◆11月24日(木)の子どもたち
2022年11月24日 木曜日
◆雨上がりの落ち葉あそび (つぼみ)
今日は園庭で遊びました。昨日の雨で、園庭は湿っていて、枯葉もたくさん落ちていて、枯葉の上をざくざくと歩いたり、枯葉を拾ったり、雨の跡を楽しんで遊んでいました。
トランポリンの上に子どもたちが集合しました。トランポリンの上にも、枯葉がたくさん落ちていました。低月齢の〇くんもトランポリンに乗っています。葉っぱが気になりだし、つまんでいました。すると、トランポリンの端から顔を出し、その葉っぱを下へ落とし、また葉っぱをつまんでは下へ落とし、落ち葉落しを楽しんでいました。
バケツをずっと持って遊び歩いている◎くんもいました。小さい石を見つけるのが大好きで、手に握りしめて遊んでいて、バケツを見つけると、その中にその石を入れていました。今日は、石だけではありません。たくさん落ちている枯葉をシャベルですくって入れようとしていました。シャベルではすくいにくかったようで、手でがっつりと握って、ばさーとバケツに入れ、満足したのか、また歩き始めていました。砂場へ行き、今度は砂をシャベルですくってバケツの中に入れていました。
今日は風もよく吹いていて、吹くたびに、上を見上げ、木の葉が揺れるのを鑑賞していたり、自然を感じてあそんでいました。(T.Y)
◆ちこれいと、ほしい(ふじ)
落ち葉に興味を持って遊ぶ姿がたくさん見られるようになりました。
砂場玩具の”ふるい”がお気に入りの〇ちゃんは、前回花びらを集めて店屋ごっこをしていたのですが、今日は落ち葉を集めていました。
黄色い葉っぱを気に入り、”ふるい”の中に入れていきます。
「あかちゃんのもほしい」と言って、小さな葉っぱも探していました。
「こんな葉っぱはどう?チョコレートみたいだよ」と茶色の葉っぱを見せてみました。
すると、チョコレートという単語に反応して、「ちこれいと、ほしい」と言い始め、そこからは「ちこれいと」探しが始まりました。
見立ててながら遊ぶことが上手になってきて、少し言葉がけをすると遊びが膨らみます。保育者が近くで見守りながらほどよく言葉や形でイメージを広げてあげながら、秋ならではの遊びを充実させていきたいと思いました。
(M,S)
◆寂しいね (きく・たんぽぽ)
今日は◇ちゃんのお別れ会をしました。数日前から、「もうすぐお引っ越しするんだ〜!」「育子園に来るのあと○回!」と新しい環境に向けて期待に胸を膨らませていた◇ちゃん。どこまで理解をしているのかは分かりませんが、みんなとお別れする寂しさよりも、楽しみという気持ちが強かったように思います。
朝も◇ちゃんはいつも通り元気いっぱいです。ところが、朝の集まりでお別れ会が始まると、だんだん笑顔が無くなり、泣きそうな表情をしていました。みんなとお別れすることを実感しているようでした。
他の子どもたちも、だいすきな◇ちゃんとお別れすることを知って「えー」などと思い思いに言葉や表情で寂しさや驚きを伝えてくれました。「今日は◇ちゃんといっぱい遊ぼうね」と伝えると「うん!!」と、とっても暖かい雰囲気の中で◇ちゃんとのお別れ会が終了しました。◇ちゃんにとって、育子園で過ごした日々が楽しい思い出になっていたら嬉しいなと思います。
園庭では、先日作った探索バッグを持って落ち葉やどんぐり(集めていたどんくりをあちこちにばら撒いて仕込みました)拾いを楽しみました。「自分のバッグ」という特別感があるようで、バッグを掛けるとるんるんな子どもたちです。
どっさり落ち葉をバッグに入れる児もいれば、気に入った葉っぱのみを入れる児、どんぐりのみを入れる児、砂を入れる児…とバッグの使い方は様々でした。
一段と秋が深まり、園庭にはたくさんの落ち葉が降り積もっています。秋ならではの活動を引き続き楽しんでいきたいなと思います。
(M・Y)
◆あそびの中の子どもたちの会話(うみグループ)
朝の集まりで、「作ったものみんなに見せて発表したい」という子どもたちが何人かいたので、発表する場を作りました。
発表したい子は、前に出るよう声を掛けるとたくさんの子どもたちが制作した作品を持って前に出てきます。
1人ずつ何を作ったか保育士が聞いていくと、牛乳パックで冷蔵庫、シャチ、トイレットペーパの芯で鉄砲、魚、画用紙でバッグ、携帯、ジュースなど作って発表してくれました。
