◆11月21日(月)の子どもたち
2022年11月21日 月曜日
◆沢山遊ぼう(つぼみ)
今日は雨上がりで地面が少しぬかるんでいるところもあったので部屋で過ごしました。
定番のミッキー体操が流れ始めると「踊りたい」と思うようですぐに持っていたおもちゃを手放して踊り始めるのが板についてきました。
楽しいダンスタイムのスタートです。
踊り始めると次の踊りの振りを先に踊ろうとする児や保育士の見本を見ながら同じように踊る児、みんながおどっているのを見ている児など様々なリアクションをしながらその時間を楽しんでいました。
ミッキー体操が終わり、秋の果物制作をしたり、おひさま広場や廊下で過ごすことにしました。
おひさま広場では大きなブロック、ソフトクッション、肋木、ボールハウスがあり、つぼみ組からワクワクした顔で広場に入るつぼみ組の子ども達。どれから遊ぼうかなとそれらのおもちゃを見て選んでいる姿がありました。
ソフトクッションは保育士が並べたり重ねたりしていると、○くんが同じようにしてみたり、クッションの上に座って遊んだりと夢中です。
ボールハウスはつぼみ組にもよく出てくるのでハウスの中に入って寝転んだり、ハウスの外や中にボールを投げて楽しんでいました。網状になっているところから保育士が「ばあ」と顔を出すと中から△ちゃんと◆ちゃんが「ばあ」と言って返事をして大盛り上がりでした。
肋木は滑り台のところからハイハイや歩いて登って中に入って友達とおしゃべりするのが楽しそうです。
大きなブロックは力が少し必要になってきますがソフトクッション同様重ねたり並べたりして楽しみます。遊ぶのが難しいというのもなんとなくわかっていた□くんはできると拍手して「出来た」と嬉しそうに教えてくれました。
廊下ではみんな大好きなコンビカーをはたらくくるまを聴きながら乗ったり、押したりして楽しみました。最後は保育士の「いちについて、よーい、ドン」という掛け声に合わせて一緒に廊下の端から端までかけっこをしました。
部屋で沢山体を動かして遊んだ子ども達。給食を食べているとコクリコクリと眠くなっていた児がいた程いっぱい遊びました。
一人一人の遊び方の違いや成長を感じる1日でした。今後も子ども達の成長を大切に見守っていきたいと思います。
(I.H)
◆優しい言葉(ふじ)
今日は雨上がりの園庭です。
昨日の雨でさらに葉っぱが落ち、園庭中に落ち葉の絨毯が広がっていました。
ジャンプや足踏みをしてみると、わくわくの○ちゃがいつもとは違う地面の感触をしっかり感じたようで「ふっかふかだ〜!」と素敵な発見がありました。
ログハウスではアイス屋が開かれていました。
バケツいっぱいの「おいしいアイス」
容器に花びらを入れた「アイス」
カップに砂をたくさん入れて小石をトッピングした「チョコアイス」
いろんな種類のアイスを売っていました。
「いらっしゃいませ〜!アイスですよ〜」
「これはチョコアイスでーす!」
「おいしいでーす!」「おいしいアイスでーす!」
おいしいよ。そんな言葉がお客を惹きつけることもちゃん知っている子どもたち。
いろんな言葉でお客を呼び込んでいました。
お客として食べていた子も、店員への憧れからかいつの間にかアイスセットを持ってきて店員に早替わり。
お客の数より店員が多くなり保育者が順番にアイスをもらっていると、
「あっちでもアイスやってるよ!」「きてきて」「せんせいよんでるよ!」と通りがかった☆ちゃんが呼び込みに気付き教えにきてくれました。
お友だちがしていることを見て、そしてお友だちの言葉をしっかりキャッチしていることがよく分かります。
呼んでるということはお友だちが困っているのかも・・そんな風に感じたのかもしれません。
『☆ちゃん教えてくれてありがとうね』
「よんでたからー!」
そんな一言に優しさが溢れているなぁと嬉しく思いました。
ベンチ付きのテーブルではドーナツを作っていたわくわくの◇ちゃんと□ちゃん。その遊びをきらきらの◎くんと△くんが気になってじっくり見ています。
