◆12月13日(火)の子どもたち
2022年12月13日 火曜日
◆指先を使って (つぼみ)
今日はクリスマス制作でマラカスを作りました。子どもたちが行うのは、小さなペットボトルにカラフルなモールや丸い飾りなどを入れる作業です。小さな指先で、小さな飾りをつまみ、ひとつひとつペットボトルに入れる時の表情はみんな真剣そのものです。
普段の生活の中で、指先を使う玩具で遊んだり、食事を手で食べたりと様々な体験を積みながら、子どもたちは指先を自分の思うように自由に動かせるようになってきました。
指先を使った遊びは、その器用さも育まれ、脳の発達や集中力にも効果があると言われています。楽しく遊びながら発達に役立つことを考えると、子どもにとってどれだけ日々の遊びが重要かを感じます。
事前にペットボトルの中には、いくつかの飾りが入れられていました。まずはその中からか好きなペットボトルを選びました。小さな選択ですが、そこには主体性もしっかりと存在していました。
指先遊びが終ったら今度は粗大運動です。廊下に出てコンビカーに乗ったり押したり、トンネルをくぐったり、外へは行かなかったけれど、十分身体を動かしました。
F.K
◆たのしみなクリスマス☆(ふじ)
育子園のロビーにも大きなクリスマスツリーが飾られ、ふじ組のお部屋にも、ツリーやキラキラなモールの装飾が付き、クリスマスムード満載で見ているだけで心が踊ります。
今日は雨で園庭には出られなかったので、お部屋でクリスマス仕様のマラカスを制作しました。
保育者が準備をしている所を見て
「やりたいなぁ〜」「それ何してるの?」「キラキラいいなぁ」
じーっと見つめてやりたいというアピールの仕方も可愛らしい子どもたち。
準備が整い、名前を呼ぶと手を挙げてお返事してくれます。
自分で椅子に座り、やる気に満ち溢れた表情です。
小さなペットボトルを一人一本渡すと、自分でキャップを回して開ける子もいれば保育者やお友だちに渡して『あけて』とアピールする子も。
そしてその中にふわふわのモールやキラキラのモール、ポンポンボール、鈴など・・好きな色を自分で選んで一つずつ入れてもらいました。
数に限りがあるものは「これは1本ね」「2本どうぞ」
本数を伝えてみると、わくわくの○くんは「2本」と聞いて2本つまんで取り、「これでいい?」と聞いてきたり。
数への意識、理解しようとする意欲が見られ、関心するばかりです。
きらきら、ふわふわの子たちも、容器の中からごそっとわし掴みしたい気持ちは山々なところ、声を掛けていくと、上手に指先でつまんで一個ずつ入れる姿がとても印象的でした。
小さなペットボトルは軽いので、入れている最中に倒れてしまい中のモールが元気よく飛び出てしまうこともしばしば…。そんなハプニングも楽しみながら、完成すると皆でシャカシャカ!
