◆11月17日(木)の子どもたち
2022年11月17日 木曜日
◆Bブロックで・おひさま広場で (つぼみ)
今日は室内で過ごしました。男の子たちは、車遊びに夢中です。木やプラスチックの車を、棚の上に置いて、立つと車がちょうど目線になり、車を走らせよく遊んでいます。高月齢の子達は、他の種類の車にも興味を持ち、ふじ組の棚越しから届いてくる電車を借りて、大事に手に握りしめ、寝転がって走らせたり、食事の時も手から離せず持って行ったり、色んな所を走らせて遊んでいます。最近はBブロックで車を作り、高月齢児はブロックを自分でつなげて、低月齢は出来ているものを持って、ハイハイしながら転びそうになりながらも、車を走らせ楽しんでいます。今日もBブロックの入ったかごの周りに子どもたちが集まっていました。
今日はおひさま広場で遊びました。最近歩けるようになった子達が、広々としたおひさま広場を、得意気にたくさん歩いていました。ボールをつかんで持ち歩いたり、転がしたり。階段型のソフトマットを、立って降りようとし、こちらがハラハラでした。
外遊びとはまた違う伸び伸びとした姿が見られました。(T.Y)
◆食欲の秋⁉ 美味しいものどうぞ~(ふじ)
園庭遊びが気持ちの良い日でした。
準備が出来た子どもたちから、それぞれお目当ての遊びへ活動開始です。
今日は、砂場横の小屋から「いらしゃいませ~」「どうぞ~」の声が多く聞こえました。
声に誘われて近づいてみると、「食べて~」と早速おもてなしです。
保育士:「何を作ってくれたんですか?」
△くん:「バニラアイスです。」
保育士:「いただきます!甘くて美味しいですね!ごちそうさまです。」
アイスカップの他には、ちゃんとスコップのスプーン付きです。
そんな言葉のやりとりをしている間に、他の子どもたちも続々とカップに美味しいものを作り、あっという間に横並びに。。。
お隣に並んだ◇ちゃんは「ケーキ どうぞ。」と差し出してくれたケーキには、木の枝が数本差してありました。
◇ちゃん:「ハッピー バースデー!」とつぶやきが。。。
イメージは、お誕生日ケーキのようです。
そのつぶやきを、キャッチしていた◎ちゃん。カップを探しに出かけました。
◎ちゃんが「ケーキ」と見せてくれたものは、砂の上には、落ち葉が散らしてあり、それと◇ちゃんと同じように木の枝がありました。
♡くんは、「美味しそう」「もぐ もぐしたい~」とつぶやいています。
ふわふわの*くんは、すっとシャベルを差し出し保育士に食べさせてくれました。
その後の美味しいものにも、小石が乗せてあったりと、それぞれの子どもたちが、少しずつ工夫をしている素敵なものばかりでした。
そんな素敵なものを、沢山頂きました。
言葉のやり取りも盛んになってきた子どもたちですが、イメージしたものを、自然物を使い見立てて表現して楽しむ力も深まりつつです。(O.A)
◆やっぱりこっちがいい!(きく、たんぽぽ)
今日も朝の集まりで、天気をたずねてみるとみんな声を合わせて「はれー」と教えてくれました。
その日の天気や曜日に興味を持ってる姿が見られています。興味が広がる姿は嬉しいです。
名前をたずねてみました。フルネームで答える子もいればいつも呼ばれる愛称で答える子もいました。そんな姿それぞれの姿を保育者が喜んでいるのを子どもたちもすごく嬉しそうにしていました。
どんな場面も一緒に楽しむ事は、楽しさが倍増するものです。
園庭では、しっぽとりをして楽しみました。今日は、しっぽを子どもたちにつけてもらってみました。
逃げるのがすごく上手な◎くん。スルスルとすり抜けながら、上手く逃げてたのしんでいます。
しかしそのうちにしっぽは他の子に取られてしまいとても悔しがる◎くん。「とられちゃったー」と泣きながらやってきました。涙は、きっと一生懸命だったからです。
「次は、とる方をやってみる?」と提案してみました。
次は、追いかけてしっぽはとれた◎君でしたが「せんせー◎は、やっぱり逃げたい!!」との事。
「また、とられちゃうかもよ」と伝えると「大丈夫、◎はつよいよ!」という返事が来ました。◎くんは、経験してみてやっぱりこっちがいいと感じたようです。
結局、しっぽはとられましたが◎くんに涙はありません。ニコニコ笑ってゲームを終われました。
子どもたちの一喜一憂する気持ちによりそいながら、経験していく事を大切にしながら自分で感じながら、気持ちを前向きに出来るお手伝いをしていけたらと思いました。U.A
◆どこに隠れる?(うみグループ)
ひまわり組の子どもたちが楽しみにしている月に一度の英語教室の日でした。
ローマ字で書かれた名札を付けます。
「自分でやってみる」
「針が刺さりそうだけど、やってみる」
「小学校でもつけるよね」
先月辺りから始まっている就学児検診のせいでしょうか。『小学校に行ったら・・・』
というワードがひまわり組の子ども達から少しずつ聞こえてくるようになりました。
嬉しいような寂しいような、そんな気持ちになるのは保育士だけかもしれません。
期待の気持ち、大事に大事にしながら残り5ヶ月を大切に過ごしていきたいと感じさせられます。
楽しみで仕方のない英語教室では、笑顔がたくさんでした。
朝の集まりで「今日やりたいことあるかな?」
の質問に「だるまさんがころんだ、はないちもんめ、ハンカチ落とし、おにごっこ」いろいろな遊びが出てきました。お友だちと一緒に楽しむものばかりです。
