◆2月18日(土)のこどもたち
2023年02月18日 土曜日
◆土曜保育(低年齢)
ぽかぽかと暖かい日差しが園庭に降り注いでいたので、「園庭で遊ぼうか」と声をかけました。1歳児の数人は園庭遊び用の上着を持ってくると保育者の近くに来て園庭遊びの準備を始めます。
2歳児の子ども達は丁度ごっこ遊び真っ最中で、もう少し遊びたかったのか、「えー、今日は廊下で遊びたいなー」となんだか室内にいたい様子。
「じゃぁ、お昼寝終わったら廊下で遊ぼうか」と言うと「うん」と答えてくれましたが、もう少しごっこ遊びは続けたいようでした。
「時計の長い針がさ、、3になったら園庭行こっか」と試しに声を掛けてみると、「うん、3になったら園庭行く!」と園庭に行く気分になってきた様子。
それよりも、時計で見通しが持てることに驚き、「時計分かるの?」「3も分かるの?」と聞いてみると、「分かるよ!これでしょ!」「3はね、、これ」と時計に向かって指を差してくれました。
普段1歳児の子ども達と過ごしているせいか、土曜日に2歳児の子ども達の遊び、姿を見ていると驚くことばかりです。時計の針が3のあたりにくると本当に園庭の準備を始めだし、ちゃんと理解もしていたんだなとさらに驚きました。
園庭では先に出ていた1歳児メンバーが「せんせい、はしろ!」と言って走り出したり、デッキの上からジャンプをしたり、気温が高いこともあり、たくさん身体を動かして遊びはじめていました。
そこへ、2歳児の子ども達が園庭に出てきて、、、1歳児がデッキからジャンプして遊んでいるのを見て良い事を思いついた様子。倉庫からフラフープを全部持ってきて並べ始めました。なんだかサーキット遊びのように順番にフラフープの上をジャンプして、デッキのところまでたどり着くと、次はデッキの上からジャンプして、、、と遊びを広げてくれました。1歳児の子ども達もそんな姿を見て真似をしはじめ、異年齢のとても良い姿だなと思いました。
(M .S)
◆お話の世界と低年齢の子どもたちもとの遊び(幼児)
朝、子どもたちから「何か見るものしたい」というリクエストがあったので、色々持ってきました。昨日のコンサートで見た絵本「しあわせならてをたたこう」を見せました。「昨日やったから覚えているかな」と言ってはじめると、張り切って絵本に合わせて身体を動かしはじめました。波にのってきたところで、パネルシアター『タコ焼き』『大きな大根』とやると、自然に台詞が出てきて一緒に大根抜きもして盛り上がっていきました。
『サファイアパークへ行こう』では、みんなでバスの運転手になって、色々な動物を乗せながら、右に曲がり、左に曲がり、前に曲がり、後ろに曲がり、そしてガタガタ道を通ってサファリパークまで行きました。興奮して椅子から滑り落ちたりしながらたどりつけました。
最後は、エプロンシアター『金のガチョウ』でした。繋がってくっ付いていくたびに大喜びしていました。興奮しながらお話が終わった途端、保育士が金のガチョウを手にして隣の子の頭を触ったら、くっ付いてしまいました。「大変だ。くっ付いちゃった」と言ったとたん、みんなが助けに入りながら、自分たちもくっ付いてしまったから大変、みんなでくっ付いたまま動けなくなりました。楽しくて離れたくない子どもたちは、おしくらまんじゅうのようになってワイワイ言いながら、いつまでもくっ付いていました。「園庭に行くよ」の一言で、みんなの手は離れました。
園庭では、低年齢の子どもたちも遊んでおり、一緒にトランポリンをしていました。小さい子どもたちがトランポリンに座ると、幼児の子どもたちが飛び跳ねます。嬉しそうにしていた低年齢の子どもたちが、声を出し始めました。お姉さんたちが跳ねると揺れて声が振動することに気づいたようです。「あ、あ、あ」と言いながら自分の声がいつもと違って聞こえるのを楽しんでいました。揺らし過ぎて「怖い」と言われたお姉さんたちは、飛び跳ねるのを小さい子に合わせて調整して飛んでいました。
お山の頂上に落ち葉をショベルで持って行ったり、ばら撒いたりしているのを低年齢の子どもたちも真似し始めました。同じことを一生懸命に真似してやる姿は可愛く、幼児の子どもたちも合わせて一緒にやってあげたりしていました。
低年齢の子どもたちが気づくところと幼児の子どもたちが気づくところが、一緒に遊びながらそれぞれあって楽しい遊びへと展開していきました。M・K
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