学びその5 〜自己決定〜
2022年12月23日 金曜日
リスキリングの学びの中で、ある中学校の校長先生のお話が出てきました。その先生のお話はとても興味深く、帰宅後YouTubeで検索してみました。お話の内容は、育子園で掲げている理念と同じものがあり、中学生と乳幼児期で大きな年齢の差はありますが、考え方は同じなんだと思いました。その中でも1番共通していたのが、子供たちの主体性を伸ばしていくことが大切だと言うことです。
その先生はおっしゃっていました。
〇少子化になり、子供に手をかけることが可能になった。手をかければかけるほど自律できなくなり、自分がうまくいかないことを誰かのせいにして不満を言うようになる。
〇サービスになれた人はサービスの質に文句を言うようになる。
そして大きなヒントを教えていただきました。子供の主体性を伸ばすために、子供の自己決定を促す3つの言葉です。
〇どうしたの? (困ったことあったの?)
〇君はどうしたいの?
〇何か支援できる事はある?
教えられたり導かれたりするのではなく、自分で考え、自分で判断をしなければならない問いかけです。
手をかけることは、子供を大切にし良い関わりように思われますが、過干渉により将来のその子が自己決定をする力をなくしてしまわないよう周りの大人は十分に考えていかなければならない事だ思います。
保育主任
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