牛乳パックを半分に切ってちゃんと開けて中には、食べ物や飲み物が入っていて冷蔵庫になっています。ジュースは、色画用紙の中にジュースが入ってストローもしっかりついています。
見ただけでしっかり何か分かるよう、制作をしていて子どもの表現力に驚きました。
そして部屋遊びで、なにか賑わっているなと思い覗いてみると、大人気のお菓子屋さんに子どもたちが集まって遊んでいる姿があります。
お店屋さんの店員をやっている〇ちゃんが、「セットもありますよ」、△くんが「お持ち帰りがありますよ」とお客さんにおすすめしていました。友だちがやっている姿や家族とお買いものに行った時に、聞いて真似をしているのかちゃんと聞いているんだなと思いました。
子どもたちが遊んでいる姿を見て聞いていると、面白い会話やよく聞いているなと驚いたりと感じることがたくさん。子どもたちが話している会話が楽しみです。(Y.H)
◆「ありがとう」を伝えよう (にじグループ)
今日は〇くんのお誕生日会から始まりました。同じももぐみの▽ちゃん、とっても嬉しそうに登園してきたので「どうしたの?」と聞いてみると、「〇くんのお誕生日だから!」とのこと。友達のお誕生日も楽しみにできる▽ちゃんの心が素敵で、そんな▽ちゃんの笑顔に朝から元気をもらいました。
昨日は、勤労感謝の日。子どもたちに「昨日、自分の周りのお仕事している人にありがとうって言えた人はいますか?」と聞いてみると、いくつも手が挙がりました。「お手紙をあげた。」という子もいました。相手は、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんだったようです。園では、家族以外で、周囲でお仕事している人たちに感謝を込めて、プレゼントを用意したので、今日はそれを渡しに行くことにしました。
幼児グループで分担して、にじグループの担当は給食室、(育子園に食材を仕入れてくれている)八百屋、交番の3か所です。給食室はももぐみ、交番はゆりぐみ、八百屋はひまわりぐみで、順番に行くことにしました。出発前にそれぞれ集まって、プレゼントを渡すときになんて言うかを子どもたちで考えて決めました。
まずは、ももぐみ。「いつもおいしいごはんをつくってくれてありがとう。」に決まりました。
ゆりぐみは「まいにち、いくじえんをまもってくれてありがとう。」
ひまわりぐみは、「いつも、やさいやくだものをもってきてくれてありがとう。」
何回か練習して、ちゃんと伝えることができました。子どもたちの純粋な思いも相手にしっかりと伝わったようで、子どもたちの笑顔はもちろん、相手の嬉しそうな表情もとても印象的でした。八百屋では、なんとお礼にみかんをたっぷりと頂き、大喜びの年長児。
給食で、頂いたみかんをみんなで分けたので、今日のフルーツは梨とみかんのスペシャル。「美味しいね!」と言い合いながら、笑顔で味わっていました。
普段、なかなか話したり、伝えたりすることのない地域の方たちと、触れ合える機会を作ることができ、子どもたちにとっても良い経験になったのではと思います。
(T.M)
◆楽しい思い出(そらグループ)
昨日に勤労感謝の日のお休みはいかがお過ごしでしたか?雨だった為お家で過ごした方、出かけた方とそれぞれの過ごし方で過ごされたのではないでしょうか。
朝昨日の出来事を話してくれたもも組の○くん。「きのうさ~サメのふかひれをたべたんだ~」とのことだったので「え~いいな、先生は本物ちゃんとしたやつ食べたことがないよ~」と言うと「え~マジでえ~!?」と思わぬ反応で笑ってしましました。その後も「これはこうで~」と語り始め、別なことをしながら聞いていると「ねえちょっと、先生聞いてる?」と○くんにとっての楽しかった思い出で、嬉しいを言葉で話して共有してくれたことで楽しいがとっても伝わりました。○くん楽しい時間をありがとう。
そらグループには今日育子園最後のお友だちがいます。残念ながらお休みになってしまい最後の育子園生活を一緒に過ごすことができませんでしたが、ゆり組の子が手紙を書いてきてくれたり「さみしいな~」という声がたくさんありました。遠くへ行っても素敵な笑顔忘れません。育子園のこと忘れないでね。
(K.E)
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