◆12月8日(木)の子どもたち
2022年12月08日 木曜日
◆自分のこと (つぼみ)
朝のおやつの時です。
もうすっかり流れがわかっているから、本人たちに任せて見守れるようになったきました。
手を添える部分は、椅子に深く座る とか、エプロンを付ける とか、そんなところになっています。
〇ちゃん、椅子に座ることができました。エプロンも上出来です。 すると、手拭きタオルでゴシゴシ・・両手を使って上手に手を拭き始めました。 よくできました。素晴らしいです。
△くん、食べ終ったら エプロンと口拭きをクルクル巻いて片付けようとしています。のりまきのようにクルクルクル・・なかなかの手さばきです。
一連の流れが分かり始めてきました。 自分の汚れ物バックに入れることはもう習慣になっています。
靴下やジャンバー、自分の持ち物もわかってきました。
みんな素晴らしい成長の姿です。
今日は12月8日、成道会(じょうどうえ)です。
Q:それはどんな日?
A:お釈迦様がお悟りを開いた日
ホールでは年長児の奉献が始まっていました。実は、園庭に出る前にホールをちょっと覗いて見よう・・と声掛けをしていたのです。
保育者の後について行きながら窓越しに中の様子を見てみました。
肩にケープを掛けた年長児が真剣な表情でお供え物を運んでいます。
舞台には大きなお釈迦様の絵・・・いつもと違うことはよくわかったようで、しばらくじっと見ていました。
季節が流れて色々な事を見たり聞いたり、触ってみたり食べてみたり・・・経験を重ねて自立へ向かって行きます。
手を拭いたりエプロンをしまったり・・些細なことのようですが、自分を知る成長のあゆみと思います。
『みんなが良い子になるように・・』 そんなお釈迦様の思いに近づいていきます。(N・S)
◆あー、さむいさむい(ふじ)
今朝の天気予報では暖かくなるとの予報でした。今日は上着は無しで園庭へ出てみたものの、まだ気温が上がっておらず、ひんやりしています。
急遽、上着を園庭へ持っていくと、寒いと感じていた子ども達が集まってきて、上着を着始めました。でも全員ではなく、着ようかな?どうしようかな?と考えて自分で決めていたり、友達が着ているから一緒に…と様々な姿が見られました。
◯ちゃんはなぜか持っていたバケツに上着を入れて「あー、さむいさむい」とつぶやきながら歩いている姿はなんとも面白い光景でした。
昨日に引き続き、砂場用のバケツやシャベルなどを持って遊び始めました。色への関心も高まっているので、お気に入りの色を選んで楽しめて子ども達も嬉しそうです。
ウッドデッキに持ち寄って、ぶどう味のアイス、りんご味のアイス、ケーキ…とそれぞれに作りたいものを作って、「どうぞ~」とご馳走してくれました。
昨日、緑色の葉っぱを発見した△君は、緑色の葉がついている木に気づきました。次に足元を見るとイチョウの葉が落ちていて、「(黄色の)はっぱ!」この葉っぱはどこから来たのかな?と見上げながら探しています。園庭の木々の色とりどりな様子を楽しんでいました。園庭の木々はどんどん落ち葉になり、冬を感じる光景になってきました。
今日12/8は成道会です。
ホールでは年長児が代表で式典を行ないました。なにかが行われているのを感じた子ども達が、何人かでそーっと様子を見に行きました。あまり普段感じることのない厳かな雰囲気。大きくなったら式典に参加する日もやってくるでしょう。今日はその雰囲気だけ感じさせてもらいました。
I.Y
◆お店屋さん(きくたんぽぽ)
砂場に新しいおもちゃが仲間入りし、子どもたちも大喜び。
日頃、トランポリンや築山で遊んでいる子も、次々に砂場に集まり、シャベルやバケツの色を合わせて準備をするなど、思い思いに楽しんでいるようでした。
誰かが店屋を始めると、他の子もお店屋を始め、ログハウスはいつの間にか、フードコートのようにお店屋が並び、パン屋、アイス屋、ご飯屋、ケーキ屋…と、最終的には8店舗がオープンして、とても賑わっていました。
お店屋同士だけでなく、近くを通った子もお客としてお店屋ごっこに参加し、テーブルと椅子のところで楽しそうに談笑しながら食事をしたり、新たなものを作ったりしていました。
子どもたちの姿を通して、新しい風を吹かせることの大切さを実感しました。
新しいおもちゃだけでなく、同じものでも使い方を変えるなどの工夫をして、新しい風の中に、子どもたちのせいちょうを感じたいと思います。(E.Y)
◆どんな子になりたい?(うみグループ)
今日は成道会(お釈迦様がお悟りを開いた日)です。
感染症対策の為残念ながらうみグループの子どもたちの式への参加は見合わせることになりました。
