◆12月7日(水)の子どもたち
2022年12月07日 水曜日
◆心を通わせる (つぼみ)
乗り物が大好きな○君と☆君は、朝から車の玩具や絵本を手の持っていました。自我の芽生えと共に『自分の物』という感覚から互いに取り合いになる事もあります。そんな乗り物好きの子ども達の為に今日は地下鉄の操車場に電車を見に行きました。
雲一つない快晴に、バスやパトカー、トラックとたくさんの車とすれ違いながら気持ちの良い散歩になりまた。操車場の近くまで来ると、早速電車の音が聞こえ、のんびり散歩カーを押していた保育士の足が速くなります。そして、良いタイミングで電車を間近で見ることが出来ました。
大きな音に驚いた姿や、目の前の電車に大喜びの姿や、「電車が来た」と喜ぶ保育士の声に反応し、電車よりも保育士の顔を見入る姿などそれぞれの表情を見せてくれました。幸運なことに、間もなく今度は新型車両が入ってきました。電車好きの子どもたちはきっと大満足してくれたのではないかと嬉しく思います。
子どもたちのそれぞれの表情に、保育者が温かく応答し、同じ世界を共有することで心を通わせる経験になり、更に様々な環境に対し興味を深め積極的な関わりに繋がっていきます。
電車の登場にしばらく待つ時間があるかと思っていましたが、思いのほか早くに見ることが出来、園に戻ってからも、しばらく園庭遊びが楽しめました。〇くんは引続き、フェンスの隙間から車見学でした。
※予定していた焼き芋会は、感染症の影響で中止になってしまいました。
F.K
◆大らかに伸び伸び(ふじ)
今日は、園庭砂場にシャベル・ざる・バケツを新しく玩具を増やし、子供たちの反応がどうか楽しみでなりませんでした。
いつも通り用意し、目の前の新しい玩具をみた時の子供たちの表情はとても、輝いていて、片手にバケツを2,3個&シャベルも複数持っている児が多く、砂場で遊ぶ児の数もいつも以上に多く、始めて見る光景に驚きを隠せませんでした。
予定では焼き芋会の予定でしたが、感染者の影響により中止とさせて頂きました。
園庭に焼き芋をする場所が設置されていて、土が掘られ窪みになっている大きい穴に子どもたちが、楽しそうに入っていました。
入っているだけなのに楽しいのが伝わってきます。そうしているうちに保育士と「七ひきのこやぎ」ごっこが始まりました。保育士がオオカミ役になり、「食べてやるー」となりきると「キャー」と逃げる子供たちです。逃げる時も先ほどの砂場の玩具を持ちながら走り逃げるという不思議な光景を目にして、また驚いてしまいました。
子供たちにとって、砂場の遊具が新しくなった事はとても嬉しい出来事だったようです。
落ち葉を使って、葉に小枝を通し、保育士がペロペロキャンディを作ると喜び、ペロペロする真似をして遊ぶ姿も見られ、想像を働かせて遊んでいました。S/A
◆焼き芋ごっこ(きく・たんぽぽ)
朝の一コマ。
☆くんがタンバリンを並べて叩いていたドラム遊びが魅力的で◎くんが一緒に叩こうとすると
☆「いま☆がやってるからだめ」
◎「うぇーん(保育者に泣きながら訴え)」
やりたかった気持ちに寄り添いながら、「かして」って行ってみようかと一緒に声をかけに行くことになりました。
☆くんに声を掛けますが、「今はダメ。あとでね」の返事が。◎くんはまた涙の時間になってしまいましたが、順番こなど色んな事を話しながら違う遊びへと移っていました。
しばらくして、☆くんが「もうつかってもいいよ」と◎くんに伝えに来てくれました。保育者が「終わったら◎くんに貸してあげてね」と声はかけなくとも貸してくれたのです。
「あとでね」の約束をきちんと覚えてくれていた☆くんと、貸してもらった時にありがとうと素直に言えた◎くんのやり取りが素敵でした。
さて、焼き芋会当日。
…だったのですが、コロナの感染が増えてきたこともあり中止となりました。
子どもたちとも事前に洗ったり、包んだり…準備をたくさんしてもらいながら楽しみを共有してきました分、残念な気持ちでいっぱいです。
子どもたちにも「怖いお風邪がいっぱいになっちゃったので、焼き芋は出来なくなりました」と伝えると『そっかぁ、、、』と残念そうです。
中止になった代わりに、おやつの時間に提供しようと思っています。「おやつの時間にみんなで食べようね、それでもいい?」と聞くと『いいよー!』と明るい返事が返ってきました。
子どもたちの暖かい返事に気持ちが少し救われました。
今後、どんな形でさつまいもを楽しむのかお楽しみにしていてください。
今日は、久しぶりのお日様にも恵まれ「お日様でてる〜!」「お空が青いよ!」と子どもたちの気分も盛り上がってきました。
園庭に出ると掘られた大きな穴(焼き芋を焼く予定だった場所)に集まっています。
お芋焼くところだったことを伝えると、○くんが『でも葉っぱがないよ』と焼くには葉っぱが必要なことを教えてくれました。
そこから始まった、焼き芋ごっこ。
○くんは葉っぱ集めに、△ちゃんは保育者と一緒にさつまいも作り(砂を固めたもの)をして準備しています。
「「やきいもやきいもおなかはグ〜♩」」と歌いながら楽しそうに作っていると何してるの〜っとひとり、またひとりとメンバーが増えていきます。
出来上がると「いただきまーす」と食べる真似っ子。「うわー美味しい、」「ちょっと熱いねぇ」と本当に食べているかのようなリアクションが微笑ましい瞬間でした。
