◆10月12日(水)の子どもたち
2022年10月12日 水曜日
◆葉で (つぼみ)
今日も園庭で遊びました。園庭へ出るためベランダへ出ると、今までは柵の扉の方へ行こうとする子どもたちですが、最近はふじ組の部屋の前の方へ曲がって行き、水道のところが気になったり、ニタニタして、遠くへ逃げていこうとします。
園庭に出ると、滑り台にみんな群がって、下から上から滑るというより、立って渡り歩き。滑り台の周りでも、伝い歩きをしたり、滑り台の上からバーと顔を出して、賑やかに遊んでいます。そんな中、〇ちゃんが、滑り台の上の踊り場のところで枯葉を拾いました。その枯葉を大事につかみ、手に取ってじっと見ていて、しばらくすると滑り台の上から枯葉をパラパラと落としました。枯葉のことはすぐに忘れ、また滑り台を渡り歩いていました。トランポリンの方でも枯葉がたくさん落ちていて、枯葉をウッドデッキの上にのせると、ウッドデッキから散らばせたり、枯葉を置いては散らばせてと、しばらく遊んでいました。
涼しくなってきて、少しずつ園庭の様子も変わってきています。枯葉をバケツに入れたり、ちぎったり。枯葉遊びもこれから楽しみです。(T.Y)
◆ぶら下がりたい~! (ふじ)
今日は曇り空。日差しはなくとも、身体を動かすにはちょうどいいです。
園庭に出ると、それぞれお目当ての場所へ直行です。
園庭に一番乗りした、ふわふわの子どもたちは、滑り台がお目当てのようです。
階段付近で、少し混雑が見られるものの、なんとなく順番らしきものとなり、トラブルもなく階段を登りきると笑顔で「おーい!」や「ヤッホー」と保育士に声を掛けてきます。
滑り降りていくのも、連なりながらです。何度も繰り返す姿に楽しさが伝わってきます。
きらきらの△くんたちは、コンビネーション遊具のロープを掴み揺らしていました。
ゆらゆら揺れるロープの動きが面白いようで声をあげて笑っています。
しばらくすると、わくわくの♡ちゃんがロープに足を絡めて「できないの、、、」とつぶやいていました。
身体の動きや♡ちゃんのつぶやきから、ロープにぶら下がってみたいようです。
素敵な「やってみたい」の気持ちです。
その姿に揺らすことを楽しんでいた△くんの気持ちにも変化が、、、
♡ちゃんのようにぶら下がってみようと挑戦が始まりました。
なんども身体をロープに絡ませて、くねらせてみたり、ウッドデッキの上からロープを掴んだままジャンプしてみたり、いろいろ試す姿がみられました。
秋の季節の心地よさを感じながら、いろいろなことに挑戦したくなるような環境を設定していければと思います。(O.A)
◆ミッキーより早く!(きく・たんぽぽ)
今日は曇り空です。雨が降らないうちに園庭に出ようということになりました。
ミッキーが来る前に(ミッキー体操が始まる前に)でようね、と伝えると、遊んでいた玩具を片付けながら、「ミッキー来るかな。」「ミッキー来ちゃうね。」と急いで手をうごかしていました。片付けが済んだ子どもは、帽子と靴下を持ってきて支度を始めていましたが、今日はいつもとちょっとちがいました。ほとんどの子どもが自分で帽子を被り、自分で靴下を履いていたのです。できない、と言って立ちすくんでいた〇くんも、お友だちに刺激をされてか、自分で帽子を被り、照れくさそうに笑顔をみせてくれました。
帽子を自分で被れたんだから、靴下もできちゃうかも、、、と声をかけると、試行錯誤しながら自分で履こうとがんばっている子どもたちでした。「お兄さんだから!」と得意げな▽くん。保育者にやってもらうより、自分でやったほうが早いということにも気づいているようでした。
靴も自分で履いて、「合ってる?」という左右の確認をしてもらう声も自信たっぷりでした。このままでいくとミッキーより早く園庭にでることができそうです。階段を降りながら、「ミッキーはどこから来るのかなあ、、、?」と真剣に考えていた☆くんが微笑ましかったです。
