◆2月2日(木)の子どもたち
2023年02月02日 木曜日
◆好きな遊び(つぼみ)
今日は昨日に比べて寒い日になりましたが、園庭に行きたいと言っているかのように窓から園庭を見る△くんの姿があったので、朝のミッキー体操、集まりでタンバリンを叩いてのお返事をしてから園庭にでました。日差しはとても暖かく感じ、子ども達も「いえーい」と言った喜びを爆発させながら走り回ったり、滑り台を滑ったりと各々の遊びがスタートしました。
築山には保育士と共に◆くん、⚪︎ちゃん、⭐︎くんが集まっており、道路を走る車を見ながら語り合っています。車の種類の言葉(バス、ブッブーなど)もハッキリと言えるようになってきました。
砂場では、砂場道具置き場が人気で、「どれにしようかな」と見て道具をとりだしている姿が多く見られました。片手にバケツ、もう片手にシャベルを持って行く児や型抜きを持って行く児など子ども達なりにちゃんと選んで遊びに使っていました。□ちゃんは砂場のそばでバケツとシャベルで熱心にバケツの中に砂や小石、枯れ葉を少しずつ加えて混ぜ、まるで料理を作っているかのような仕草をしていました。入れては混ぜてを繰り返しその表情は真剣そのものでした。
好きな遊びが見つかり、夢中になって遊び気がつくと同じ遊びを20分程遊ぶ集中力も段々育ってきました。その集中して遊べる環境をこれからも大切にしていきたいと思います。
(I.H)
◆きく・たんぽぽ組へ!(ふじ)
朝の集まりを行おうと手遊びを始めると、子ども達も「なになに?」といった表情で自然に集まってきてくれました。集まることが少しずつ上手になってきたなぁとしみじみ感じました。
2月に入り、いよいよ「進級」というワードが気になる時期になってまいりました。
今日はきく・たんぽぽ組の保育室に遊びに行けることになり、子供達にそのことを伝えると、キョトンとしている子供達です。もう少ししたらお兄さんお姉さんの部屋へ進級すること、部屋には楽しいことがたくさんあることを話してみました。またまたキョトンとしている子供達、無理もありません。少しずつ伝えていこうかなと思います。
でもなにか楽しい場所に行けることは感じ取っていて、ワクワクしながらきく・たんぽぽ組の保育室へ向かいました。階段を一段一段しっかり登る姿がたくましく感じます。
半分に分かれ、それぞれきく・たんぽぽ組の保育室へ行きました。最初は恐る恐るそーっと入っていきます。中へ入っていくと、まずは部屋の様子を伺いながらおままごとゾーンへ。緊張しているのか皆で身を寄せ合いながら玩具を手に取り始めました。次第に雰囲気に慣れてくると、ミニカー・粘土・パズル…とふじ組の保育室とはまた違った玩具がたくさんあり、自分から遊びを見つけて遊びの幅を広げていきました。
鏡に写った自分を不思議そうに見ている◯君、お気に入りのリュックを見つけて人形を詰めて背負って遊びに出かける△ちゃん、粘土をローラーなどの道具を使ってじっくり遊ぶ□ちゃん、いろいろ気になって終始あっちへこっちへ動いてはいろんな玩具を手にしていた☆ちゃんなどなど…。様々な姿を見せながらあっという間に時間が過ぎていきました。
「帰る時間ですよー」と声をかけてもなかなか終われそうにないほどです。それぞれに「楽しい」を見つけてくれたようでした。
また機会を作って遊びに行く回数を重ね、「進級」=「楽しみ」になってくれるといいなと思います。
そして明日は節分です。「おにのパンツ」のダンスはバッチリです。豆まきの練習も頑張ってきました。いよいよ明日、子ども達のどんな姿が見られるか楽しみです。皆で元気よく豆まきが出来たらいいなと思います。
I.Y
◆幼児組へ!(きく・たんぽぽ)
ランチスペースでの朝の集まりも
「今日もこっち?(ランチを指さし)」と保育者に確認し、ランチでやると分かると「今日もこっちでやるんだよ!お椅子すわるんだよ」と他のお友達にも共有する姿も見られるようになりました。
そんな朝の集まりで行っている朝のご挨拶も、幼児組スタイルにバージョンアップすることにしました。
「合掌 礼(お辞儀)
南無妙法蓮華経×3
み仏様おはようございます
