◆11月18日(金)の子どもたち
2022年11月18日 金曜日
◆自然の中で (つぼみ)
園庭への出発準備のため靴下が入っているケースを持ってくると、自ら靴下を取りに行動を開始しました。靴下を手に取ると「履かせてほしい」と言うように、保育者のもとへ差し出します。ジャンバーも同様、自分の物が分かっています。残念なことに帽子だけはみんな同じものなので、とりあえず手に持ったものを自分の物として被らせてほしいと訴えてきました。
園庭は落ち葉で埋め尽くされ、自然と子どもたちは葉っぱを通して遊びが展開されていきました。フープを使って落ち葉を集める〇君がいました。◇君は1.2歳児の子どもたちがやっていた遊びを見て学んでいたようです。葉っぱを手に取り、ひらひらと動かしてそれを目で追う◇君は、その動きが相当気に入ったのか、声を立てて大笑いしていました。
自然に触れて感動する体験を通して、自然の変化を感じ取ったり、好奇心を深めたり、豊かに心を動かしながら感性を磨いています。
F.K
◆新たな遊び(ふじ)
今日も気持ちのいい秋晴れとなり様々な姿をみせてくれました。
育子園には人工芝で出来た築山があり、普段からお尻で滑ったりする姿はありました。
そこで傾斜を生かした遊びが出来ないか、考え給食室から米袋を借りてお尻で滑ることに。
最初は保育士がすることを真似ていた児も、保育士が側で付かなくても自分で両脚を使って前に滑り落ちる姿が徐々に見え始めました。
1~2人だったのが、「私も」「僕も」と集まり、回数を重ねコツをつかんで楽しくなってくると「やったー。楽しい」「もう一回」と言っている程でした。
お尻で滑るだけでも、身体を斜めにしたり足を動かしたりと難しいのですが、楽しんでもらえて良かったです。
そんな遊びに夢中になっていると、ふわふわチームの☆くんと※くんくん。
☆くんが両手をお尻で組んで歩くのを後ろで同じ格好で後ろで組み、後をついて歩く姿がありました。☆くんも※くんが同じ格好で付いてくるのを嬉しそうで、ニコニコ顔です。
お互いがお互いを意識して、遊ぶ初めての姿です。
その後も微笑ましい姿は続きました。S/A
◆どんぐりとトトロ?(きく・たんぽぽ)
昨日より少し暖かさが戻った今日は、久しぶりの散歩に出ることにしました。
散歩に出るのは赤チーム、
青と黄色チームは園庭で身体をいっぱい動かしました。
散歩の行先は、バス車庫裏。
どんぐり拾いに出かけました。
「あ!バスきた〜」
「ごみ収集車もいるよ!」
収集車に乗っていた方が手を振ってくれました。それに気づいた子どもたちも「ばいばーい」「いってきまーす」と元気よく手を振り返しています。
バス車庫につくと
「バスいっぱいとまってる」
「バスのドアあいてるよ」・・・
目についたもの、気づいたことを一生懸命言葉にして伝えてくれます。
目的地に到着する寸前、バスが洗車場に入っていくのが見え、子どもたちもなんだなんだと足が止まります。
機械が少しでも動く度に、「あ!動いた! お水出てくるかな!」と心を弾ませながら眺めていると・・動き出しました。
「バスのしたがびちょびちょになってきた」
「バスの頭が出てきた。おしりも見たいからあっち(おしりが見える方)に行きたいよぉ」
「(運転手がやって来て)運転手さん、濡れちゃったからふきふきしてるんじゃない?」
「バスに目はないんだよ
バスに目はあるよほらあそこ
違うよ、あそこは目じゃないよ」
こんなかわいい言い合いも始まりました。
楽しいこと、発見いっぱいの盛りだくさんの道草でやっと目的地に到着しました。
どんぐり集めを始める前に大事なお約束を1つしました。
それは、
〇「自転車や車がきたよ」の声が聞こえたら壁にペタっとつくこと(壁側に集まること)。
です。『みんながお怪我をしちゃうと悲しいんだ、、』と話をすると真剣に聞いてくれる姿があり、ウンウンと頷いてくれる子もいました。
どんぐり拾いSTART!
「あったー」の声があちらこちらから聞こえて来ます。
〇ちゃんは、目に付いたどんぐりを手当り次第に袋に入れていて、まるで作業をしているかのようで思わず笑ってしまいました。
その反面、△くんはひとつひとつどんぐりを手に取り、割れていないか汚れていないかをチェックしながら綺麗などんぐりを選び袋に入れています。
ただ拾うだけでも性格がでるなと面白かったです。
みんなが拾っていると上から「ポトン。」とどんぐりが2つ落ちてきました。それに気づいた△くんが上を見上げ・・・「あ!トトロがいる!ほらあそこ、黒いところ!!」となんとトトロを発見したようです。
「トトロがどんぐりを落としたんだよ!」と興奮気味にみんなに話をし、話題は一気にトトロ一色になり、どんぐり拾いもおしまいの時間になりました。
帰り道、いのぶたくんにどんぐりあげてみる?と話をしてみると
「全部はダメだけど、ちょっとならいいよ」と言ってくれました。
お昼寝が終わったら、いのぶたくんにどんぐりをプレゼントしたいと思います。
いのぶたくんとは・・?
