◆2月15日(水)の子どもたち
2023年02月15日 水曜日
◆ふじ組のお部屋で/涅槃会では(つぼみ)
今日はふじ組のお部屋で遊びました。ふじ組の子ども達がいなくなると、ふじ組のお部屋へ移動。移動する子どもたちの足早なこと。すぐにお気に入りの玩具の側へ行き、遊び始めました。
パズルコーナーでは、パズルをはめたり外したり、棚からパズルを出したり片付けたりしながら、遊んでいました。マグネットコーナーでは、三角や四角の形のマグネットをマグネット版いっぱいに付けて遊んでいました。おままごとコーナーでは人形を出して布団をかけてトントンしていたり、カップとレンゲを持って食べるふりをしていたり。時々おひさまコーナーで体を動かしたりして、それぞれ色々なコーナーへ行って、時間を忘れるくらい夢中で遊んでいました。
今日は涅槃会です。お釈迦様がお亡くなりになった日です。幼児組になると、ホールで行われている式に参加します。ふじ組でじっくり遊んだ後、みんなも仏様にお花をお供えするために、ホールへ行きました。寄り道しそうになる子ども達に声を掛け手を引き無事にホールへ。他のクラスが行っている様子も少し見学。いよいよつぼみ組の番です。舞台へどんどん上がっていく子。抱っこされて上がる子。お花を渡され、お花を置く子もいれば、置いてあるお花を取る子もいたり。舞台の奥まで行き、仏様を見ている子もいました。動じることもなく、むしろ舞台上を楽しんでいるようでした。こうして無事にホールでの献花が終わりました。また部屋へ戻り、そのままテーブルに着き、大好きな給食を食べました。(T.Y)
◆盛りだくさんな1日(ふじ)
風が冷たく、園庭の剪定もやっていたため今日は室内で過ごすことにしました。
そして、きく・たんぽぽ組に遊びに行かせてもらえないか聞いてみると「どうぞー」と快く受けて頂いたので今日はきく・たんぽぽ組に遊びに行くことにしました。
その前に朝の集まり。
タンバリンを使って「〇〇ちゃん」「〇〇くん」と呼びかけてみると「はーあーい!」と元気よくタンバリンを叩き返してくれます。元気に反応してくれるので嬉しい限りです。
大型絵本を見て、今日の予定をお話ししてみると「(きく・たんぽぽ組にいける)やったー!」と嬉しそうな子どもたち。少しだけおひさま広場で遊んでから2階へ移動しました。昨日の夕方など遊びに行っていた児もいますが、みんなで行くのは今日が2回目。階段を登るの早く保育者が置いてかれそうになるくらいです。
無事に到着し、きく組、たんぽぽ組のお部屋に分かれて遊びました。
遊びたいものを見つけて思い思いに遊ぶ子どもたち。
きく組では、きらきらの⭐︎ちゃんがおままごとゾーンに置かれている鏡台へ。メイクグッズを見つけて鏡を見ながらお化粧の真似。「ママみたいだね」と保育者が声をかけると「えへへへ」と照れくさそうにしつつもその場でじっくり鏡を見ながらお化粧を楽しんでいます。そんな⭐︎ちゃんが遊んでいるのを見つけてきらきらの○君も。指でほっぺにちょんちょんと付ける真似をしたりと⭐︎ちゃんも○君もお家でママの姿をよく見ているなという姿が垣間見られました。
たんぽぽ組では、おままごとゾーンが大人気。お人形を並べて冷蔵庫の中や棚からたくさんご飯を出してパーティーのようになっていました。「あったかいの(飲み物)いる?」と保育士に尋ねてくれたきらきらの◇くん。「うん、お願い」と伝えると温かい飲み物をすぐ出してくれました。粘土遊びでは、ふじ組にはない粘土用のハサミを使ってみたり、ふじ組とは違った環境でじっくり遊んでいました。
30分ほど楽しんだ後は、ホールに行きました。
今日2月15日は涅槃会。み仏様が亡くなられた日です。
