◆1月10日(火)の子どもたち
2023年01月10日 火曜日
◆いよいよ最終章(つぼみ)
連休が終わり長めのお正月休みの子達が登園してきました。
「あけましておめでとう」 お部屋に活気が戻ってきました。
ちょっと緊張気味の表情、なかなか声を発しない様子、キョロキョロして確認中・・・それぞれのペースで生活を思い出しています。
お天気はいいものの今日は北風が強く、換気の為に開けてある隙間から入り込んでくる空気が冷たいです。
ふじ組の担任達も同じことを思ったようで、今日は園庭に出るのはやめました。
先週も思ったのですが、朝 泣き声が聞こえません。
久し振りの登園だから・・そんな心配はもういらないようです。みんなここが自分の居場所、と思っているから久し振りでも安心できる場所なんです。
朝のおやつが始まって、いよいよ本格再始動です。
一人一人の遊びに変化を感じます。
全部ひとり占めしたかったのに「どうぞ」と玩具を譲る姿を見ました。
タンバリンでお名前を呼ぶと ぱんぱんぱん と鳴らして返事します。
廊下でコンビカー、乗るより押す という姿はもしかしてベビーカーを押すママの真似かもしれません。
高く積み上げていたものを横に並べるようになりました。
玩具の箱にお片付けも上手です。
給食は 何と、スプーンで食べる子が増えている。 感動します。
お休みの間に大きな変化が沢山あったようです。
今日は欠席の子もいたのですが、いよいよつぼみ組最終章の始まりです。
どんな変化を見せてくれるか、楽しみです。(N・S)
◆日々成長する子ども達(ふじ)
連休明けの今日は、ふじ組28名が登園し、朝からにぎやかに始まりました。
外は晴れてはいるものの、冷たい風が強く吹く天気です。体調もあまり良くない児も目立つため、今日は室内で過ごすことにしました。
久しぶりに朝の集まりをしてみました。
最近子ども達が遊びの中で口ずさんでいる「♪グーチョキパーで何作ろう」の手遊びをしました。すると、保育士の隣に座っていた◯君が「右手がチョキで左手はグーで…」とリードし始めました。それに合わせて皆もチョキとグーを出し、「かたつむり〜、かたつむり〜」
それからも◯君にリードしてもらい、手遊びも盛り上がりました。◯君の小さな先生っぷりを見て、皆も刺激を受けたようです。
今度は一人ずつ名前を聞いてみようと「♪あーなたのお名前は?」と歌に合わせて聞いていきました。すると△ちゃんが「△ちゃんです!」と元気よく答えてくれました。次は誰しようか…と他の子を見てみると皆目がキラキラさせています。「私に聞いて!」「次はボク?」と意欲満々な表情です。「〇〇!」「〇〇…」中には名字で答える子もいました。緊張しながらも答えてくれる子が続々いて驚きました。と共に、改めて成長を感じました。
今日はおひさま広場を開放して遊びました。久しぶりにウェーブバランスを用意すると、そこでもまた続々挑戦者が現れ、以前よりも上手に渡れる子が増えていて、驚きました。保育士の手を借りないと渡らなかった□君も慎重に歩を進めていました。
ソフトマットの所ではジャンプを楽しんでいます。子どもたちにとっては高さを感じるマットからのジャンプ。積極的にチャレンジする姿が印象的でした。中でも「いくよー」「いいよー」という声を掛け合う姿も見られ、意思の疎通を図りながら遊ぶ姿にまたまた驚かされました。
子ども達の成長は日々見られますが、今日は改めて驚かされることばかりでした。
この成長を子どもたちと共に共感しあい、喜びに繋げていきたいと思います。
I.Y
◆やりたいは、出来るの始まりです(きく、たんぽぽ)
1月の連休も明けていよいよ、新年も本格的にスタートです。
なんだかひとまわり大きくなったように感じます。ご家庭でゆっくり過ごした時間は子どもたちの大きな栄養です。
園庭遊びに出かけてきました。先日作った手作りの凧は、今日はたくさん風をふくんでよく飛びます。
「みてみてー、こんなになっちゃったー」と前回とは違うことに気がついて、楽しんでいる姿がありました。そんな風に経験を記憶して、今度はこうなったと紐付けていくことができるようになったようです。
前回は、上手く扱えず凧を飛ばすことができなかった◎くんでしたが、今日は扱い方を自分で見つけて楽しめていました。
経験を生かしている姿にも大きな成長を感じました。
みんな日々、さまざまな活動を通して、スムーズにできたりすぐには上手くいかなかったり、失敗したりしながら過ごしていますが◎くんの姿を通して、経験してやってみたいと思った気持ちこそ、試行錯誤につながり、出来た喜びに導いてくれるものだなと思いました。
まずは、やってみたい!の気持ちなんだとまた教えてもらいました。子どもたちの、やりたい気持ちのアンテナをしっかりたてて一緒に出来た喜びを共感していきたいと思います。U.A
◆劇練習での子どもたちの助け合いと成長(うみグループ)
今日は、〇ちゃんのパパ先生が来てくれました。
中々普段は遊べないパパ、ママ先生が来て子どもたちは嬉しくて、「これで遊ぼう、次これやろう」と次々に友だちがパパ、ママを誘うため、取られたと思い泣いてしまうということもあります。集まりでは、今日は〇ちゃんのパパ先生でみんなと遊ぶ為でもあるけど、〇ちゃんがどう過ごしているかな、何をして遊んでいるかなって見に来ていることを話しました。
ももぐみは『おおきなかぶ』ゆりぐみは『てぶくろ』ひまわりぐみは『ももたろう』の劇あそびを始めています。
子どもたちみんなでやりたい役を決めて役ごとや全体で取り組んでいます。
