◆1月24日(火)の子どもたち
2023年01月24日 火曜日
◆けんか&どうぞ&いっしょに(つぼみ)
寒いけどちょっとだけ園庭遊びをしたいと思っていたのですが、朝方雨が降ったりやんだりだったのであきらめました。
でもちょっといいことがありました。 ふじ組のお部屋全部使っていいとの事。扉をオープンしてお邪魔することにしました。
まず人気集中はおままごとコーナーです。大きなスプーンを見つけると大きな口を開けて食べる真似。
まぜまぜまぜ・・・ああ美味しいの顔。
電車のレールも上手につなげる子もいて電車を連結させています。
まだ難しい子が面白いことをしていました。踏切の部分だけ持ってきて電車を一両のせています。
カンカンカンカン・・・踏切の音がきこえているかしら?
憧れのふじ組、楽しすぎます。
ところが、その前に一つけんかがありました。
さっきまで使っていたものは今も使っている—-そんな感覚の真っ只中にいるつぼみ組の年齢は「さっき」と「いま」の区別がつきません。だから自分が使っているのに取られてしまった、と思います。
そこで喧嘩が始まりました。
お互いに譲れません。お互いに「いま」と思っているからです。
本気の顔が悔しい顔から悲しい顔にかわっていきます。
引っ張ったらぴっぱり返す、力は互角です。
そこで保育者が仲裁にはいりました。
ふじ組を楽しんでいる時、ほっこりする場面を見つけました。
ふじ組にある素敵なペンダント。ペットボトルの蓋に素敵なシールがついています。
「いいのみつけたー」と思う所です。でも、お友だちの首にかけてあげようとする姿がありました。
「かわいいのみつけたよ、どうぞ」そんな心の声が聞こえます。
奥の窓辺には大きなホワイトボードが設置してあります。
マーカーでお絵描きもできるし磁石の玩具をくっつけることもできます。
2人の芸術家が作品を作り始めました。
同じ場所を共有しています。いっしょにね。」背中がそんなふうに語っていました。
あと2か月もすると憧れのふじ組は自分たちのふじ組になります。
新しく入ってくるお友だちもいるからしばらくは賑やかになるのですが、12人 共に大きくなった仲間だから彼らなりのサイズで深まり合っている関係を感じます。
『けんか万歳 どうぞ万歳 いっしょに万歳』もっともっと深まり合おうと思います。(N・S)
◆初体験(ふじ)
昨日に続いで今日もどんより曇り空。
今日は短い時間だけでも園庭遊びをしようと考えていました。帽子と靴下を準備していると「雨降ってきてるー」との情報が。
雨が降ってきてしまったので、今日も室内で過ごしました。遊ぶ前に少しだけ朝の集まりをしました。
『まめっこぽりぽり おにはそと!』の紙芝居を読んでみました。たぬき村に鬼が出てくるお話。いつも見ている紙芝居より少し長くて難しい内容かと思いましたが、節分に向けて鬼のお面制作や豆まきの練習をしていることもあり、『鬼』もすっかり子どもたちに浸透してきています。「おにはーそと!ふくはーうち!」と聞こえてくると子どもたちの視線が集まります。長いお話でもしっかり聞いてくれる姿が嬉しいです。
おひさま広場では、肋木、滑り台、ボールプールで遊びました。昨日ソフトマットから鬼を目掛けてジャンプをして鬼にタッチする遊びを楽しんでいたわくわくの◻︎君。
今日も早速ソフトマットに上がりジャンプでタッチしていました。出来ると「できたー」とニコニコです。
廊下では、コンビカー、トンネル、平均台を設置してみました。平均台を渡るのも上手になり一列になって順番に渡っています。コンビカーは台数が少ない中でもお友だちを優しく押してあげたりとその子なりに遊び方を工夫しているようにも感じました。
廊下が少し混雑してしまったので、ロビーにも遊びに行ってみました。いつもはあまりいかないロビー。ホールでは幼児グループが『ももたろう』劇遊びの練習をしていました。少しだけ見させてもらおうと思い、そらグループの練習をお客さんとしてお邪魔させてもらいました。