園長先生おはようございます
先生皆さんおはようございます」
とまずは保育者が見本でやってみると、真剣な表情の中に期待感が見えます。
初めてなので難しいかな、回数を重ねながら覚えて行ければいいなと思っていたのですが、いざやってみると大きな声でご挨拶が出来ていて驚きです。身も心もお兄さん・お姉さんに向けて成長していることを改めて実感した瞬間でした。
風が強く寒い日になったので幼児組に遊びにいくことにしました。
(うみGは散歩に出掛けた為、空間だけ貸して頂きました)
初めての子もいれば、2回目の子もいます。
次いつ行くの?と楽しみにしていた子もいて、行くことをみんなに伝えると「やった!」と大喜びです。
部屋に入る前に、どんなご挨拶をしたらいいか聞いてみました。
するとすぐに「おはようございます」と「お邪魔します」のふたつが帰ってきました。
保育者が伝えなくてもしっかりと子どもたちの中に残っていました。挨拶は大切、日頃の積み重ねの成果を感じました。
「おはようございます」
「お邪魔します」
挨拶を大きな声で言えると、「きたよー!」 「待ってたよー」とあたたかい言葉で迎えてくれました。
部屋に入るなり、遊び場を目指す子どもたち。以前とは違う部屋に行きましたが、ここにいけば楽しいものがいっぱいるとわかっているようです。
〇ちゃんは積極的にお兄さんの遊びに入っていきます。でも入る時には絶対に「いーれーて」の言葉をしっかりと言えていることに感動しました。
△くんは、スプーンが欲しいけれど場所が分からずキョロキョロ。
近くにいたお兄さんが、「どうしたの?」と声をかけてくれ、「スプーンどこ?」と小さな声で尋ねています。きっと自分よりも大きいお兄さんに聞くのはドキドキしたことでしょう、でもきちんと聞けたお陰で欲しかったスプーンの場所が分かり、遊びの続きをすることができました。
☆くんは電車に夢中。しばらく遊んでいましたが、おままごとが盛り上がっていると自分で考えてしっかりと玩具を片付けて次の遊びに移っている姿がありました。これも日々の積み重ねだなと感心すると同時に、なんでも声をかけるのではなくその子を信じてあげることも大切だなと感じました。
中には、「ちょっとドキドキする」と話す子もいますが、それも大切な気持ちです。初めてなことは楽しみな気持ちの反対にドキドキの気持ちも必ずあります。普段過ごしているお友達・身近にいる保育者と一緒に過ごすことで、少しずつその子のペースで楽しい気持ちの方が大きくなってくれればと思います。 I・K
◆北風って冷たいの?暖かいの? (うみグループ)
「きょうは北風が吹くそうです」
「北風って、冷たい風?それとも暖かい風?」
そんな質問に冷たい風だと思うと手をあげる多数の児。
北の方から吹く風は、なぜ冷たいのか?という疑問を持つ児がいました。
そこで、方角の話を少しだけしてみました。
北・・・雪が降ったりして寒い
南・・・汗がたくさん出てくるほど暑い
東・・・太陽が昇ってくる
西・・・太陽が沈んでいく
「じゃあ、やっぱり北風は寒いが正解だね」と☆君。
季節の話から方角の話へ、保育士がふと話す中で疑問を感じたことを伝えてくる子どもたち。その疑問を共に考え、答えを導きだせなくてもそれまでの過程も大事にしていきたいと感じさせられます。
今日は、時々北風の吹く中、久しぶりに散歩に行ってきました。
目的は、『たくさん走って温かくなろう』
寒さも心配だったため、室内で少しゆっくりと過ごしてから本五ふれあい公園に出発しました。到着し、何もないグランドでひたすら走る子どもたち。
鬼ごっこをしていたり、ただただ友だちと走っていたり、何もない場所でも楽しみを見つけられる姿は流石だと思いました。
最後には、学年対抗のリレー対決。
何組が勝ったのかは、ぜひお子様に聞いてみて下さい。
「走って暑い」と上着を脱ぐ児もいる程、たくさんからだを動かしてくることが出来ました。
そして、昨日はゆり組の懇談会にご参加いただきありがとうございました。
全学年の懇談会を無事に終えることが出来ました。
