◆12月19日(月)の子どもたち
2022年12月19日 月曜日
◆触ってみよう(つぼみ)
今日は朝からとても寒いと感じる日でした。
園庭に出る前にお部屋でゆっくりと遊んでから出ます。その中で●ちゃんが保育士を追いかけて泣いてしまった際には△ちゃんが側に行って、顔を覗き込んで頭をなでたり、「タッチー」と手を出してタッチをして気を紛らわせてくれて、●ちゃんも「タッチ」と嬉しそうにタッチをし始め笑顔が戻りました。
子ども達同士の関わりがより上手になっていてとても驚きました。
園庭に出る前にはタンバリンを使って「☆ちゃん」「は・あ・い」とお返事するというのをすると保育士同士の見本を見てから、保育士が子どもたちの名前を順番に呼び、目の前にタンバリンを差し出すと恥ずかしくなって手が出せない児や上手にタンバリンを叩く児と以前よりも上手に返事が出来るようになりました。日々の繰り返しの中で成長をひしひしと感じる時間でした。
園庭に出ると寒さを感じるものを見つけました。ジャンプ台のマットの上に氷が出来ていたり、お山の所には霜柱が立っていたりと冬ならではの変化を感じました。
氷や霜柱を拾ってきて子どもたちに見せてみると、直ぐに触り始め「つめたい」と感じるとすぐに氷を手放したり、氷をジーっと見つめたり、しばらく触って持ち歩いたり、食べようとしたりと反応は様々でしたが一人一人が興味を持って楽しんでいました。
その季節ならではの遊びも大切にし、これからも元気いっぱいに過ごせるようにしたいと思いました。
(I.H)
◆氷と霜柱を見つけました(ふじ)
気温が一段と下がり空気が冷たい月曜日。
鼻水や咳が出ている子もいますが、元気そうな子どもたちの姿に一安心。連絡帳にはこの週末にサンタさんに会ったお話や一足先にクリスマスプレゼントを貰ったお話など、ウキウキわくわくするような出来事が書かれており、心温まる姿が伺えました。今週末は育子園でもクリスマス会が予定されています。「プレゼント?」「サンタさんに電話したの」と遊びの中でもちらほら『サンタ』のキーワードが出てきます。子どもたちと一緒に楽しい気持ちで当日を迎えられたら良いなと思います。
今日も園庭遊びをしました。
コンビネーションのジャンプ台マットの上に薄ら氷が張っていました。
「氷があるよー」という保育士の声を聞いて続々集まる子どもたち。パリッと保育士が氷を割って掴んでみると「なに?」と少し険しい表情で状況を見守ってくれる子どもたち。
「触ってみる?」と氷を渡してみると恐る恐る触れていました。「つめたーい!」「こおり?」「大きいの!」と実際に触ってみた感触を楽しんでいました。最後は足で踏んでみてパリパリっと割れる感覚も堪能。
また、藤棚の下の築山には霜柱を見つけました。
太陽の光が当たって霜柱がキラキラと光ってみえます。
「ここにも氷があるよー」というと再び集まる子どもたち。霜柱で斜面がツルツルと滑りますが、登ろうとして滑ってしまう姿もありましたが、霜柱も体験することができました。
年内の保育も残すところ8日ほどとなってきました。
これから益々寒さも厳しくなっていきますが、寒いからこそ発見できる園庭遊びの楽しさが見つけられそうな予感です。寒さに負けず子どもたちと一緒に自然の楽しみを見つけていきたいと思います。(O.Y)
◆もう一回やりたーい!!きく、たんぽぽ
毎朝、子供たちと一緒に日にち、曜日、天気を確認しています。
お天気を確認する時、◎ちゃんが、「みてーお空きれいー」と教えてくれました。子どもたちと一緒にみる空はいっそうにキレイに感じます。
そんなキレイな空の下、今日はかごめかごめやしっぽとりで盛り上がっていました。
はじめは、保育者がしっぽをつけていたのですが、子どもたちから、つけてみたいと言われてからやってみたい子にしっぽを、つけてもらっています。しっぽをとられて悔しくて、「もうやらなーい」と怒ってしまうことすらあった※ちゃんですが、今日もしっぽをつけたいと言っていました。
悔しい思いはするけれど、やっぱり挑戦はしてみたいんだなと思いながら、どんな反応をするだろうかと見ていると、はじまって早々にしっぽはとられてしまいました。
今までは、泣いたり怒ったりして自分の気持ちを表現していましたが、今日は、走って保育者のところまでやってきて「もう一回やりたーい」と言っていました。そこに涙はありません。
自分の気持ちをおさめられたんだなと※ちゃんの大きな成長を感じました。
友だちと遊ぶ中では、楽しい経験もできますが悔しかったり悲しいと思いが起きることもあります。そんな時に、子どもたちそれぞれの次のステップにいけるような、関わりが出来たらといつも思います。
上手くいかないことも、誰かと一緒だったら気にならなくなったり、もう一度やってみたくなったり…結果的に子どもたちが、どんな行動を選択するかはその子それぞれかとは思いますが、晴れ晴れとした気持ちになってもらえたらと思っています。※ちゃんの、晴れ晴れした表情と「もういっかいやりたーい」の言葉で、元気をたくさんもらいました。U、A
◆大好きな紙芝居を聞いて、見て、読んで。紙芝居制作(うみグループ)
出席人数も戻り始め、今日は36人です。
子どもたちも友だちが戻ってきて笑顔がいっぱいです。
今日は、☆くんのお母さんがママ先生に来てくれました。