「ねーねー!」とわくわくの⭐︎ちゃん。衣装を身につけたお姉ちゃんを見つけて嬉しそうです。はじめての体験で最後まで見ていられるかなとも思いましたが、劇遊びが始まると拍手をして、参加した子どもたちはじーっと舞台を見つめていました。
鬼退治の場面では、「アハハ」と笑って拍手をしたり、手を振ったりと子どもたちなりに雰囲気を楽しんでいました。
朝の集まりよりも集中していたのではと感じるほど、参加した子どもたちは最後までしっかり見ることができ、いつもとちょっと違う空間を味わうことができました。今後、移行に向けての準備として、きく・たんぽぽ組のお部屋に遊びに行ってみるのも楽しいだろうなと考えています。子どもたちの姿に合わせながら遊びを提供していきたいと思います。(O.Y)
◆なにしてるの?(きく、たんぽぽ)
寒波がやってくる!!との情報の今日…朝は、曇り空。それでも…外には出れるかなぁ。と支度しようと思っていたのですが、丁度のタイミングは雨がポツポツで、たんぽぽ組は園庭遊びは断念しました。
きく組は、ちょうどいいタイミングで園庭に出かけたようで、園庭遊びが出来たようです。玄関から出発して園庭遊びへ…体験することができました。
保育室でゆっくり過ごすと決めたたんぽぽ組は、朝の会で子どもたちにインタビューをする時間を持ってみました。
「お家でなにを食べてきましたか?」
みんな、よーく考えて答えてくれました。
たまご焼き、ごはん、めんめん(おうどん等)ちょっと、緊張してしまう様子だった◎くんも、今日のインタビューには前に出てきて、こたえる事が出来ました。頑張りました。
保育室では、それぞれに遊びが広がっています。せっかく室内で、たっぷり過ごせる日となったのでハサミや糊を支度してみました。
「なにしてるの?やりたーい!」と興味を持ってくれる子から誘ってみました。一生懸命、話を聞いてチャレンジしてくれます。
それを見ていた□くん。
□もやるといいにきました。まだ順番を待ってる子がいたので、「待っててね」と伝えるとうなずいて、ワクワクして待っていてくれます。園では初めての経験でしたが、説明をひとつひとつ、うなずいてじっくり聴いてくれてました。
全部やり切れた時の笑顔が最高に満足そうでした。年があけて、園生活のリズムも取り戻し始めた子どもたち。またぐーんとできることやりたい事の広がりを感じています。
それぞれの挑戦したい気持ちを察知して、達成感を体験できるように準備していけたらなと□くんの笑顔から学びました。U.A
◆影響を受け合う (うみグループ)
昨日はひまわり組の懇談会がありました。
ご参加いただいた保護者の皆さまありがとうございました。
ひまわり組が劇を披露したことを知っている子どもたちは、次は自分たちの番だということを強く感じたようで、より劇への意欲が高まっているようです。
歌ったり台詞を言ったり、衣装を作ったり直したりとやる気が感じられ「ママやパパに見てもらえたんでしょう。何て言われたの?」とひまわり組に聞いて回るゆり組の児もいました。
「上手だったよって言われた」「頑張ったねっていっぱい褒められたよ」と報告するひまわり組。
そんな子どもたちの笑顔からは自信が感じられます。その子どもたちに影響を受けるゆり・もも組の成長もまた楽しみで、その意欲や取り組む姿勢を引き続き大事にしていきたいです。ホールでの練習も日に日に自信をつけているのが感じられました。
もうすぐ節分ですが、今日は節分の絵本を数冊紹介し由来について話をしていきました。
『鬼はそと』『福はうち』という言葉が出てきた起原は何か?昔話と共に伝えていくと興味を示していました。
そして心の中にいる鬼についても伝えていき、どんな鬼を追い出していきたいか、自分と向き合いながら考えていける機会を作っていけたらと思います。
そして今後行う節分のマス作りでは、新たな技法を使って楽しく取り組んでいきたいと思います。
O・Y
◆ひまわり劇場にご招待 (にじグループ)
年長の「ももたろう」の劇は、明日が本番ですが、今日もプチ本番です。今日は、ゆり、ももをホールに招待して、大勢のお客さんの前で演じます。まずは、先日作ったチケットをもも、ゆりの子たちに配ります。「10時にホールに来てください。」
