◆11月15日(火)の子どもたち
2022年11月15日 火曜日
◆色々なことに挑戦だ(つぼみ)
今日は朝から雨が降り、大好きな園庭には出れずに窓から園庭を眺めていました。その姿は少し寂しそうでしたが、お部屋でも元気いっぱいに遊べるような環境を用意しました。
ミッキー体操が始まり、持っていたおもちゃを置いて踊り始める子ども達。屈伸や首をすくめる振りも出来るようになってミッキー体操が徐々に完成に近づいてきています。ミッキー体操が終わり、保育士がタンバリンと絵本を持って座ると集まって座り、何が始まるのかと期待の眼差しで保育士を見つめていました。手遊びが始まって「しましまぐるぐる」を読み始めると手をクルクルと回してぐるぐるを表現しながら見るのを楽しんでいる姿がありました。絵本が終わり、タンバリンで「○せんせい」「は、あ、い」とタンバリンを叩いてお返事するのに挑戦してみると以前はタンバリンを目の前にするとタンバリンを持とうとする児ばかりでしたが、保育士が見本を最初に見せ、順番に子ども達の名前を呼んでいくと△ちゃん、◆くん、◎ちゃん、◇くんが上手にタンバリンを叩くことが出来ました。
机のところでは透明の袋と花紙を使って果物制作をしました。花紙を自分でくしゅくしゅとして、袋の中に入れていく見本を見せると目をキラキラさせて順番に挑戦していきます。自分で袋に入れるのが難しい時には保育士にはいっと袋を手渡して開けてとアピールをしてみたり、めげずに袋の入り口を探して入れたりと考えながら花紙を袋に詰めている姿が見られました。
廊下では定番となってきたコンビカーとトンネルがあり廊下に出ると「やったー」と言っているかのような笑顔で遊び始めていました。
コンビカーを押したり、押さえながら足を上げてコンビカーに跨ろうとしたり、コンビカーの座るところが蓋になっているので開けては閉めてをして楽しんでいました。
目いっぱい体を動かして給食が始まるとモリモリ食べ始め、中盤になってくると瞼が重くなってくる児が出てくるほど沢山楽しめた1日になりました。
(I.H)
◆クシャクシャできるかな〜(ふじ)
今日は雨。久しぶりに室内で過ごしました。
11月の身体測定をしようと、「おおきくなったかな〜しようね!」と声をかけました。すると、今から何が始まるのか理解して、子どもたちから体重計に乗ったり、身長を図る仕草をしたり・・・毎月の計測にも慣れてきたのが伺えました。
身体測定を嫌がる児もいますが、お気に入りの玩具やぬいぐるみを持つと安心してくれ、泣かずに計測できました。
毎月1回ですが、これまでの経験が積み重なっていることを実感しました。
今日は秋の制作もしました。
朝、紙芝居を読んだあとに「これなーんだ!」と見本のリンゴとカキを見せました。
(透明の袋の中に、赤とオレンジの丸めた花紙が入っているものです)
リンゴの方は保育室にある絵本でもお馴染みなので、「リンゴ!」と答えてくれる児が数人いました。しかし、カキの方はオレンジ色の球体を見て「・・・。」といった様子。少ししてわくわくの〇くんが「みかん・・か、かき!」と答えてくれ、”カキ”の言葉が浸透しました。
どちらの果物を作るか自分で選択し、制作がスタートします。
保育者から花紙を受け取ると、どうしても机を拭く作業がしたくなってしまう☆くん。
「クシャクシャ~だよ」と教えてもらいながら、隣にいる友だちの姿を見ながら「クシャクシャ」をやってみます。保育者が袋の口を広げてあげると、丸めた花紙を袋の中へ入れてくれました。透明の袋の中にどんどん花紙が入り、「わぁ~!」と出来た喜びを教えてくれる姿がとても愛しく感じました。
花紙をクシャクシャする作業も、袋の中に入れる作業も、大人からすると簡単に感じますが、指先を使ったり曲げたり…子どもたちには難しさがあり、でもそんな少し難しいことが面白く「やってみたい」という気持ちにもなっています。
リンゴとカキ、完成しましたら廊下に飾りますので楽しみにしていてください。
(M.S)
◆秋の散策に向けて (きく・たんぽぽ)
朝から冷え込み、雨も降っていたため今日は室内でゆっくり過ごしました。
久しぶりの雨で、じっくり室内遊びを楽しんでいました。たんぽぽ組では、昨日から出していた携帯の玩具が大人気で、色んなところで「もしもし〜」と電話をする声が聞こえてきます。
他にも、「ドラえもん観てるんだ〜!」と動画を見たり、「はい、チーズ!!」と友達や保育士の写真を撮ったりと、思い思いにごっこ遊びを楽しんでいます。斜め掛けバッグに入れて、「行ってきまーす」とお出かけに行く姿は大人そのものです。携帯を使いこなしている姿を見ると、日頃からよく大人を見ているんだなぁと感心してしまいます。子どもたちの夢中になれる環境を引き続き作っていけたらなと思いました。
