◆11月25日(金)の子どもたち
2022年11月25日 金曜日
◆様々な刺激がいっぱい(つぼみ)
今日は天気が良いので園周辺を散歩してきました。
保育士がお散歩カーを準備していると窓のところに来てその様子を伺っている〇くんの姿があり、どこかに行くという事に少し気付いているようでした。
外に行く準備をする時に名前を呼んで靴下を一人ひとりに渡していく際には、以前まではきょとんとしていた子ども達でしたが、「△ちゃーん」と保育士が呼ぶと「はーい」と手を挙げてくれたり、目を合わせてくれたり、お返事はせずとも手を挙げてくれたりと一人一人がお返事をしていてとても成長を感じました。
散歩カーに乗って散歩に行きます。
小門を出ると「あっ、ブッブー」と大きな声が聞こえてきました。道路を走る車を見つけて大興奮のつぼみ組の子ども達。次々に来る車から目が離せません。
歩道を進んで行くとバスの車庫が見えてきました。
「あっ、バス」と目の前で見るバスはとても大きく見えるのか圧倒されつつもバイバイと手を振っていました。
バスの車庫近くにどんぐりが沢山落ちているスポットがあるので立ち寄ってみるとどんぐりがちょこちょこと道の端に落ちていました。ビニール袋を持って落ちているどんぐりを拾い始めると黙々と拾う⭐︎くん。
▲ちゃんや□ちゃんも拾っていきます。2人はじっくりとどんぐりを見つめてどのどんぐりがいいかを見極めているようで、時間をかけてゆっくりと拾っていました。気がつくと子ども達のビニール袋はどんぐりでいっぱいになり、どんぐり拾いを楽しんだ子ども達でした。
帰り道も同じルートを通って帰ります。雲一つない空に飛行機が飛んでいるのをみつけて「ばいばーい」と手を振る⭐︎くん。それをみて他の子ども達も真似して手を振っていました。
散歩で沢山の刺激を受ながら様々な姿を見せてくれた子ども達。
子ども達が楽しめる環境をこれからも大切にしていきたいと思います。
(I.H)
◆身体をグーンと動かして(ふじ)
園庭遊びがとても気持ちのいい日です。
あちこちで、気になる事、面白そうを発見する子どもたちには、今までとは違う姿もチラリと見られ、遊びが広がったり、深まる気配があります。
お友だちも気になる存在です。
数名集まっていると「何しているの?」と興味津々です。
お互いに素敵な存在になっています。
鉄棒のところでは、二人並んでぶら下がりを楽しんでいます。
長くぶら下がることが出来るようになり、力がついてきていることが分かります。
そのうちに今度は、背中をグーッと反らし、頭も下げて身体の伸びを楽しみ始めました。
以前ならば、「しっかり ぎゅーと握っててね」と声を掛けたところですが、今では見守っています。
その伸びる姿に、他の子どもたちも、続々と加わり、鉄棒はあっという間にいっぱいです。
グーンと伸ばしたり、反らせたり、ぶら下がったりそれぞれが楽しんでいます。
カエデの木に身体を絡ませる△くん。何をしているのかな?と様子を見ていると、枝との間を通ろうとしているように見えました。
通ろうとすると、枝との間に靴が挟まり、上手く動けず。。。
△くんは、困ってしまいそのたびに「あー!」と声が聞こえます。
そしてそのたびに、挟まりが取れる足の動かし方を伝え、無事に足が取れると再び木の間へ向かう△くん。
しばらく△くんたちの様子を見ていて、通りたいのではなく、もしかしたら、木に登りたいのかもしれないと感じ始めました。何度も靴が挟まり、困りながらも繰り返していくうちに、上手く枝の上に立つことが出来たときは、嬉しそうでした。
こんな遊びを繰り返していくうちに、木登りに挑戦したいという気持ちが芽生えることにつながるのではと思いました。
大きな丸太の上に登りたい!という気持ちから、身体をくねらせながら、なんとか登った〇くんや保育士に追いかけられて嬉しそうに逃げる♡くん。
