◆11月30日(火)の子どもたち
2022年11月30日 水曜日
◆小さな職人さん(つぼみ)
今日は昨日の雨で園庭がぬれています。
昨日は落ち葉も乾いてカラカラ歩くとカサカサと楽しい音が追いかけてきましたが今日は雨で湿っていて落ち葉から楽しい音は聞こえません。しかし大きく真っ赤なかえでの葉っぱが雨で落ちてきた様です。雨で洗われたのか益々鮮やかな紅色に最近歩くのが安定してきた◯くんはその葉っぱを持って葉をフリフリ振りながらご機嫌です。近くのウッドデッキ(低)の上をハイハイで上手に登り◇くんに見せに行っていました。
☆くんは、レンガのタタキの道をシャベルで道路の安全を確かめるかの様に歩いては止まりカンカンと叩いていました。
△くんはウッドデッキの隙間に枝や葉っぱを入れたりしていました。どこからか見つけてきた樹液の様な琥珀色の物を指から隙間へと押し込むのに成功し、とても嬉しかった様で見守っていた保育者の方に向き直って笑顔でパチパチと手を叩いていました。枝と葉っぱは大事に持っていて木の柵の上でぴょんぴょんと人形劇の舞台の上の様にしてあそんでいました。
いろいろなあそびを楽しんでいて、まるで職人さん達の様に真剣にあそんでいる子どもたちをたくさん発見することが出来した。(y.n)
◆あ、ちょうちょ!(ふじ)
今日も体調不良等により欠席が多く、出席した21名の子ども達も、体調は様々です。一人ひとりの体調管理に努めていきたいと思います。
朝おやつも食べて、園庭へ行く準備を始めると、きらきらの◯君が靴を履こうと頑張っています。いつもは履かせてーと保育士にアピールするのですが、今日の◯君の頑張りが嬉しく感じました。奮闘し、履けたその時には◯君も保育士も拍手。よく頑張りました。
◯君だけでなく、最近のふじ組はそのような頑張りがあちらこちらで見られます。出来たときには十分認め、子ども達の自信へと繋げていきたいなと思います。
雨上がりの園庭は、意外にも暖かく、子ども達ものびのびと身体を動かして遊び始めました。
それぞれの宝物やお土産を手にしている子がいたので、今日も小物入れを渡すと、それぞれに大事にしまったり、ポケットにしまってにっこり笑顔を見せてくれるシーンもありました。
中には小物入れをアイスのカップに見立てる子もいて、砂をたっぷり入れてご馳走してくれました。アイスの味はイチゴだそうです。
イチョウの葉がたくさん落ちていて遊んでいました。花束にしたり、ちょうちょにしたり…。ちょうちょを見て「ちょうちょ、ちょうちょ、なのはにとまれ〜」と歌っていると、どこからともなくモンキチョウが飛んできました。季節外れのちょうちょの出現にびっくりしたのか、子ども達も口をぽかーん。でも嬉しくて、ひらひら舞うちょうちょを追いかけて見送りました。
思いがけない出会いもありながら、今日も元気にたっぷりと遊びました。
I.Y
◆お部屋でゆっくり (きく・たんぽぽ)
朝から不安定な天気だったため、今日はお部屋でゆっくり過ごしました。ここ最近、園庭遊びが多かったせいか室内でじっくり遊ぶ子ども達でした。おままごとやお絵描き、ブロックなど思い思いに好きな遊びを楽しんでいました。
中でも、筒形のブロックを繋げてトンネルを作る遊びが大人気のたんぽぽ組。トンネルを作っては、ボールやトミカを入れ、それらが落ちていく様子を楽しんでいます。遊び出すと、たくさん繋げたくなるようですぐにブロックが無くなってしまい、トンネルを作りたかった○くんが落ち込んでいました。
そこで、ブロックではなく積み木を使って、ボールを転がす坂道を作ろうと○くんに提案してみました。すると、「うん!作る!」と気持ちをすぐに切り替え、近くにいた△くんや◇くんにも声を掛けて一緒に作ることに。
積み木ということで遊んでいるうちに崩れやすく「どうすればいいかな?」と試行錯誤しながら坂道を作っていきました。○くん達がイメージしていた坂道が出来上がると「やった〜!!」と3人で喜びを分かち合うなんて姿もありました。
夢中になってボールを転がせていると、楽しそう!と見ていた他児が次々に「いーれーて!」とやって来ました。すかさず、「いいよ!」と答える○くん達。そんなやりとりが何度も行われ、とても心が温かくなりました。
友だちと遊ぶことが増えてきた今、言葉でのやりとりも上手になってきました。まだまだ言葉足りずであったり、上手く伝わらないこともありますが、一人ひとりの気持ちに寄り添いながら友だちと一緒に遊ぶ楽しさを味わえるよう見守っていきたいと思います。
(M・Y)
◆幼児ならではの創造力と個性(うみグループ)
