◆1月25日(水)の子どもたち
2023年01月25日 水曜日
◆できたー(つぼみ)
朝から氷点下を記録するほど寒い日になったので、今日もお部屋で過ごすことにしました。
朝のおやつが終わって順番に身体測定を行なっていきます。身体測定も段々回数をさかねてきたのであまり泣くことは無くなって測定器に乗っても堂々と計測をし、頼もしい姿が見られました。
つぼみ組と廊下で過ごし、廊下では以前出した平均台をもう一度出してみると、廊下に出てきた瞬間に「あっ」という表情を浮かべる○ちゃん。以前やった時は20センチ程1人で渡ることができていましたが、今日は最後まで1人で渡ることができ達成感からか「うまい!」と自分で褒めて拍手をしていました。それに釣られて他の児達も平均台に挑戦していきます。保育士の手を借りて渡る△くん。少しずつ進み、渡れていることに嬉しさを爆発させ、終始笑顔でした。平均台の上に立つことが怖い児は平均台の上に座って進んで行きます。最後まで進み切ると「できたでしょ」という表情で保育士の方を見ていました。
つぼみ組にはソフトクッションを用意し、⭐︎ちゃんが嬉しそうにクッションを手に取り、積み重ねて行きます。コロンと倒れてしまっても何度も何度も重ねて、上手に積み重ねられるとニコニコとアピールしている姿がとても可愛いかったです。
できることがまた増え、どんどん成長していく子ども達。これからも挑戦する姿を大切にしていきたいと思いました。
(I.H)
◆世界にひとつだけの可愛いオニさん (ふじ)
青空は広がっていますが、大寒波というだけあって気温も低く、風が強かったので今日も室内で過ごしています。
運動遊びの他、節分制作も行いました。
台紙の色を選んでからみんながスタンピングをした髪の毛の紙を貼り付け、パーツをひとつずつ貼っていきます。
見本のお面を見せながら、目・鼻・口・ツノの順番に渡していくと、「め?」「はな〜?」「おくちー?」と自分の顔を毎回触りながら確認をして貼る場所を決めています。
ふわふわの○くんは、「おに!おにー!おにおに・・」作りながらオニコールが止まりません。完成が楽しみな様子が伝わります。
その隣に座ったふわふわの△ちゃんは、注目されるのが恥ずかしかったのか、○くんの作る行程をじっとは見ますが、ぷいっと横を向いてしまいやろうとはしません。
見ていたみんなが他の場所へ遊びに行った頃、△ちゃんも立ち上がり、立ったままぺたりぺたり。さっきまで嫌がっていたのが嘘かのようなスムーズさです。
△ちゃんなりのタイミングがちゃんとありました。
完成したお面を見てにんまり笑顔も見せてくれて満足そうに遊びに行ったのでした。
わくわくの□くん、ひとつずつ渡していくと、鼻の時になるとくるくるとも回して向きを探しています。三角の形の鼻なので、回しても回しても三角なのですが、ここだ!と思った所で止めて貼ったものを見ると、傾いたりしておらず真っ直ぐ正面を向いて貼られていました。小さなパーツひとつ、よく見て考えているんだなぁと感心するばかりです。
ふわふわの☆ちゃんは、ツノを渡すと、ツノの場所がしっかりイメージできていたようで台紙を持ち上げ、髪の毛の後ろに当ててみたり、上の方に当ててみたり、貼る場所を考えています。
☆ちゃんは髪からひょこっと飛び出したところに決めてギュッギュッ。
紙を置いた平面のまま髪の毛の上に貼る子が多かったのですが、立体的に見ながら貼ろうとする表現力には驚きました。
イメージとちがう・・と一度はがして貼り直す子がいたり、見本をよく見て真似たり、お友だちのものからイメージを膨らませたり、貼り方、位置、向きなどひとりひとりいろんな特徴がありました。個性豊かでいろんな表情をしたとっても可愛い世界にひとつだけの鬼のお面が完成しました。
豆まきの練習を兼ねたボール投げ遊びも毎日楽しんでおり、気合いが入っているふじ組の子どもたちです。
I.S
◆劇を見に…(きく・たんぽぽ)