いつも入口で「いってらっしゃい」とお母さんを見送るのに、今日は中々部屋から出ないので不思議そうな表情です。
お母さんと一緒に遊べることが分かると、嬉しそうな笑顔を見せてくれました。
部屋では、折り紙、画用紙、牛乳パックを使って人と家を作ったり紙芝居を制作していました。紙芝居作りは、ちゃんと番号が書いてあり絵と文字もしっかり書いてあります。いつも見たり読んだりしている紙芝居を作っていて、だだ聞いているだけではなく、どういう作りでどうやって読んでいるかちゃんと見ているんだなと感じます。
子どもたちの制作で、感じて感動することがたくさんあります。
読む、見る、作るで子どもたちの創造力や表現力が伸びているのを感じます。(Y.H)
◆トゥバの楽器の演奏を聴きました。劇遊び『3匹の子ぶた』をしまいした。(にじグループ)
今日は、○ちゃんのママがママ先生をしてくれました。そらグループでは、Fちゃんの兄弟のM君のパパがパパ先生をしていました。パパ先生とママ先生でトゥバという国の楽器イギルを持ってきてくれて、パパ先生が馬の鳴き声や低い音を出したりして聞かせてくれました。色々な音が出て「ゴムの音みたい」「綺麗な音だね」と子供たちの声が聞こえました。ママ先生は、ティンバージャックという木彫りの猫の形をした楽器を一緒に演奏してくれました。その猫の愛称は、うめじろうくん。子供たちも「えー」と大喜び、親しみがわいたようです。お二人の演奏とパパ先生のトゥバ語の歌に合わせて子供たちが掛け声をかけます。「アーシューデッケイオ」という掛け声は、日本の「あーどっこいしょ どっこいしょ」という掛け声と同じだそうです。初めての歌でも子供たちは、上手に掛け声を入れていました。猫の楽器も触らせてもらい「猫ちゃん可愛い」と遠い国の楽器でしたが、身近に感じてきたようでした。
珍しい楽器に触れることが出来て、いい体験が出来ました。
劇遊び『3匹のこぶた』をやりました。エプロンシアターで話の内容やどんなやり取りがあるかなどをを確認してから机を3つ用意しました。3つの家をこの机のところに作っていくことにしました。ゆり組の子供たちは、全員小ぶたがやりたいというので小ぶた役に、もも組の子供たちは、大ぶたと中ぶたに分かれました。ひまわり組の子供たちは、全員オオカミです。小ぶた・中ぶた・大ぶたがそれぞれに家を建て家の中に入っていくと、オオカミがやってきました。「優しい声で、行ってね」と言うとそれはそれは優しい声で「優しいオオカミだよ。入れて」と言っていました。小ぶたがすかさず「やだよ」オオカミはそれを聞くと「それならこんな家、吹き飛ばしてやる。ふーふーふー」と吹き飛ばし、小ぶたは中ぶたの家に逃げていきました。台詞のやり取りも楽しみ、レンガの家では、煙突から入っていくところになると、こぶたたちは、火を手で表して煙突のしたで「ボーボーボー」と言っていまいした。そこへ、オオカミは椅子に乗って1人ずつ飛び込んで「あっちっち」と逃げていきました。
2,3回に分けてやる予定でしたが、待っていられずにみんなで参加となりました。大人数の『3匹のこぶた』でしたが、オオカミは逃げていき、こぶたたちは「やった」と喜んでいました。「また、違うのもやりたい」という声もあったので、子供たちと相談しながら、劇遊びをまた楽しんでいきたいと思います。M・K
◆アーシューデッケイオ(そらグループ)
今日は保育士体験のお父様がいらしてくださいました。
手には何やら袋に入った長い筒を持っています。
「これがなんだか分かる人?」
とこども達に尋ねると、
「はい、知ってる、それ、テントでしょ?」
と答える◯君。
※確かにテントが入っている入れ物にそっくりです
中から出てきたのはギターの様なバイオリンの様な不思議な楽器でした。
{イギル}という名前の弦楽器で、トゥバという国の遊牧民の歌を紹介してくれました。
イギルとギターの違いは弦の数です。
ギターは6弦、イギルは2弦。
しかし、イギルの弦は細長い糸が何本もあります。
「これは馬の尻尾なんだよ」
と教えてくださり、こども達が、
「だから馬の頭がついてるんだ」
と、納得している様でした。
演奏の前に、手作りの地図を広げ、[トゥバ]という国の場所を教えてくださいました。
※国旗付き
そして、遊牧民の歌う歌を{イギル}という馬の尻尾を使った二本の弦楽器で演奏してくださったのです。
どんな音が出るか、こども達は興味津々です。
※無印で流れる様な民族音楽の様な音でした
馬の鳴き声を真似て弾いてみると、
「馬の鳴き声だ」
と喜んでいました。
演奏曲には掛け声があり、こども達に手伝ってもらいたいもの要望がありました。
掛け声は、
「アーシューデッケイオ」
です。
半ば強引なアンコールでは踊りながら、皆で一体となってトゥバの民謡を楽しみました。
園庭でも口ずさむこどももおり、
「アーシューコマチ」
※電車の名前(コマチ)
とアレンジを効かせた歌を歌う◯君がおりました。
是非ご家庭でも、「アーシューデッケイオ」って知ってる?と声をかけてみてください。
「なんで知ってるの?」
とこども達は驚くかもしれません。
k☆y
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