『できたものはカゴに入れてね』
と伝えると、皆嫌がることなく次の待っているお友だちと順番を交代してくれました。
待っている間もやりたいと泣いてアピールする子もいなかったことにも驚きでした。
制作を通して子どもたちの心の育ちを特に感じられた時間になりました。
まだできていない子もいるので、クリスマスまで楽しく作っていきたいと思います。
I.S
◆クリスマスツリー飾ろう(きく・たんぽぽ)
昨日、きく組の部屋にクリスマスツリーを飾りました。青いリボンの素敵なツリーです。
壁に緑色のモールで囲んだツリーには、みんなの、サンタへの手紙が貼ってあります。
朝の集まりで、クリスマスにちなんだ手遊びで、サンタが大きな袋におもちゃをいっぱい入れてみんなのところにやってくる話をきいたり、クリスマスの絵本でおばけちゃんもプレゼントをもらい、「よかったね。」と温かい気持ちになりながら、クリスマスへの期待が高まっている様子でした。
「クリスマスツリー、あそこにもあるよ。」○くんが指を指して教えてくれました。紙に描いたツリーにみんなでシールを貼り、キラキラとしたイルミネーションみたいにしてくれたツリーです。
今日は、自分のツリーをつくってみました。自分の選んだ色、大きさの〇シールを自由に貼っていき、キラキラのツリーをつくっていきます。
ツリーいっぱいに貼り、裏にも貼っていた□くん。「これでいい。」と自分の満足ができていた☆ちゃん。ピンクが大好きですが、他の色で飾っていた△ちゃん。と、一人ひとりのツリーをみていきながら、こちらもワクワクとしていきました。
シールを貼ったツリーに糊をつけ、綿を貼ってみました。雪のようになりました。子ども達は、じぶんで貼ったシールが見えなくなってしまうことを嫌がるかな、と思いましたが、次はどうなるんだろう、こうしたらどうなるのかな?という好奇心のほうが強いみたいでした。「ここにも。」「ここにも綿をつける。」と、ペタペタと、まるでツリーに雪が積もったようになっていました。
クリスマスに向けて、子どもたちと一緒にだんだんと準備していきながら、楽しんでいきたいです。(F.S)
◆キラキラのクリスマスツリー(うみグループ)
本棚にクリスマスの絵本が増えました。
ホールの前に大きなクリスマスツリーが飾られました。
2階ベランダは電飾でキラキラしています。
園内もだんだんとクリスマスムードが高まってきました。
そこで、今日はミニクリスマスツリーを作る事にしました。
円錐にした画用紙の周りに両面テープが付いています。そこに、自分の好きな緑色の毛糸をくるくると巻いていき、装飾をつけたら完成です。
緑色といっても何種類もあります。どの色で作りたいか、どんな装飾をつけたいのか、自分の意思をはっきりと伝える事が出来る児がほとんどです。
中には、早く作りたい気持ちからか「あっ、そこに余ってる毛糸でいいや」と残っている緑色を選択する児もいました。
それも自分で選択した結果です。
自分の好きな色で作ったという満足感よりも、早く完成させたという満足感を味わっているのかもしれません。
朝の雨が上がり、園庭に出る事にしました。
ここでも、「今日は塗り絵をしたいから」「外は寒いから、あったかいお部屋がいいな」と室内に残る児がいます。
「園庭行けるの?氷鬼しよう」と張り切って園庭に出る児もいます。
日々、過ごす中で様々な選択をしている子どもたち。
どの選択も自分で決めたこと。その決めることが出来た気持ちにしっかりと寄り添いながら、子どもたちが満足感あふれる日々を過ごしてほしいと思います。(M.C)
◆人形を使っての劇遊び(にじグループ)
今日は、子どもたちにお話をやってもらいました。前回、ひまわり組の子どもたちが『てぶくろ』をやって見せてくれたので、今日は、その『てぶくろ』をゆり組の子どもたちにやってもらうことにしました。お兄さんお姉さんたちがやるのを見ていたので、やる気満々です。木の人形を2人で1つずつ持ってその役をやります。出てくる動物の愛称を確認していきました。「ネズミは、食いしん坊ネズミ」「カエルは、ピョンピョンガエル」と7匹の呼び方を覚えたところで話を始めました。ナレーションで保育士が「おじいさんが、手袋を落として行ってしまいました。そこにねずみがやってきて」と言うとネズミ役の2人が「ここに住むことにしよう」と言って手袋の中に人形を入れました。