今日は、お芋の制作をしました。
お芋は何色か聞くと、「紫~」と答えてゆりぐみの△くんは、「皮は紫だよね」と。
中の何色は聞くと、「黄色~」としっかり答えることができました。
白いお芋の形をした紙に濃い紫と薄い紫の紙を、小さくちぎって貼っていきました。
制作をしている子どもの姿をみていると、最初は細かくちぎっていましたが、段々飽きてきて大きい紙のまま貼っていたり最後まで細かく白色が見えなくなるまで貼っていたり、1つの色で満遍なく貼ったり、濃い紫と薄い紫を混ぜて貼ったりなど工夫して個性豊かな作品が出来ました。
お友だちののりが上手くぬれていないのを見て、「ここ塗ってあげる」と塗ってあげている優しい姿も見えました。
幼児の子どもならではの活動の中での創造力や個性を感じました。(Y.H)
◆明日から12月(にじグループ)
保育士体験のお父様が来てくださいました。もも組の◎くんのお父様なこともありまわりにはずっと沢山のもも組が遊んでもらっていました。
恒例のお父様の質問タイム。最初の質問は「どんな会社ですか?」でした。老人ホームでリハビリをしているそうです。そこで、お父様がふだん仕事でしているリハビリの体操を子どもたちにも教えてくれました。お部屋でもときどき体操はしますが、いつもとはちがう“肩甲骨”を動かす体操に子どもたちも興味津々で真似をします。
そのあとは◎くんがお父様に読んでもらいたいと選んだ「おいもが落ちる紙芝居」“いもころがし”を読んでもらいました。みんなが大笑いすると、安心したようにまた嬉しそうな◎くんの顔でした。
昨日の午後から、紙飛行機がひそかなブームになっています。“へそひこうき”とゆう飛行機で、子どもが一生懸命に作ったけど少しゆがんだ飛行機でもよく飛びます。昨日までは保育者と一緒につくっていたゆり組男児が、今日は保育士に頼らず作り方の本とにらめっこ、友達と相談しながら自分たちでつくりあげました。自分で作り上げたものは愛情も大きいようで、大事に飛ばしていました。
最近、電車の玩具の線路を増やしました。数もそうですが、形も様々なものがあり今までとは違った複雑でダイナミックな線路が毎日繰り広げられています。
とても大きな線路になるのと、隣では積み木を使った大きな作品が他の児によって作り上げられているのとで、部屋のテーブルを一つ畳んでスペースを広くしました。子どもたちの姿を第一にお部屋の使い方も工夫していきたいと思います。
e.y
◆11月最後(そらグループ)
月日が経つのは早く、11月ラストデイとなりました。
今日は誕生児の誕生会、以前勤労感謝の制作で作ったありがとう制作を届けにいくこと、そして本五ふれあい公園へ散歩と盛りだくさんの一日となりました。
ありがとう制作の担当は園医、育子園看護師、そして近所のお肉屋です。子どもたちが作ってくれた色紙とともにみんなで届けにいきました。お肉屋の周りは現在工事中のため囲われていて「お肉屋さんどこー?」と言っている子もいましたが、ついてみると「あーここ知ってる。行ったことある」と嬉しそうに教えてくれました。代表で2人が「育子園です。いつもありがとうございます」と渡してくれ、みんなでも「いつもありがとうございます」と伝えることができました。ちょうど今日の給食のお肉を配達してくれていたので「今日は鶏肉を届けたよ」という言葉で「今日は何の給食かな?」とう会話も弾んでいました。お肉屋さんいつもありがとうございます。子どもたちは今日も美味しく給食をいただきました。
その後は本五ふれあい公園へ行き、草地広場で遊びました。そらグループみんなで行ったのは初めてだったのですが、ちょうど紅葉が綺麗で葉っぱ集めも盛り上がっていました。昨日の雨で少しぬかるみがあったので鬼ごっこをしていた数人は転んでしまい半分泥になっていましたが、そんなこともお構いなしに「全然大丈夫」と園庭より広い広場をたくさん駆け回っている子どもたちのパワーには参ってしまうほど。
一方もも組が集まって何かしていたので覗いてみると、昨日の雨で木の根の溝に溜まった水溜まりから「魚釣りをしているの〜」と葉っぱを魚、木の枝を釣竿に見立てて遊んでいたのです。もも組が楽しそうに友だちと遊んでいる姿が見られ、その姿を見て他の子たちも一緒に魚釣りが始まりました。園庭でも楽しんでいますが、散歩先ならではの楽しみ方で楽しんでいました。
行き帰りの道中では「白い線の中を歩く」「道路を渡るときは気をつけて」などルールも確認しながら歩いてました。
(K.E)
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