まだ、始めたばかりで自分が何の役でどのタイミングで出たらいいか分からなくて困っていると、周りにいるお友だちが「前に出るんだよ」、「〇ちゃん、△くんだよ」と教え合っている姿がありました。
歌は分かっていても実際やるとなると難しく固まってしまいます。そんな姿も把握しつつ子どもたちがはきはきと出来るよう、一人ひとり丁寧に教えて関わっていきたいと思います。
子どもたちが頑張っている姿や助け合ている姿を見ながらどんなのが出来上がるのか楽しみに見守っていきます。(Y.H)
◆今年の目標を決めました。劇遊びも楽しみました。(にじグループ)
新しい年になって、今年のやりたいことや頑張りたいことを1つずつ聞いていきました。特にひまわり組の子供たちは、小学校に上がるので頑張りたいこともそれぞれあるようです。「算数を頑張りたい」「国語を頑張りたい」「お友達を作りたい」など目標を語ってくれました。もも・ゆり組の子供たちも「お友達といっぱい遊びたい」「ママのお手伝いをしたい」など、子どもたちなりに考えがあるようです。それを絵馬風に画用紙を切って書きました。名前は、自分たちで描いたり、書けない子には、保育士が描いたものをなぞったりしました。今日は、それをみんなの前でひまわり組の子供たちに発表してもらいました。ゆり組の子供たちもやりたいというので、絵馬を持ってみんなに見せながら保育士が読んで発表しました。もも組の子供たちのは、保育士が読んで紹介しました。
1年後、目標が叶っているといいなあと願うばかりですが、子どもたち1人1人考えて決めた目標です。それだけで充分で素敵な目標です。
劇遊びの練習をそれぞれに分かれてしました。ひまわり組の子供たちは、自分たちで衣装やお面などを作りました。鬼の衣装に鬼が描いてあったり、桃太郎の衣装に大きなももを描いていたり工夫しながら作っていました。
ゆり組の子供たちは、曲にのってそれぞれ楽しそうに踊っていました。曲に聞き入っていると自分の出てくるところが分からなくなったり、お友達と一緒に合わせて踊ったりと楽しんでいます。
もも組の子供たちは、楽しそうに台詞を言ったり踊ったりしていますが、それぞれ好きな方向を見て言ったり踊ったりしているので、まだまだ楽しい遊びです。でも、やる気はお兄さんお姉さんにも、負けません。
どの年齢もどうなるでしょう。楽しんでやっているのが何よりです。M・K
◆重い槍 (そらグループ)
今日は保育士体験のお母様がいらしてくださいました。
「◯君のママお洋服お着替えするの?」
とエプロン姿に変身した◯君ママに驚いている◯さん。
この後の朝の集まりで、そのエプロンの意味を知る事となります。
1月10日の火曜日、今日が初登園のこども達もいました。
もっと休みたかったという思いや、早く来たかったという思いが紅白の様で、どちらも正月明けに相応しい気持ちであると感じました。
まだ眠そうで眠くない少し眠い◯さんの目から涙が落ちてきました。
抱っこで受け入れをした後、少し話をしました。
「今日何食べた?」
「チーズのパン。あ、チーズののっているパン」
「美味しそうだね、誰が作ってくれたの?」
「ママ」
「パパはお仕事の準備してたの?」
「ううん、パパはいつもお家でお仕事してるから準備はしないの」
「何飲んできた?」
「牛乳」
「牛の乳か〜」
「違う、牛乳」
この会話で涙が止まる◯さんの感情に感謝をし、朝の集まりのタイミングを見計らいました。
どのテーブルでもどの場所でもそれぞれが楽しそうに遊びこんでいます。
保育士体験のお母様の紹介などもある為、大人の決めた切りの良い時間で集まりを行う旨を伝えました。
集まりでは、保育士体験のお母様の紹介とパネルシアターのお楽しみがありました。
※手遊びも見せてくれました
演者は◯君と◯君ママ(保育士体験)
観客はこども達。
観客も楽しめる内容で、大盛り上がりとなった朝の時間です。
※お子様に是非、内容をお伺いください
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ぴょんぴょん星
にゃはは星
パクパク星
トゲトゲ星
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園庭では砂場遊びや鉄棒遊びを◯君のママに披露したり、一年中、枝拾いをする◯君は、きっと季節の変化を枝拾いを通して感じていたり、ドロケイやだるまさんがころんだをするこども達は異年齢で楽しめたりと広い園庭でそれぞれの遊びを展開していました。
ドロケイでは、仲間の泥棒が捕まった泥棒を助けようと必死です。
後少しの所で捕まってしまった◯君。
そんな◯君に対して、
「もっとちゃんと走らないと」
と、牢屋の中で◯君に言う◯さんがいます。
息を切らしながら、
「いやちゃんと走ったし、文句言うんだったら今度からタッチしてあげないから」
と返します。
こども達を見ていると言葉は難しいなと日々感じます。
大人の自分がいつから、相手の事を思いやって声をかけられる様になったのかと考えると、もしかしたらつい最近なのかもしれない…とハッとさせられます。
こども達はいつも大人達に大事な何かを教えてくれていると改めて感謝したいと思います。
P.S.
明日は園庭に臼と杵が置かれます。
大々的ではありませんが、日本の伝統に触れる事も大切にと「おもちつき」コーナーが出来ます。
よいしょーっという掛け声で邪気もコロナも天まで飛ばしていけたらと思います。
k☆y
Posted in 園のこだわり