◆12月15日(木)の子どもたち
2022年12月15日 木曜日
◆トンネル通れるかなあ (つぼみ)
園庭に出て遊びました。今日もウッドデッキの上は誰かが上がると、他の子も集まり遊んでいました。カップやシャベルなどの砂場用具を置いて、枯葉もたくさん置いておくと、それぞれに何かをいじり出し遊び始めました。そんな中、△ちゃんはカップに葉っぱを入れてごくんと何か飲んでいるかのように、そのカップを口に持っていく仕草をしていました。ウッドデッキの上はお茶会のようになり、今日もにぎわっていました。
奥の築山の方では、車を見ていたり固定自動車に乗ったりして遊んでいる子達がいました。すると、トンネルの中をのぞいている〇くんがいました。トンネルの中を指差したり、こちらの顔を伺ったりしていて、中に入りたいけどどうしようか迷っている様子。そこへ、同じつぼみの●くんがやって来て、中へどんどん入って行きました。それを見た〇くん。入る覚悟を決めたようで、●くんについて行き中に入ることが出来ました。他に◎ちゃんも入って行き、トンネルの中ではあっちへ行ったりこっちへ行ったり、目を合わせてケラケラ笑い出したりして、とっても楽しそうに遊んでいました。●くんのお陰で、〇くん、入ることが出来てよかったです。(T.Y)
◆晴天の下で (ふじ)
先日、焼き芋会をするために掘っておいた穴が子どもたちの遊び場になっています。
穴の中に落ち葉がたくさん溜まっているので、その中に入っているだけで楽しくなってしまうようです。
今日は、◇くんが砂場玩具の大きなスコップを2本持ってきてUFOキャッチャーのように挟んでいました。保育者が「もう1回やって!」と言うと、「よいしょー」ともう一回チャレンジ。隣にいた◯ちゃんも「よいしょー」と葉っぱを挟んで楽しんでいました。
暫くすると、穴をお風呂に見立ててはじめ、落ち葉のかけ合いに。2歳児の男児たちも入ってきて激しい遊びになっていきました。
昨日よりも落ち葉が乾いていたので、落ち葉を集めて投げるとパラパラ落ちてきて、それだけで子どもたちは大興奮です。
この間まで、保育者が落ち葉をかけてあげて、子どもたちが真似をする姿でしたが、どんどん子どもたちが積極的になってきて、今日はひたすら保育者めがけて落ち葉をかけてきました。
「わぁー!」と言いながら逃げたり、かけられたときに「やられた〜」とアクションをしたりする反応を見て、にやにやしながら何度も追いかけてきます。
保育者に落ち葉をかけるために、列になって追いかけてくる姿や、落ち葉をかける時の掛け声が「にゃー!」になっているのがとても可愛かったです。
青空が広がるとても良い天気だったので、気持ちよく遊べたと思います。
M.S
◆秘密の場所へ(きく・たんぽぽ)
『青チームさんはお兄さん・お姉さんのお部屋を通って秘密の場所に遊びに行くよ』
と話をすると、それまで少しザワザワしていた子どもたちが「え?!」と一斉に聞く体制になりました。『秘密の場所』のワードは子どもたちの気持ちを惹き付つけるのに十分だったようです。
「〇〇は行かないの?」
「赤チームは?」
と、赤チームからは声も上がりましたが『次行こうね』と期待を持ちながら行く日を楽しみにしていこうと思います。
青チームは外に行く準備をしますが、いつもと違うのは靴を履かずに手で持って向かうことです。
そのまま園庭に向かおうとする子がちらほらいましたが、個別に声をかけると そうだった と思い出したように靴を手にしています。
さて、たんぽぽの青チームとも合流し出発しました。
・廊下は走らないようにしよう
・お兄さん、お姉さんのお部屋を通るから静かにしよう
「あるくんだよね」
「先生のうしろだよ」
など、あらかじめ話していたことを思い出しながら、言葉にしながら足を進める子どもたちです。
が、『秘密の場所』へのドキドキ&ワクワク感がどんどんと溢れ出て、少しずつスピードが早くなるのもまた可愛い姿です。
階段を1コ、2コ上がり、お兄さん・お姉さんのお部屋の中(にじG)に入って到着したのは『3階ベランダ』です。
