◆12月27日(火)の子どもたち
2022年12月27日 火曜日
◆小さいトナカイさん達 (つぼみ)
今日はおひさま広場で遊びました。体調不良の子達で休みも多く、今日は広々とそれぞれおひさま広場を使い遊んでいました。
ボール遊び、みんなにとってはバランスボールのように大きなボールを一生懸命運んで歩き、そのまま滑り台まで持って行き運ぼうとする〇ちゃんもいました。トンネルの中に、ボールを入れて、自分も中に入り、入れたボールを取って戻ってきたりして、楽しんでいました。隣のボールテントの中では、低月齢の●ちゃんが、テントの出口を探してかテントをキャタピラのようにパタンと倒しながら前へ進み、積極的に動いていました。中に入っていた△くん。じっと座り耐えていました。
紐のついた箱を置いておきました。その箱を引いて△くんが歩き出しました。箱の中には大きなボールが入っていました。そのうち、大きいボールから小さいボールに変えたり、中身を色々変えて運び出しました。それを見ていた他の子達も真似をし、ひも付きの箱を引いて歩き始めました。ぐるぐるとおひさま広場を回って、ゆっくり又は急ぎ足で走り出し、小さなトナカイ達をしばらく楽しんでいました。(T.Y)
◆本日も開店 (ふじ)
園庭に出ると、砂場横の小屋から「いらっしゃいませ~」の元気な声が聞こえてきます。
今日もお店屋が開店したようです。
「アイス屋さんで~す」「いらっしゃいませ~」 次々にアイス屋が開店していきます。
呼びかけの声に△くんが近づいて行くと、店員が「どうぞ~」と差し出し、△くんは、口を開けて食べる真似をします。
そして、ごちそうさまです、、、と言葉なくとも、頂いたあとに合掌して、その場を離れていきました。
日常の生活の積み重ねの姿が、遊びの中に再現されていました。
今日のお店屋は、お客をお迎えするだけでなく、ベンチに座る保育士のところへもお届けする店もありました。
アイス屋が繁盛する中、保育士にお届けした◇くんの店は、「カレーライス!」
あえてのカレーライス店、繁盛しますね。
その後カレーライス店は、○くんのリクエストによって「バナナケーキ」店へなりました。
美味しいバナナケーキを頂いた〇くんは、その後◇くんと同じバナナケーキ作りを開始しました。
そんな素敵な姿。遊びの中でゆっくりと育っていった関係性のエピソードは、ほっこりします。(O.A)
◆今日はおおそうじ(きく・たんぽぽ)
朝の集まりで明日登園したら保育園はおしまい…長いお休みに入る事を伝えると子ども達からは『えー⁉︎』という驚きの声と『えー!』という嬉しそうな声が返ってきました。『冬休みっていうんだよー』とお兄ちゃんがいる○くんが皆に教えてくれるなど、なんだかウキウキの子ども達でした。
年末が近づいている今日は大掃除をするというミッションがありました。毎日過ごしてたくさん遊んだ部屋を綺麗にして新しい年を迎える事…これが今回のメインです。
大掃除の事を伝えると腕捲りをして準備万端な△ちゃん、その隣ではズボンの裾を上げ始める□ちゃんがいたりと嬉しい事に子ども達からはやる気がみなぎっていました。
どこを綺麗にしたいかを話し合うとブロック・積み木・テーブル・イス等、色々なものが出て、中には『あ!シールもだ!』という声も。シールが大好きな☆くんならではの考え。好きな物・お気に入りの場所はどうやら綺麗にしたくなるようです。
掃除する場所も大体決まり、掃除が始まりました。一人一枚雑巾を手に、力を込めて磨きます。『どう〜?出来てる〜?』と□くん。「上手に拭けてるね」と言うと『◇だってできてるし!』と◇くんがすかさず声を上げてきました。そこからはわたしだって!ぼくだって!とアピールのオンパレードで気合いの見せ合いが始まり、なんとも賑やかな時間が流れていました。
