◆12月9日(金)の子どもたち
2022年12月09日 金曜日
◆夢中になるもの(つぼみ)
今日はミッキー体操の後にタンバリンを使って名前を順番に呼んでいきました。最初は保育士が見本をみせながら「はあい」とタンバリンを3回叩きます。そして、子ども達の名前を呼んでいき、目の前にタンバリンを差し出すとなぜか恥ずかしくなってニコッと笑いながら手を出さなかったり、保育士の後ろに隠れたりする児が多くいました。中にはタンバリンを受け取ろうとする児や上手に「パンパンパン」と叩く児もいました。おやすみの児の名前も順番に呼び「○くん!…あれ?いないねぇ。どこかにいるかな?」と保育士が△ちゃんに聞くと室内を探し回り、○くんがよく使っているおもちゃをみつけて更に「○くーん」と探し回ってみますが見当たりません。保育士の所に戻って来ておもちゃを見せ、「今日は○くんはおやすみだよ」と保育士が伝えるとあまり納得がいっていないようで、園庭に出てからも△ちゃんは「○くーん」と言ってコンビネーション裏を探し回ったりしていました。子ども達同士の絆が深くなって来た証拠だなと感じました。
園庭では子どもの頃が夢中になって遊ぶ姿が多くなり、好きな場所や遊びもハッキリして来ました。好きな遊びができる場所に毎日毎日向かう姿をとても微笑ましく思います。今日も砂場や滑り台、小屋、築山や道路を走る車を観察することだったりと様々な場所を移動しながら遊びます。違う場所に行きつぼみ組の仲間がいるとにっこりと笑って駆け寄る姿もあり一緒に過ごす楽しさを感じているようでした。
今日も1人ひとりの成長がみれた日になりました。これからも夢中になれる環境を大切にしていきながら見守っていきたいと思います。
(I.H)
◆ベンチの下から「いらっしゃいませ~」(ふじ)
今日もいい天気で青空が広がる中、思い切り園庭遊びを楽しみました。
ベンチ下の狭い空間に砂場玩具を持ち込んで遊んでいる◯ちゃんを発見しました。
◯ちゃんは室内でも、自分の周りにカゴなどを囲んで遊んでいる姿があります。
「◯ちゃん、何してるのー?」と聞いてみると、小さな声で「いらっしゃいませー」と言い出しました。お店屋をしてるのね、と近づくと砂場で遊んでいた◇ちゃんがベンチの下に入ってきました。
狭い空間に入ってきていざこざにならないか様子を見ましたが、「どうぞ」の表情で少し端に寄ってくれた〇ちゃん。〇ちゃんの使っていた玩具に◇ちゃんが手を伸ばすとさすがに怒ってしまう場面がありましたが、「〇ちゃんが使ってるんだって」と伝えると◇ちゃんも分かってくれ、そのあとは二人とも嬉しそうに遊ぶ様子が見られました。
そんなに狭いところで遊んでるの?と笑ってしまう場面でしたが、これくらいの狭さが安心するのか、お家のようで楽しいのか、今日はほとんどベンチの下でままごとを楽しんでいる〇ちゃんでした。
新しい砂場玩具のふるいに砂を入れていた☆ちゃんは、保育者から「ふりふりすると下から砂が出てくるよ~」と教えてもらい、ふりふりをやってみました。保育者の手のひらに砂がぱらぱらと落ちてくるのが視覚的に分かり、もう少しふりふりを続けます。保育者の声に合わせて身体までふりふり~と左右に動かしてるのがとても可愛い姿でした。
この玩具、こうやっても使えるのかと☆ちゃんにとっては大発見だったように思います。
今日の大発見が今後の遊びにも広がっていくのかもしれないと思うとわくわくしました。
新しい砂場玩具が増えたことで砂場遊びが充実しています。
来週はどんな姿を見せてくれるのだろうと期待の気持ちが膨らみました。
M.S
◆お芋の日(きく・たんぽぽ)
焼き芋会を予定していた日の翌日、『焼き芋楽しかったー』という子ども達がいました。中止になってしまったので何を楽しんだのか疑問に思い、よーく聞いてみると『泥でお芋作って食べたんだよー』とのこと。焼き芋会当日、本物の焼き芋の代わりに土で焼き芋を作って遊んだことが子ども達には強く印象に残り、楽しい思い出となっていたようでした。
