研修① 指差し
2022年10月26日 水曜日
10月から3カ月間、見守る保育の研修に行かせていただくことになりました。
その講習の中で興味深い内容がありました。
NHK BSP ヒューマニエンス CHAILD HOOD
『指さしが社会をつくる』 の動画です。
赤ちゃんがボールで遊んでいる動画です。
A.お姉さんと赤いボールで遊ぶ その後、B.一人で青いボールで遊びます。
遊んだ後に、一緒に遊んだお姉さんの後ろにA・Bのボールを出すとどちらを指さすか?というものでした。
結果は、A・・・34% B・・・66%
お姉さんと遊ばなかった方のボールを頻繁に指さす傾向にありました。
なぜ、お姉さんと遊んだボールを指ささないのか?という考察では、
~赤ちゃんは、目の前の相手が知らないであろうという知識を教えている。
〈知〉を共有する一種の協力行動である。
という答えがありました。
この研修を受けた後に、0.1歳児の様子を見ていると、よく指を差していました。
意識して指差しを見ていたことがなかったですが、ロビーの水槽、担任の先生、玩具、植物、靴等々・・・。
何かを教えてくれているんだと思うと、声掛けも多少変わってきます。
登園時に自分のジャンパーを指さしていたAちゃん。
ママが、新しい服なんですと教えてくれました。
まさしく新しいジャンバーを指を差して教えてくれたのだと思いました。
いつの間にかなくなってしまう指差し。
わずかな期間しか現れない指差しをしてくれる子どもたちとの関わりを楽しみたいと思います。
副園長
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