今日は、子どもたちが普段から楽しんでいるかくれんぼを全員で行う事にしました。
まずは、男子が隠れ女子が探します。
約束事はただ一つ。自分で危険だと判断したらその場所には隠れないこと。
机の下、棚の中、ロフトの上、重ねた防災頭巾の隙間・・・
絶対に見つからないぞと意気込んだものの、次々に見つかってしまいました。
最後まで見つからなかったのは、ひまわり組の☆君。
ピアノの後ろにちょこっと座り、椅子を重ねたものを前に置いていました。
かくれんぼチャンピオンです。
続いて女子が隠れます。
1番人気は、ピアノの後ろ。チャンピオンが隠れている場所は見つからないと思ったのでしょう。3人で小さくなりながら隠れて、1番に見つかってしまいました。
何とも残念です。
女子のチャンピオンは、トイレに隠れていた〇ちゃんと、本棚の後ろにいた※ちゃんでした。
ぜひ、また楽しみたいと思います。(M.C)
◆パネルシアターとかくれんぼ(にじグループ)
ひまわり組の子供たちが、前から見たいと言っていたパネルシアター『魔法の電子レンジ』をやることになりました。今日は、ひまわり組の子共たちが英語教室だったので、行く前に急いでやり始めました。魔法の電子レンジに入れると空っぽのお皿に色々な美味しいお料理が入って出てきます。1つ1つ作っては、急いで食べていく子供たち、とくにひまわり組の子共たちの速いこと速いこと、食べて喜んでいる暇も与えずに食べていきました。そして料理を全部食べると、英語教室に出かけていきました。
その後、もも・ゆり組の子供たちが「もっと見たい」というので、『フルーツパフェ』は、みんなで見て『イワシの開き』は、ひまわり組の子供たちがいないのでゆり組の子供たちにやってもらいました。魚が泳いでくるところまではどの子も上手にできるのですが、パネルを開いたりひっくり返すところになると、アタフタし始めて仕掛けが丸見えになり見ている子供たちの方が「そこじゃないよ」「こうやるんだよ」と教え始めました。そんな感じなので短い話のわりに時間がかかりましたが、無事に終わりました。
そんなことをやっていると、ひまわり組の子供たちが英語教室から帰ってきました。「楽しかった」と言いながらニコニコで帰ってきました。「ひまわり組さんが帰ってきたので、ゲームしようか」と声をかけると「かくれんぼしたい」と言う子供たちからの提案があり、早速やりました。始めは、女の子が隠れます。「今までに隠れたことがないところを探してみてね」と言うと、なんとロッカーをずらして、その奥に入り込みました。時間がなくて咄嗟に箱の影に隠れた子、段ボール箱の間潜んだ子、段ボール箱の中に入った子、机の下に入り込んだ子とそれぞれでしたが、男の子は、みんな見つけ出しました。次に男の子が隠れます。女の子が開発したロッカー後ろは、満員状態でロッカーを戻して隠れるはずが閉められなくなり、みんな出されました。段ボール箱の後ろに隠れる子も多く、色々なところで潜んでいました。隠れそびれた子は、段ボール箱を頭にかぶっただけで丸見えの状態だったので、すぐに見つかりました。
楽しいかくれんぼの後で、ひまわり組の子供たちに英語教室で教えてもらった英語と踊りを披露してもらいました。楽しそうにやるお兄さんお姉さんたちを見て、もも・ゆり組の子供たちも英語教室に興味を持ったようでした。「ひまわり組になったら行けるんだよね」と確認を取るゆり組の子供たちでした。M・K
◆決めるのはこども(そらグループ)
今日も昨日の続きや、新しい遊びをそれぞれに見つけて遊んでいます。
机上遊びの机が足りなくなるほど、椅子に座って集団で遊んでいるという事です。
※椅子に座らずとも、ラキューやレゴなども机上で行っています
こども達の遊びを見ていると人気な遊びや、ブームなどがあります。
個々に好きなものは違えど、集団になるとそれぞれ何かを好きになり、個々の好きなものが一致しているこども達なら尚更、遊びの輪が強まります。
それでも、集中力や好きの度合いが違う為、「もう一回」に「喜んで」のこどももいれば、「もう一回」に「もう勘弁」のこどももいます。
その時々の対応で喜怒哀楽が生まれ、また新しい人間関係構築ゲームが始まっている様にも感じます。
それが次第に片付けをするしないに発展し、今度仲間に入れてあげないという事にまで至ります。
途中で抜けた遊びでも、やってたから片付けしてねというこどもがいます。
あまりにも理不尽である為、こども達は遊びを抜ける時は「片付けしなくて良い?」と聞く様になりました。
これも一つの手段です。
生活の中で身につける人間関係とコミュニケーション方法。
教えた通りにやっても上手くいかないのが人間関係だとこども達を見ていると改めて感じます。
どこでそんな態度を覚えてきたのか、どこでそんな話し方を、言葉を覚えてきたのか。
こんな事を言える様になったのかと安心していた矢先、こんな事を言う様になったのかと不安に陥る事もあるかと思います。
我々もこども達のやりとりで、驚く事もありますがその都度、こんな言い方もあるのではないか、こんな考え方もあるのではないかと、語り合いの時間も増えました。
その中で悟るのはこども達です。
どんな選択肢を提供していても最終的に決めるのはこども達自身であれる様、日々丁寧に過ごしていきたいと感じます。
k.y
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