◆9月28日(水)の子どもたち
2022年09月28日 水曜日
◆お友だちと(つぼみ)
今日もミッキー体操が始まると元気に保育士と一緒に踊り始める子どもたち。○くんは次の振りが分かっているようでワンテンポ先に次の振りを踊り始め、「覚えてるの?すごいね」と保育士に褒められると得意になって披露してくれました。トントンと足を叩く所は見よう見まねでお腹を叩く△くん。場所は違いますがリズムに合わせて叩くのが上手でした。ところどころ踊れるようになり更にミッキー体操が好きになってきたようでした。
今日は総合訓練があり、園庭に避難するといつもと違い消火器などが置いてあり、保育士が順番に消火訓練を行うと目が釘付けの子どもたち。消火器から水が出ると「あっ!あっ!」と指を差しながら大興奮で応援をしてくれていました。
訓練後は園庭で過ごしました。滑り台に行くと●ちゃんが滑り台のところへ行き嬉しそうに手を振ってくれました。少しすると●ちゃんのお兄ちゃんが来て少しでも●ちゃんが泣くとおもちゃを持ってきて手渡してくれて泣き顔が笑顔に変わります。
▲ちゃんも滑り台のところに乗って「ばいばい」と手を振ります。保育士が滑り台に隠れて「ばあ」と顔を出すとニコニコと笑ってくれました。
レンガのたたきのところで保育士が「よーい、どん」と掛け声に合わせて走りだすと□くんと▲ちゃんが後ろから追いかけてきます。大門のところに着き反対側に向かってもう一度駆け出すとまた同じようについてきて、みんなで追いかけっこを目一杯楽しみました。
4月から入園し安定して歩くことが出来なかった児も小走できるようになり、身体全体を使って踊ったり、遊んだりと月日の流れを感じる日になりました。
これからも一日一日を大切にして子ども達の成長を見守っていきたいと思います。
(I.H)
◆大きくなったら…(ふじ)
今日は、心地の良いそよ風が吹いて、実に気持ちのいい秋晴れの一日となりました。
それぞれのペースで遊び始めていた頃に、サイレンが鳴り避難訓練が始まりました。保育士の声を聞いて静かに集まってきました。
一か所に集まると、一人ずつ名前を呼んで点呼です。名前を呼ばれた児は、少し慣れて元気に「はい」「はーい」など今までに無いハキハキした返事で、成長を感じずにはいられませんでした。
地震の避難を終えると、次は火事の避難です。その間も静かにその場を離れず待っていてくれました。
両方の避難を上手に終えることが出来、再び遊びスタートです。散歩カーに乗って避難していた児は、余韻を楽しんで散歩カーから降りずに、乗ったまま他の児が遊ぶ様子を見て楽しんでいました。
散歩以外で乗る事がないので、久しぶりで嬉しかったようです。これから秋の散歩を一緒に楽しみたいと思います。
園庭では太鼓橋に登れる児を見て、乗りたくなったきらきらの、☆くんがいました。「乗りたーい」と保育者に訴えている瞬間でした。
☆くんは抱っこで登れるようにして欲しいようです。保育者と綱を持って登るように練習してみたものの、もう少し力が必要です。
「もう少し大きくなったら登ろう」と言うと「大きくなったら!」と何度も自分に落とし込むように、繰り返して言い続けていました。
大きくなったら…の姿が、今から楽しみです。S・A
◆盛りだくさんな1日(きく・たんぽぽ)
今日は盛りだくさんな一日になったきくたんぽぽぐみ。
そんな一日を振り返ってみたいと思います。
朝のミッキー体操の後、避難訓練のサイレンがなり、地震・火災で園庭に避難。
サイレンに驚いている子がいたものの、すぐに担任のそばに集まり、避難が解除になるのを静かに待つことが出来ました。
解除の放送が入って、そのまま園庭遊びとなりましたが、園庭には消火器などが準備され、いつもとは違う雰囲気です。