秘密の場所とは、お兄さん・お姉さんが使うベランダのことです。
靴を履いてベランダに出ると、
「さんりんしゃだー」と盛り上がる男の子2人組。
早く乗りたくて乗りたくて、、、でも『お友達がまだ靴履けてないから待っててね』を聞いていたから、まだかまだかと構えながら待っています。でもここでも、ズリズリっと三輪車との距離を縮めツンっとタッチ。「えへへへ、触っちゃった〜」とちゃっかりな2人です。
少人数で行ったので、1人1つMY三輪車を獲得できました。
初めは、前に進まない、、と苦戦していますが、足(ペダル)をグイッと踏む練習を一緒にすると〇くんと△くんはあっという間に習得しスイスイスイと乗りこなしています。
☆ちゃんは、ゆっくりなスピードではありますが確実にペダルを漕ぎ、端から端まで10分間かけてゴールしました。1回も降りることなく、漕ぐのもやめないそんな☆ちゃんの諦めない気持ちに感動しました。ゴールで来たことが本人の中で自信に変わったようで、帰りは半分の時間でゴールできました。
♡ちゃんは必死にペダルを見ながら漕いでいますが、ハンドルの事を気にする余裕なんてないので行き着く先は壁。戻しては漕ぎ、着くのは壁、これをひたすらに続けています。声をかけようかな、手伝おうかな、とも思いましたが、真剣な表情で頑張っていたので声は掛けずに見守ってみることにしました。
最後まで前には進めませんでしたが、漕ぐコツは掴めたようで「上手に出来るようになったよ」と満足そうな顔で教えてくれました。
頑張ってる時や何かに挑戦してる時など、『こうやればもっと上手くできるのに…』と思う気持ちを1回グッと抑え、あえて声は掛けず子どもの、のびしろを信じてあげることも大事なのだと改めて感じました。
まだ、"漕ぐ"ことが難しい子もいます。
三輪車が上手く出来ずに犬の散歩のように手で引いていた□くんに、ストライダー(車輪あり)を勧めてみました。
感覚としては、コンビカーのようなものなのでスっと乗りこなし、「みて!乗れるよ〜」とさっきまでの表情とうってかわり満足感に満ちています。
初めての場所ではありましたが、にじGの子達もたまに窓から顔を覗かし話しかけてくれたり、行き帰りにお兄さん・お姉さんのお部屋の雰囲気に触れたりといつもより、幼児さん達を身近に感じることの出来た時間になったように思います。
なにより、「「たのしかった〜!」」
とみんなが楽しい気持ちになってくれたようで良かったです。
以前行った、黄色チームの様子ともまた違う姿が見られチームごとにいく面白さも感じています。
次に行く、赤チームはどんな遊び方をしてくれるのでしょうか、、今から楽しみです。(I・K)
◆クリスマスは子どもにとってのキラキラな夢(うみグループ)
今日は、31人と笑顔で元気いっぱいのうみグループが少しずつ戻ってきています。
月に一度の英語教室の日です。ひまわりぐみは、英語教室が楽しみでわくわくして向いました。お部屋に入ると、子どもたちから「ハロー」と笑顔で挨拶している姿がありました。子どもたちから挨拶をしていて素敵だなと感動です。
自分の名前やクリスマスになにが欲しいか英語で聞かれ、分からず困っていると友だちが「名前を言うんだよ」、「クリスマスに何が欲しいか言うんだよ」と教えてあげていました。英語教室でも、子ども同士で助け合っている姿がありました。
クリスマスに欲しいものはほとんどの子どもたちが「お人形」と答えています。
講師からは、クリスマスの可愛い塗り絵のプレゼントがありました。
そして英語教室から帰って来てから、クリスマスのリース作りをしました。
・紙皿の真ん中を切り抜く。
・端っこ枠に小さく切ったサンタや柄のある折り紙を貼っていく。
・折り紙がまんべんなく貼れたら上からキラキラやどんぐりを飾り付けをしていく。
・上に二カ所穴を開けてリボンをつけ、あさひもを通す。
完成です。
キラキラの折り紙やサンタの絵がある折り紙が大人気で素敵なリースが出来上がります。
「キラキラとサンタさん貼ったらサンタさんくるよね」と子ども同士で会話しながら制作しています。子どもたちにとってクリスマスはキラキラな夢。
