◆12月1日(木)の子どもたち
2022年12月01日 木曜日
◆はじめまして(つぼみ)
今日から新しいお友達が一名つぼみ組の仲間になりました。
朝登園してくると見慣れない顔の児がお部屋にいることに気づいた⚪︎ちゃんと△ちゃん。⚪︎ちゃんはおもちゃを持ってきて「はい」と渡し始め、ひとつからふたつ、みっつとどんどんおもちゃを持ってきてまるでこんなおもちゃあるよと紹介しているようでした。
△ちゃんは何度も顔を覗き込んでにこっと笑いかけます。時折、語りかけている様子もありとても優しく色々なことを伝えているようでした。
つぼみ組の子ども達はとても嬉しそうに新しい仲間を受け入れていました。
園庭に出ると滑り台や砂場、ベンチ、小屋、落ち葉があるところ、道路が見えるフェンスのところ、築山、トランポリン、ウッドデッキと過ごす場所が増え、行ったり来たりしながら遊び始めます。
◆くんはいつも小枝や小石を拾ってはウッドデッキのところに行きます。小枝をペンのように持ってウッドデッキの隙間にさして上下に動かします。隙間に入った小石や砂を小枝でかき出し、その姿はまるで発掘作業の様です。その隙間が綺麗になるまで真剣な眼差しでその発掘作業は続きます。ウッドデッキのところが満足いくとプールサイドの隙間も気になって作業をスタートし始め、隙間に夢中な◆くんでした。
落ち葉のところでは⭐︎ちゃんや★くんが落ち葉を持って「ばあ」と言いながら投げて遊んでいます。落ち葉が降ってくるのを楽しんでいました。
季節が秋から冬に変わり、子ども達も成長して遊び方や遊ぶ場所も変化し、より夢中になって遊ぶ時間が長くなってきました。子ども達が目一杯楽しめる環境をこれからも提供していきたいと思います。
(I.H)
◆ともだちっていいね(ふじ)
園庭に出ると安心を求めて保育者と手をつなごうとする◯ちゃん。
少しお休みしていたこともあって、いつもよりぎゅっと握ってきます。
「あっち行ってみる?」「葉っぱ探す?」と投げかけながら園庭を探索していると、固定車のところで◇くんと出会いました。
運転席のハンドルをぐるぐる回してドライブを楽しんでいる◇くんに「乗ってもいい?」と声をかけてみます。後部座席を指差しながら「後ろならいいよ」と反応してくれました。
仲良しの◇くんがいたことで、自ら保育者の手を離して後部座席に座ろうとする〇ちゃん。
〇ちゃんが座ったのを見て、近くにいた☆ちゃんも後部座席に座ってきました。
2人乗ったのが分かると◇くんは後ろを振り返りにこにこの笑顔を見せてくれました。
築山で遊んでいた友だちの楽しい声が聞こえてきて、◇くんも大きな声を出すとそんな◇くんの姿が面白くて、〇ちゃんと☆ちゃんも笑顔に。
友だちっていいね!そんな一枚が撮れました。
固定車で遊んだあとも〇ちゃんと◇くんは2人で行動していました。
保育者が手を伸ばしても、「◇くんの方がいい」と背中を向けられてしまいました。
悲しいような、でも遊べている姿を見て嬉しくなるような、そんな気持ちになりました。
コンビネーション遊具からは大きな「あっほー!」の声が聞こえてきました。
覗きに行ってみると、男児が自動車に向かって叫んでいました。
本人は「やっほー」のつもりですが、聞こえてくるのは「あっほー」です。
「やっほーって言ってるのね」と訂正の意味も込めて伝えてみましたが、どうしても「あっほー!」になってしまうので、その姿を見守ることにしました。
言い間違いはこの時期ならではという感じで可愛くも思えます。
今日から12月が始まりました。
園庭で遊びながら、「もう12月だよ、サンタさんが来る月だよ」と話していると、わくわくの♡くんが「もうね、クリスマスツリー飾ったよ」と教えてくれました。
今年最後の1か月も子どもたちとわくわくしながら過ごしていきたいです。
(M.S)
◆今日も好奇心でいっぱいです!(きく、たんぽぽ)
ぐっと寒くなりまた季節が進みそうです。自然に親しみながら、この時期ならではのイベントを制作や活動で心待ちにしていきたいと思っています。
