、あと一か月と少しで今年度が終わろうとしています。卒園式に向けての準備も少しずつ進み、歌の練習も朝の保育室から響いていてもうすぐ卒園してしまうんだなと感じる事が多くなりました。つぼみからふじぐみ、きくたんぽぽから幼児組へと過ごしていく中で子ども達にとってどんな育子園生活だったかなと考えることがあります。
子ども達がのびのびと楽しい育子園生活を送れるように環境設定や子ども達にあった関わりをしっかりしていきたいなと改めて感じます。
来週から年長はホール生活になるのでそらでの生活も楽しんでほしいなと思います。
(K.E)
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