まだ、完成していない子がいるので完成したらお部屋に飾り付けをしていきたいと思います。(Y.H)
◆楽しい毎日の中に、これからへの期待がキラリ (にじグループ)
「ぐりとぐらのおきゃくさま」の絵本を読みました。サンタクロースが出てくるお話です。先日は、「サンタクロースってほんとにいるの?」という絵本も見ました。「サンタさん、ほんとに来るかな?」「サンタはいるよ!だって、クッキーなくなってたもん。」「サンタさん、楽しみ♪」。ドキドキしながら、クリスマスの日を心待ちにしている子どもたちです。
先日、デカルコマニーで作ったクリスマスツリーを黒い紙に貼り、周りに好きな絵を描きました。発達によって、描く絵の傾向が違い、面白いです。もも組に多かったのは、クリスマスツリーがあっても、クリスマスとは関係なく好きなもの、思いついたものをどんどん描いていく姿。
ゆりぐみ、ひまわりぐみに多かったのは、クリスマスツリーから想像するもの、雪やサンタクロース、トナカイなどを描く姿でした。今までの経験や、生活の中で触れるクリスマスが子どもたちの中にできていて、クリスマスツリーから連想して描いていく姿に成長を感じ、ももぐみのこれからの成長も楽しみになりました。黒い紙に描くという経験も、普段はあまりないので、描いたものがいつもと違う雰囲気になり、楽しんで取り組んでいました。
いっそうクリスマスムードが盛り上がり、音楽に合わせて身体を動かしたり、個性豊かな三角帽子をかぶって遊ぶ姿がとても楽しそうです。サンタクロースもきっとにじグループの楽しそうな様子を見ていてくれるはずです。
ゆりぐみの子たちを集めて、大切な話をしました。素敵なお兄さんお姉さんになってきたゆりの子どもたちに、給食のお当番をやってみない?と提案。普段から年長児の姿を見て、憧れていた当番がついにできると聞いて、「やりたい!」と手を思いきり挙げて、目はキラキラのゆりぐみの子どもたち。お当番カードが出来次第、フルーツ担当として、チャレンジしていこうと思います。子どもたちのキラキラの目を見て、こちらまで楽しみになりました。
2022年も残すところあと2週間ほど。年が明けたら、いよいよ卒園、進級も迫ってきます。最近、ますます頼もしくなってきた子どもたちを見ながら、これからの姿を想像して楽しみな保育士です。
(T.M)
◆勇気を振り絞って(そらグループ)
ひまわり組は月一回の英語教室でした。楽しみにしていた子ども達。ネームバッチを付け「英語だよ」ともも組、ゆり組へ得意げに見せていました。ホールへ行き「グッモーニング、〇〇(講師の名前)」と元気のいい挨拶。「クリスマスに何が欲しい?」講師に聞かれるとたくさんのおもちゃの名前が挙がり保育士、講師も「どんなおもちゃだろう?」と首をかしげてしまいました。色々なリクエストがサンタに届いているようです。
身体を動かしながら楽しく英語に触れることのできる英語教室。保育室に戻ってからもさっき教えてもらった英語の歌を大熱唱していました。
急に寒くなったこの頃。園庭遊びでは子ども達が積極的に身体を動かしながら遊んでいます。ウォールクライミングで上に登り吊り橋を渡るゆり組の男の子たち。〇君がツリーデッキ3階へスルスル登り降りをしているのを見ていた一緒に遊んでいた◇君。「ぼくも登る」とスルスル登って上からの景色を楽しみ、いざ降りようとして「はっ」とした◇君。「僕降りられない・・・」と。周りの友だちが「こうやっておりるんだよ」と何度もやりながら伝えてくれますが、なかなか勇気が出ない◇君。保育士はそばで子ども達のやり取りを見ながら◇君の勇気、あと一歩が踏み出せるのを願いながら声を掛け続けました。しばらくして「やる」と勇気を振り絞った◇君。自分の力で降りる事ができ、みんなで大喜び。◇君も照れ笑い。そこから自信が付いたようで「もう一回練習してみる」と何度も上へ登ったり、降りたりを繰り返していました。◇君が一歩を踏み出せた瞬間に居合わすことができとても嬉しい気持ちになりました。
(K☆H)
Posted in 園のこだわり