園庭では砂場にふじ組の子どもたちが出始めたところでした。まだ誰もいないアスレチックや築山をめがけて飛び出していった子どもたち、朝一番のりは気持ちよさそうでした。また、ミッキーよりも早く園庭に出て朝の一番乗りならではの、発見や醍醐味を味わってみたいなと感じました。(F.S)
◆あなたの素敵なところ (うみグループ)
『あなたのすてきなところはね』という絵本を読みました。笑顔や繋いでくれる手だったりと登場人物の素敵なところを挙げていき、最後に1番素敵なのは今ここにいること、存在そのものという意味で終わる絵本です。
その後、うみグループのお友だちの素敵なところを発表してもらいました。
初めは「かわいい」「髪がきれい」といった外見的なものが出てきましたが、段々と「泣いてるとお水を持って来てくれる」「小さい子にやさしいよね」「困ってると手伝ってくれるよ」といった内面的な事へと変化していきました。
それを言われた子たちは嬉しそうな恥ずかしそうな表情を浮かべています。
その後『いろいろおてがみ』という絵本も読みました。動物や人が大好きなお友だちに手紙を書くといった内容です。
手紙を書くのが好きな子が多いうみグループの子どもたち。
うみグループには手紙を入れる赤いポストがあり、サンタクロースに手紙を出したり、お友だちや両親へのメッセージを言葉や絵で伝えようと頻繁に書いています。
そこで今日はお友だちの素敵なところを手紙に書いてみる事を提案してみました。
実は最近、うみグループでは相手に対する否定語やトゲトゲ言葉が多くなっていることが気になり、担任間で話し合いをしていました。
そこで、自分の素敵なところを誰かに伝えてもらい、誰かの素敵なところを考えてみる。そんな経験を増やしていったらどうなるか?やさしい言葉で溢れるような空間になるにはどうしたら良いかを考え、この手紙へと繋がっていったのです。
そして毎日、長時間子どもたちと過ごす保育者自身がどんな言葉を子どもたちに発しているか、その言葉は受容と肯定に溢れているか、気持ちに寄り添い安心感を与えられているか等、何よりも意識しなければいけないと改めて感じさせられました。
子どもたちは相手の素敵なところを言葉でも伝えていました。
書く相手が両親や担任になっている子もいましたが、ちゃんと言葉で気持ちを届けることに繋がっているようです。
年長児はその後、秘密のミッションであるTシャツ染めを行いました。
3色の色を選んで色を滲ませていき、世界にひとつだけの自分のTシャツを作り、この染めTシャツで更に心をひとつにしていきます。
リレーも意欲的に取り組んでいました。
中々頑張りが結果に繋がらず、気持ちがふさぎ込む子もいました。
年長児だけで集まり気持ちを伝え合い、どうしたら良いか、どんな姿を見せたいかを共有していきました。子どもたちの気持ちがどうひとつになっていくのか、楽しみに見守っていきたいです。
O・Y
◆笑顔で楽しく取り組む (にじグループ)
ファミリースポーツデイに向けた取り組みが増えてきて、子どもたちの気持ちも盛り上がってきています。
朝の集まりは、ダンスタイムから始まりました。ももぐみの遊戯は、「おやこでビューン!」という親子で踊る遊戯を予定しています。園には、もちろんお父さんお母さんはいないので、今日は年長さんがももぐみの子たちのお父さんお母さんになってくれました。おんぶをしたり、抱っこをしたり・・・。「重い~!」と言いながらも、お互いに笑顔で踊っていました。
次はゆりぐみの番。「ジャングルぐるぐる」というダンスをしながら、ジャングルを探検します。前に出て、ちょっとドキドキしながらも、お友達と顔を見合わせ、笑顔で踊れました。
