◆11月14日(月)の子どもたち
2022年11月14日 月曜日
◆落ち葉と風(つぼみ)
今日は明け方から曇り空で風も強く吹いていましたが子ども達が園庭に出るころには風も段々と穏やかになりました。元気なつぼみの子ども達が出て行くと段々と晴れ模様に変わって明るく青空になりました。
園庭に出ると最初は近くの砂場やすべり台や丸太小屋の中であそんでいましたが、段々と行動範囲が広がり藤棚がある築山の方まで来ていました。築山の麓には落ち葉がたくさん集まってきています。これも風のお陰です。子ども達も思い思いにカサカサと音が鳴る落ち葉の中を楽しげに進んでいきます。保育者が集めた落ち葉の中に座ったり落ち葉を握って振ってみたり、落ち葉の中に何かあるかもと調べるように一枚一枚丁寧に見たりとたくさんの落ち葉に囲まれて楽しく過ごしていました。
落ち葉だけなく 築山を頑張ってハイハイで登る姿も見られました。先に登ている友だちを目指して何度もチャレンジする姿を見て頼もしく、思い日々の成長を見れることがとても嬉しく思いました。(y.n)
◆秋の中の発見(ふじ)
朝からにぎやかな声が響き渡り、担任に「◯せんせーい、おはよー」と元気よく声をかけてくれるのは◯ちゃん。声を出さずとも、笑顔で駆け寄ってくれる子ども達もいました。
朝のおやつを食べたあと、早速園庭へ行く支度を始めます。以前は靴下を保育士に履かせてもらっていた△ちゃんは、今日はやる気満々。「みてて!」と保育士がちゃんと自分を見ているかチラチラ確認しながら(信用が無いのかなと不安に思った保育士でした…)自分で靴下を履こうと頑張っていました。
子どもは日に日に変化を見せてくれます。今日は△ちゃんの頑張りを共感し、△ちゃんとニッコリ笑い合えた朝のひと時でした。
園庭へ出ると、気持ちの良い青空が広がっているものの、時折強い北風がピューッと吹いてきます。その度に子ども達もうわーっとビックリの表情を見せていました。
園庭には一段と落ち葉がたくさん落ちています。葉っぱを両手いっぱいに持ってとばすと、風に乗ってヒラヒラ~ッととんでいく様も面白いようです。
□ちゃんは、たくさんの葉っぱの中から菩提樹の小さな実を発見して保育士に「みてみてー」と見せてくれました。それを見て、皆も葉っぱの中の宝探しが始まりました。
イチョウの葉っぱは緑色と黄色のものがあったり、ひっくり返すとハートの形に見えるもの、赤かと思ったら紫色に色づいていることに気づいたり…。
落ち葉の中から、それぞれいろんなことを発見している子ども達。
その気付きを大切に共感していきたいなとおもいます。
今日は秋らしい遊びを満喫しました。これからもっともっと子ども達と楽しんでいきたいなと思います。
I.Y
◆月曜日恒例の。(きく・たんぽぽ)
一週間が始まりました。土曜日・日曜日とお休みをしてパワーをたっぷり充電した子ども達はとても元気です。
『公園で遊んできたんだよー』
『ママとお出かけした』等、今日もたくさん教えてくれる子ども達に朝の集まりで月曜日恒例の「お休みの日は何をしましたか?」の質問コーナーをやり、今日は14日なので下一桁を取って4人に聞きました。
1人目の○ちゃんは『ばあばとじいじと公園で遊んだ』との事。連絡帳で七五三をしたとの情報を得ていたので「何か素敵なお洋服着たんじゃない?」と聞いてみると【着物】というワードが出てこなかったようですが、何色の着物を着たのか聞くと『赤とピンク』と教えてくれました。
2人目の△くんは照れながらも手を挙げ、満面の笑みで『ぶーぶ』と一言。「誰と車で遊んだの?」の問いに『パパ ママ』と一生懸命答えてくれました。
3人目の□くんは『お父さんとラジコンの走る所行ってきたんだよー。□のが速くて勝ったんだ!』と嬉しそうです。
4人目の◇くんは『おばあちゃんとトーマスのバスボールやったの』と緊張しながらの発表。「バスボールって何?」と聞くと◇『バスボールからトーマス出てきたの』保「あ!お風呂に入れるやつ?」◇『うん、そうだよー』と終始緊張気味ながらも保育士の質問にもしっかり受け答えしていました。
ここ最近、恒例になっている「お休みの日は何をしましたか?」の質問コーナー。最初の一回目は『はーいはーい!』と勢いよく手を挙げるものの、みんなの前に立つと緊張で言えなくなってしまったり、みんなと一緒に手を挙げてみたかっただけ等と色々な姿があり、発表につながる事が難しい時もありました。繰り返し行なって行くことで何を聞かれているのか・何を答えればいいのかと子ども達なりに理解して考えるようになり、今では『まだ言ってないのになー』と当てられなかった子ども達から苦情が来る程までになっています。
子ども達の発表の中には土曜日・日曜日でやっていない事も含まれているのかもしれません。帰りの際に保護者の方に発表内容を伝えてみるとたまに「そんな事したかなぁ?」と笑ってらっしゃる事もしばしば。もしかしたら子ども達の願いや希望が言葉として出ていたり、昔の事を言っているのかもしれませんが、それでも一生懸命考えて言葉にしたその姿が素敵だなと感心しています。
ここ最近の発表では楽しそうに、そして嬉しそうに発表してくれる姿も多くなっています。もちろん緊張して言葉に詰まる子もいますが、自らの意思で手を挙げてみんなの前に立つ事を選ぶその姿にまず拍手です。
『話せた』『前に立てた』という体験を積み重ねていき、自信を得てもらいたいなと思いました。
