◆11月2日(水)の子どもたち
2022年11月02日 水曜日
◆気持ちよくて・・・(つぼみ)
寒かったりポカポカだったり、本当に今年の気候は難しいです。
でも、気持ちよく過ごせたせいかごはんをいっぱい食べて気持ちよく一休みしています。
11月に入り、ふと他の年齢に目を向けるとクラス(年齢)ならではの深まりと充実感を感じます。
担任と子ども達との目には見えない深い信頼関係や、お友だちとの共有感や、みんなで一緒に大きくなろうね・・・という連帯感。
つぼみ組の子ども達も本当にみんな大きくなりました。
月が替わり改めて一人一人にフォーカスを当ててみると、その子の好きなものや興味のものや得意なことや嫌いな事やらが伝わってきます。
はじめてあった頃の印象とは違うキャラになっている子が沢山いて、うんうん・・・と頷きながらこの先の姿を楽しみにしてしまいます。
今日の果物は幼児食の子は柿、離乳食の子はミカンでした。
給食の食べが進まないから切り上げようとしたところ果物のお代わりをしたいと思っていたようで、断固エプロンを外そうとしません。エプロンの裾を握りしめています。
「わかったよ、果物もっとたべたいのね。」保育者のその言葉で安心してもう一度座り直したかとおもったら、エプロンを自分で整えています。「まだご馳走様はしてないもん。」そんな表情でした。
納得しない事は譲れない・・・それがその子の個性です。
楽しそうなことがあると なに?なに? と集まってくる中、自分のペースを乱さないのもその子の個性です。
みんながいなくなってから イエーイと広々踊りだすのもその子の個性。
そんな観察が楽しくて今日も沢山拍手をしてしまいました。
大人の動きもお友だちの様子もよく見ている子は気付けば玄関掃除をしていました。
ほうきの使い方がなかなか上手です。
かぼちゃのカツラを被った保育者を前に集合写真を撮っている2歳児クラス、げらげら笑い声が聞こえてきます。
その様子を同じように楽しそうな笑顔で観察している〇くんは同じ楽しさを味わったようです。
秋の気持ちよい一日でした。(N・S)
◆秋みいつけた(ふじ)
今日は朝から気持ちのいい秋晴れになりました。園庭に出ると万国旗の真下に2人止まって何かを見ていました。
何をしているのかと覗いて見ると、朝日が丁度射していて万国旗の色の模様が、地面に反射して写っていたのを不思議そうに見ていたのでした。
「なんだろうねー」と言い小枝で、ツンツンしたりして暫くその場で見ていました。子供たちには大人が普通と感じている事にも、色々な不思議が詰まっているのだと感じました。
鉄棒に向かった数人の児が、両手を伸ばしてぶら下がろうとして、実際にぶら下がり試そうとする児がいました。まるで自分の力を試しているようでした。
形は違っても、それぞれ皆出来ていることに満足そうでした。
園庭には落ち葉が増えてきて、以前から葉っぱ集めをフラフープを使って、前に押し出してブルドーザーの動きを真似て集める仕草はしていましたが、落ち葉が増えてきたせいか今日は一段と集める児が多く感じました。〇くんと☆くんは、お互いを意識し合うように集めていました。
そこで〇くんはふと、別の場所で落ち葉をかき集めて築山の土管の上に乗せ始め、あっという間にこんもりと小さな山が出来ていました。それを見て、面白そうだと感じ☆くんも一緒に。それを見て、面白そうだと感じ1人2人と集まってきました。〇くんの何気ない発想は、いつも興味を引き、つい目で追ってしまいます。
落ち葉を空に舞い散らせて、遊ぶと大喜びでした。これから益々、秋に向かって楽しみが増えていきそうです。S/A
◆確かめてみたい(きくたんぽぽ)
今日は園庭で過ごしました。
階段を降りてすぐ、大きな木の下に集まっている子どもたちを発見しました。
近づいてみると「うんとこしょ!どっこいしょ!」の掛け声をかけながら、大きな木から出た根っこが顔を出していて、それを引っ張っていました。
「抜けそう?」と声をかけると「無理!先生も手伝って!」と誘われたので一緒に根っこを持って「うんとこしょ!」とやってみますが、やはり無理そうです。
不思議がる子どもたちに「これは、大きな木と土の中で仲良くしてるから、抜けないんだよ。」と説明すると、「えー、どうして?」とまたまた疑問が出てきました。
「みんなも仲良しだから手を繋いでお出かけするでしょ?それと同じかな。」と話すと、「見てみるね!」と数人が近くに落ちていた枝を使って周りを掘り始めます。
でも、地面が硬くて枝はすぐに折れてしまい、それが面白くて大笑いが起きていました。
そんなことを繰り返しているうちに、子どもたちは次々に違う場所へと移動して行きましたが、○くんだけは真剣になり、『何とかこの根っこを取りたい』『仲良しなのを見たい』と頑張りを続けました。
枝ではダメだと思い、シャベルを持って来て掘ることにも挑戦するうちに、初めに出ていた根っこではない部分の根っこを見つけ、「石、あった」と嬉しそうに話してくれました。
確かに見た目は丈夫な根っこの一部分だったので、土から顔を少しだけ実出た状態では石に見えるかもしれません。
「すごいね。大発見!でも、土の中に隠れていたいかもしれないから、隠しておこうか。」と話すと、周囲の砂を上からかけて隠してくれました。