また、秋の散策に向けて探索バッグの制作も行いました。朝の集まりで、自分だけのバッグを作ることを伝えると、「えぇ!やったぁ〜!!」と目を輝かせて嬉しい反応をしてくれた子どもたち。興味を持ってやりたいと言いに来てくれた児から順番に、ジップロックにマジックペンで好きなように絵を描いていきました。その後、好きなシールを一つ好きな場所に貼りました。
これまで園ではクレパスを使うことが多く、マジックペンで描くことが嬉しそうな子どもたちでした。夢中になって集中して描く児、一つひとつ「これは〇〇で…」と説明しながら描く児、いろんな色を使ってカラフルにする児、隅々まで描く児…と個性のある自分だけの特別なバッグが仕上がりそうです。お天気の良い日にバッグを持ってお散歩に行けたらなと思います。
(M・Y)
◆さつまいもとりんご、どんなふうに見えるかな(うみグループ)
育子園の畑に植えたさつまいもが大きくなり始めました。そろそろ芋ほりが出来るかなという話も出てきたので、今日は「おいものもーさん」という絵本を読んでみました。
家の中で過ごすことが大好きなさつまいもが、みんなに勧められ焚火の中に入っていき焼き芋になるという話です。
「やきいもだいすき!」と〇ちゃん。
近々、ひまわり組が代表で芋ほりをする予定です。
大きなさつまいもを収穫することが出来るでしょうか。楽しみです。
ここでクイズです。
「八百屋さんで売っているおいもには、どんなものがあるでしょうか?」
「さつまいも」一番に出てきました。
続いて「さといも」「やきいも」「だいがくいも」「さかないも(空想?)」
八百屋で売っているものと調理されたもの、なかなか区別は難しいようです。
ヒントを出すと出てきた「じゃがいも」「やまいも」
ぜひ、八百屋でのお買い物の際、一緒に確かめてみて下さい。
季節は秋という事で、今日はさつまいもとりんごの模写をすることにしました。
さつまいもとりんご、好きな方をじっくりと観察しながら描いてみました。
さつまいもにひげがある事に気が付きました。
穴のようなくぼみがある事にも気が付きました。
りんごは赤1色だけではないことに気が付きました。
1人ひとりの気づきは違います。
気が付いたことを、描く事で表現することの難しさを感じている児もいました。
それでも、「ここは、きいろに見える」と赤と黄色の2色を使いりんごを描いていた△ちゃん。
「さつまいもの中身は黄色だと思うから、真ん中を黄色にしてみた」と想像したものを描いた☆君。
見たままを描く事、想像したことを描く事、どちらも大事にしながら、次はまた違う素材を提供していきたいと思っています。(M.C)
◆笑顔溢れる遊びの世界(にじグループ)
今日は、雨のため室内で過ごしました。
「画用紙ください」
「ビー玉のすごいの作るんだ」
子どもたちは、朝の集まりが終わると笑顔で思い思いの遊びに向かっていきます。
「恐竜の世界作ろう」と協力しながら積み木を積み上げていく○○くんと□□くん。
「ままのプレゼントなんだ」と笑顔で絵を描く△△ちゃんなど。
一人ひとりが目的、意欲を持ち、満足のゆくまで楽しんでいました。
おままごとゾーンでは、年少から年長まで数人の児がお家ごっこを行っています。
自分はこうしたいという考え、気持ちを安心して伝える年少児。
年少児の気持ちに寄り添うよう優しく関わる年中児。
遊びを楽しく発展させるため、率先してストーリーや役割を提案する年長児と、それぞれが安心して自己発揮する姿がとても印象的でした。
今日も様々な場所で子どもたちの笑顔、遊びの世界が広がっていましたが、子どもは、遊びや友だちとの関わり合いなど主体的に取り組むなかで自己肯定感を育みあったり、社会性を育みあったり、様々な事を学び、成長しているのだなと心温まる気持ちにさせられました。
これからも子どもたちが夢中になって物事に取り組める環境。学びの場を大切にしていきたいです。
(T.N)
◆大統領になりたい(そらグループ)
今日は二人の誕生会を行いました。
5歳と6歳の誕生児だった為、質問タイムに合計11個の質問が飛び交います。
皆からの質問に答えると拍手がもらえます。
それも特別な事であり、嬉しそうな表情が印象的です。
大きくなったら総理大臣になりたいという夢を持つこどももいます。
私は皆んなを守る警察官。
それぞれの夢のスケールに心からの拍手をしたいと思います。
「誕生日はディズニーランドに行く」
夢の様な現実的なセリフに、
「私とおんなじ誕生日だね」
と先日、誕生日ディズニーをした○さんが呟きます。
室内ではそれぞれのゾーンで遊びました。
「ダンスしたい」
「あの曲流して」
とリクエストが次から次に出てきます。
それはもう、ダンスではなく、カラオケの様です。
部屋の半分はパーティ会場、もう半分は静かな遊び場。
リクエストのあった紙芝居は2種類あり、どちらも、前編後編と長いものです。
午前に一種類(しらゆきひめ)、午後にもう一種類(3枚のお札)。
「早く帰りの集まりにならないかな」
と待ち遠しい様子です。
k★y
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