「次にカエルがやってきました」とナレーションするとネズミ役の2人が出てきて「てぶくろに住んでいるのは誰」と聞くと「ピョンピョンガエル。あなたは、誰」「食いしん坊ネズミ。私も入れて」とやり取りが、保育士が合図をすると、台詞が出てきて話が進んでいきます。最後には、クマがやってきて「私も入れて」と言うと、子どもたちの方から「もういっぱいです」「ちょっとでもいいならいいですよ」「お尻が出てもいいならいいですよ」と面白い掛け合いがあってからクマも手袋に入っていきました。「お爺さんが手袋を落としたことに気づき、探しに戻ってきました。犬が手袋を見つけると、ワンワンと吠えました」と言うと、自分たちの役の人形を持って逃げていきました。
ゆり組の初めての『てぶくろ』のお話は、とても上手にできました。子どもたちも上手にできたという思いがあったようで大騒ぎして喜んでいました。
もも組の子供たちには、『大きなカブ』をやってもらいました。エプロンシアターの人形を2人で1つずつ持って、台詞を言いながら人形をエプロンに貼っていきました。台詞を保育士が伝えながらやりましたが、「うんとこしょ どっこいしょ」と掛け声は自然に出てきました。「次は、誰を呼ぶの」聞くと、よく覚えていて自然と「お婆さん」と呼んだり、「手伝っておくれ」と呼び掛けたりもできました。人形を貼って、その後自分たちもカブ抜きをします。保育士に繋がっていって長くなっても上手にカブ抜きが出来ました。最後は、カブが抜けてみんなでカブをもって「やった」は、自然に楽しんでいました。
長くつながって楽しみながらも劇が出来上がりました。
ひまわり組の子どもたちには、金のガチョウをやってもらいました。エプロンシアターの人形を2人で1役をやりました。人形を持って出てきて台詞を言ってからエプロンに人形をつけてから自分たちも繋がっていきます。「どうしたんですか」「手が離れないんです。引っ張ってください」「いいですよ」で人形をつけて自分たちも後ろにくっ付きます。「ピッタ」と言って長い列に繋がっていきます。最後は、長い列のまま、もも・ゆり組の子どもたちもの周りを1周して町までやってきました。街に出るとお城の上で生まれてから1度も笑ったことのないお姫様が外を見ていました。お姫様の役の子には、「人形を笑った顔にしてから笑ってね」と一言言っただけでしたが、Hちゃんは、人形をひっくり返すと「ウフフフ・・・」と口元に手を持っていってお姫様らしく笑ってくれました。すると全員の手が離れました。そんなナレーションをしなくても子どもたちは、手を放して大喜びしてくれました。
人形を使った劇遊び、初めてのことも多かったのですが、お話に慣れていることや普段から人形を動かして楽しんでいたので自然にできていました。子どもたちも出来た喜びでいっぱいでした。「楽しかった」と言いながら園庭でも「3匹のこぶたやろう」と言い出しやりだしました。これからもお話を楽しんで行きたいと思います。 M・K
◆いろんなことがわかる冬(そらグループ)
いろんな遊びで盛り上がってる朝。友達と遊べることの嬉しさが溢れかえっています。友達との遊びが盛り上がっているため、保育士の介入が必要ないことが多くなってきました。
それでもどんな遊びをしているかなとか、その遊びに何か1つアイテムや言葉をプラスしたら発展すすかもしれないと様子を伺っています。
ももぐみに人気のままごとも朝から楽しそうな声が聞こえてきていました。嬉しそうにこちらを見ている○ちゃんだったので覗いてみると、メルちゃんを並べてタオルを頭にかぶせて、前にはこんもり盛られたお皿がたくさん並べ、メルちゃんにご飯をあげていたようです。今までは自分たちがお皿を並べて食べていたごっこ遊びがお世話をしたり、お姉さんたちがやってたお店屋をやったり以前とは違った遊び方で楽しんでいるんだなと感じます。
ランチルームではダンスをしたり、ゲームをしたり大きなかぶごっこもして楽しみました。
「先生はこっちよ」とダンスを前で踊ったり、保育士の真似をしてなのか、「はい、あなたはこっちで、こうしてください」といろんな姿が見られました。
(K.E)
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