その後、ひまわりぐみは、昨日に続き、ファミスポで着るお揃いのTシャツ作り。今日は、いよいよ色を入れていきます。4色の中から好きな色を3色選び、染めていきます。それぞれ、好きな色を使って、色と色の混ざり合いを楽しみ、個性豊かな色に染まっていきました。これから色を固定していく作業があり(保育士が行ないます)、まだ広げることはできませんが、広げるその瞬間も子どもたちと一緒に楽しんでいきたいです。
もも、ゆりで、ゲームをしました。二人組で組み、2本の棒でボールをはさみ、運ぶゲームです。赤チームと黄色チームに分かれての対決。すごーく慎重にゆっくり運んでいく子もいれば、さっさと要領良く運んでいく子と様々です。なかなかの接戦の末、赤チームが勝利。結果発表をすると、「やったー!」と大喜びしていました。ここでも、笑顔で取り組む姿が見られました。終わった後は、自由にボールを運びながら、お部屋の中を歩き回ったりして楽しみました。
思ったよりも暖かかった園庭では、それぞれよく身体を動かして遊んでいました。築山では、ゴロゴロ横転で坂を転がったり、友達と一緒にはしゃぐ姿に、見ているほうも元気をもらいます。
園庭の最後は、年長だけ残り、昨日に引き続き、リレーをすることにしました。昨日は、実は2位、3位とうまくいかなかったにじグループ。今日は気合を入れ直して、挑みます。バトンをもらうときには、「〇ちゃーん、こっちだよ!」としっかり声を掛け合います。応援も昨日より熱が入っています。転んでしまった▽ちゃん、すぐに起き上がってまた走り出します。アンカーの※くん、前を走るそらグループと差がありましたが、ゴール直前まで諦めず、ほぼ同時にゴール。タッチの差で惜しくも2位でしたが、皆がんばって達成感があったのか、終わったあとは●くんの声掛けで、皆で手をつなぎ、「バンザーイ!」。「惜しかったねえ。」と言い合う姿も満足げでした。
ファミリースポーツデイまでの日々、楽しく笑顔を第一に、その中でもチャレンジする気持ちが育まれていくように取り組み、当日も笑顔で迎えられたらと思います。
(T.M)
◆ファミリースポーツデイに向け(そらグループ)
今日はひまわり組の○ちゃんのお母さんが保育士体験に来てくださいました。
保育士体験に来てくださると子ども達も嬉しさが溢れ出し、「ママ先生」と話を聞いてほしくてお母さんの周りに輪が出来ています。質問タイムには質問したい子がたくさん手を挙げてくれます。ママ先生の話す言葉に集中して耳を傾けていました。ご家庭から持ってきていただいた絵本も「面白かった」と嬉しさを表現していました。
ひまわり組はTシャツ染めの日でした。3階ベランダに順番で行いました。4色の中から3色を選び色を付けていきます。最初に色を付けると普段はしないTシャツに色を付けるという行為に躊躇する姿もありながら「わぁ~すごい」と驚きの反応と徐々に嬉しいという反応がこみ上げてきていて初めての経験で新鮮な子ども達の姿を見ることができました。Tシャツに色が付くと色同士が混ざり合い色々な色が出てきていて「混ざると紫になった」など混ざり合いも楽しむことができていました。
今回一緒に行った保育士は何度も子ども達の初経験、初めて感じたの新鮮な反応を見させてもらい心が温かくしてもらいました。個性豊かな色合いが出来ていました。どのようなTシャツになるのか楽しみです。
ゆり組がファミリースポーツデイに向け装飾を作り始め双眼鏡を作りました。
自分専用の双眼鏡。嬉しくて日中常に首から下げている姿が見られました。園庭にも持っていく子がいて探検ごっこが始まりました。「あっあそこに見えた」と園庭中を探検しウッドデッキの上から園庭を見渡すことを楽しんでいました。ファミリースポーツデイに向け気持ちを高めていこうと思っています。 (K☆H)
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