涅槃会の集会には参加しませんでしたが、献花にはふじ組の子どもたちも参加しました。1人一輪、み仏様にお花をお供えしました。かわいいお花を持って帰りたくてなかなかお供えしなかったり、お供えした後もその場から離れず手を合わせている児、「自分でやる!」としっかりお供えして合掌する児、何が何だか分からない状況ではあったと思いますが、舞台に飾られている大きな絵をみたりといつものホールとはちょっと違った雰囲気を感じているようでした。学年が上がるにつれて少しずつ行事の意味も理解していく子どもたち。今は今の姿をしっかり受け止めてあげたいなと感じる瞬間でした。
きく・たんぽぽ組に遊びに行ったり、献花に参加したりと盛りだくさんな午前中となりました。
園庭遊びはなくともじっくりと室内遊びを楽しみ、ゆっくり眠りにつく子どもたちです。(O.Y)
◆お出掛けデー(きくたんぽぽ)
今日はきくとたんぽぽは別々にお出掛けしました。
たんぽぽ組は3階にじグループとそらグループに行ってきました。
お部屋に入ってすぐは緊張気味で、なかなか遊びに参加できなかったり、表情が固い子も、少しずつ慣れてきて自分から遊ぶ姿が見られました。
人気だったのはままごとと線路をつなげて走らせる電車。
ままごとでは、お店屋ができるように手作りのレジがあったり、食材に見立てたチェーンリングや花はじき、陶器のお皿やコップがあるので、子どもたちも大興奮です。
電車ももも組のお兄さんに手伝ってもらい超大作が出来上がり、こちらも大興奮でした。
また、最近ブロック遊びに夢中な男の子たちは、飾ってある作品を見て「すごいね」「これ作りたい」「かっこいいね」と話し、「それ、○くんが作ったから、今度教えてもらいな」と教えてもらい、「また来るね!」と約束していました。
3階からの帰り、今日はホールで涅槃会(お釈迦様の亡くなられた日)の式があったので、御仏様にお花を捧げてきました。
いつも同じ見守って応援してくれている御仏様に「もも組でも頑張るよ!」と一人一人手を合わせている姿に成長を感じ、また1つ、もも組に近づいた気がしました。(E.Y)
◆みんながみんなに優しくなる気持ちを持つ日。涅槃会(うみグループ)
今日は、仏教行事である涅槃会の日。
朝の集りで涅槃会はどんな日か聞いてみると、「み仏さまがお亡くなりになられた日」と全員が答えてくれました。
ひまわりぐみの○ちゃんと△くん3人が代表で奉献のお役をやりました。
本番の今日、「緊張する」と言っていましたが緊張していると見えないぐらいとても上手にやっていました。
園長の話では、
朝・帰りの集まりや行事がある時に手を合わせて合掌をします。
みんなは怒った時の手はどうなりますか?と聞かれ、ゆりぐみの○ちゃんが「こんな手になる」とオオカミの手をして園長に見せていました。
手を合わせるとどんな気持ちになるか聞かれると、「落ち着く気持ち」・「優しい気持ち」と子どもたちから出てきます。
みんなの足はどうなってるか聞かれ、みんなの足の裏は「土踏まず」があるけどみ仏さまにはなく、み仏さまの足の裏は平になっていること。それはどうしてか。
たくさんの人を助けて幸せにしてあげたいという気持ちがあっていっぱい歩いたから平なんだよということ。
涅槃会は、幸せでみんなに優しくしようという気持ちになる日でもあるんだよというお話がありました。
そして、もも・ゆり・ひまわりで順番にみ仏さまにお花をお供えしました。
一人一本お花を持ってお供えして合掌を丁寧にしていました。(Y.H)
◆あと何日? (にじグループ)
にじグループの部屋に、卒園ソングがあちこちから聞こえる時期になりました。年長児がにじグループで過ごすのは、あと9日。わかりやすく、カウントダウンのカードを作って、カレンダーの下に掲示しました。一年間、にじグループの長男長女として、たくさん思いやりをくれた年長児とのお別れを惜しむように、年長児に抱きついたり、腕を組んでべったり甘えるももぐみの姿があります。