廊下にいのぶたくんの「どんぐり貯金」を置いてみました。
ご家族で公園や山などにお出かけした時に見つけたどんぐりや松ぼっくりの秋の実をきく・たんぽぽ組に少しおすそ分けしてくれませんか?
集めた秋の実たちは、色んなものに変身させていこうと思いますのでお楽しみに!
ご協力よろしくお願いします。
(I・K)
◆知恵を絞って (うみグループ)
今日は〇ちゃんの誕生会をしました。
恒例の質問コーナーでは「どんな鬼が好きですか?」「どんなドーナツが好きですか?」等、今日も斬新な質問があり、ちゃんと「赤い鬼です」「イチゴのドーナツです」と、少し考えた後にしっかりと答える〇ちゃんが頼もしかったです。
誕生会後に、昨日に引き続きかくれんぼをしました。
2回目ということもあり、どこが見つかりやすいか、新しい隠れ場所はないかと考察している子どもたち。中々隠れません。でも知恵を出し合い協力し合って、自分だけではなく仲間が見つからないよう工夫する姿が見られました。
今日のチャンピオンは男の子は年中◎くん。女の子は年少☆ちゃんでした。☆ちゃんは最後まで見つからずタイムオーバーになり、女の子チームの勝利となりました。
最後まで身を潜めて隠れていた☆ちゃんに温かい拍手が送られ、男の子たちも見つけられなかった悔しさよりも驚きと隠れ場所の面白さの方が大きかったようです。
チームワークを見せたりお互いに称え合ったりと、子どもたちの素敵な姿がまた1つ見つけられました。
また是非やってみたいと思います。
園庭で木の枝や落ち葉拾いをしたり、室内ではコーヒーフィルターを使ってイチョウや紅葉作りも行われています。
たくさんの秋を見つけられるよう今後も一緒に楽しんでいきたいと思います。
O・Y
◆今日は「足」で味わいました。(にじグループ)
保育士体験ラッシュです。今日は、ももぐみの〇ちゃんのお父さんがやってきました。朝から絵本を読んでもらったり、ウノ(〇ちゃんがやりたい!と楽しみにしていた遊びです)をしたり、お相撲したり。。ダイナミックに遊んでくれるパパ先生は大人気です。
朝の集まりでは、お父さんが子どものころに大好きでよく読んでいた大切な絵本を持ってきて、子どもたちに読んでくださいました。迫力満点、雰囲気たっぷりに読んでくれた「三匹のこぶた」に、子どもたちは釘付け。思わず身を乗り出して見たり、ちょっと怖くなって保育士の後ろにこっそり隠れながらちらちら見る子がいたりと、とても楽しい時間を共有しました。
今日も快晴(段々覚えてきました)のもと、園庭でもたくさん遊びました。山盛りの落ち葉で何か楽しめないかと、段ボールを用意しました。さっそく落ち葉をたくさん入れて、落ち葉のお風呂ができました。あまり大きな段ボールではなかったので、二人入るともうぎゅうぎゅう。「もっと大きなお風呂がいいんじゃない。」と▽ちゃん。段ボールが二つだったので、保育士、うーんと考え、なんとか二つを合体。大きなお風呂ができました。
「お風呂だったら、おもちゃもいるよね。」と砂場からおもちゃを持ってきて、数人で入り、「あったかいね。」と顔を見合わせにっこり満足気。
「靴を脱いで入ろう。」と一人が靴を脱ぎだすと、周りの子たちも。さらに靴下まで脱いだ※ちゃんを見て、ボクも、ワタシもと続いて靴下を脱ぎだします。裸足で踏むふわふわかさかさの落ち葉は新鮮。五感で秋を味わう子どもたちです。
(T.M)
◆保育士体験(そらグループ)
今日はひまわり組○ちゃんのお母さんが保育士体験に来てくださいました。
緊張すると言いながらも子ども達の前で自己紹介をしてくださり、絵本を読んでくれるママ先生。子ども達は真剣にそして楽しみながら絵本を鑑賞していました。をしたり園庭ではホッピングを見てもらったりともも組の子も甘えに行っていました。子ども達の自然体な姿にいつの間にか緊張もほぐれていきます。
保護者の方と話をしていると子ども達の家庭と園では姿が異なり、使い分けを子どもたちなりにしているんだなと感じさせてもらう事が多々あります。どちらが本当の姿なのかという検索はせず、今、子ども達がそれぞれの場所で見せているありのままの姿を大切にしていきたいと改めて感じさせてもらっています。
園庭に出る前に保育室でやりたい子のみでハンカチ落としを久しぶりにしました。
年齢関係なく遊べるものの一つで、ひまわり、ゆり、もも組が混ざり合い「□ちゃんの後ろ」「△君だよ」「セーフ」など声を掛けあい、盛り上がり最初は4人くらいの円でしたが「仲間に入れて」と少しずつ円も大きくなり見学者も増えていきました。
やり方やルールを伝え合いながら楽しむ姿がとてもすてきに見えました。
園庭では落ち葉を集めブーケにしたり落ち葉を雨にして遊び季節を感じながら遊んでいましす。築山を駆け降りて遊ぶ子ども達の姿がありました。後ろ向きに降りたり前向きに走って降りたり色々な方法で築山を上ったり下りたり。途中から転がりながら下りるという遊びに発展していき「ちょっと押して」「まだ押さないで」と友達同士でタイミングを見計らい、調節しながら転がり下り、大笑いで遊んでいました。ほのぼのした秋。
(K☆H)
Posted in 園のこだわり