「あれなに?」「消防車のやつだね。」と遊びに行くのをやめて、ウッドデッキに座り出す数人の子どもたち。
「今から、本当に火事になった時に火が消せるように先生たちが練習するから応援してくれる?」と話すと「いいよ!」と答えが帰ってきて、消火器から水が出る度に「なんか出た!!」「水かな??」と興味津々で、もちろん応援もたくさんしてくれました。
そして、本日のメインイベント。
昨日から楽しみにしていた野菜たちの収穫、そして、お味噌汁づくり。
避難訓練のあと、順番に2階のテラスに向かい、ミニ大根、ミニにんじん、ネギの3種類を抜いて行きました。
ひとりで抜きたいという子もいれば、数人で協力して抜いている子もいたり、中には葉っぱにとまっていた小さなてんとう虫が気になって野菜の収穫を忘れている子もいて、子ども達の反応や関心の度合いの違いを感じました。
野菜を全て収穫し、水洗いをして、保育室に戻って包丁で切っていく実演をしていきました。
もちろん、自由遊び中なので、遊びに夢中になる子もいましたが、実演する場所に集まってきて、切った断面を見たり、匂いを嗅いだりして、子ども達の興味はどんどん上がって行きました。
切ったものをお鍋の中に入れ、水を入れて、最後に『美味しくなる魔法』をかけたところで給食の時間になってしまったので、味噌汁づくりは一旦お休み。
お昼寝後に子ども達の魔法が効いたようで、お鍋の中はグツグツしていて、そこにお味噌を溶かし入れて美味しい味噌汁が完成しました。
今日のおやつがおにぎりというタイミングだったので、おにぎりと味噌汁という豪華なおやつになりました。
土づくりから始めて、種まきや水あげと大切に育てていった野菜たち。
それを実際に調理して食べるという経験もなかなか出来ないので、子ども達にとっても良い経験になったと思います。
これからも、こういう機会を作り、子ども達の興味・関心を広げていけるような保育をしていきたいと思います。(E.Y)
◆避難訓練に真剣に取り組む子どもたち(うみグループ)
今日は、総合避難訓練がありました。
まずは、地震の訓練です。「地震です」という放送が流れると子どもたちは、遊んでいるものをやめて素早く机の下に潜っていました。避難が解除され、保育士が「避難を解除しますという放送があったので、机の下から出てきて○先生の所に集まってください」と声を掛けると、静かに集まっています。人数確認の為、一人ずつ名前を呼ぶと保育士に聞こえるように「はい」とはっきり返事をしてくれる、さすがお兄さんお姉さんの子どもたち。
地震の訓練の次は、火災訓練。
火災の放送が流れてすぐに防災頭巾を被り、どこから出火しているか放送を良く聞いて出火場所から遠い場所から園庭に避難します。避難をする際に、保育士が声を掛けなくても鼻と口を手で押さえて避難する姿がありました。
子どもたちが避難訓練に真剣に取り組んでいる姿、とても頼もしいです。(Y.H)
◆「もったいない」と「しらんぷり」 (にじグループ)
朝の集まりで、二つのことについて、話をしました。「もったいない」と「しらんぷり」です。
まず読んだ絵本は「もったいないばあさん」。シュールな絵とお話は、子どもたちに人気です。すでに知っている子も多い絵本ですが、改めて読んだところで、「じゃあ、にじグループにある「もったいない」は何があるかな?」うーんと考えて、こどもたちなりに思いついたことを発表してくれます。「水道の水。」「くしゃくしゃになって、落ちてる紙。」「給食に残ったやつ。」
次は「しらんぷり」について。「しらんぷりって知ってるかな?」〇ちゃん「うーんとね、おはなししているのに、きいてくれなくてむしすること。」「そうだよね。それは嬉しくないことだね。他にもみんながしらんぷりしているかもしれないこと、あると思うんだ。」と保育士が見つけた「しらんぷり」をいくつか見てもらいました。落ちて踏んで壊れてしまい、そのまま落ちていた箱。目の前に落ちているのに、そのまま誰も片づけないおもちゃ。