そんな中、床に着目した●くんは『ねー先生、ここ(床)はどうやって綺麗にするのー?』と聞いてきました。「床はね…」と説明すると『わかった!』と言って両手を雑巾に置き、タタタターと勢いよく床の雑巾掛けがスタート。その姿を見て楽しそうと感じた数人が『一緒にやるねー!』と集まり、雑巾掛け競争が始まり、何をしても楽しそうな子ども達がいました。
誰かが新しい掃除場所を見つければ『わたしもー!』と集まり、子ども達の群れがあっちへ〜こっちへ〜と部屋中を行ったり来たり。
中には雑巾が冷める度に足早にバケツへ向かう■くん。手が冷えないようにとぬるま湯が入ったバケツと洗面器の中に入ったぬるま湯が気持ちいいようで冷めた雑巾と手を入れて『はぁ〜』と温まりに来ることを楽しむ様子がありました。■くんにとっては掃除よりも温まる事の方がメインの様でもありましたが皆一生懸命大掃除をしてくれていました。
大掃除が終わって皆で部屋を見渡すと『きれーい!』『ピカピカだね!』と喜ぶ様子も見られ、子ども達の心と体の成長を感じた日となりました。また、子ども達には綺麗にする事の大切さと喜びを感じてくれていたら嬉しいと思いました。
綺麗になったお部屋で午後も沢山遊ぶことが今から楽しみです。
K・E
◆自分で考え行動する (うみグループ)
今日は〇ちゃんのお母さんが保育士体験に来てくださいました。
サンタクロースからのプレゼントのかるたをしたり、絵本を読んでもらったりと嬉しそうに甘える子どもたち。そこにいるだけで子どもたちを笑顔にするママ先生・パパ先生の素晴らしさを今日も感じられました。
今後も保育士体験のご参加を楽しみにしております。
今日は大掃除をしました。
1年間の感謝を込めて室内をきれいにすることや、きれいな場所を好む福の神の話も交えて伝えていきました。
1人1枚雑巾を渡し、自分で水に濡らし絞ってスタートです。
自分のロッカー、お道具箱、飾り棚を拭いていきましたが「お休みのお友だちの所もきれいにする」と自分から進んで他児のロッカーを拭く年中児の☆ちゃん。見習いたい素敵な姿です。
また、何人かの児はずっと「1年間ありがとう。また来年もよろしくね」と言いながら拭いていました。
素直に感謝を言葉にする姿に感心させられました。
そして「福の神に来て欲しいから全部ピカピカにする」「ずっと福の神に居て欲しいよね」と言ってロフト、絵本棚や絵本、棚の後ろや窓等、率先して取り組む姿が見られ、大人に言われなくても自分たちでやるべきことを考え、きれいにしていく姿勢に頼もしさを感じます。
指示を待つのではなく自分で考え行動する。今後も大切にして欲しいです。
意欲的な子どもたちのおかげて室内はピカピカになりその後は園庭へ。
子どもたちの思いがどうか福の神に届きますように。
O・Y
◆今年ももうすぐ終わります。自分のロッカーを掃除しました。(にじグループ)
今日は、Sくんのパパがパパ先生で朝から子どもたちに囲まれています。サンタからもらったカードゲームやら色々と見せては、やりたいものを一緒にやりだしました。園庭でも子どもたちは、パパ先生を離しません。氷鬼をパパ先生とやったりと、園庭中を走り回っていました。
もう、たくさんのパパ先生ママ先生がきて、慣れたものです。すぐにべったりくっ付いていって、自分たちのペースで遊びだします。遊び上手な子どもたちをこれからのママ・パパ先生、よろしくお願いします。
パネルシアターの『メロンパン屋さん』からメロンパンを持ってきて各クラスに買いに来てもらいました。もも組・ゆり組とみんなで1つしかないパンを丸くなって話し合ってみんなで食べていました。ひまわり組の女の子たちは、1列に並んで座って、1口食べたら隣の人に回していくことを何回もやっていました。ひまわり組の男の子たちは、半分のメロンパンを食べるのにジャンケンを何回もやっては、勝った人が食べることを繰り返していました。その対照的な姿に思わず笑ってしまいました。色々な分け方があるようです。