「今日来る時すっごく寒かったよ」
「夜に怖い人が来たんだ(風の音が声に聞こえたようです)」
と寒さを全身で感じる子どもたちです。
昨日から朝のおやつを
「食べても○、食べなくても○だよ」と子どもたちに向け話をしました。以前から食べなくてもいいよとは伝えてありましたが、進級するとおやつが無くなるのでそれも含めて話しました。
自分で食べる・食べないを選択し、食べない子は「たべません」と配膳の保育者にきちんと伝えています。
どちらの思いも"○"なので
その気持ちを保証していきたいです。
10:30からにじグループの年長児が劇の練習をするとの事だったのでお邪魔することにしました。
それまでは、お部屋でゆっくりと遊びを楽しみます。
普段の遊びに加え、カードゲームを用意しました。
ドーナツゲーム(神経衰弱)を出すと、それ知ってるとやった事がある子を中心に数名集まったのでやってみることにしました。
カードの絵を見て、「かわいいカードだ」「なんかちょっとおかしいね」と絵の感想を言い合ったり、2枚の(ちがう)カードを見比べて「ちょっと、ここの丸のところが似てるね」「同じ青色だ」と絵は揃ってないけれど共通点を見つけて楽しんでいます。
また、「こっちじゃない?」「さっきも同じのあったね」など助け合う姿も見られました。
自分が絵が揃えた時も、お友達が揃えた時も「やった〜」「すごいねぇ〜」と一緒に喜ぶ姿が印象的でした。
勝負事でも、今は勝ち負けではなく一緒に嬉しさを共有したり協力したりを楽しむことが1番なんだなと感じました。
気がつくとあっという間に劇を見に行く時間になりました。
廊下を歩く約束を聞くと「歩くんだよね」「静かに!」「先生の後ろ(保育者より前にいかない)」と昨日伝えた事をしっかりと覚えていた子どもたちに大拍手です。
年長児だけとの話でしたが行ってみると年少児もやってくれました。年少児の演目は「おおきなかぶ」まさにタイムリーなものになりました。というのも、昨日大型絵本ぇおおきなかぶの劇遊びをしたばかりだったからです。(詳しくは昨日のブログの3枚目の写真をご覧下さい)。
それもあって「これ昨日やった!」と劇を見る姿は真剣そのものです。熱い眼差しにはお兄さん・お姉さんへの憧れが込められているように見えました。
来年の今頃には、きくたんぽぽ組の子どもたちも今日のもも組(年少児)と同じになるんだなと成長の早さを改めて感じます。
年長児の演目は「ももたろう」。
年長児に兄のいる◎くんは、兄が登場すると「○○だ」とポソッとつぶやき、目を逸らせる事無くジーッと見つめています。
鬼がでてくると「わ!鬼が来た、鬼が来たよ〜」っと○くんと△ちゃんがこそこそ話しながら鬼に向かって手を振っています。まるでアイドルかのように…
鬼が猿・犬・キジに攻撃され、おっとっとーっとやられるちょっとチャーミングなシーンの真似をやってみたりと、真剣に見ながらも話を楽しんだり、兄や知っているお兄さん・お姉さんを目で追ってみたり、一緒に踊ってみたり、笑い飛ばして倒れたりとそれぞれの視点で楽しみを見つけていました。
また時間のある時に、お部屋でも劇遊びをしたいと思います。
(I・K)
◆手が固まった(うみグループ)
とても冷える1日です。それでも朝から元気いっぱいの子どもたちは、嬉しそうに衣装を身にまとっていました。
「おじ~いさん、おじ~いさん」「も~もたろさん、も~もたろさん」と自然に口ずさみながら遊んでいます。劇遊びを通して表現することの楽しさを感じている子どもたちは、今日も舞台での練習を張り切っていました。
全員の衣装が完成しつつあります。
背景も出来上がってきました。
やる気も十分です。「あとは、お父さんお母さんに見せるだけ」と子どもたちはとてもいい表情をしています。
ホールでの練習後、園庭へ行きました。
「さむ~い」と言いながらも、氷オニをしたり、砂遊びをしたり遊び始めています。