それぞれ身体を動かして過ごした園庭遊びでした。(O.A)
◆ドングリはどこだ?(きく・たんぽぽ)
きのう園庭で使った探検バックを持ち帰った〇ちゃんは、今朝も肩にかけて登園してきました。お気に入りのようです。中にはドングリが一つはいっていました。登園の途中でみつけたのだそうです。
「イノブタくん」(ドングリ募金)にあげるのかと、尋ねてみると、「だめ。〇(私)の。」と大切そうにかくしていました。自分でみつけた大切な宝物をバックに入れてくれたようでした。
昨日は、園庭にドングリを仕込んで、ドングリ探しを楽しんでみました。「昨日ドングリを拾ったよ。」というお友だちの話をきいて、今日は自分も見つける!と意気込む子どもや、昨日沢山拾った△ちゃんは、もっといっぱい見つけるとはりきっていました。
園庭の、ドングリの木の下に行ってみると、昨日は赤、黄、緑、と色とりどりだった落ち葉が、乾燥してなのか、カラカラの茶色に変色していました。茶色の落ち葉の中のドングリはますます見つけにくくなっていましたが、「ドングリどこ~?」と、恐る恐る葉っぱをかき分けてドングリを探している子どもたちでした。
木を揺らしてみたらドングリが落ちてくるかも、、、。とみんなで力を合わせて、「えい、えい、」と木を押している子どもたちがいたので、ドングリを一つ、上からそっと落としてみました。するとカラカラの落ち葉の上に「ポトン!」という音が聞こえました。絵本にでてくるドングリの音への想像がふくらんでいけたら楽しいです。
ふじ組の子どもたちも混ざって、落ち葉をかき分けていると、「あっ。」ドングリが現れました。目の前にあるドングリに気付くも、手を出さずに見ているふじ組の□くんの前を、しゅっと☆ちゃんの手がのびて、ドングリをゲットしていました。
「やったぁ!!」と立ち上がったのでしたが、□くんの表情に何かを感じたのか、急いでドングリを戻してあげたのでした。
あげる。とはまた違った方法で、自分が見つけなかったことにして、□くんにドングリを譲ってあげた☆ちゃんのさり気ない優しさが、とても素敵でした。
拾ったドングリで遊ぼう、ケーキを作ろうか、と誘ったのでしたが、今日はやらないとのことでした。
やっと見つけた大切なドングリは、大切にバックにしまうのだそうです。
ドングリを使った遊びへの展開は、ドングリがもっとたくさん集まって、たくさん拾って満足ができてからなのかもしれません。
園庭のドングリが早く実りますように。そしてイノブタくんのドングリが、たくさん集まりますように、子どもたちと楽しみにしていきたいです。(F.S)
◆あぶくたった(うみグループ)
週末になり、少しづつ疲れも出てきている様子の子ども達。朝の集まりは何となくソワソワ、落ち着かない児もいました。
そこでの大発表。「今日は△ちゃんのママ先生が来てくれました」の声に大喜びの子ども達。
「どんな形が好きですか?」
「どんな新幹線が好きですか?」
という誕生会では恒例のなかなか独特な質問にもしっかりと答えて頂きました。
初めての経験という紙芝居、ママ先生の可愛らしい素敵な声で子どもたちも真剣に聞き入っていました。ありがとうございました。
金曜日恒例のお道具箱や飾り棚の片付けをあっという間に終え、今日はみんなで新しいわらべうた『あぶくたった』を楽しみました。
丸くなったらハンカチ落としと思い込んでいる子どもたちは、何が始まるのかと興味津々。
「ムシャムシャムシャ」
「カチャカチャカチャ」
「ゴシゴシゴシ・・・」
そんなフレーズの繰り返しが楽しくて、オニにつかまらないように逃げるのも楽しくて「もう一回やりたい」そんな声が何度も聞こえてくるほど楽しんでいました。
最近、かごめかごめ、花いちもんめなど友だち同士で繰り返し楽しむ姿が見られています。