それぞれの学年の発表に向け、楽しく取り組んできた子どもたち。練習の中で表現する楽しさを感じただけではなく、それを大好きな家族の方に披露できた喜びも共に感じていた子どもたち。保育者も嬉しい気持ちでいっぱいです。
残り2ヶ月、『楽しい』をたくさん感じて欲しいと思います。(M.C)
◆きもちはなにをしているの? (にじグループ)
昨日の夕方のことです。年長児がサンタさんからもらった大きなブロックで何個もの作品をつくりあげていました。片付けの時間になるとその作品を写真に撮ってほしいと保育士に頼みにきました。お迎えのお母さんにみせたいのかなと思っていたら「明日また作りたいから!」とのことでした。
今朝、撮った写真を紙に印刷すると、それを設計図のように睨めっこしながら昨日のように復元していました。
大切な作品が完成すると壊したくない気持ち、よくわかります。そのときは子どもと相談して「こわさないで」と子どもが自分で書いた(文字の学びにもなっています、字が書けない児は書ける児に教えてもらっています)カードを置いて取っておくこともできます。
でも今回の年長児のように写真に記録し、また再現するのもいいアイデアだと思いました。
ラキューやレゴブロックのような棚の上にのる作品は金曜日まで取っておけますが、週末子どもにどうしても壊したくないという気持ちがれば、その時その時の気持ちに寄り添い翌週までとっておくこともあります。
先日、カラーモンスターという気持ちを色で表す絵本を読みました。今日の集まりでの絵本は「きもちはなにしているの?」というものです。前回より複雑な気持ちが絵と言葉で表現されています。
やさしさ、よろこび、しあわせ、かなしみのようにわかりやすいものから、ねたみ、はじらい、じゆう、こどく、ときめき…のように難しいものまでありました。すべてを理解することは難しいですが、真剣に話をきいてくれました。
絵本のあとは気持ちの一つ、「よろこび」について話してみました。みんなで喜びの顔を表現してから、どんなときによろこびを感じるか聞いてみました。
「お母さんとお布団入ったら」「お父さんと絵本読んだら」「ごはん食べるとき」「お風呂に入ったとき」「ギューってしたとき」…たくさんでてきました。子どもたちがいつも沢山の喜びを感じていること、とても嬉しかったです。
最後は大好きなお友だちとギューってして、みんなよろこびの気持ちで集まりを終わりました。
自分の気持ちがわからないと、友だちや相手の気持ちもなかなかわからないと思います。年度末が近づき、いろんな環境に充分慣れて気持ちも落ち着いている今、今日のような話をする機会ももっていきたいと思います。
e.y
◆自分以外(そらグループ)
朝、遊びの空間では子ども達の声があまり聞こえません。
今までも子ども同士遊びこんでいましたが、もっとじっくり遊べるようになり落ちついて遊んでいるようです。いろんな玩具があるなか、子ども達が「今日はこれをしよう」と選んで遊んでいるのですが、選択肢が多い中で遊び込める遊びが多いこと、遊びをさらに発展させることができるようになってきた子どもたちです。
毎日、同じ時間が流れていても同じ瞬間はないため、子どもたちの会話や関わりに変化があって当たり前。それぞれの個性があるように、考え方もそれぞれあるためぶつかる事も多い世の中ではありますが、子どもの世界では「相手」がいることを認識し、集団生活をする中で協調性、相手を思いやる気持ち、物事のルールを学んでいます。
いろんな人がいればぶつかることはありますが、その時にどういった声掛けをするか、どう思ったか、相手がどう思うかを伝えることは簡単なことではありません。
誰かと関わって生きていくために必要なことや自信をもって「ここにいていいんだ」と思えるよう子どもたちとも考えて関わって行きたいなと思います。
今日はゆりぐみの練習、きくたんぽぽが遊びにきたり、数日前からリクエストがあったベランダにも遊びにいきました。
ベランダでは学年関係なく鬼ごっこや三輪車にのりながらだるまさんがころんだをして盛り上がっていました。
(K.E)
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