後輩との関わり
2022年11月14日 月曜日
30年以上前、まだ私が30歳前後のころ新しく入ってきた後輩がいました。仕事はよくできるのですが、よく周りの人に仕事以外の話をしては声が大きくなっていました。「」まぁ少しくらいは息抜きになるからいいか、課長も注意しないし俺が言う必要もないだろう」と流していました。しかし、隣の部署の先輩から「田中、お前が部署の先輩なんだから注意しなくてはいけないんだぞ」と指摘を受けました。その頃の私は、「問題の解決は課長がやること」と決めつけていました。それは面倒くさいことには関わりたくないという 逃げの心があったからでした。
仕事を一人でするならともかく、複数人でする場合にはそのチームの仕事の仕方、ルールがあります。それを逸脱した行為があった場合はまず身近な同僚が注意し合ったり、助け合ったりしていきます。いいチームは、その場、その時に修正しています。それを上司の仕事、担当者の仕事としていては改善するのに余計な労力と時間がかかってしまいます。
日頃の関わりが大切になってきます。その上で何がどう違うのか、どのようにするのかを分かりやすく具体的に教えることが必要となります。
リーダーになる人は、リーダーになってからリーダーのあり方を身に付けているのではな、くリーダーになる前からリーダーとしての役割を果たしていることが分かります。
園長
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