その日「焼き芋会はできなかったけど何か楽しい事ができないか先生たちで考えてみるからね」と約束をしました。『えー♡』と嬉しそうな子ども達。今日がその約束の日となりました。
前日から子ども達には「明日、みんなが洗って新聞紙をくるくる巻いてくれたお芋を食べるからね」とお伝えしていました。朝すぐにたんぽぽぐみに集まり、保育士がせっせと準備している様子を見て察しの良い子ども達は『あ!お芋食べるんでしょ~』とにやり顔。その声を皮切りに『そうだった―』と更に賑やかになっていました。『早く食べたいな~』と子ども達…でも、さつまいもを調理するので食べるまでには少し時間が必要です。
子ども達にはさつまいもがお鍋のお風呂(茹で芋にして食べます)に入る所を見守ってもらい、お風呂で温まって頃にまたみんなで集まろうと伝えて園庭に行きました。
その時に一つだけ約束をしてみました。
「さつまいもさんがお風呂でぽかぽか温まったらベル鳴らしてお知らせするのでベルが鳴ったらお部屋に戻ってきてね」という約束です。『分かったー!』と張り切っているきくたんぽぽぐみの子ども達…反応はいかに。
そして、数十分後ついに「お芋の時間ですよ~」という声と共に園庭にベルの音が鳴り響きました。ベルを聞いた〇くんは一緒に遊んでいたお友だちに『お芋できたって!行こう!』と声を掛けてくれていました。遠くで遊んでいた△ちゃんは『このベルなんだっけー?』と疑問を解決しに急いで走って来てくれました。何をするのかは忘れてしまったけれど何かをするという事があったという事は覚えていて、とにかく一生懸命な姿を見せてくれました。
保育士の「お芋の時間ですよ~」という声の以外の声掛けはほとんどする必要がなかった程、ベルの合図で子ども達は約束を思い出してお部屋へ戻って来てくれました。日々、様々な約束やルールがあり、それらを意識したり守る姿もよく見られますがまだ難しい時ももちろんあります。経験を通して色々な事を吸収している子ども達ですが、今日のお約束は楽しみにしていたお芋の力が爆発してみんなの頭から離れる事はなかったようでした。
たんぽぽぐみに再び集まり、熱々のさつまいもを湯船から出しました。
どんな匂いがする~?とみんなで匂いを嗅いでみることに。
美味しい匂い・お芋の匂い・あまい匂い・熱い匂いと反応は様々。中には匂いが気に入ったのか体が震えてしまう程に大きく吸い込む様子もありました。
そして、さつまいもを手で割る時にはさつまいもの中の色当てクイズにも挑戦。ほとんどの子が『黄色だよ~』と予想し、中が見えると『ほらきいろじゃん!』と得意げな☆くん。図鑑や絵本、またお家で実際に食べたりと子ども達の知識はばっちりでした。
食べたいさつまいもを選び、実食です。もったいなくて少しずつ食べる子もいればペロッと一口で食べる子も。さつまいもが苦手な□ちゃんも今日は完食でした。味のインタビューでは『甘かったー!』と満場一致。
焼き芋会は出来なかったけれど違った形で楽しめたのではないかと思います。
おかわり分のさつまいももペロッと平らげ、『もっと食べたかったなー』と楽しく食べられたきく・たんぽぽぐみの子ども達でした。
K・E
◆仲間 (うみグループ)
今日は25人の登園となりました。
子どもたちはお休みのお友だちの名前を言ったり「大丈夫かな」と気にかけつつ、少人数の空間にもすぐに慣れ、楽しんでる姿が見られます。子どもたちが全員揃った日にはどんな姿が見られるか待ち遠しいです。
今日は☆くんの誕生日でした。
名前を呼ばれると嬉しそうに椅子の上に立ち、みんなからお祝いの歌や拍手を受けた☆くん。
恒例の質問コーナーでは、保育者が子どもたちに☆くんの好きなものや食べ物などを質問してみました。「はい」とたくさんの児が手をあげます。
〇くんの好きな遊びは? →電車
〇くんの好きな食べ物は?→カレーライス
〇くんの好きな果物は? →みかん