今日は、涅槃会(ねはんえ)。以前に保育士が話したことを覚えていたり、1階や2階の掲示に興味を持って、お父さんお母さんと見てくれていた子もたくさんいたようで、「ねはんえって何の日?」と改めて聞くと、ほとんどの子が「仏さまが死んだ日」とこたえてくれました。「丁寧な言い方をすると、亡くなったって言うんだよ。」と話すと、「仏さまが亡くなった日」と声に出して言ってみていました。
ゆりぐみとひまわりぐみは、ホールでの式に参加します。ももぐみには、「遊びに来るたんぽぽぐみ(2さい)のお世話をよろしくね」と頼んで、ホールに向かいました。式の始まりは、年長代表児による奉献。厳かな雰囲気の中、緊張しながらも立派にやり遂げた年長児の姿、ゆりぐみもしっかり目に焼き付け、またひとつ来年度への期待につながったと思います。
式の後は、一人一本ずつ、お花をお供えしました。式には参加しなかったももぐみも、ホールに行くと、朝の集まりで保育士が話したように、仏さまを囲んで悲しむ人や動物たちの絵があるのを見つけて、「ライオンさんが泣いてるね。」「うさぎも泣いてるよ。」とお友達と話していました。お花をたどたどしく供え、手を合わせる姿が可愛らしいです。
み仏様に「素敵な姿を見守っていてね。」とお約束したあとは、元気に北風の園庭に飛び出していった子どもたち。登園時に霜柱を見つけて、持ってきて見せてくれた〇ちゃんの姿を見て、「今日はすごく寒いから氷ができるかもしれないよ。作ってみようか。」と提案しました。カップに水を入れると、「葉っぱを入れてみよう!」ということになりました。始めは近くに落ちている落ち葉だけでしたが、段々と視野が広がり、園庭のあちこちからクローバの葉、赤い実、梅の花びらなど様々なものを集めてきては、「これを入れたらどうかなあ?」年長の▽ちゃんは、葉や実の配置にもこだわりを見せ、とっても素敵な仕上がりに満足そうです。もちろん、完成形は凍ったところなのですが、作る途中の楽しさも満喫していた子どもたちでした。
「氷を作ってたら、氷鬼がやりたくなったよ。」と最後は追いかけっこも楽しんで、寒さも吹き飛ばす子どもたちでした。
(T.M)
◆涅槃会(そらグループ)
2月15日は涅槃会です。
ひまわり組とゆり組が式に参加しました。
保育室で涅槃会について説明すると興味深く聞いてくれる子ども達。「み仏さまなくなった日だ」としっかり理解して参加することができました。
式後、ゆり組もも組もみ仏さまに献花させていただきもも組は受け取った花で「ピンク」「黄色」と嬉しそうでした。そのままもらえると思った子もいたようです。微笑ましいです。ゆり組は自然と全員が献花し終わるのを待ち、横一列で一礼。しっかりとした姿を見せていました。
朝、ひまわり組の〇ちゃんと◇ちゃんが泣きながら何かを言い合っていました。
2人の話しに近くにいた子達も加わり大事になりそうだったので2人で話せる2人だけの空間のピーステーブルの場を作りました。お互いの今の気持ちを出し合い、『自分は今こんな気持ち』『相手はどんな気持ち』を知りどうしてこうなったのかどうしたらいいのかを明確にしていきます。始めは感情だけで話していた2人ですが少しずつ冷静になり「こう思った」「こうすればよかった」と20分ほどして、これからお互いの話をちゃんと聞こうというところに落ち着きピーステーブルは終了。途中分からなくなり保育士が少し間に入りましたがほとんどは2人が中心になって話合っていました。自分の気持ちを伝える事、相手の気持ちを知ること今日○ちゃんと◇ちゃんは良い経験が出来たのではないでしょうか。普段から起こる出来事ですが自分の気持ちをお互いぶつけあい相手にも自分と同じような気持ちや感情があることを知り少しずつ社会性を身に着けていっています。(K.H)
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