◆10月28日(金)の子どもたち
2022年10月28日 金曜日
◆小さな世界とちょっとだけ大きい世界(つぼみ)
クルクルクルクル・・・玉が回転しながら下りてくる、最後にチーン とベルの音がして終わり。クルクルチャイムは0歳児のとっても楽しい玩具です。
春、入園したての慣れ保育の頃 随分お世話になった玩具が久しぶりに登場しました。
あー、やりたーい・・・早速集まってきました。
仕組みが何となく分かってきている高月齢児はしばらくするといつもの遊びに戻って行きました。
次に集まってきた子たちはあの頃(慣れ保育の頃)まだ寝返りもしていなかったメンバーです。
ひとつずつ玉を手渡してクルクルクルクル・・・・チーンと音が鳴るまで玉の動きを見ています。
もう一度、もう一度 と繰り返して楽しみましたが、どうやら玉の取り合いにはなる様子がありません。
その経験は違う場面でやったことがあるからか、成長の姿なんだと感じます。
肩寄せ合って一緒にクルクルクル・・・と玉の動きを目で追う姿はとても可愛いと思いました。
外遊びの準備にジャンバーが加わって、ファスナーをジーっと上に引き上げることを教えるとすぐにファスナーに興味を持った子が
上げても上げても自分で下ろしてしまいます。
あらら・・と思うもののそれもまた成長の姿なんだと感じます。
砂場で同じ遊びをしていた二人を見つけました。
スコップ片手に砂をすくって入れ物に入れているのですが使っている道具が少々違いました。
1人は柄の長い大きいスコップ、もう一人は手で握って使う小さいスコップ。
持ち方を見てみると二人ともやや個性的です。
目的は同じでも、月齢も経験もそれぞれだからちょっとだけ違うけどみんなが自分の歩幅で大きくなって自分らしさが出てきていることが嬉しいなぁと思いました。
つぼみ組は目に見える成長が多い年齢です。
ハイハイの子、もう歩いている子、ミルクの子、もう幼児食の子・・・少しの間は月齢差を感じますが、少しずつその差はなくなっていきます。
今はまだ小さい世界とちょっとだけ大きい世界ですが、子ども達が見ている世界は同じようです。(N・S)
◆出発!GO!GO!(ふじ)
今日も朝おやつが終わると、園庭遊びにすぐ行きたいと準備を始める姿が見られました。
最近は、肌寒く感じることもあり、今までの準備の他に上着も加わりました。
自分の上着を見つけると「あった~」と嬉しそうにしたり、「どれかな?これかな?」と探したり、自分でジッパーを付けようとしてみたり、生活面での新たな姿も見られ始めています。
園庭では、それぞれの興味ある遊びやお友だちの楽しむ姿を見て、同じ遊びを始めたり、身体を動かしたい!とグルグル走ったり、鉄棒にぶら下がってみたり、反らしてみたり、園庭のあちこちで、様々な動きを楽しんでいることが、姿から感じられます。
園庭奥の固定車に乗る事も好きな子どもたち。
今日も「乗りま~す」と乗り込んでいます。
「お出かけですか~いいですね!出発します GO!GO!」と声を掛けると、○ちゃんからも「GO!GO!」の声が返ってきました。
○ちゃんは、運転席には座っていませんが、腕をグルグル回しています。
その動きはハンドルを動かしているかのようです。
運転手になりきっていることが、わかります。
運転気分を楽しんでいるな~と見ていたら、突然座っていたところから、やや前のめりになったあとに、ずり落ちることを始めました。
その後も数回続きます。
何だろう?と見ていたのですが、もしかすると、急ブレーキでおとととっを表現しているのかな?と思いました。
遊びの中にイメージも加わり、ますます楽しさが増している子どもたちです。(O.A)
◆いよいよです!(きくたんぽぽ)
今日はファミリースポーツデーで着けるちょうちょの羽根をつけて、ちょうちょになりきってみました。
ホールに集まり、ちょうちょの曲がかかると両手をバタバタさせながら元気良く飛び立っていきました。
飛びながらも、子どもたちにはこなさなくてはいけないミッションがありますが、とっても上手にこなしていて、明日の本番が楽しみです。
子どもたちも「ママに見せる!」「パパ来るよ!」「今日がファミリースポーツデーが良かった。」と気持ちは最高潮に達している子が多いように感じました。
ちょうちょからきく組・たんぽぽ組に戻った子どもたちは、園庭で元気いっぱいに遊びました。
ホールの中だけでは走り足りなかったのか、園庭中をぐるぐると走り回ったり、「ちょうちょは飛ぶよね!」とウッドデッキからジャンプをしたりと、なんとなくちょうちょを感じる遊びをしている子もいて、成長を感じました。
成長を感じる場面では、女の子たちがふじ組の子どもたちに優しく接している姿を沢山見かけ、手を引かれると「こっちいくの?」「そこはあぶないよ」と声をかけたり、「これ使う?」とおもちゃを貸してあげようとするなどのお姉さんっぷりを発揮していました。
明日はお父さんお母さんにも一緒に楽しみながら、子どもたちの成長を存分に感じて頂こうと思っていますので、よろしくお願いします。(E.Y)
◆「頑張って」より「頑張ったね」(うみグループ)
登園すると子どもたちは「明日はファミリースポーツデーだよね」「その次はハロウィンでしょう」「あと1回寝たらリレーだね」と口々に話していました。
明日の本番とその後のハロウィンと行事が続き、子どもたちの気持ちも忙しいようです。
そして、ファミリースポーツデーの取り組みを通して感じたことがあります。学年ごとの繋がりが強まった気がすることです。
同じ学年で仲良く遊ぶことは以前からありましたが、お互いに声をかけ合って遊んだり集まる姿が多く見られるようになりました。
今まであまり接点のなかった児同士も一緒に遊ぶなど変化が見られます。
同時に他学年を気にかけ応援する言葉も多く聞こえてくるようになり、特に年長児のキッズソーランやリレーには応援の力が入り「ひまわり組さんになったら出来るんだよね」と憧れの気持ちも芽生えてきたように感じます。
こうして毎年受け継がれていく光景を目の当たりにすると心が温かくなり、その憧れの眼差しを向けられるようになるまでの頑張りや、同じグループの児の姿から何かを感じ取ったであろう子どもたち1人ひとりの心の成長が垣間見えました。
明日の本番ではどんな姿が見られるでしょうか?
