◆11月4日(金)の子どもたち
2022年11月04日 金曜日
◆落ち葉って楽しいな(つぼみ)
今日も昨日に引き続き良い天気となり、園庭に出たくてうずうずしているつぼみ組の子ども達。
定番となったミッキー体操を踊ってから園庭に行く準備を始めます。
今日は暖かいのでジャンパーは着ずに、靴下、靴、帽子を身に着けてテラスのドアを開けて園庭へ飛び出します。
自分たちの好きな場所へと向かう姿は「いっぱい遊ぶぞー」という気持ちをひしひしと感じます。
園庭に出ると落ち葉が沢山いたるところにあったので、保育士が「はっぱいっぱいだよ」と言って空に向かって投げるとひらひらと落ちてきて〇くんがニッコリと笑います。すぐに真似っこが始まり片手いっぱいに落ち葉を拾ってぽいと前へ投げると少しですがひらひらと落ちていき、自分もできたと嬉しそうに笑う〇くん。何度も何度も葉っぱを拾っては投げ落ちるのを楽しんでいると、△ちゃんや◇ちゃんもやってきて一緒に落ち葉遊びを始めました。「はっぱ」と△ちゃんが言って、両手いっぱいに拾って「ぽーい」といいながら投げ、落ちてくると「あはははは」と笑いながらもう一度繰り返します。
側に□くんが来ると自分で出来ないと思ったのか□くんの目の前に△ちゃんが葉っぱを投げて見本を見せ、一緒に遊ぼうと誘っているかのようでした。次第に□くんもそばにある葉っぱを拾って投げ始めます。
何度も何度もくりかえしていくうちにみんな落ち葉だらけになって、まるで葉っぱの妖精のようになっていました。
秋ならではの落ち葉遊びに興味が出てきて、お友だちの様子にも目を向けて一緒に遊びを楽しもうとしたりする姿に驚きつつもとてもほっこりとした気持ちになりました。つぼみ組の子どもたちの絆が更に深まってきました。
その季節ならではの遊びも経験していけるような環境と関わりをこれからも大切にしていきたいと思います。
(I.H)
◆友達っていいな(ふじ)
祝日明けの今日は、朝から青空が広がり、気持ちの良い天気になりました。
支度を終えて園庭へ行くと、やる気満々の子ども達は砂場のシートや玩具を出す準備を手伝ってくれました。初めはたどたどしいお手伝いだったのですが、今ではしっかり押してくれる姿に成長を感じます。
今日は上着もいらないほどポカポカ陽気で、子ども達ものびのびと体を動かして遊んでいました。
園庭には落ち葉がたくさん落ちていて、赤や黄色、茶色に色づきに気付いた子ども達は、葉っぱを集めています。カエデの葉を見て「おてて!」と手の形に似ていることに気付いた◯ちゃん。手のひらを葉っぱにあててみたり、友達の手に合わせてみたり…形の面白さを味わっていました。
△君は今日はママに会いたい気持ちでいっぱい。「ママ〜」と涙が出てしまうこともありました。
保育士が抱っこして寄り添っていると、子ども達も△君を心配して寄り添いに駆けつけてくれました。
△君の心配をしていると、近くにいた□ちゃんも「あーん」と泣き声をあげています。(涙は出ていません)「あれ、□ちゃんが泣いてるよ。」と言う保育士の言葉に反応した子ども達。大丈夫かなぁと心配そうに□ちゃんに寄り添い始め、さっき泣いていた△君も我を忘れて□ちゃんに駆け寄って心配してくれました。後を優しく追ったり、手を繋いであげたり…。気づけば皆が笑顔で笑い合っていました。
友達っていいなぁと思う今日の出来事でした。
友達に意識が高まり、真似したり一緒に行動してみたり、友達がいるから「楽しい」を感じている毎日です。
これからのふじ組が楽しみです。
I.Y
◆鬼!オバケ!怪獣!(きく・たんぽぽ)
朝の集まりで一人ずつ名前を呼びました。『はーい!』と手を挙げて返事をしてくれる児の割合が多くなり、緊張を見せていた表情も今では自信に満ちた笑顔で元気な返事がよく聞こえています。まだちょっぴり緊張してしまう児もいますが、そんな時は他児が名前を呼ばれている児の手を持って代わりに『はーい!』と返事をしてくれる姿もチラホラ。代わりに返事をしてくれる友だちに安心感を抱いたようで緊張していた◯くんや△くんからちらっと笑みが溢れていました。
友だちへの思いやり、そしてその思いやりにホッとした瞬間の笑顔を目の当たりにし、朝から暖かい空気が漂っていました。
園庭に出ると、朝の集まりで「やりたいなーと思う人は集まってね」と話した【あぶくたった】が始まりました。
続々と子ども達が集まり、自然と役割も決まりました。鬼役が輪の中心で屈み、歌いながら鬼の周りを回ります。久しぶりということもあり手探りでしたがすぐに感覚が戻った子ども達は歌の通りに行動を起こして楽しそうでした。
このわらべうた遊びの醍醐味、
鬼『トントントン』
子『何の音?』
というやり取りが始まると子ども達の気が引き締まり、わくわくする気持ちが溢れた表情で次のセリフを待っていました。
鬼『風の音』
子『あーよかった』
本当に安心しています。
鬼『トントントン』
子『何の音?』
鬼『鬼の音〜!』と鬼が指でツノを作ると『キャー!』と逃げる子ども達。必死に逃げる子ども達の中に一緒になって逃げ回る鬼役の□くんの姿があったり、子ども役だった☆ちゃんが鬼と一緒に追いかける姿があったりとてんやわんやな様子もありましたが、最後にはしっかり自分のポジションに戻っていた子ども達です。
『まだやりたーい!』とのリクエストもあり、何度も繰り返された【あぶくたった】。
回を重ね、最後には子どもは鬼役・大人が人間役になって始まりました。すこーしだけ「次はこうだよ〜」と声を掛けましたが、ほとんど子ども達だけで鬼役をやっていました。