言葉のやり取りをする楽しさ、イメージや想像力を膨らませる事、友だちと一緒に遊ぶ楽しさ様々な経験ができるような遊びも今後提供していきたいと思います。(M.C)
◆秋のなかで(にじグループ)
最近、快晴をおぼえた子どもたちは空を見上げて「雲ひとつないね」と、その日の空の様子が会話にでてくるようになりました。今日も秋晴れ・快晴いい天気です。本五ふれあい公園に散歩に行くことにしました。
「秋の葉っぱが綺麗かも」保育士のそんな言葉に、どんぐりはあるかなぁ、まつぼっくり・くり・ぶどう・柿…と、公園にはないと思われるものにまで、秋の思いをめぐらせました。
ふれあい公園に到着すると、足元には赤と黄色、オレンジの落ち葉の絨毯が、上を見上げると、木々の葉が秋色に色づいていました。みんなで紅葉にうっとりしていると「青もきれ~」そんな声も聞こえてきました。青の葉?と一瞬思いましたが、空の青と色づいた葉のコントラストが綺麗、ということでした。ほんとに見事です。
公園では数ある落ち葉の中から自分のお気に入りの葉や小枝、石を探して集めました。
木になっている小さな赤い実を宝物にしました。実は中を割ってみたら、大きな種が入っていて手がべたべたになりました。
大きな石を器用にわたって石登り、石滑りをしました。強者は、遠く離れた石から石へジャンプしました。
年長男児が得意な木登り。年中男児も憧れて挑戦してみました。
いつもよりたくさんのみんなで氷鬼をしました。
広大な公園を思う存分使ってごっこ遊びもしました。
一見、育子園でもできる遊びもありそうですが、いつもとはちがう“公園”、秋を思いっきり感じられるという環境が普段より一味も二味も楽しいものにしてくれたのだと思います。
今日は保育士体験のお父様もいらしてくださいました。散歩がまた一段と特別なものになったことは間違いないです。
e.y
◆保育士体験(そらグループ)
今日はもも組の○ちゃんのお母さんが保育士体験に来てくださいました。
自己紹介をしていただきお母さんの仕事を教えてもらうと「うちのお母さんと一緒だ」「パソコン使うのパパもしている」など盛り上がりました。絵本を読んでもらうと「面白かった。」と反応が返ってきました。○ちゃんは少し恥ずかしそうに、前に出て一緒に本を見ています。友だちの保育士体験の時に見て憧れていた保護者への質問コーナーで質問があると手を挙げた人を当てるのもでき、ずっとやってみたかった事ができて満足そうな表情を見せていました。
園庭では至る所でかくれんぼうの「もういいかい?」「まだだよ」が響き渡っていました。保育士ももも組と一緒にかくれんぼうをしました。隠れた先にはゆり組が遊んでいて「先生なにしてるの?」「かくれんぼうだよ」「誰から隠れてるの?」「□君が鬼」「じゃー隠してあげる」と保育士が影になるように覆いかぶさり保育士の姿が見えなくなるようにしてくれました。不自然な子どもの塊が出来てしまい見つかってしまうのでは?と思いましたが随一「今近くにいるから」「鬼はあっちに行ったよ」など状況を伝えてくれてボディーガードのように「今あっちにいったからこっちに移動して」と指示を出してくれ良い隠れ場所を提供してくれました。普段こんなところに隠れているのかと感心させられ、子ども達はかくれんぼうマスターでした。
最近のそらグループひまわり組はホッピングに夢中になっています。
一日一日繰り返し練習をしていると初めは2回だったのが次の日には5回と少しずつ回数が伸び「今日は30回できた」「昨日は10回出来た」と毎日嬉しい報告が聞こえてきます。子どもの成長は無限大。明日には100回出来るようになるかもしれません。夢中になってる気持ち、やる気を大切にしていきたいと思っています。
(K☆H)
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