◆1月7日(土)の子どもたち
2023年01月07日 土曜日
◆土曜日保育 (ふじ・たんぽぽ)
新年最初の土曜日ということもあり、今日は室内でのんびり過ごすことにしました。
おひさま広場も開放すると、2歳児が興味を示し、肋木や大型ブロック、ボールなどで元気いっぱいに遊んでいました。
普段は静かに遊ぶ子どもも、キャーと歓声をあげ、広場の中を走ったりしながら楽しんでいる姿が印象的でした。
1歳児は、日頃から遊び慣れた部屋といいこともあり、それぞれがお気に入りの場所やおもちゃを見つけて、ゆっくり遊んでいました。
時々、2歳児の楽しそうな声につられて広場に来ては、一緒にボールを投げたり、ブロックを積み上げたりして、楽しそうにする姿も見られました。
大型ブロックを1つ積み上げるごとに「見て!」とアピールし、「すごいね!」と声を掛けるたびに笑顔をみせてくれたり、肋木から滑る度に「すごいでしょ!」とアピールしたり、中には「一緒にやろう」と誘ってくれる子もいて、日頃から遊び慣れている事での余裕を感じさせてくれました。
冬休みが明けて初めての土曜日保育。
少ない人数だからこそ、自分の遊びたい場所、遊びたい物を目掛けて、じっくり遊ぶ事が出来ていたように感じます。
子どもたちの【やりたい】をキャッチ出来るよう、大人もアンテナをしっかり張って、子どもたちと楽しく過ごしたいと思います。
(E.Y)
◆言葉の寄付 (幼児グループ)
新年初の土曜保育は10人の登園でした。
「おはよう」と声をかけると「おはよう」と返してくれるこども達がいます。
ハグをするこどももいます。
チラッと横目で保育者を見てLEGOをいじるこどももいます。
保育者には目もくれずに塗り絵を行うこどももいます。
十人十色とはまさにこの事であると同時に、ある一定の色に染まっていくこどもの未来と一旦皆と同じ色に染まったとしてもそれぞれの持っている色を活かして羽ばたいていく、こども達の未来を感じます。
こどもそれぞれの良さを尊重し、それぞれに学びや気づきを得られる様、一人の保育者として存在出来たらと日々思います。
こども達は自分たちで遊んでいたかと思うと、「先生」と呼び、様々な事を報告してくれます。
賞賛されたり、受け止めて欲しかったり、慰めて欲しかったり、喜んで欲しかったりと様々です。
「見ててね?」
と言ってフラフープで縄跳びをする◯さん。
「先生、数えてて?」
とホッピングに乗る◯さん。
「私も数えて?2回だけだよ」
とホッピングに乗ってみるも一回も飛べない◯さん。
「先生、俺見て?ほら、四個持てる」
とバケツ1個とシャベル(大)2個、シャベル(小)1個を両手に持った立ち姿を見せる◯さん。
「あーすみません。ここ工事中です、立ち入り禁止です」
と保育者を静止する◯さん。
「あーでも、この線までは立ち入り禁止じゃないです、この線からは立ち入り禁止です」
と譲歩してくれる◯さん。
「先生、それさぁ、僕たちがどんな事してるか書いてるメモって言うんでしょ?僕知ってるよ。僕ちっちゃい時から先生の後ろから見てたんだから。背中からそっと見て、後ろ振り向いたら隠れてたんだよ?気付かなかった?僕の勝ちだね」
と◯さん。
「ねぇ、さっきカラスがここにいたんだよ?落ち葉集めしてたら」
と◯さん。
こども達からの多額の言葉の寄付に見合う、保育者側のお礼の言葉はどんなものが相応しいのか。
プレゼントのお返しを考える様なあの高揚感が日常に溢れている幸せに日々感謝したいと思います。
k★y
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