パネルシアター『大きな大根』では、登場人物の大根を引っこ抜く掛け声をよく覚えているのに、大きな大根が出てくると「わ~」と長くて大きな大根に大喜び、初めてだったのかと思わされるぐらいの反応でした。クラスごとに台詞を言ってもらって、楽しんでみました。最後に「大根をどうやって食べようか」と聞くと『お味噌汁』『グラタン』『スープ』『カレー』と色々な食べ方が出てきました。大きな大根だけに色々楽しんで食べたようです。
エプロンシアターの『ももたろう』では、話が分かっているので、登場人物が出てくるたびに大喜び、一緒に台詞を言ったり唄ったりして楽しみました。
今年も終わりになることを話しして、新しい年を迎えるために大掃除をすることにしました。今日は、自分のロッカーの荷物をどかして雑巾で拭いて綺麗にしました。雑巾を1枚ずつもらうと、バケツの水の中に入れて雑巾を絞ります。もも組たちは、保育士が手伝いました。ゆり組・ひまわり組の子供たちは、がんばって自分で絞りました。まずは、ロッカーのものを出して、ロッカーを拭き、次に汚れ物を入れを拭きました。荷物を戻すときも畳んで丁寧に入れている姿がありました。中には、製作物が次から次へと出てくる子もいて、本当に大掃除でした。
拭き掃除が終わると「できたよ」と雑巾を見せにきてくれました。「こんなに黒くなったよ」と汚れた部分を見せてくれました。「こうやって、畳んで綺麗なところを出してまた拭くんだよ」と伝えると、雑巾を見ながら綺麗なところを出してまた拭きにいっていました。ひまわり組の子供たちは、終わってから雑巾をバケツの水で洗って、洗濯場バサミで止めて干しました。ゆり組の子も真似して干してくれたのはいいのですが、絞らず干したから水が滴っていました。
色々ありましたが、掃除の要領は分かってきたようです。明日も自分のところだけではないところを掃除してみたいと思います。 M・K
◆保育園での生活(そらグループ)
今日も保育士体験に来て下さったもも組○ちゃんのお父さんがいらっしゃいました。
楽しみにしていたはずのパパ先生でしたが、朝保育室に来ると「ママがいい~、帰りたい」と一点張りの○ちゃん。「そっか、ままがよかったよね」と○ちゃんの気持ちもお父さんが受け止めながらも説得としますがなかなか気持ちを変えることはできませんでした。
泣いていたのもあり、少しお父さんと離れて話を聞いてみることにしましたが、どうしてもママがいいという気持ちから帰りたいという気持ちになったようでした。話をして帰ることに決めたのですが、早く帰りたいけどパパに絵本は読んでもらいたいという気持ちはあったようで、絵本コーナーで読んでもらう事になると少し自慢げな表情で嬉しそうに見ていた○ちゃんの姿を見て「あ、大丈夫かも」と思いました。周りの友だちも泣いていた○ちゃんを心配してずっとそばにいてくれたり、「○○しようよ」と遊びに誘ってくれたりしていたので、その後からは曇っていた表情がニコニコの笑顔に変わり、塗り絵を一緒にし始めたり、園庭にも一緒に行って遊ぶことができました。
○ちゃんにとっては当たり前の保育園での生活にお父さんがいるということがいつもと違って感じたようで、それも特別に思う事もあればそうではないということがあることも気づくことができました。
○ちゃんにとっての園生活が○ちゃんの日常になっているのだなと感じ、その中で対大人だけではなく子ども達がお互いに主張したり、支え合っていることも今日の様子で感じ、友だちパワーはすごいなと改めて感じた一日でした。
2022年は後明日の登園のみ。そして今年度残りの3か月互いに刺激し合いながら楽しんでいきたいと思います。
(K.E)
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