結局、仲良しの部分も見られず、抜くこともできませんでしたが、○くんは満足したように、違う遊びへと移っていきました。
今日は、子どもたちの素朴な疑問と、集中して取り組む○くんに引き込まれ、ゆっくりと園庭で過ごせたように感じました。(E.Y)
◆子どもの成長を絵で感じる(うみグループ)
今日は、ももぐみ、ゆりぐみは自由画でひまわりぐみは、ファミリ―スポーツデーの
楽しかったことや思い出に残っていることを絵で描きました。
ももぐみ、ゆりぐみの子どもたちも人の顔の形や色が表現でき、何を描いたのかも説明が出来ました。
ひまわりぐみは、集まってファミリ―スポーツデーで楽しかったことや思い出に残っていることを話し合いました。
「1位になれて嬉しかったからリレーかな」や「ママとパパが感動して泣いてくれたからソーラン節」という声が出ました。
一生懸命練習して本番でも1位になれたこと、家族が見に来てくれてかっこよく踊ったソーラン節、子どもたちにしっかり思い出に残っているんだなと感じます。
文字や言葉だけではなく、絵で表せることは大切だと思いました。
これからも子どもたちが自己表現しようとする気持ちをとらえ、きっかけを作ったり、時には声を掛けたりしながら子どもの表現意欲を満足させてあげたいと思います。
自由画で、子どもたちの成長がより感じることが出来ました。(Y.H)
◆笑顔が輝きますように(にじグループ)
来週はもも・ゆり・ひまわり組とそれぞれに遠足があります。ファミリースポーツデー、ハロウィンに続き子どもたちもとても楽しみにしています。
いつもお散歩ではひまわり組と手をつなぎ歩くもも組ですが、遠足当日はもも組同士で手をつないで目的地までたどりつかなければなりません。今日はその予行練習で、もも組だけで丸の内線の車庫までちいさなお散歩に行くことにしました。
もも組だけのお散歩なことを伝えると、“もも組だけ”とゆうフレーズだけでわくわくする子どもたち。誰と手をつないで行くのか、どこに行くのか、お茶はあるのか…一つ一つがいつもより特別です。
車庫まではアッという間にたどりつきました。途中、横断歩道を渡るのも川の上の橋を渡るのも、一つ一つに感動していた子どもたちでした。
車庫に着くとすぐにゴーという音ともに新型車両が現れました。子どもたちも大興奮です。お楽しみのお茶タイムを挟んでいると、またゴーの音が聞こえてきて2台目の新型車両を見ることができました。タイミングよく見ることが出来、子どもたちも大満足で帰りは“さんぽ”の歌を口ずさむほどご機嫌でした。
「お弁当わすれちゃった」という声も聞こえてきました。今日は給食があることを伝えると同時に改めて、遠足を心待ちにしていることを感じました。
ゆり・ひまわり組も同じ気もちかと思います。忙しい中、遠足準備大変かと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
今日は、ひまわり組◎くんが育子園ですごす最後の日です。
紙芝居は◎くんに選んでもらいました。みんなが大好きでたくさん笑えるから…とにじグループお気に入りの“いもころがし”を選んでくれました。みんなでベランダで遊びたい、という◎くんの希望があったので、園庭に行くまでの時間たっぷりベランダで遊びました。
たくさんの楽しい思い出をつめていってほしいと思います。
これからもずーっと◎くんの笑顔が輝きますように、楽しいことが沢山ありますように。
e.y
◆一緒に遊ぼう(そらグループ)
もも組の◎君はひまわり組のお兄さん◇君にお世話をしてもらい嬉しそうにしています。着替えも手伝ってもらいお兄さんへ甘える姿が見られるようになってきました。今日も朝から◇君に昨日作ってもらったラキューを片手に「一緒に遊ぼう」と◇君を誘い一緒にラキューで作った車を入れる車庫をマグネットブロックで作りそこに家を作ったりと色々な案をだし楽しく話をしながら一緒に過ごしていました。その姿はまるで兄弟のようです。今日も園庭から戻ると「お兄さんにやってもらう」と手伝ってもらう事を楽しみにしています。◇君も「◎君やっと着替え終わったよ、大変だったけど」と言いながらも達成感を感じているようでさわやかな笑顔を見せていました。
おままごとではレストランごっこが朝から盛り上がっていました。「いらっしゃいませ~こちらの席へどうぞ」と丁寧な接客でお出迎え。「メニューです」とテンポよくすすんでいき、注文したものは半分しか出てこなかったのですが、保育士も接客してもらい居心地の良い空間で食事体験をさせてもらいました。後ろの席では新聞を見ながら注文したものが運ばれてくるのを待つお客さんも。それぞれの役割を楽しみながら行っていました。
園庭ではきれいな色の落ち葉が増えてきました。秋の訪れを感じ落ち葉拾いをしています。紅葉している葉を見つけ入れ物へ。子ども達同士で葉を使って「なにか作ろう」と計画しているようです。なにが出来るか楽しみです。
もも組はもも組だけでバス車庫まで散歩に出かけました。来週の遠足に向けての準備として友だちと手を繋いで歩く経験をしてきました。色なものに興味が行きついつい列から脱線してしまいそうになることも。友だちと手を繋いで歩くことの楽しさを感じられたようでした。
(K☆H)
Posted in 園のこだわり