すると◎くんは「どうぞ〜」と近くにあった枝を、△くんはカップを渡してあげていました。
◇ちゃんと□ちゃんは「ありがとう」そんな言葉が子どもたち同士で自然と交わされていました。
きらきらの◎くんたちはそのあとすぐに別の場所に遊びに行ったのでほんの少しの間のやりとりでしたが、素敵な場面に出会えて心があたたまりました。
I.S
◆芸術の秋?(きくたんぽぽ)
今日は、天気が不安定なのと、お休み明けが重なったので、室内でゆっくり過ごすことにしました。
たんぽぽ組では、先日のお散歩バッグの続きの絵を描いたり、大きな紙にペンでダイナミックに絵を描いたり、拾ってきた落ち葉で制作をしたりと、【芸術の秋】のような雰囲気になりました。
お散歩バッグは仕上がると、「お家に持って帰る!」と嬉しそうに眺めていたり、「どんぐり拾いに行く?」と行く気満々の子がいて、今から散歩でのどんぐり拾いが楽しみです。
きく組の前でどんぐり貯金も始めたので、そこがいっぱいになるくらい、バッグを持って散歩に行きたいと思います。
落ち葉制作の方は、保育士が用意した動物の顔に思い思いに落ち葉を貼り付けていくもので、「ここに貼る」ということは少し難しそうでしたが、子どもたちの中では、「わんわん作る!」「次はこの子作りたい!」とやる気に満ち溢れていました。
順番待ちの子も「まだやってないよ!」と、今やっている子だけで終わってしまうのではないかとドキドキしているようで、まだ材料があることを知り、少し安心しているようでした。
芸術の秋は、絵画だけではありません。
ブロックや積み木で遊んでいた子どもたちも、車を立体的に作り、積み木を車庫にして遊んだり、動物園と称して板の上に動物のブロックを並べ、見ているお客さんも近くに立たせるなど、色々なものを見立てていました。
発想力が豊かな子どもたちだからこそ、こちらが設定して作る制作ももちろん素敵なものが出来上がりますが、そこにあるもので作っていくのも素敵なものがたくさんできて、子どもたちの世界を知る機会になって嬉しいなと改めて感じました。
子どもたちの無限のアイデアを最大限に生かせるような取り組みをこれからも考えて、子どもたちと楽しみたいと思います。(E.Y)
◆手洗いの妖精?(うみグループ)
休み明け、30名とやや少ない人数でのスタートとなりました。
咳や、鼻水等体調を崩している児も増えてきました。
そこで今日は、看護師から健康指導として『手の洗い方』を教えてもらう事にしました。
「手洗いの妖精?」に扮した看護師が、汚れの残った手にどれだけのばい菌が付いているのか写真を見せてくれました。
その後、手の洗い方を丁寧に教えてくれます。
指の間、手首、爪の間、手の横側等をハッピーバースデーの曲を2回繰り返すくらいの時間をかけて洗う事が大事であること。
みんな真剣に聞いていました。
看護師からの大事な話という事で、意識が高まったのではないかと期待しています。
プラスして、水を出しっぱなしにして洗わないこと、パッパッと水を切ってからペーパーで拭くこと、細かいことではありますが、こちらも少し意識してもらえたらと思っています。
集まり前、「どうしても発表したいことがある」というひまわり女児数名のリクエストにより、園庭に行くまでの時間『僕、私が発表したいこと』の時間を作りました。
「折り紙で指輪を作りました。」
「牛乳の箱で冷蔵庫を作りました」
「ディズニーランドへ行きました」
「着物を着て刀を持ちました(七五三)」
「ちびブロックで忍者の車を作りました」
それぞれが、みんなの前に立ち自分の言葉でみんなに伝えていきました。
恥ずかしくて小さな声になってしまったり、みんなの顔を見るのが恥ずかしくて保育士の顔ばかりみてしまったり、様々でしたが子どもたちの伝えたいことはしっかり伝わっていました。
1度発表したけれど、まだまだ発表したい児もいました。