その為、ひまわり組の奉献のお役4名の児が代表で参加してきました。
奉献のお役の子どもたちは、ケープをつけそれぞれの奉献具を持ち、とても立派な立ち姿です。
「頑張ってくるね」「たのしみだな」
何日も前から意欲を見せていたこともあり、本番も隣の友だちと気持ちを揃えて歩く姿とても素敵でした。
そんな代表の子どもたちに『成道会ではどんなお話を聞いてきたのか?』という質問をしてみました。
4人揃って「う~ん・・・」「わすれちゃった・・・」「あっ、お茶が立派って言われた」
なんだか、いまいちの返答です。
「今日は何の日?」の質問に『成道会』という答えを期待していた保育士の気持ちとは違い
「奉献の日!」と答えてくれた姿を見て、それほどまでにお役を楽しみにしていたのかなと嬉しくも感じました。
集まりでは、一応担任から成道会についての話はさせてもらいました。
「いい子ってどんな子だろう?」
「どんな人になりたいか?」
という問いに
「やさしい気持ちの子」
「パパやママのお話をちゃんと聞く子」
「友だちと仲良く遊べること」
「プリンセス」「ヒーロー」
答えは様々でしたが、真剣に聞き色々と感じてくれていた子どもたちでした。
今日も少人数での保育となりましたが、それぞれが自分の好きな遊びを見つけ遊んだり友だちと鬼ごっこやゲーム遊びをしたり、楽しんでいました。
引き続き、健康観察・感染症対策をしっかりと行いながら過ごしていきたいと思います。
(M.C)
◆しあわせって(にじグループ)
12月8日、今日は仏教行事・成道会の日です。
成道会はみ仏様がみんながしあわせになるにはどうしたらいいか考えついた日、と子どもたちに話しました。“しわわせ”ってどんなことか聞いてみると、子どもたちが思う“しあわせ”はお友だちとなかよくすることのようです。そこで朝の集まりで、どうしたらお友だちとなかよくできるか聞いてみました。
けんかをしない
友だちに嫌なことをしない
友だちにわるいことをしない
おもちゃは乱暴にしない
…
子どもたち自身が考えてたくさん手を挙げてくれました。中には手を挙げたけれど、いざ言うとなると恥ずかしくなったり、なにを言えばいいかわからなくなってしまったり、手を挙げたことで満足だったりする児もいます。でもその児がなにを言おうか困っていると「◎くん、がんばって」「〇〇って言えばいいんだよ」と自然とみんなで応援したり、助け合う子どもたちです。そんな姿を見ながら、もうこの姿が“しあわせ”だなぁ…としみじみ感じました。
「み仏様もすごいけどお友だちを助けられるみんなも仏様くらいすごいんだよ」と保育士が伝えると笑顔があふれる子どもたちです。
ホールで行われた成道会の式典にはゆり・ひまわり組が参加しました。
舞台に飾られた絵を見て、「あれは誰(み仏様)なの?」と興味を持ったり、年長児が行う奉献を見てゆり組の児は「(奉献の動きは)一緒に歩いて階段登って…」
と、来年は自分たちは年長児という意識が芽生え始めているようでした。
e.y
◆どうじょうえ?成道会(そらグループ)
今日は成道会、みほとけ様が悟りを開いた日です。以前から成道会についての紙芝居などをみて話してきたのですが、「みんなが幸せになるように」と修行をしていたお釈迦様が何も食べず飲まずだった為、水を飲もうと川に行ったら川に落ちてしまい、そこでスジャータという女の人にミルクをもらい助けてもらい修行を続けたというお話です。自分が我慢をして食べも飲みもせずにいることだけが幸せになれることではないということです。
年長と年中で成道会の式に参加し、代表児の奉献の儀をみました。少し緊張しながらもしっかりと奉献をしている姿にはゆり組も釘づけでした。園長からも話があり、服は始めはきれいだけど汚れていく(人の心の変化のように)という例えの話を聞いていると「俺のことじゃん」といった年長児がいました。その言葉を聞いて最近注意することも多くなったなと思ったのですが、「そんなことないよ、いいところもいっぱいあるよ」と彼のいいところももっと伝えていこうと改めて思わされました。
しかし彼なりに自分の良くないところもわかったうえでの発言だったとしたら、自分のことを知れるいいきっかけだったのかなと感じました。子ども達と一緒に友だちのいいところはたくさんほめてあげようねと話しました。
少し難しい話ではあったと思いますが、ご家庭でもどんな話だったか、どんな自分になりたいかなどお話してみてください。
(K.E)
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