◆12月12日(月)の子どもたち
2022年12月12日 月曜日
◆ウッドデッキの上で (つぼみ)
園庭に出て遊びました。その前に今日もミッキー体操をしました。大人の動きを見て手足も動かせるようになり、大分体操らしくなってきました。園庭への支度も、自分の靴下、ジャンパーを探そうとしたりするだけでなく、今日はジャンパーのファスナーを留めようと金具をいじる△ちゃんの姿も見られました。
園庭は落ち葉で一面覆われ、滑り台の上にも落ち葉がパラパラと落ちていて。いつものように滑り台を上ったり下りたり遊ぶ中、滑り台の途中で止まって、落ち葉を拾っていじったり、地面にパラパラと落したりと楽しんでいました。
ウッドデッキの方へ〇ちゃんと一緒に行きました。○ちゃんはウッドデッキの上に上がると、落ち葉の入ったザルとシャベルをいじっていました。時々体を動かしノリノリになり、シャベルでカンカンとザルを叩いてリズムも付けて。すると、今度は腕を伸ばしてシャベルをわざわざ地面につけ始めました。どうやら地面に落ちている落ち葉を拾おうとしていたようです。下に落ちている葉っぱも気にしながら、リズムにのる〇ちゃんでした。そのうち、ウッドデッキの上には子どもたちが集まってきて、それぞれ遊び始めました。ウッドデッキの上をとにかく行ったり来たり走り回る◎ちゃん。バケツやザルを新たに持ってきて、上に上がって遊び出したり、ウッドデッキの上はにぎわっていました。(T.Y)
◆ドキドキする でも触れてみたい(ふじ)
今日はどんな楽しいことをしようかな~と園庭遊びに出た子どもたち。
砂場には沢山の落ち葉がありました。
〇ちゃんは、ふるいの中に落ち葉を集めています。ザックザックすくい、どんどん量が増えていきます。何を作っているのか楽しみです。
△ちゃんは、バケツの中を見せてくれた時に「おいもだよ」と教えてくれました。
バケツ半分ほどに砂がたっぷりと入っています。
先日のお芋洗いからの遊びが続いているようです。
〇ちゃんは、イメージしていたものが完成したようで、「おいもスープ」と教えてくれました。しばらくすると、その落ち葉の上に砂を足しています。どんどんイメージが膨らみ、素材を足しているようです。
他の子どもたちも、△ちゃん、〇ちゃんの近くで落ち葉遊びが始まりました。
さらに落ち葉の楽しみ方を深めています。
その遊びがひと段落すると、今度は、素敵な出会いがあったようです。
子どもたちが集まった視線の先には、てんとう虫がいました。
砂場玩具の中で歩いています。 じーっと観察しています。
保育士が「さわってみる?」の声に よしっと勇気を出した◇くん。
「触ってみる!」と手を差し出すものの、自分の指の近くまで歩いてくるてんとう虫。
間もなく触れる。。。となると「こわーい」と手を背中に隠してしまいます。
他にも勇気を出す子どもたち。
もう一つカップを持ってきて移してみたらどうかな?葉っぱの上に乗せてみるのは?と思いつく方法で(今までの経験から)チャレンジを試みていました。
しかし、どの方法もドキドキによって「こわーい」になる中、帽子に乗せるのなら。。。大丈夫かもとチャレンジ。この方法は、「こわーい」になりませんでした。
自分の思いつく方法で、触れてみようとした姿に、成長の姿が見られ嬉しく思います(O.A)
◆クリスマスまで… (きく・たんぽぽ)
週明け月曜日。
今日も子どもたちの元気な声が部屋に響いています。
朝の集まりで、恒例の今日の日付・曜日、天気のチェックを行いました。
「1と2で12月」
「1と2で12日」
ここまでは簡単だったようで、みんな分かりました。
さて、曜日です。
「かようび!すいようび!もくようび!」と、今日が月曜日という感覚はまだないようですが、何曜日があるのかはよく理解している子ども達。毎日の習慣で少しずつ、お兄さんお姉さんへと成長している姿が嬉しく思います。
今月はクリスマスということで、サンタさんから何が欲しいのか数人にインタビューしてみました。「もう決まった人〜?」と聞いてみると、「はい!はい!」とたくさんの手が挙がりました。
○くん「はたらくくるま」
△ちゃん「楽器!」
◇ちゃん「キキララのゲーム」
※くん「回転寿司!!」
☆くん「パトカー」
…とちょっぴり恥ずかしそうにしながらもしっかりと自分の言葉で答えてくれました。「うーん」とまだ考え中の児もいるようでしたが、クリスマスプレゼントという言葉を聞いただけでみんな目をキラキラさせていました。当日まで期待を膨らませて、クリスマスムードを楽しんでいきたいと思います。
園庭では、追いかけっこをしたり、サッカーゴールを用意してボールを蹴ったり、砂場では水路づくりやお店屋さんごっこなど、目いっぱい好きな遊びを楽しみました。外は寒いけれど、やっぱり楽しいようで笑顔が溢れていました。
(M・Y)
◆子どもたちの中で流行っている童歌と劇遊び(うみグループ)
最近、童歌と劇あそびが流行っています。
今日は、子どもたちが大好きな『おおきなかぶ』で劇をやりました。
劇を始める前に大きな絵本で『おおきなかぶ』を読みます。うんとこしょどっこいしょ
の場面で子どもたちも一緒に掛け声をしてくれました。
保育者が「みんなでおおきなかぶの劇をやりたいんだけどやる?」と