「他にもにじグループの中で、「しらんぷり」になっていること、ないかな?」再び、うーんと考えて、「園庭のおもちゃ、出しっぱなし。」「トイレのスリッパが出しっぱなし。」「ラキューが落ちたまま。」「ベランダの三輪車」・・・。色々出ました。
「みんなが毎日過ごすにじグループ、「しらんぷり」と「もったいない」がなくなると、もっと綺麗で、遊びやすくなると思うんだ。」と伝えました。
お友達同士の関わりでも、始めに〇ちゃんが言ってくれたように、話を聞いてくれなかったり、嫌なことや言葉を言って、やめてと言ってもやめてくれないことなど、「しらんぷり」は色々あります。また、機会を見て、子どもたちと一緒に話せる場が持てるといいかなと思います。
子どもたちの成長の過程では、一見好ましく見えないような行動や言葉が出てくることもあります。そんな姿も、今の姿として受け止めながら、一緒に考え、話し、それぞれの発達にあった「できること」を見つけていきたいと思います。
避難訓練も行ないました。「おかしも」の約束、家で寝てるときに地震が来たらどうする?、お料理をしているときに地震が来たら?、家の中で安全な場所は?
今回も沢山のことを確認し合い、学びました。今日学んだことをお父さんお母さんにお話ししてくれるかもしれません。ぜひ、聞いてあげてください。日々の生活の中で、色々なことを吸収していく子どもたちです。
お昼時、「せんせー、見て。お皿、残ってないよ。ぴかぴか!」「せんせー、(手を洗った後の)紙、こんなにちっちゃく丸めたよ。」さっそく、実践したことを嬉しそうに報告してくれる子どもたちの純粋な姿。こちらも嬉しくなります。
「もったいないこと、してないかーい?」と言って、笑い合いながら、手を綺麗に拭いて、紙を大切に使ってくれています。
(T.M)
◆たしかに〜(そらグループ)
本日は総合訓練がありました。
月1の避難訓練に付け加え、保育者の消火訓練がありました。
毎月避難訓練をやっているため、地震の時の子どもたちの迅速に机の下にもぐるのはお手のものです。余震や地震による火災も想定し子どもたちはしっかり話を聞く姿勢になっていました。
東日本大震災で海沿いの小学校が全員避難できたという記事を見かけました。何メートルという津波が来たにも関わらず全員が避難し無事だったのは、避難訓練をしっかり行なっていたからとのことでした。いろんなことを想定して行うことの大切さを感じ、毎月子どもたちと一緒に確認しながら安全に避難できるようにしていきたいなと思います。
園庭では職員の消火訓練を見守って応援してくれた子どもたち。大人が火を発見した時どんな風に消火するのかを間近で見れたことはいい経験だったと思います。子どもたちには自分達がもし火が出ているのを発見したらどうするか聞いてみると「先生を呼ぶ」と年長児はわかっていましたが、どんな時でも危険があったときは大人を呼ぶこともしっかり子どもたちに伝えていきたいと思います。
保育室では飯事コーナーが日々変化していて、最近できた「映画館」が盛り上がりを見せています。昨日の午後には手作りのスクリーンも作り、子どもたちが演じる役にも熱が入ります。子どもたちの会話を聞いていると「映画泥棒がいますよ〜」と連休中に映画館に行った子たちが言っておりました。ビー玉転がしの玩具(先がラッパみたいになっているやつ)を使って映画泥棒も演じていたのには子どもたちの発想や遊びの展開にはたくさんの面白さが詰まっているんだなと感じました。
これからどんな風に展開されていくかまた楽しみになりました。
(K.E)
Posted in 園のこだわり