◆1月31日(火)の子どもたち
2023年01月31日 火曜日
◆ぺったんぺったんスタンピング(つぼみ)
今日は園庭に出る前に、高月齢中月齢児中心にスタンピングをしました。鬼のお面の髪の毛の部分を制作。ミニペットボトルで作ったスタンプを持ってスタンピングしました。高月齢児はスタンピングを理解していて、絵の具をペタペタとつけて紙にスタンピングする工程が良く出来ていました。ぺったんぺったんとスタンピングする音もよく聞こえて、とても興味を持って行っていました。中月齢児は、大人と一緒にやりながらペタペタとすることを理解してきて、机の上でもどこでもスタンプするため、紙の上にくるようにこちらが紙を動かしたりし、無事にスタンプすることが出来ました。
園庭では、今日もウッドデッキの上で日向ぼっこをしながら、遊んでいました。砂場用の玩具のシャベルやザルを置いて、ザルの中には枯葉をたくさん入れ、それをシャベルですくったりして遊んでいました。誰かが遊んでいるとみんな集まってきます。ウッドデッキの上は賑やかに。食べるふりをしてお茶会の様です。最近は、中月齢児が低月齢児をかまう姿も見られてきて、シャベルを相手の口元に持って行き、食べさせてあげようとしたり、面倒をみてあげていました。
お部屋でも自然と集まって、時々目を見合わせ笑い合って一気統合していたりしながら、同じ空間で別の遊びを楽しんでいます。(T.Y)
◆素敵な関わり (ふじ)
今日は風もあり寒い中でしたが、元気いっぱいのふじ組の子どもたち。
ホールの電気がつくと、幼児グループの楽しい劇が始まることに気がついて、のぞきに行った子どもたちがいました。まだ始まる気配はなく、準備中の様子。待っている間に身体をあたためようとかけっこをすることにしました。
よーいドンと勢いよく走り出し、何往復かすると、わくわくの□くんは逸れるように走っていきました。
それを見たわくわくの○ちゃん「あー!!□くんあっち行っちゃったよー!!」
ふわふわの△ちゃん「あー!!ちゃたぁ〜(いっちゃった)」
そして○ちゃんがさらに「どこいったの?○ちゃんもあっちいく!せんせいも行こうよ〜!」と□くんのあとを追いかけていきました。
するとそんな○ちゃんの声を聞いてみんなも走る足を止め、□くんと○ちゃんのあとを追うように駆けていきました。
向かった先は太鼓橋でした。
まだ一人では難しくても「のぼりたい!やりたい!やるの!」とやりたい気持ちが先行していた子も、できる子に
「ねぇねぇ見本みせて」
「どうやってやるの?」
「あしなの?」
「やっていいよー!」
そんな言葉が聞こえると、心の成長も感じます。
「むずかしかったぁ〜・・」
そう感じて次回にチャレンジにすることを自分で選んだ気持ちも大事なことです。
その近く、トランポリン裏のトンネルでは大はしゃぎする子どもたちの姿がありました。
のぞいてみると、トンネルの中をくぐり、外をぐるっと回ってもう一度トンネルへ・・を繰り返し楽しむ姿がありました。
「また明日ね〜バイバ〜イ」と手を振り入っていきぐるぐるぐるぐる・・
時に反対から入る子もいます。
中でぶつかりそうになっていて、危ないかな大丈夫かなと思って見ていると、きらきらの☆ちゃんは「こんにちは〜」とご挨拶。
ぶつかりそうになっても混んでいても、挨拶ひとつで和やかでほっこりした雰囲気になり、またみんなで同じ場所から出てきました。
「あぶないよ」よりプラスな言葉を掛け合う言葉の素敵さを子どもたちのふとしたやりとりから改めて感じさせてもらいました。
I.S
◆おおきなかぶとオニ退治(きく・たんぽぽ)
「おおきなかぶ」の劇あそびに今夢中になっている子どもたちは、朝のおやつが済んだ子どもたちが集まってくると、さっそく「おおきなかぶ」が始まります。おじいさん役の子どもが「おばあさーん。手伝って。」と声をかけると、おばあさん役のこどもが走ってきて、次にまご、イヌ、耳をつけたネコやネズミたちが集まり、お友だちをひっぱりながら「うんとこしょ、どっこいしょ。」と力がはいります。みんなで力を合わせる事で、かぶがぬけた時の喜びも何十倍もおおきくなっているように感じられます。
今日は園庭にでる子どもと、部屋で節分のオニをつくる子どもとを、希望で分けました。園庭では地面から出てきている長い根っこをみつけた〇くんが、おおきなかぶに見立てて「おーい。△ちゃん、手伝って。」とお友だちを呼んでいました。ここでも劇あそびができるシーンをみつけたようでした。
明日からは2月、節分の豆まきがあります。年長の劇遊びを観てから、「ももたろう」にも興味をもち、鬼退治の繰り返しのフレーズを真似している子どもたちなので、オニは親しみのある存在です。
「ももたろう」のオニはやさしいオニになったけど、怖いオニや、悪いオニもいるから、みんなのところにきたらやっつけないとね、とオニ退治(節分の厄払い)の話をして新聞紙を丸めて豆をつくりました。
おにぎりをつくるみたいにギュッギュッと握るんだよ。力をいれて小さくなるまでギューッとね。小さいほうが強いんだって。などと考えながらオニが逃げて行くような強い豆をつくりました。
☆ちゃんはお腹の下で押さえたりつぶして、小さくギューッと力が詰まった豆をつくっていました。
オニを退治するための最強の豆がたくさんできました。オニ退治のバックも、自分たちで制作中です。
節分のオニがきた時、ももたろうや、いぬ、さる、きじになりきって、元気いっぱいに豆まきができそうで、いまから楽しみです。(F.S)
◆豆まきの準備(うみグループ)