声を掛けると、「やりたい」とたくさんの声が。
おじいさん、おばあさん、犬、猫、ねずみでそれぞれやりたいものを決めて
始めます。順番に出てくる役を呼ぶと自分で出てきます。掛け声の部分は、
息を合わせて声も合わせると素敵ということを伝えるとしっかりやっていて
楽しんでいました。
子どもたちにとって『おおきなかぶ』は、馴染のあるお話なので説明しなくても
ストーリーや流れを分かっていてスムーズに出来ています。
これからも少しずつ童歌や劇を取り入れて、子だち同士でも楽しく出来たらと
思います。(Y.H)
◆色を楽しむ (にじ)
「あわてんぼうの サンタクロース・・・♪」朝から子どもたちの歌声が聞こえます。クリスマスの雰囲気があちこちで漂っています。先週は、リース作りや三角帽子作りを楽しんだ子どもたち。今日からは、ピカピカ電飾が光るミニツリーも加わり、ますますクリスマスらしくなってきました。
子どもたちの好きな絵の具遊びをしました。今回はデカルコマニーという技法をやってみます。まずは、保育士がやって見せました。半分に折った緑の紙の片側に好きな色の絵の具をたっぷりつけていき、半分に折ります。上から手でこすって、アイロンをかけます。あらかじめ、書いてあった線に沿って、ジグザグと紙を切っていき、広げると・・・、そこには左右対称の素敵な模様がついたクリスマスツリーが出来上がっていました。
見ている子どもたちからも、「おー!」「きれい~!」「やってみたい!」と声が上がります。自分たちもやってみます。思い思いに絵の具をのせていきます。ダイナミックにつけていく子もいれば、並べるように等間隔に絵の具をつけていく子もいます。半分に折り畳み、今度は、はさみで切ります。ジグザグに切っていくのは、まだ少し難しい子もいますが、慎重に真剣にがんばってチャレンジしていました。
そして、いよいよ開く瞬間。。。ますます真剣、でも楽しみでドキドキもにじみ出たようななんとも言えない表情で、紙を開いていく姿が印象的です。左右対称になるので、なんだか顔のようにも見えたりして、自分で作った模様の出来を楽しんでいました。
園庭に出て遊んでいると、「せんせい、見て。こんなにきれいなの、見つけた!」と〇ちゃん。紅葉の葉っぱです。たくさん落ちていたという場所を教えてくれ、一緒に落ち葉拾いをします。保育士が、「でも、もみじって、すぐに枯れてシワシワになっちゃうんだよね。。」と言うと、「えっ、なんで?」と〇ちゃんたち。「なんでだろうねえ。」「じゃあさ、お水に入れたら、シワシワにならないんじゃない?」と、水をカップに入れて、拾った紅葉を入れ、〇ちゃんたちなりに考えたことをやってみています。
プールの前にも、見事に紅葉した紅葉の木を見つけました。「まだ、あんまり落ちていないねえ。」と保育士が言うと、木の幹をゆさゆさと揺する〇ちゃんたち。すると、紅葉の葉っぱがひらひらとたくさん落ちてきて、大喜びです。子どもたちなりに考えたり、実際にやってみたりする中で様々な発見があり、知識として吸収していくんだなと感じました。
色んな製作を楽しんだり、自然の中からも色の美しさを感じたりしながら、感性を育てていく12月になればいいなと思っています。
(T.M)
◆『りんごかもしれない』(そらグループ)
ここ最近、保護者の方々がほぼ毎日保育士体験に来ていただいています。ありがとうございます。子ども達もとても嬉しそうです。日頃どのように生活しているのか見ていただくことができる日です。普段子ども達と話していて「?」と疑問を持っていたことがもしかしたら解明されるかもしれません。保護者の方々も楽しんで子ども達と関わっていただけたらと思います。
今日は、もも組の○ちゃんのお母さんが保育士体験に来てくださいました。
朝の集まり前から子ども達と一緒にクリスマスの飾りつくりをしたり、身体測定にもいったりといつでも両手は子ども達と手を繋いでくださいました。
お母さんがお家から持ってきてくださったのは『りんごかもしれない』という本でした。
どんどんお話の中に吸い込まれていく子ども達。笑ったり、考えたりと良い反応をしていました。今日の給食のフルーツはりんごでした。本の内容に沿って「今日はれんごかもよ」「らんごだよ」「もしかしたらすんごかも」「りんごじゃなくて宇宙船だったのかも」等々、りんご一つでどんどん話が広がっていきました。子どもたちの発想力、想像力を引き出す面白い絵本でした。
園庭遊びではたくさんの落ち葉があり、もも組の◇君が落ち葉の上に寝ころがり、その上から落ち葉の布団を掛け遊んでいました。ちょうどその場所に日があたっていたこともあり「あったかいな~」と落ち葉のぬくもりを感じながらしばらく横になっていました。
◇君が落ち葉から出るとその様子を周りで見ていた子たちが次は私たちの番と落ち葉の中に入っていきました。ゆり組の◎ちゃんと▽ちゃんは「髪の毛に着けてみよう」「パーッとやってみよう」と横になるのではなく違う遊び方をそれぞれ見ている間に考えていたようでした。子ども達の創造力、発想力は無限大で保育士側も驚きの連続です。
(K☆H)
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