今後も、定期的に発表の場を設けていきたいと思います。(M.C)
◆遊びも友達関係も広まっています(にじグループ)
ママ先生が来てくれました。Yちゃんのママへの質問を7つもしました。「好きなぬいぐるみは何ですか」「どんな服が好きですか」「どんな動物が好きですか」「どんなお仕事をしていますか」など、質問もバラエティーに富んできました。ママ先生に親しみを持ったところで、紙芝居を読んでもらいました。みんな静かに聞いていました。お母さんたちは読むのが上手です。
風船ゲームをしました。天井から下がった傘に風船を投げ入れていきます。始めは男の子対女の子です。なんと1個違いで女の子が勝ちました。次にもも組対ゆり組対ひまわり組でやりました。もも組は、天井から下がった傘では高すぎてなかなか入らないのでちょっと低めにしました。4個入りました。ゆり組は、ちょっとだけ時間をかけました。3個入りました。ひまわり組はスタートの声がしたとたんに4個の風船がいっぺんに入り、その後、どんどん入っていきました。早めに止めても誰が見ても勝ちです。傘いっぱいに入りました。やはり、夢中で投げ入れているもも組、ゆり組の子供たちとは違って、入れる傘をめがけて投げているところがさすが年長さんです。要領を掴んでいます。
その後は、風船でみんなで遊びました。「風船の数が、みんなの数より少ないから1人1個ないので、一緒に遊ばないと風船無くなります」と声をかけても、もも組の子供たちは、風船貰って嬉しくて抱きかかえているだけの子もいます。すぐに3人で組んで風船と投げっこを楽しみ始めたひまわり組の子供たちもいます。傘の中に投げ入れて「入った」と喜んだあとに風船がなくなり困った子もいます。風船の上に風船を乗せて落とさないように競っている子もいました。1人2つ3つ使っている子もいるのに喧嘩が起こりませんでした。喧嘩どころか、3人で風船を飛ばして遊んでいた子供たちのところにもう1つ風船を持ってきてくれた子がいましたが、3人で仲良く遊んでいるのでもう1つは必要なくて断っている姿もありました。
1人1個ずつないと遊べないということはなくなりました。友達と仲良く、一緒に遊ぶことが出来るようになり、風船がなくなると自然に次の遊びの大根抜きをやり始める子供たちもいました。遊びが広がってきています。友達関係も深まってきています。M・K
◆まだだけどもう少し(そらグループ)
11月に入ったと思ったらもう21日。あと1週間と数日で12月に入ります。年末年始が終わると、懇談会や発表会がやってきて、移行期間が始まり、あっという間に新年度がやってきます。
月日があっという間に過ぎると「もうこれをやらなきゃ」「あと少しで○○だから」と先のことばかり考えしまいがちになっています。
先のことを考えることは悪くないことなのに、先の先を考えすぎて焦ってしまっていることに気づきました。目の前のこともできていないのにと反省です。気分の浮き沈みが自分にもあるように、子どもたちも毎日姿様子が違います。
休み明けは「ママがいい〜」と泣いてくる子もいたり、「今日は保育園行きたくないな〜」と思ってみたり、いろんな姿がある子どもたち。それぞれの思いを「今日はこういう気持ちなんだな」と心に余裕をもって関わりたいと改めて感じました。
園庭にいくと年長児は最近ハマっているホッピングや竹馬をやっていました。保育士に見てもらいたくて、他の子に負けたくなくて、楽しみたくて、それぞれが一生懸命にやっているどんな姿でもとてもかっこいいです。何事もできるようになるためには経験していくことが大事だと何かのテレビで見ました。できてもできなくてもやることが大事で、それを遊びの中で子どもたちは経験しているんだなと感じます。
焦らず子どもたちと一緒に取り組めるものを増やして、それぞれがそれぞれのペースで進んでいってくれたらいいなと思います。
(K.E)
Posted in 園のこだわり