◆9月20日(火)の子どもたち
2022年09月20日 火曜日
◆誰かと一緒って楽しい(つぼみ)
台風が近くを通っていることもあり雨がやんだり降ったりの繰り返しだったので室内でのんびりと過ごしました。
室内ではつぼみ組だけでなく、ふじ組にも遊びに行く児もいたりと子どもたちの様子に合わせて過ごしました。
つぼみ組の部屋ではソフトマットがあるところに行くと保育士の真似をしてマットを出したり、並べたりしようとする姿があり、保育士が敷き終わると嬉しそうに身体全体でソフトマットに飛び込む◎ちゃんでした。ひんやりとしたマットが気持ちいいようで寝転んだり、ズリズリと滑ったり、ハイハイをしたりと楽しんでいるのを見て△くんも同じように遊び始めました。
マットを楽しんだ後はマットの周りをトコトコと小走りし始める★くん。保育士が待て待てと追いかけるとちらちらと後ろを振り返りながら逃げ周ります。側で見ていた△くんも走り出し、僕も追ってーとニコニコと保育士を見ながら逃げている姿はとても可愛らしいものでした。順番に捕まえてこちょこちょをすると余程楽しかったのか何度も繰り返し部屋の中には笑い声が溢れていました。
ふじ組にはまず○くんが遊びに行き、嬉しそうにおままごとコーナーに行って椅子に座って食べる真似や鍋を持って作り真似が始まり、次に◆ちゃんが行き一緒のコーナーで遊び始め、徐々に好きな遊びを見つけ遊び込んでいきます。
少しずつふじ組にある玩具の使い方や遊び方を知り、ふじ組の児達のように遊ぶのが上手になってきたつぼみ組の子どもたち。型はめも○、□の形を覚えてきたのか簡単ものだったらできるようになっていて成長を感じました。
お友だちの遊びに刺激をもらって様々な遊びに挑戦するつぼみ組の子どもたち。様々な経験を通して一人ひとりが様々な成長を見せてくれます。今後も遊び込めるような環境を引き続き提供していきたいと思います。
(I.H)
◆今日のふじ組は28名!(ふじ)
台風の影響で不安定な天気でした。雨がザーッと降ったり、やんで晴れ間が出てきたりと変わりやすい天気に、「あ、雨ふってるねー」「おそと、ピカピカしてるー」などと言う子ども達がいました。天気を気にするようになったこと、それに気づいて言葉で言い表せるようになったことに、子ども達の成長を感じました。
そんな不安定な天気なので、今日はおひさま広場や廊下などで身体を動かして遊びたいと思います。
そして今日の出席は28名。残念ながら一人欠席でしたが、ここのところ欠席が多かったふじ組にとっては嬉しいニュースとなりました。
朝から賑やかなふじ組の保育室。元気パワーが有り余っているように感じます。
早速おひさま広場を遊べるように準備を始めました。◯君もお手伝いしてくれました。みんなの大好きな風船をいろいろな高さにぶら下げて、風船にタッチしながらジャンプが出来るよう用意してみました。◯君は高さの確認。高いかな?低いかな?と◯君と準備を進めていると、それに気づいた子ども達が「面白そうだぞ」と感じてくれたのか集まってきてくれました。
準備が整い皆を呼ぶと、うわーっと元気よくおひさま広場へ大集合。まずは風船ジャンプに挑戦してくれました。わくわくの子は◯君の様子を見ていたので、ジャンプしてタッチするのが上手です。きらきらの子やふわふわ子も懸命に挑戦します。そんなに様子を見て、わくわくの△君がお手伝いしようと抱っこしてサポートに入ろうとしていました。そんな△君の優しさにほっこりするシーンになりました。
他にも鉄棒、滑り台、廊下にはコンビカー…今日も盛り沢山な遊びを用意し、自分で遊びたいものを自分で選んで遊びを満喫しました。
賑やかなスタートとなったふじ組。でも体調がスッキリしない子も多いようです。体調管理につとめ、皆で一緒に楽しく過ごしていけるよう心がけていきたいと思います。
I.Y
◆新たなコーナー(きく・たんぽぽ)
部屋で遊んでいると急に激しい雨音が聞こえてきました。窓の近くにいた子ども達は遊んでいる手が止まり、外をじっと見つめていました。
『すごい…』
『雨が降って来たよ…』と放つ言葉も驚きの感情が込められ、目線も雨から外れる事なくくぎ付けとなっていました。その時、ちょうど絵本コーナーでは【おばけなんかないさ】の絵本を音楽をかけながら見ていた事もあり、音楽が自然と耳に入っていた子ども達の中でおばけが繋がったようで降って来た雨をおばけに見立て『あめおばけが来たー!』と大盛り上がりを見せていました。
洗濯ばさみで挟もうとしたり、ビオレUのポンプ(ままごと用)で泡まみれにしようとしたりと各々持ってきた武器で無事雨を追い払った子ども達。皆の発想は面白いものがありました。
外は雨なので廊下が大活躍です。いつもとは違ったコーナーを作ると子ども達は夢中になってくれました。
一つ目はタオルをゴールに見立ててボールを投げ入れるコーナー。ゴールまでは高さがあるので力を込めないとボールが届きませんがコツを掴みながら頑張っています。
タオルゴールに魅了され、最初から最後まで楽しんだ△くん。なかなかボールが入らず苦戦していましたが入らないからと諦めるのではなく、どうしたら入るのかを研究。
小さなボールは入らない…
大きなボールなら入るかもとサイズを変えたり投げ方を変えたり等、試行錯誤。それでも多くは入りませんでしたが最後まで考える事はやめず、楽しんだ△くんです。