園の広い園庭は落ち葉でいっぱいになってきました。葉っぱを使ってさまざまな事を経験してきました。子どもたちは、それぞれの楽しみ方で自然に触れ合っています。
今日は、葉っぱを使ってリースを作ろうと、園庭で支度をしていると、何人かの子どもたちに「なにしてるの」と聞かれました。
「リースを作ろうかなと思って」と話すと「これもいいんじゃない」と言いながら葉っぱを持ってきてくれました。
「赤い葉っぱがいいなぁ」と話すと赤い葉っぱを探してきてくれました。
そんな姿をいて他の子も一緒に探してくれました。
だんだんとリースが出来上がっていくのを笑顔いっぱいで手伝ってくれました。完成間近です。
子どもたちと、出来上がりを喜びたいと思っています。U.A
◆ついに12月がやってきた (うみグループ)
今日から12月になり、子どもたちは益々クリスマスへの期待でいっぱいになってきています。
そんな中、ずっと休んでいた〇ちゃんが登園すると「11月に出来なかったお誕生日のお祝い出来るね」と子どもたちが声をかけていました。お友だちの誕生日を覚えお祝いしようとする姿に温かい気持ちになります。そんなやさしい思いを大切にしたいです。
最近、夢中で取り組んでいるのはクリアファイルに描かれた絵に色をつけて銀紙を貼ってステンドグラス風にする制作です。
クリスマスツリー、雪だるま、サンタクロースなど様々な絵が描かれていますが、雪だるまやサンタクロースの顔がカラフルだったりとそれぞれ斬新な色使いをしています。
大人はどうしても固定概念に囚われてしまいがちですが、子どもたちは自由な発想で伸びのび描いており、何を大切にするべきか改めて考えさせられました。
子どもたちが絵や色と向き合い、没頭出来る貴重な時間を邪魔することなく保障していきたいです。
園庭ではサメ鬼ごっこや花いちもんめが人気ですが、年齢入り混じって「一緒にやろう」と声を掛け合う姿が増えてきました。
誰が声をかけても集まり、段々と仲間が増えていく光景に、より密になってきた子ども同士の関係性が見えてきます。その分ぶつかり合いも増えますが、自分や相手の気持ちと向き合い、気持ちを言葉で伝え合う関りを学んでいます。
今後の子どもたちの関係性の変化を丁寧に見守りたいと思います。
O・Y
◆手話でお話して歌も歌ってみました。クリスマスの飾りも作りました(にじグループ)
朝の会でエプロンシアター見たいという声がしたので、『ピーマンマンとばい菌』の話をしました。ピーマンマンは、お菓子が大好きでおにぎりも肉も野菜も大嫌い。お菓子ばかり食べていたらシワシワになってばい菌にやられてしまう話です。「おにぎり美味しいのにね」「お肉だって美味しいし、お菓子ばっかり食べていたらいけないよね」「自分だって野菜なのに野菜嫌いっておかしいよね」とすごいことに気づく子もいて、「自分も嫌いなのかな」「ピーマンも美味しいよね。食べてみればいいのに」とすごい話の展開になりました。ばい菌に勝つためにおにぎりもお肉も野菜も食べてピカピカのピーマンマンになって、ばい菌をやっけると子どもたちもお喜び「私は、ごはんいっぱい食べたし、お肉も好きだから元気だよ」「パンしか食べてこなかった」と心配になる子もいました。「みんなは、色々なものを食べて元気でいてね」というピーマンマンに「分かった」と答える子どもたちでした。
手話で挨拶をしてみました。4月頃、手でお話することが出来ることを知らせ、ちょっと触れていましたが、久しぶりにやってみました。『おはようございます』『元気ですか』『元気です』という挨拶を交わしてみました。ひまわり組の子供たちは、1対1でやってみてもとても上手にできました。『今日のお天気は何ですか』『曇りです』『晴れです』『雨です』という会話をすると「雷はどうやるの」というので難しい指の動きでしたが、やってみました。「いっぱいの雷は、こうやるの」とすごい早さで指を動かしてやって見せてくれました。「両手でやって、雨もいっぱい降らすといいね」と言うとやってみるようとするところが、にじグループのいいところです。みんなですごい早さでやってみていました。台風が来たみたいでした。