日常との違いに戸惑ったり、お父さん・お母さんを前にして泣いてしまうかも知れません。練習の時の笑顔や力は出せないかも知れないですし、反対に昨年は泣いていた児が笑って参加しているかも知れないです。
子どもたちはずっと頑張ってきました。「ママやパパにかっこいい姿を見せたい」と、これまで意欲を持って取り組んできた過程をしっかりと認め、笑顔で「よく頑張ったね」と声をかけたいと思います。
泣いても笑っても明日が子どもたちにとって素敵な1日になりますように。
保護者の皆さま、どうぞよろしくお願い致します。
O・Y
◆いよいよ明日・・・ (にじグループ)
保育士が使っていた花やハートの型抜きに、「それなあに?」とさっそく目がキランの子どもたち。「使ってみる?」と聞くと、「やりたい!」「やりたい!」と集まってきます。気になることはなんでもやってみたい、その好奇心が子どもの原動力です。
紙を挟んでぎゅっと押すと、ハートや花の紙が出てきて、なんだか楽しい。切った型を紙に貼って・・・、大好きなパパやママへのプレゼントを作ったり、折り紙の箱にたくさんの型をしまったり、夢中になって遊ぶ姿が今日も生き生きとしています。
朝の集まりは、オバケのダンスから元気に始まります。「ハロウィンの日は、皆でオバケに変身してまた踊ろうね。」と言うと、「いいねえ!」「やったあ!」と、31日を心待ちにしています。
さて今日は、2名の誕生児。導入でハッピーバースデイのBGMを流すと、早くも前に出てこようとする待ちきれない二人です。ちょっと恥ずかしそうに、でもとっても嬉しそうに、椅子の上に立ち、誕生会の始まりです。4歳になった◎くん、お兄ちゃんがいることもあり、普段から小学生になりたくて仕方がありません。皆の前で、「4さい」のバッジをつけ、「ついに4歳だねえ。」と言うと、「今度は5歳だよ。」とすでに1年先を見据えている返事に、思わず笑ってしまいました。
二人のリクエストで、「オズのまほうつかい」の紙芝居を読みました。インタビュータイムにも、しっかりとこたえています。遊びの中で、得意なものを見つけたり、できなかったことができるようになったりすることで、自分に自信がどんどんついてきて、「ねえ、氷鬼しようよ!」と友達や保育士を誘ったり、まだ難しいクライミングにチャレンジしようとしたり、それぞれに成長を感じ、素敵な4歳と5歳を迎えました。
そして・・・いよいよ明日に迫ったファミリースポーツデイ。「いよいよ明日だね。」「楽しみ!」「ちょっとドキドキする。」の声があちこちから聞こえ、保育士にもその期待と緊張感が伝わってきて、なんだかドキドキしてきました。
今日の練習は、年長のソーラン節1回のみと予定していました。パワーを明日に取っておこうと話をしましたが、園庭で伸び伸びと遊んだ後、自然とリレーをしに集まってくる年長さんたち。子どもたちの気持ちは、明日に向け、ノンストップで盛り上がっています。
明日、子どもたちはどんな表情を見せてくれるでしょうか。笑顔でできるかな、緊張しちゃうかな、悔しい思いもするかな・・・、どんな姿も、お父さんお母さんと一緒に温かい気持ちで見守りたいです。
(T.M)
◆ハロウィンに向けて(そらグループ)
「明日はファミリースポーツデイ」と朝から何度も子ども達から聞こえてきました。ひまわり組の◎君は「ちょっとドキドキするけど楽しみ」と緊張感を感じながらもウキウキしているようでした。
ファミリースポーツデイと並行してハロウィンの準備をしています。慌ただしい毎日を過ごしている子ども達。仮装への興味が追い付かずまだ作っていない子も。保育士がまだ作っていない子の為にとカボチャおばけにしようとカラービニールを切っているとその様子を隣で見ていたゆり組の□ちゃんがビニールの切れ端を広げ「この形何かに似てる」と切れ端を何枚も広げ机の上に並べ始めました。「これ鳥だ」と想像したものを形にしていく□ちゃん。テープ、シールを使ってオリジナルの鳥を作りスズランテープを付け飛ばせるようにしました。そばにいた○ちゃんは以前折り紙で作ったことのある折り方で折りシールをはり「ちょうちょが出来た」とオリジナルちょうちょを作っていました。スズランテープを付け飛ばせるようにして「園庭に行って飛ばすのが楽しみだね」と話していました。ですが園庭に出る時にはすっかり忘れてしまっていました。作っているときが一番楽しかったようです。
もも組ゆり組ひまわり組、それぞれ明日のファミリースポーツデイで楽しい思い出が出来ますように。
(K☆H)
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