◆10月13日(木)の子どもたち
2022年10月13日 木曜日
◆絶対にやりたーい・・・って気持ち(つぼみ)
お天気が心配で室内で過ごしています。
案の定、小雨が降ってきた中 園庭から熱気むんむんの声が聞こえてきました。
うみグループたちが全員リレーをしているのです。
ファミリースポーツデーまであと少し、練習を重ねているようです。
つぼみ組でもそれぞれの成長の記録を撮影し始めています。
自分の体を自分の意思で思うように動かせるようになった姿を見逃さないようにしたいと思っています。
いつもの様にお部屋や廊下でのんびり、のびのび自由に遊んだのですが、そんないつも通りの中に凄い発見がありました。
朝のことです。
一番早く登園した〇ちゃん、まだ人数が少ない時間です。 最近色んな遊びに挑戦している事を見ているのですが、ここのところチェーン落としをやり始めました。
ケースの穴をしっかり見据えゆらゆら動くチェーンをねらいを定めて落とし込みます。
ゆらゆら動くから思うように入りません。「でも、私は絶対にやりたーい!」という気持ちが伝わってくるのです。
何度も的を外してしまうものの、何度も繰り返し挑戦してついに全部入れる事が出来ました。
絶対にやりたい・・という気持ちです。
廊下で車に乗っているとまだハイハイの◇君が近づいてきました。
まだ自分でまたがって乗ることが出来ないので手助けして乗せてあげました。両足は床に届かず片足を浮かせてもう片方の足を床に付けていました。すると、その片方の足で前進して行くのです。行き止まりではクイックイッと向きを変えて進んで行きます。
その身のこなしに見とれていると今度は自分で降りて車を押し始めました。
まだハイハイの◇君、どんどん進んで行ってしまう車にしがみついて 「自分で押すよ、絶対にやりたーい!」と踏ん張りました。
お見事です。 絶対にやりたい・・・という気持ちです。
自分でやりたい、という気持ちは高見を目指す底力となるようで、むやみに手助けせず応援したい姿でした。
ファミリースポーツデー、成長の姿を掲示できると思います。(N・S)
◆尻尾取りってなんだろう(ふじ)
今日は30人全員出席となりました。
嬉しい限りです。
雨が降ってきそうな空模様でしたが、園庭遊びをしました。
園庭で遊んでいると、道路の方から「ゴォォォォー」と大きな音を立てた清掃車が通過していきました。
“なんだろう”と柵のところに集まる子どもたち。
築山からも車がよく見えるのも知っています。清掃車、バス、パトカー、救急車、ダンプカー。目の前を走っていく“はたらくくるま”に子どもたちは手を振ったり、真剣に見入ったりとさまざま。車を眺めるのは子どもたちにとって園庭遊びの楽しみの一つのようです。
今日は追いかけっこもしました。
尻尾取りゲームのように保育士が紙テープの尻尾をつけて、子どもたちに取ってもらおうと考えました。
「先生の尻尾とってね」と言って走り出してみると「わー!」と数人の子どもたちも走り始めました。逃げる保育士に追いつくも“尻尾をとる”ということに繋がらなかったようで一緒に並走する状態に。「尻尾取ってみてー」というと尻尾を目がけて追いかけてくるようになりました。尻尾が取れると嬉しそうな表情。すぐに「はい!」と尻尾を返してくれます。何度かやってみると段々と遊び方がわかってきたようで、「⭐︎ちゃんも尻尾つける!」と尻尾をつけて走り出す⭐︎ちゃんと◇ちゃん。園庭に出た時は少し肌寒さも感じましたが、追いかけっこで身体が温まりました。気がつくとウッドデッキに座って休憩する姿まで。微笑ましい様子でした。
肌寒さを感じる日も増えてきましたが、秋ならではの楽しさ、身体を動かす楽しさを遊びを通して子どもたちと一緒に味わっていきたいと思います。(O.Y)
◆あおむしくん。(きく、たんぽぽ)
今日は天気も不安定と聞きました。
室内で楽しんでいます。
ファミリースポーツデイが近くなり色々と、支度をはじめています。
可愛い万国旗に続き、クラス旗つくりも始まっています。今年は、子どもたちの身近な存在のはらぺこあおむしくんからイメージを広げています。あおむしくんが食べて綺麗なちょうちょになった果物を塗り絵にしています。
取り組んでいると
「赤が欲しいな」
「ここは茶色にしよっ」
と子どもたちがイメージして塗っている姿がありました。友だちと並んで取り組んでいると
「きれいにできたじゃーん」
なんて相手を認めて喜ぶ姿にも出会いました。本当にそれぞれに、さまざま場面で他を意識した姿を見かけるようになりました。
万国旗で取り組んだ絵の具がとても好評だったので、絵の具を使う時間も持ちました。
手形スタンプを作って、自由にペタペタ楽しみました。
色は、赤、青、黄色、白
トローっとした絵の具がでてくるのもじっと見つめて歓声があがるほどたのしんでいました。
緑が欲しいーという意見もありましたが…緑は、
ペタペタしてるとでてくるよー。
と話していました。
そんな話を聞いていた◎くん。
緑が欲しいと言っていた△くんに
「△くん、これみて!みどりじゃない?」と伝えてくれていました。
色々な体験をしながら、支度を進めています。子どもたちが、たのしそうにしている姿は、私たち大人の元気の元にしてもらっています。たくさんの発見や笑顔を大切にして進めていきたいと思います。U.A