〇くんの好きな人は? →ママ
〇くんの好きな形は? →電車の形
〇くんの好きな絵本は? →ノラネコぐんだんきしゃぽっぽ
「あと○○も好きだよね」と☆くんのことをよく知っている子どもたち。そうした発言やお祝いしたいという思いに触れとても温かい気持ちになりました。
その後、☆くんと抱き合う児が多くいるのを見て、子どもたちの絆をまた感じることが出来ました。
以前お伝えした通りダジャレが広まりつつあるうみグループですが、
今日はダジャレをみんなの前で発表したりダジャレかるたの続きをしました。
1人で発表する児もいれば誰かと一緒なら発表出来る児と様々ですが、ダジャレを言ったり聞く度に大笑いする子どもたちがとても可愛いです。
ダジャレを考えたり言うことを楽しんでおり、遊びながらも互いに思いついたダジャレを言っては笑い合っています。
今後はかるただけでなく川柳のように貼り出したりと、目で見て声に出して楽しめるよう考えていきたいと思います。
O・Y
◆クリスマスの準備が着々進んでいます。(にじグループ)
今日は、ママ先生がいました。6つも子どもたちからの質問が出て、お名前を聞いて自分と名前が似てると喜ぶ子がいたり、欲しいプレゼントを聞いたところ「彫刻刀」という応えに何かわからずに不思議そうにする姿がありました。彫刻刀は、前に作って飾ってあったカメレオンをもう1度作ってみたいという素敵なお話も伺いました。園庭では、氷鬼をして追い駆け回りました。リレーで培った足の速さは、それは早く直ぐに捕まえていました。ママ先生もやっと助け出されると捕まりを繰り返し、頑張って逃げていました。みんな元気にママ先生と遊びました。
クリスマスリースの土台や飾りを作ってきていたので、今日はそのリースに飾りを付けました。まずは、この間作ったサンタとジンジャーマンとステッキを貼り、その周りをビーズやポンポンで飾っていきました。バランスをとったり、ここにサンタさんを付けると、こだわりを持ってつける子と、様々でした。ビーズが気に入って沢山貼っていく子とポンポンの方が気に入っていっぱい付けたり、並べたり夢中で貼っていました。いつも騒がしい子どもたちが小さいものを張り付けるのに集中して、いつになく静かに作っていました。そして出来上がると、「できた」とニコニコでみんな見せに来てくれました。
『赤鼻のトナカイ』の手話をまだ、何回もやっていないのに「歌も手話も覚えて、みんなの前に出てきてできる人」と言うと「全部覚えてないけど、前に出てやりたい」という子も出てきて、やってくれました。堂々とやる姿に子供ってすごいなあと思いました。
ひまわり組の子供たちが、ホール前にあるツリーを飾りに行きました。1つずつ飾りを選んで好きなところに付けていきます。抱っこしてもらって嬉しそうに付ける子、丁寧に付けている子やモールをお友達と長く広げて「どこに付ける」と真剣に考えている子もいました。とても綺麗に飾り付けが出来ました。
着々とクリスマスに向けて準備が出来てきています。楽しみです。 M・K
◆クリスマスツリー(そらグループ)
今日は保育士体験の保護者の方ががおりました。
「どうぞのイス」
を読み聞かせして頂きました。
緊張の中ありがとうございました。
※こども達が「知ってる」「持ってる」と大歓声をあげていました
室内では絵の具遊びやクリスマスに因んだ制作などそれぞれのゾーンで行っています。
※空中菜園の芋やカボスを使ったスタンプ
少しずつクリスマスの制作物も増えてきています。
園庭では鬼ごっこやケーキ作りに励むこども達がいます。
※新しいバケツや入れ物に釘付け
ホール前には年長児が飾りつけをしたツリーがあります。
「こうやってやらない?」
「裏から回ろうよ」
と工夫を凝らす年長児。
※にじグループと協力して行いました
クリスマスまであと2週間。
サンタへの手紙も期待が膨らむ様です。
k★y
Posted in 園のこだわり