パカッと本物の焼き芋かのように、半分にすると「こっちは先生にあげるー」「○○くん食べる?」と分け合いをしていました。
"楽しいこと・美味しいこと、はみんなで一緒に"と優しい気持ちに溢れた焼き芋ごっこになりました。
日々、ますます子どもたち同士のやり取りが豊富に、そして面白くなってきました。
そんなやりとりに目と耳を傾けながら楽しもうと思います。
(I・K)
◆クリスマスに向けてお部屋を飾り付け(うみグループ)
体調を崩している子どもたちが多く、23人という少し寂しいうみグループです。
子どもたちが楽しみにしていた焼き芋会ですが感染を防ぐ為、今回は中止と
なりましたが、にじグループがさつまいもを蒸してくださりました。
後日また違う形で子どもたちとお芋で何か出来たらいいなと思っています。
子どもたちがとても楽しみにしているクリスマスまであともう少しです。
部屋にクリスマスの飾りがないので、みんなが散歩の時に拾ってきてた木の枝、どんぐり、まつぼっくりでクリスマスツリーを作りました。
白い絵の具で染まっているどんぐりやまつぼっくりをツリーの飾りで付けます。
ゆりぐみの△くんが「並べて貼っていくの楽しい」と言いながら笑顔で取り組んでいました。
保育士が「白いのだけではなく普通の色のどんぐりも混ぜてつけていってね」と声を掛けると、「白の次にこれ並べる」と工夫もみられました。
クリスマスに向けて子どもたちと制作を楽しんでいきたいと思っています。(Y.H)
◆皆で準備したお芋の味は?? (にじグループ)
朝、「今日、やきいも会だよね?!」、「いいお天気になったもんね。」、「やっきいも、やっきいも♪」と焼き芋会を楽しみに登園してくる子どもたち。そのたびに保育士の心が痛みます。
朝、焼き芋会の中止が急遽決まりました。でも、なんとなく中止の話が広がるのはよくないかなと、朝の集まりで皆に伝えることにしました。朝の集まりまでの間にも、幾度となく焼き芋の話が子どもたちから出ます。いつもより早く集まりをして、子どもたちに伝えることにしました。
「実はね・・・、」と切り出します。焼き芋会が中止になったことを伝えると、「えー・・・」「あー・・・」と歯切れの悪い返事。芋ほりから準備まで子どもたちと一緒におこない、気持ちを盛り上げて楽しみにしてきた焼き芋会。残念な気持ちが子どもからも保育士からも溢れます。お芋は給食室で調理して、後日出してくれるということでしたが、あまりに残念そうな子どもたちの表情を見て、今日何か調理して食べられたら、少しは気持ちが満足するかなと、芋を保育室で茹で、給食で食べることにしました。茹でるのは、時間がかかりそうなので、子どもたちは室内や園庭で遊んで待ちます。給食前、「お芋、できたかな~?」と楽しみにしながら、保育室に戻っていく子どもたち。
順番に並び、給食と一緒に茹でた芋を貰っていきます。テーブルごとにいただきますをするのですが、「ねえ、一緒においもから一番に食べよう!」と声を掛け合って食べる子たちもいて、「美味しい!」「甘い!」という声があちこちから聞こえました。自分たちで、手をかけて準備したお芋は、いつも以上に美味しく感じたようです。
楽しみにしていた、園庭で焼き芋をほおばる姿は見ることはできませんでしたが、給食でお芋を食べながら、見せてくれた笑顔が嬉しかったです。
室内遊びでは、クリスマスのぬりえ、コマ回し、そして、大人気のママ先生との絵本、、、園庭では、大縄飛びと、今日も好きな遊び、興味を持ったことに全力の子どもたちです。
(T.M)
◆保育士体験(そらグループ)
今日はゆり組の○ちゃんのお父さんが保育士体験に来てくださいました。
みんな大好き電車の本を読み聞かせしてくださいました。優しそうなやわらかい雰囲気に子ども達もあっという間に仲良しになっていました。「○ちゃんお父さんこれみてて」などお父さん先生にお話を聞いてほしかったり、出来るものを見せたかったりと子ども達おもたくさん声を掛けていました。
今日はやきいも会の予定でしたが中止になり残念そうにする子ども達。やきいも会を本当に楽しみにしていたので、どうにかお芋を食べられないかと試行錯誤し、ゆで芋を作ることに。茹で始める前に握ってみて感触と匂いを嗅いの確認。「硬い」「匂いしない」等の感想が出ていました。茹でた後にどのような変化があるか楽しみにしているようでした。茹でている間に園庭でひと遊び。子ども達とだるまさんがころんだを始めると以前よりルールを理解し上手になっていました。ルールのある遊び、これからも色々な遊びを体験していきたいと思っています。給食の時にはゆで上がり「やわらかい」「あまい」と好評でした。みんなで育てたお芋、やきいも会はできなかったですがゆで芋会で秋の味覚を感じることができました。
もも組の◇ちゃんが「先生、さんびきのこぶたしよう」と誘っていまいた。その保育士は保育室のロフトを使用しロフトがレンガの家と設定。藁の家、木の家と少しずつ場所をずらしながら設定しもも組中心で楽しんでいました。園庭に出ても、違う保育士と一緒にさんびきのこぶたごっこをし大盛り上がり。「キャー」と言って逃げることに夢中になっていました。子ども発信の劇あそび。楽しく行っていけそうです。
(K☆H)
Posted in 園のこだわり