◆力を合わせて(うみグループ)
ファミリースポーツデーに向けての気持ちが高まってきている中で、遊戯の際身に付ける小物作りの準備も着々と進んでいます。
「ここは黄色にしたら、ライトみたいだもんね」「やっぱり、好きな水色にしようかな」
それぞれのこだわりをしっかりと持って取り組んでいます。
今日は、室内に広いスペースを作り踊ったり、ゲーム遊びをしたりして楽しみました。
もも組は、ひまわり組の児がお父さん・お母さん役になり、親子での踊りです。
抱っこやおんぶはやっているつもりで、タッチしたりギュッとしたりは思う存分、しっかりとお父さん・お母さん役を務めてくれたひまわりぐみの子どもたち。
あんなに小さくて甘えん坊だったひまわり組の子どもたちの頼もしい姿に感慨深い保育士。
頼りにされることが嬉しくて張り切ってしまうところ、けれどまだまだ甘えたいところ。
年長児といえども、まだ5歳、6歳の子どもたちの心の成長にもしっかりと寄り添っていきたいと感じます。
もも組の子どもたちもは、そんなひまわり組の子どもたちに思い切り甘えながら笑顔で楽しんでいます。
当日は、大好きなお父さん・お母さんと一緒です。親子でのふれあいを楽しんで頂けたらと思っています。
ゲーム遊びでも盛り上がりました。
2本の棒を2人で持ち、ボールを挟んで落とさないように運ぶリレーです。
やる気だけでは勝てません。息を合わせるだけでも勝てません。
ルールを理解し、守らなければ勝てません。
1人が頑張っているだけでも勝てません。
勝つこと、負けること、守ること、力を合わせ協力すること、いろいろと経験し学んでいます。
(M,C)
◆勝つよろこび、負ける悔しさ(にじグループ)
昨日、Tシャツ染めをした年長児。「今日、洋服ひろげないの?」と、自分の染めたものがどんなふうに出来上がっているか楽しみにしているようです。晴れの日に園庭に年長児全員のものを飾ろうと思っています。残念ながら今日は雨降りのため、明日の晴れを期待したいと思います。子どもたちの鮮やかなTシャツのお披露目を、子どもと同じく保育士も楽しみにしています。明日が晴れますように…
ファミリースポーツデイへの気持ちが高まっているなか、今日も遊戯を踊ることにしました。観客は子どもたちです。
年長児のソーラン節。回数を重ねるたびに迫力が増し、子どもたちの気持ちが一つになりつつある姿が頼もしく感じます。
年中児のジャングルぐるぐる。初めは恥ずかしい気持ちからか、ふざける姿もありましたが今日はひとつひとつ丁寧に踊れました。笑顔がなんとも素敵です。
年少児のおやこでビューン。当日は親ごさんと踊りますが今日は年長児がお父さん・お母さん役です。年長児に教えてもらいながら、一生懸命に踊る姿が印象的でした。
そのあとは、男の子チームと女の子チームに分かれてオセロ対決です。顔の大きさほどの段ボール表は白、裏は黒。男の子は黒に、女の子は白に変え時間内で色の数が多いチームが勝ちです。
1回戦、女の子の勝ちです。
女の子は大喜びです。手をつなぎジャンプをしたり、手を叩き合ったり全身で喜びを表現します。
2回戦、また女の子の勝ちです。
さっきよりもっと女の子は喜びでいっぱいです。反面、男の子は悔しさでいっぱいです。言葉もありません。
3回戦、ついに男の子の勝ちです。
ついに勝った男の子たちは全員で抱き合っていました。男の子たちの抱擁は、それはもう熱く、やっと勝てた嬉しさがにじみ出ていました。
枚数を保育士が数えているときは「しーろ(白)しーろ」コールと「くーろ(黒)くーろ」のコールが部屋中に響き渡りました。対戦の前は子どもたちからも自然とエイエイオーとガッツポーズをしたり、円陣を組む姿が印象的でした。
全員が勝ちの喜びも、負けの悔しさも経験し、またチームを応援したり、みんなで喜び合ったりと、仲間の大切さ・協力しあうことの喜びも感じられたと思います。
悔しさがあるから次への意欲へつながる、喜びがあるからまたやりたいと思える、自分一人は小さな力でもみんなが集まれば大きな力に。
そんなことをファミリースポーツデイを機会にたくさん経験してほしいと思います。
e.y
◆当事者意識(そらグループ)
今日は室内で過ごしました。
制作活動や、ブロック、積み木、線路での街づくりなど様々な場所でそれぞれの活動が見られました。
そんな中、積み木や他児の作った玩具を投げていた児がおりました。
遊びの中で衝動的に起きた事であってもあまりにも危険でした。
ハメを外す子ども達の姿にも様々な要因があります。
見守る距離や、環境設定、遊びの保障など見直さなければならないことを痛感しました。
日々、楽しく安全に遊べている事がどれだけ奇跡であるかこども達の姿を見ると思う時があります。
声かけのトーンや内容も伝わり方は個々であり、全員が同じではありません。
それは発達やその子の個性によっても違います。
「玩具は投げない」
その理由は?
今の子ども達に必要な事と大切な学びがそこにある気がします。
当事者とその他の子ども達。
それぞれが当事者意識を持てる関わりや環境を大切にしていきたいと感じます。
k☆y
Posted in 園のこだわり