二つ目は空気砲の的当てコーナー。筒と風船を組み合わせてできた空気砲を上手に扱い、的を倒していました。初めての事なのでコツを掴むまでは一苦労ですが空気が出る時の『ボンっ!』という音が聞こえただけでも楽しめ、笑い声が響いていました。ここはチケット制なのでチケットをもっている子が楽しめる場所。受け取ったチケットが嬉しくて力が込められて握りしめたチケットは気付けばへにょへにょに。
へにょへにょになったチケットを見ただけでも子ども達の楽しむ気持ちが伝わってきました。
二つのコーナーで子ども達がもっと楽しめるよう、今後色々と方法を探していきたいと思います。
K・E
◆おばけ屋敷作りに積極的な子どもたち(うみグループ)
今日はいつもより少ない29人です。
天気が悪かったので、ゆっくりお部屋で過ごしました。
おばけ屋敷作りを進め、スズランテープを使ってのれんを作りました。
スズランテープを用意している時にひわまりぐみの○ちゃんが
「これお化け屋敷に使うんでしょ」とワクワクな笑顔で声を掛けてきました。
そして保育士がスズランテープを切っていると、ゆりぐみの△くんが「切るの手伝いたい」と言って手伝ってくれます。
スズランテープを細く割いていい感じに仕上りに近づいています。
「△くんはここからやるね」、「○ちゃんはここからやるね」と話し合っており、保育士が声を掛けなくても、お友だち同士で役割が出来ていることに成長を感じました。(Y.H)
◆お話の世界に入ってみました。(にじグループ)
エプロンシアター『金のガチョウ』を見ました。次に誰が出てくるのかが分かっていてひまわり組の子供たちが「次は、パン屋さんが出てくるんだよね」と得意そうに言うことが増えてきたので、最後に「助けて、引っ張って」と子供たちに助けを求めてみました。「え」と戸惑いながらも引っ張ろうとして触ったとたん「ピッタ」と言うとくっ付いてしまいました。すると子供たちがくっ付きたくなってきたようです。部屋中を回っていると次々に自分たちから触ってくっ付いていきました。ついに全員くっ付いて部屋中を歩いているとお話は、町の中に入り、1度も笑ったことのないお姫様がみんなを見て大笑いしました。すると全員の手が離れました。みんなで大笑いで終わりました。
『大きなカブを抜こう』で楽しんで見た後に、子供たちにカブ抜きを自分たちで抜き方のポーズと掛け声をかけてやってもらいました。最初にやってきたのは、〇ちゃん両手で顎の下に手を持っていって「おいしい」と言ってカブを抜きをします。次の◆くんは、手を前に出して片足立てて「シュワッチ」と言ってカブを抜いてくれました。☆ちゃんは、腰に手を当てて「よいしょ」、△ちゃんは、1歩出て腰を入れて「スキップ」、※ちゃんは「両手でハートを作って「楽しい」、もも組の◎ちゃんもしゃがみこんで「にん」と言ってみんなでカブ抜きです。ちゃんと、ポーズと掛け声をかけてカブを抜くと、見事にカブが抜けました。子供たちのそれぞれの発想が面白い、カブ抜きでした。
トンボを作りました。木のスプーンを使ってトンボにしていくと「やりたい」と言って、みんなやりたがったので、色を付けるペンをもっと持ってきてみんなでやりだしました。カラフルなトンボが出来てきました。もも組の子が出来上がると団扇を取り出してきてトンボを扇ぎだしました。何をしているのかと思ったら、トンボを飛ばそうとしていたようです。
力いっぱい扇いで、飛ばないとトンボを上の方に投げては扇いでみたりしていましたが、木でできたトンボは重くて残念ながら飛びませんでした。その横でトンボを投げている子がいました。その子も飛ばそうと思ったようで、紙飛行機を飛ばす要領で遠くに投げていましたが、トンボはなかなか飛んでくれませんでした。
綺麗にできたトンボを飛ばしたくて試行錯誤している姿は、大人では思いつかない発想で可愛い姿でした。できたトンボは、飛んでいるように飾っていきたいと思います。M・K
◆台風(そらグループ)
「台風すごかったよね」から始まった今週。朝の会話は昨日の雨すごかったと子ども達の会話も台風一色でした。朝の集まり中に止んでいた雨がバケツをひっくり返したように一気に振り始め子ども達も驚き、ザワザワ。台風と共に子ども達の気持ちもどこかソワソワしてるようでした。
今日はもも組の○ちゃんの誕生日のお祝いをしました。みんなに「おめでとう」と言われ恥ずかしくなりながらも年の数の4つの質問にしっかり答えてくれていました。
その後やりたい子のみで椅子取りゲームをしました。毎回白熱したゲームになり「悔しい」「もうなんで」や「次頑張る」「もっと応援して」とゲームする中で子ども達の心が成長していっているようでした。
白熱したゲームが終わると今度は子ども達の方から「ハンカチおとしがやりたい」と要望がありました。ハンカチ落としは以前にも何度もやったことのある遊び。ひまわり組が中心になりもも組の初めてやる子にルールを伝えてくれていました。なかなかルールが分からずうまく出来ない子にも何度も「走って逃げて座るんだよ」と教えてくれるひまわり組の◇ちゃん。「僕のところ全然ハンカチが来ない」とすねるひまわり組の□君。対照的な姿が一つのゲームの中で混ざり合わさっていました。
(K☆H)
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