そこへ、「せんせい、たいへんだよ」と△君。
「メダカの水が氷ってる」と教えてくれました。
ちょっとつついただけでは割れそうにもないほどの氷です。
「メダカも凍ってるかな。大丈夫かな」と心配顔の△君。
興味だけではなく、優しさも溢れていました。
途中、「手が固まってきた」と半べその☆君。
「手が乾いてきちゃった」と※ちゃん。
寒さを感じている子どもたちの表現の仕方がそれぞれで、どれも間違いではなく、感じたままであること、純粋であるなと感じました。
「寒いからお部屋に帰る」と数名の児が部屋に戻りました。
自分で判断が出来るようになっているのだと成長を感じます。
50分ほどの園庭遊びですが、今日は早めに声を掛け部屋に戻りました。
季節の変化を身をもって感じながら過ごしています。(M.C)
◆互いに刺激しあい(にじグループ)
いよいよ今日は年長児の劇発表の日です。
年長児は朝から「たのしみ~」の言葉と笑顔があふれています。「緊張しないの?」と保育士が聞くと「ぜんぜん!」となんとも頼もしい言葉が返ってきました。
先日に続いて、今日も年長児の最後の練習をみんなで観ることにしました。もも組も舞台で練習を見てもらうことにしました。
今日は2歳児も観に来てくれたので、観客はホールいっぱいです。
劇が始まると年長児は力強く台詞を言い、動きもしっかり覚えています。
少しザワザワしていた観客さんも話がすすむごとに引き込まれ、中盤では話の世界に入り込んだ中での笑いや応援する姿も見られました。
劇鑑賞をして部屋に戻るもも・ゆり組は「たのしかった~」と言ったり「もーもたろさん♪」と歌いながら帰ってきたりと気分はももたろう一色です。
「年長さんみたいに上手になりたい」「もも・ゆり組もがんばろー!!」と子どもから嬉しい言葉も聞こえてきました。
「年長さんみたいに上手にできないな」とゆり組◇ちゃんです。年長児の立派な姿を見て少しだけ自信がなくなってしまったようです。そんな◇ちゃんの気持ちも“上手になりたい”気持ちのあらわれです。気持ちを受け止め、やる気へと変わっていけたらと思います。
年長児はみんなに褒められて、また一段と自信がついたようです。たくさんの自信を持って午後の本番も楽しんでほしいと思います。
e.y
◆忍者ブーム?(そらグループ)
昨日はひまわり組懇談会にご参加いただきましてありがとうございました。
次回のそらグループ懇談会はもも組の番です。
今日は朝からホールへ行き、もも組はおおきなかぶの劇、ゆり組はてぶくろのオペレッタをしました。楽しそうに行う子ども達の活き活きとした表情。成長を感じます。
ひまわり組は保育室に残りもも、ゆり組を「いってらっしゃーい」とお見送り。ひまわり組だけになり静かになった保育室。「なんか静かだね」といつもより張り合いがないのか小さな声でお喋り。女の子たちは最近ブームの遊び『公文ごっこ』をしていました。みんなで専用ポシェットを掛けままごとの机にみんなで並んで座りもくもくとカキカキ。男の子はブロックや折紙で忍者の衣装制作に夢中で黙々と遊んでいました。ゆり、もも組が保育室に戻ってくると賑わい楽しい声が響きわたりました。
ひまわり組の◎ちゃんは忍者の着物を作りたいとカラーポリ袋で自分で作り始めました。作っていく中で袖を振袖のような形にしたいとなり保育士にどうやったらいいかを聞きに来ました。その様子をそばで見ていたもも組の〇君は「僕も忍者の服を作りたい」と保育士に伝えてきました。そこから◎ちゃんと○君の仲がより一層深まり、出来上がった衣装を身に着け◎ちゃんが作った手裏剣を二人で分け合い虫メガネを持って「これから冒険のはじまりだよ」と◎ちゃんの掛け声で園庭へ繰り出していきました。探検内容は一緒に虫探し。ダンゴムシを見つけ作った虫かごに入れるというものでした。この寒さでなかなか見つけられず、「さむい~」と早々に探検は終了になっていました。
(K☆H)
Posted in 園のこだわり