鬼になりたい児・オバケになりたい児とそれぞれの理想の姿があったようで『何の音?』と返すと『鬼の音!』『オバケの音!』『怪獣の音!』と色々な音が聞こえて来ましたが、自分たちなりにしっかり考えていました。
わらべうた遊びを通して友だちとの結びつきや友だちと過ごす楽しさをこれからも大いに味わってもらえたらと思います。
もちろん、大人も大いに楽しませていただいています。
K・E
◆今日の散歩の目的は2つ(うみグループ)
今日は特別嬉しいことが2つもありました。
1つ目は、もも組の◎君のママ先生の日。
そして、2つ目はうみグループ全員で散歩に行く日。
朝の集まりで発表した時から、子どもたちのウキウキは止まりませんでした。
嬉しい事の前に一つ、今日は秋の健康診断がありました。
健康診断は何のために行うのか、説明した後に受けたからでしょうか。一人ひとりが大きな声で自分の名前を伝え、友だちが受けている間の待ち方にも意識の高さを感じました。
そのおかげでとてもスムーズに終え、予定していた時間通りに散歩に出発することが出来ました。
「今日の行先はどこでしょうか?」の質問に、「えんて~い!!」と元気よく答えてくれた△君。
「それじゃあ、手を繋いで園庭を歩こうか」と伝えてみると、「え~っ」と反対の声。
やはり、公園まで散歩に行くことにしました。
今日の散歩の目的は2つです。
1つ目、秋を探しに行くこと。
2つ目、来週の遠足に向けての予行練習。
もも組の子どもたちに、いつもは手を繋いで引っ張ってくれる頼りになるひまわり組が遠足当日はいないことを伝えてみました。
それをよく聞いていたのは、ひまわり組の子ども達。『えっ?自分たちの事?頼りになるの?』とニヤリが止まりませんでした。
児童館公園に到着すると、秋探しを始める児、遊具で遊ぶ児、広い場所で鬼ごっこを始める児、それぞれの児が自分の楽しみたいことをしっかりと満喫していました。
気持ちの良い秋晴れの中、本日の目的2つをしっかりと果すことが出来ました。
いよいよ来週は、こどもたちが楽しみにしている遠足です。
楽しみがたくさん待っていると良いなと思います。(M.C)
◆やさしさ(にじグループ)
今日は健康診断がありました。
ホールで服を脱いで、服をたたんで、順番に並んで、お医者さんの前で名前と年齢を言います。みんな上手に言えました。泣いたり、嫌がったりする児は一人もいませんでした。
部屋にもどるときはお医者さんに「ありがとうございました」と声をかけるのは年長児だけではありません。年少・年中児もです。改めて、成長を感じる時間となりました。
園庭では、1歳児の男の子◎くんが泣いていました。保育士が抱いていると、それに気が付いたにじグループのお兄さんお姉さんが、頭をなでてくれたり、年少児お兄さん自慢のジャンプを見せてくれたり、年中児お姉さんは自分がさっき拾ったお花を見せてくれました。そんなお兄さんとお姉さんのやさしい姿や関わりに1歳児◎くんは笑顔を見せ、最後には大笑いまでしてくれました。◎くんの表情を見て、お兄さんお姉さんも安心した様子で一緒に大笑いです。
いつもにじグループでも、お互いにこんなふうに関わってくれているのかなと感じ、とても心が温まるときとなりました。
明日は年長児▽くんの誕生日です。一日早いですがみんなでお祝いしました。
▽くんが「大きくなったらおもちゃ屋さんになりたい」との言葉に「なんのおもちゃが好きですか?」と質問してくれた児がいました。▽くんの興味のある質問をすることはなかなか高度ですが、少しずつそれができてきている年長児。▽くんも嬉しそうな誕生会となりました。
e.y
◆明日休み(そらグループ)
今日は健康診断がありました。
緊張感ゼロのこども達は朝から、終わったら園庭行こうねと言っていました。
健康診断前に誕生会と保育士体験のお母様による読み聞かせの時間も設けました。
明日、6歳になる◯さん。
月曜日から言っていた夢の国への出発を心待ちにしていました。
大きくなったら美容師になりたいそうです。
20年後、カットの割引宜しくお願い致します。
読み聞かせの本は、
「めくってはダメ」日本語訳
という、めくっちゃダメだよとこども達に伝え続けるものでした。
ダメと言われると反対の事をしたくなる心理。
大きい声で「めくって」と言うこども達。
やりとりが面白い素敵な絵本でした。
健康診断前は、聴診器をつけた保育士が、朝の集まりで代表のこども数名に受診ごっこを見せました。
「ライオンさんのお口」
皆の前で手本になりたいこども達が続出です。
※無事に泣くこともなく終えました
園庭までの時間は、のりや絵の具、クレパスやシールなどを使った制作ゾーンを設け、それぞれ決まった材料を選び作成していきました。
室内には「き、き、きのこ」の歌が聞こえてきます。
振り付けまであり、楽しそうです。
※制作のテーマはキノコ
園庭ではしっぽとりおにごっこや、砂場でお山と温泉造りなどそれぞれの「楽しい」場所や内容を見つけ没頭していました。
保育士体験のお母様には沢山鬼ごっこをしてもらい、大喜びのこども達。
時折、年長児らしいトラブルもありましたが、年長児らしく解決する姿も見せてくれました。
※保育士体験、本日はありがとうございました
「やった、明日も休みだね」
こどもも大人も、
「うん。」
に力がこもっています。
k★y
Posted in 園のこだわり