思いを伝える
2022年10月07日 金曜日
0歳や1歳の子どもたちが、一生懸命喃語で声を発している様子がとても愛らしく、子どもの言葉にならない言葉に合わせて「そうか、そうか」と相槌を打っています。実際何を言っているかは意味不明の時が多いですが、それでも少しでも子どもたちの思いを汲み取るように努め、言葉に置き換えながら喃語とのやり取りを楽しんでいます。
そんな時、子どもたちは大人の話している言葉や表情をじっと観察している姿があり、言葉を獲得するために学ぼうとしているのを感じます。ですから、いかに丁寧に、優しく、温かい日本語を話すか真剣に考えなければならないと思います。
自分の思いを分かってもらえるとその安心感と信頼感から、もっと表現したいという意欲が発語につながり、その様子を間近で見るとこが出来るのもこの仕事の醍醐味だと思っています。
先日、ついこの間までもにょもにょと喃語で話していた1歳児の〇君が、犬の写真を指差し「わんわん」に近い言葉を発しました。「そうだね。わんわんだね」と言葉を返しながら〇君に感動してしまいました。年齢のせいか、それとも元々感動しやすいタイプのためか、子どもたちの成長していく姿に出会うたびにうれし涙が浮かんできます。
保育主任
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