そこまでできたので、『赤鼻のトナカイ』の歌も手話付きでやってみました。『トナカイ』が難しいので何回もやっていると「めっちゃ楽しい」と言って、初めてなのに1曲手話付きで唄ってしまいました。『サンタさんはどうやるの』とか、興味が尽きないようでした。
クリスマスに関心を持ったので、ツリーに飾る飾りを作りました。丸い紙に絵を描くだけの簡単な製作でしたが、サンタさんを描いたりツリーを描いたりソリやトナカイを描こうとする子に居ました。飾りなので模様を描いたり、綺麗な色を重ねて塗ったりする子もいました。小さな紙がとても綺麗な飾りになりました。「もう1枚描きたい」と言って紙を持っていく子もいました。今からクリスマスが楽しみです。M・K
◆宜しくお願い致します(そらグループ)
朝から絵の具遊びや毛糸遊びなど、クリスマス制作というワードにとびつくこども達がいます。
朝の集まりの時間がいつもりよも後半となる1日でした。
最近の室内では制作を楽しむ時間や、集団遊びを楽しむ時間が集まりの際に増えてきました。
フルーツバスケットの色バージョン(カラーバスケット)や、焼き芋じゃんけん、どのチームが高く積めるかな?(LEGO)など、様々なジャンルの様々な楽しみ方を体験しています。
これならやるけど、これはやらない、そんな姿もありますが、少しずつゲームの内容が分かってくるとやってみるという気持ちも芽生えていきます。
その反対にやり続ける事で飽きてきたり、難しさや、つまらなさを感じてやめていくこども達もいます。
こども達の集団活動で集中できる時間は思っている以上に短く、テンポの良さや内容のメリハリといった提供する際の留意点を配慮していきます。
簡単すぎても難しすぎてもいけない為、ちょうど良い所を探しつつ、発達の違いも考慮します。
年長児には少し簡単過ぎるかもしれないけどこれで良いだろうと、たかを括ると、難易度ではなく勝敗で揉めたり、勝敗の無いゲームにすると、思いもよらないところで勝敗の線引きを決めるこども達がいたりと、一筋縄ではいきません。
それでも楽しく遊んでいるこども達が、笑顔の連鎖を生んでくれると、今もなお盛り上がる「キャンプだホイ」のうた遊びを見ていると感じます。
「今日から友達、明日も友達、ずっと友達さ」
そんなフレーズと共に喜び合って手を繋ぐ輪も大きくなりました。
今日から12月の始まりと新しいそらグループの始まりとなります。
新入園児の3歳男児一名がそらグループに来てくれました。
新しい環境に慣れてくれたら…と新しい環境に慣れさせてくれたら…と新入園児の◯君と在園児の皆に期待と願掛けをします。
簡単な自己紹介を保育者と行い、興味を示す在園児の姿は一段と年上の様な姿にも見えました。
※保育者も初めまして…と行うと、とても良い反応を0.5秒で返してくれました
「僕に任せて」
「私に任せて」
と意気込むこども達と、心の中でつぶやくこども達。
積極的なあの子には盛り上げ役を、思慮深いあの子には落ち着きを、クールなあの子には自然体でいて良い事を。
それぞれの役割でそれぞれの良さを出していけたらと感じます。
室内ではクリスマスの飾り付けや、制作活動を通して自然物や様々な素材と表現に触れています。
「まだ僕はあれ作ってない」
と、
「私もやりたい」
と、選択肢が沢山あるからこそチャレンジが生まれやすくもなります。
室内遊びの中で様々な体験を通して得た知識や活動の楽しさがここにきて良く見えてきます。
させられるのではなく自分からやってみたいと思える気持ち。
させるのではなく提案していく事。
あくまでも選択権はこどもにあります。
その選択権がどんどん増えていける様日々の保育を丁寧に行っていきたいと思います。
新入園児の◯君、これから宜しくお願い致します。
在園児の皆さん、これからも宜しくお願い致します。
k★y
Posted in 園のこだわり