発表する子だけでなく、発表を聞いている子ども達の姿勢もこれまた素敵でした。お友達や保育者の話に耳を傾けられることも大切です。
話す・聞く、どちらも体験出来るこの時間をこれからも大切にし、みんなで楽しい発表の場にしたいと思っています。
K・E
◆みんなで感謝の気持ち(うみグループ)
23日が勤労感謝の日なので、朝の集まりで「23日は赤い日でお休みです。何の日でしょうか?」とクイズを出すと、ひまわりぐみの○ちゃんが「勤労感謝の日」と答えてくれました。
「勤労感謝の日は何をする日でしょうか?」と聞くと、ひまわりぐみの○ちゃんが「働いてくれる人と、お世話になっている人にありがとうって言う日」と理解しています。
うみグループは、大聖堂、駅、職員室・園長にありがとう制作を作って渡しに行きます。
ひまわりぐみの○ちゃんとゆりぐみの△君がありがとう制作を作るのをお手伝いしてくれました。
〇ちゃんは、保育士が書いた文字を上から色のマジックでなぞって可愛くしてくれます。
△くんは、駅に渡しに行くので保育士と一緒に丸ノ内線を折り紙で折ってくれます。
素敵に仕上がりました。
子どもたちと一緒に考えて、これからもたくさんの人と関わって感謝していけるよう保育士も見守っていきたいと思います。(Y.H)
◆お誕生日おめでとう、恐竜君も生まれました(にじグループ)
今日は、お誕生日の子が2人もいて、さらにママ先生もいて楽しい日になりました。2人のお誕生日のお祝いをして、年の数だけ質問を受けます。なんと、5歳になった子と6歳になった子がいて11の質問をしました。5歳になったY君は、ピンクが大好きで好きな色も好きな車も好きな風船も全部ピンクです。嬉しそうに答えていました。6歳になったMちゃんは、大きくなったらお花屋さんになると答えていました。好きなドレスの色は白と答えると他の子から「ウエディングドレスみたい」と言われ、「そうなの」とさらに応えていました。年長の女の子らしい答えが出てきました。ママ先生にも質問を7つもして質問だらけの今日でしたが、その人のことを色々知れて楽しいひと時でした。
誕生日の子が、エプロンシアターが見たいというので、卵から生まれる話を持ってきました。色々なところから色々な形の卵が出てきて、動物が生まれてきました。お祝いに1つずつプレゼントを渡していきました。
最後に生まれた恐竜が、大きくなって再び登場すると「わー」と子供たちから声が上がりました。恐竜は、色々なものを食べて最後に飛行機を食べてお腹が痛くなりました。お医者さんに診てもらって治ると、「お腹空いた。何か食べたい」と言ってきました。子供たちは「もう食べない方がいいよ」と言ってくれているのに「食べたい」と言ってもも組の子供たちに「小さくて赤いものを探してきて」と言い出し、もも組の子供たちは部屋の中に探しに行きました。
おままごとのトマト、赤いラキュー、赤い積み木など、持ってきてくれました。ゆり組の子供たちに「口に入るぐらいの大きさのもので黄色いものが食べたい」と言いました。おままごとコーナーにあるタコ焼き、アイス、ラキュー、積み木、カボチャなどを持ってきて恐竜に食べさせてくれました。最後のひまわり組の子供たちには、「口に入るぐらいの四角いものが食べたい」と言われ子供たちが持ってきたものは、折り紙、積み木、ラキューなどを持ってきて食べさせてくれました。
急に、食べ物ではなく、色や形のものを持ってきてほしいと言われても、子供たちはよく考えて持ってきました。みんなで楽しみ、恐竜とも触れ合って仲良くなりました。また楽しみながら色々なものを探しに行くゲームをしたいと思います。M・K
◆保育士体験(そらグループ)
今日はゆり組の○ちゃんのお母さんが保育士体験に来てくださいました。
子ども達は真剣に読んで下さる絵本を見て所々相槌をうったり合いの手を入れたりとよく視聴していました。質問も「そらグループで誰が1番好きですか?」等、質問も以前の内容より高度なものになってきています。子ども達は甘えたり、一緒に遊びたい等保育士体験を楽しみにしています。○ちゃんはお母さんにべったりでしたが園庭でだるまさんが転んだやおいかけっこをすると友だちとも笑顔いっぱいで遊び、そのひとつひとつが子ども達にとって素晴らしい思い出の一つになっていきます。保育士体験ありがとうございました。
ゆり組の□君の誕生日のお祝いをしました。みんなの前に立つと照れる□君ですが、プレゼントの色紙を渡すと小さな声で「ありがとう」と言えました。質問を年の数だけの聞くと照れながらも一生懸命答えてくれました。その姿をみてひまわり組の女の子たちは「かわいい」と母性本能をくすぐられたようでした。
園庭には落ち葉がたくさん季節の変化を感じられるような景色が広がってきました。
子ども達はスコップや熊の手を使い落ち葉を集めて遊び始めました。落ち葉シャワーにしたり食べ物に見立てたりと子どもたちなりの工夫が見えてきます。ひまわり組の数名は大きな落ち葉のベットのようで最後に「横になってみる?」と相談しながら沢山集めていました。「できた」と叫ぶ声に引き寄せられ見て見るとミニ古墳のような形に沢山集まっていました。短時間でこんなに集められるとは。子ども達のパワーを感じる事が出来ました。大きなベットが今後もっと大きなベットになりそうです。
(K☆H)
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