子どもたちが楽しみにしている節分まであともう少しです。
先週から豆を入れる升作りをしています。
昨日の集りでも話していましたが覚えているかなと思い、今日の朝の集りで「みんなが作っている豆を入れる箱は何ていうでしょう?」と聞くと、子どもたち全員で声を揃えて「升~」と答えていました。
~作り方~
ももぐみ
①紙を選ぶ(黄か黒選ぶ)
②大きな箱の中に紙を敷く
③ビー玉に絵の具をつける
④紙の上でビー玉を転がす
ゆり、ひまわりぐみ
①紙を選ぶ(黒か黄)紙を半分に折る
②タコ糸を絵の具(ピンク、水色、紫、黄)絵の具は4色のうち3色選ぶ
③半分に折った紙の間に糸挟む
④しっかり紙を押さえ、タコ糸を引く
乾かしたものをひまわりぐみの子どもたちと折って升が完成しました。
ゆりぐみの○ちゃんが作っている時に、「これでおには~そと、ふくは~うちってやったら鬼がいなくなるね」と鬼をやっつける気満々でした。
子どもたちにみんなの中にはどんな鬼がいるか聞いてみました。
すると「優しい鬼」、「ぷんぷん鬼」「食いしん坊鬼」「仲良し鬼」「ニコニコ鬼」などたくさんの鬼が出てきます。
どうしたらいい鬼がみんなに来ると思うか聞いてみると、ゆりぐみの△くんが「みんなで仲良くすればいいと思う」と大きな声で答えてくれました。
「そうだね、みんなで仲良くすればニコニコ鬼がたくさん増えるよね」と保育者が言うと、笑顔でうなずいてくれる子どもたち。
いつも笑顔がいっぱいの子どもでいてくれるので、もっと増えるよう見守っていきます。(Y.H)
◆劇とパネルシアター(にじグループ)
今日は、もも組の劇の発表があるということでもも組の子どもたちは朝からテンションが上がりっぱなしです。舞台で練習しに行きました。幕が開くと「え、ママたちいないよ。どうしていないの」「今日、お客さんいないよ」ともう見せる気満々です。「ママたち来るのは、お昼寝起きてからだよ」と知らせると「えー」と不満気味でしたが、落ち着いて1つ1つ声をかけながら練習しました。終わってから「1番上手だったと思う人」と聞くと、やっぱり全員「はーい」です。自信たっぷりのようです。「これなら、パパママに見せられるね」と言うと全員「うん」と言っていました。本番は、どうなることでしょう。
パネルシアターを見ました。劇の練習を頑張ってきた子どもたちです。久しぶりにパネルを見ると「やったー」「何やるの」と楽しみにする子どもたちは、パネルの方に向かって座り準備万端です。『バスに乗っていこう』をやると、もう、バスの運転手をしながら「バスが右に曲がります」と歌に合わせて言うと、「き、き、き、き」と言いながら全身で右にに転がっていくひまわり組の男の子たち、「左に曲がります」と歌うと左の方に飛んでいきます。いつもより表現が大胆になっています。他の子どもたちは、楽しそうに身体を動かしてます。段々エスカレートをしていき、窓とロッカーの間をバスに乗って行ったり来たり、すごいバスの運転になりました。それにつられることなく安全運転の子もいて、それぞれの楽しみ方がありました。パネルシアターでこんなにも楽しく発散する姿に驚きましたが、自由に楽しむ姿が面白かったです。
みんなの好きな『お化けマンション』も観ましたが、大好きなオバケが出てきてお騒ぎしながらも、オバケとのやりとりはしっかり交わし、いつもなら進められても嫌がる魔女の作ったイモリのすがた焼きやコウモリの唐揚げまでも食べると言って食べ、オバケとも仲良くなっていきました。鬼が出てきて「ここに住むことにする。そうすれば、節分ににじグループにすぐに行けるからね」と言うとそこだけは、「えっ」と言って止まっていました。
パネルシアターをいつもとは違うお話のようになり、またそれも楽しいものになりました。劇のことも忘れられずその後、友達と台詞を言って楽しんでいる姿もありました。M・K
◆ニコニコで (そらグループ)
昨日はももぐみ懇談会ありがとうございました。
本番は子どもたちが涙を見せたり、出たくないというのではと思って構えていたのですが、そんな姿は誰1人としていなく舞台袖では「あーママいたー!」「○○くんのママいたよー!」と身を乗り出し大興奮。そして話がはじまってもドキドキもしつつしっかり役を演じていました。
想像以上の姿をみて、心配もありましたがのびのびと子どもたちができるくらいに心も体も成長したということを実感できました。
お父さんお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんも見に来てくれたご家庭もいらっしゃいましたが、そこでもいろんな成長を感じられたのではないでしょうか。
上手く見せられて嬉しかったのもあり、今日はさらに子どもたちが大きく輝いて見えました。
園庭に行く前には「年長さんが先にいくのやだー!いつも先にいってるじゃん!」と年長児に対しても気持ちをぶつけていたももぐみの子たちでした。
残りの発表はゆりぐみのみなので、ゆりぐみはホールへいき練習です。ひまわりとももの間のゆりぐみもそれぞれの性格もあり「ちょっと恥ずかしい」という気持ちが大きい子もいます。それでも恥ずかしがりながらしっかりやっている姿には知らぬ間にグッと力を入れて「よし!がんばれ!」と思い、練習でも誰も「やりたくない」と嫌がらずにやっていることがまた凄いなと感じます。
そんな姿も含めて来週の本番も楽しめたらいいなと思います。
(K.E)
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