チケットをもらったもも、ゆりの嬉しそうな表情。「もらったのー。」と保育士に得意気に見せてくれます。
年長は、劇の準備に入ります。衣装も本番と同じように着て、気持ちが一段と盛り上がる子どもたち。準備を見ているももゆりも、興味津々。早く見たいなーの気持ちが表情から感じられます。
いよいよ、劇が始まりました。今までで一番素敵にできました。終わった後、「先生、今日は何点だった?」と聞いてくる子どもたちに、「自分では何点だったと思う?」と聞くと、「200点!」「いちまん点!」と、自分たちでも手ごたえをしっかりと感じられたようです。部屋に戻り、もも、ゆりのお友達にも感想を聞いてみました。
「楽しかった。」「とっても素敵だった。」「かっこよかった。」「めちゃくちゃかっこよかった。」年長さんの顔は・・・にやにや。たくさんの褒め言葉をもらって、ますますのやる気に繋がったようです。「あ~、明日、楽しみ~!」の声があちこちから聞こえます。
その後は、もう一つのお楽しみ。〇ちゃんのお誕生会です。数日前から心待ちにしていた〇ちゃん、やっぱりいざとなると緊張したようで、少々表情は硬め。それでも、時折見せる〇ちゃんらしいにっこにこの笑顔に、見ている方も嬉しくなります。
恒例のインタビュータイムの前には、どんな質問にしようかな~とちょっと考える時間を作りました。その後、勢いよく挙がった手はたくさん。「どんな髪型が好きですか?」「どんなお店が好きですか?」など、バリエーションに富んだ質問が出ました。
〇ちゃんは迷いながらも、自分の仲良しの子ばかりでなく、ももの子も年長の子も色んな子を当ててあげようという気持ちが見え、〇ちゃんの相手を思う優しさに暖かさをもらいました。
寒さは一段と厳しいですが、子どもたちの関わりに、より温かさを感じるにじグループです。
(T.M)
◆塩キャラメル (そらグループ)
今日は朝からハイテンションのひまわり組と浮き足たつひまわり組の姿がありました。
意気込む姿と、尻込む姿を目の当たりにし、こども達のありのままの姿は素晴らしくもあり、嬉しくもあります。
いつも先導していた◯さんが…
いつもは渋々やっていた◯さんが…
本領発揮と不完全燃焼のセットは、塩キャラメルの様に甘くて塩っぱく、噛めば噛むほど味が出る様なほろ苦い思い出になったのではないかと思います。
年中児、年少児は、年長児の応援や観覧を楽しみました。
「おおきなかぶもやりたくなっちゃった」
とウズウズするこどももおりました。
※本番はそのウズウズがグズグズに変わらない事をホールの御仏さまに祈るばかりでした
「年長さんの劇が見られて嬉しかった」
「上手だった」
「少し緊張した(見てる方が)」
「年長さん…皆んな大好き」
などの感想をもらえたひまわり組。
嬉しそうな表情と不安そうな表情は何かの予感がした様な気もします。
園庭遊びでは寒さに負けず追いかけっこや泥遊びをするこども達がおりました。
※寒空の太陽を見て夏を思い出したのかもしれません
「この川がここに繋がれば良いな」
「ブラックバスが釣れました」(以前、水たまりで釣りをしていた◯さん達)
「川よりも湖がいいな〜」
どんな物も、どんな事も遊びに変えるこども達。
様々な遊びの展開の中にあるこどもの発想を大事にすると同時にその環境も大切にしていかなければならないと感じました。
※ひまわり組のこども達へ
発表は緊張しましたか?
楽しかったですか?
今日まで皆んなが楽しそうに桃太郎を演じていたのをしっかり見ていました。
上手にやろうと頑張ってセリフを覚えたり、動きを練習したり、順番を覚えたり、せーのっと合わせたり、ひまわり組は凄いなぁと思っていました。
みんなのママやパパも君達が頑張っていたのを知っていると思います。
まだまだ沢山、発表をする機会があります。
上手く出来ても出来なくても、目標に向かって頑張る事が大事かもしれません。
今日まで頑張ってきたひまわり組は、世界一かっこいいです。
byひまわり組が世界一かっこいいと思っている先生達より
k★y
Posted in 園のこだわり